昨日のゆずの話、続き。
冬至の日にゆず湯に入り損なった住職。
昨日、住職がお風呂に入ってしばらくすると、お風呂からの呼び出し音。
「ん?お風呂に入っているのはお父さんだよね?」
「まさか、お風呂の中で具合が悪くなって倒れているとか?」
少しドキドキしながら様子を見に行くと、
「ゆずは?入れる?」
と。
あ、そうか
住職もいつまでも若いわけではないので、不意な呼び出しにはドキドキします。
すると、坊守が、
「たくさん持って行ってあげて。」
と。
言われたとおり、たくさん持って行くと。
「え?これ全部入れるの?」
「お母さんがたくさん持って行って。って言ったのよ。」
「ええ?これ全部?」
と言っても、10個くらいだったでしょうか。
とても香りが良かったと思います。
たくさんゆず湯に入れても、まだ残っているゆずたち。
これはおそらく、お正月のおせち料理に使われることと思います。
まだまだ楽しみはあるようです