木橋の跡らしい。
橋桁も横たわっていました。
この既存の橋は、昭和45年竣工とある。
なので、それ以前のシロモノであることに間違いはない。
川の中にコンクリート製の基礎があり、橋脚のあとが6本確認できた。
森林鉄道用にしては橋脚の太さが細いような・・・
歩道用なのか!?
しかし、森林鉄道が走るには、このラインしか考えられない。
高さがない分、この橋脚の太さで十分だったのか!?
などと、自分勝手な解釈をしようとしてみたり・・・
今日は、津軽森林鉄道の遺構の再確認で、とある林道を散策しています。
遺構探し目的で来ても、私の場合そんなに知識があるわけではない。
(資料も乏しければ、事前の机上調査が・・・)
第一、装備も機動力(体力のほうね)もたいして無いのでね。
なので、前回の訪れている場所なのだが、とある箇所の写真を、
きちんと収めたい、それだけのために来てみた。
ここまで数基の既存の橋があるが、いくつかその橋の下にも、橋脚が確認できた。
森林鉄道が走っていた橋の一部なのだろうか!?
ハッキリさせたいところだが、資料が乏しい今の私の環境では・・・
滝も確認。
先日の雨の影響で水量が多く、迫力があります。
ここまでは、途中下車しながら、さらっと林道を流してきた。
今日の天気は曇りなのだが、山の天気は変わりやすい。
時折、パラパラと雨がこぼれたり・・・
そうかと言ってると、晴れてみたり・・・
そうだな、撮影タイミングは、今がちょうど良いかも。
目的の場所での撮影時間がなくなるといけないので、そこへ急ぐことにした。
案の定、一発で見つけれなくて・・・
行き過ぎて戻ったりして、目的の場所に着く。
今日は、長靴に合羽に軍手に武装し、ジャングル!?に入る。
そこには巨大シダが待ち伏せていた。
巻き込まれる!?
なんか、そんな大きさです。
っで、ジャングル!?の中を掻き分けていくと・・・
鉄橋のところに再び・・・
見えたぁ~。
鉄橋。
おおおぉ~
枕木が、かろうじて残っている。
コンクリート製の橋脚のそばの大木が、廃線後の時間を物語っている。
橋梁の上部がだいぶ傷んでいて、内部の鉄筋が見えているところもある。
湿度が高い場所では、コンクリートが脆くなりやすいようだ。
橋脚の下には、上部の部材が朽ちて散乱している。
真下近くから、見てみた。
2本のⅠ型鋼をこのようにつないで平行にしていたんですね。
塗装が、しっかりしているようで、思っていたより錆びていない。
錆止めの赤ともオレンジともいえない独特の色がまだ残っている。
当時の塗装技術の高さが、うかがい知れる。
津軽森林鉄道の鉄橋。
これを現地で組み上げてしまうには、当時の環境ではとても大変だったと思う。
この橋はいつ架け替えられたのか、推測するに軽く50年以上は経過していると思われる。
詳しい資料があれば、その記録もわかるのだろうが、私の手元にはそのような資料は無いので・・・
にしても興味が無ければ、なんでこんなところに意味不明な古い構造物があるのって、
山菜を採りに来た人は思うくらいだろうかな。
ここは災害で木橋が時折、壊れてしまう場所だったのか!?
コンクリート製の橋脚にプレートガーダーの橋桁にして、運材列車の運行を確実にするだけ、たくさん木材(丸太)が運び出されていたのでしょうね。
と、ここでも勝手な解釈をしてみたり・・・
近くで、撮影し記録することができたので、この場所の取材はこれにて糸冬 了..._〆(゜▽゜*)
あとは、10年以上前に一度見ている、津軽森林鉄道の遺構を確認したいのだ。
今では、あれが遺構であったことを確信できるものと思っている。
それを当事は興味が無かったので、スルーしてしまった。
なんで!?
という疑問符が付く光景だったので、印象が強く今でも覚えている。
しかし、どこだったのかが記憶があいまいになってしまっている。
それの探求が、しばらくの楽しみになるかもです。
今もあるかなぁ~!?
=へばまんだのぉ~=