直6BEAT主義MarkⅡ

カメラと写真と、たまにギター & 何かしら修理ばっかりしてます。

津軽森林鉄道 小田川支線 再び

2012-10-13 14:19:00 | 津軽森林鉄道

Dscn0648

木橋の跡らしい。

橋桁も横たわっていました。

この既存の橋は、昭和45年竣工とある。

なので、それ以前のシロモノであることに間違いはない。

川の中にコンクリート製の基礎があり、橋脚のあとが6本確認できた。

森林鉄道用にしては橋脚の太さが細いような・・・

歩道用なのか!?

しかし、森林鉄道が走るには、このラインしか考えられない。

高さがない分、この橋脚の太さで十分だったのか!?

などと、自分勝手な解釈をしようとしてみたり・・・

今日は、津軽森林鉄道の遺構の再確認で、とある林道を散策しています。

遺構探し目的で来ても、私の場合そんなに知識があるわけではない。
(資料も乏しければ、事前の机上調査が・・・)

第一、装備も機動力(体力のほうね)もたいして無いのでね。

なので、前回の訪れている場所なのだが、とある箇所の写真を、
きちんと収めたい、それだけのために来てみた。

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ここまで数基の既存の橋があるが、いくつかその橋の下にも、橋脚が確認できた。

 

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森林鉄道が走っていた橋の一部なのだろうか!?

ハッキリさせたいところだが、資料が乏しい今の私の環境では・・・

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滝も確認。

先日の雨の影響で水量が多く、迫力があります。

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ここまでは、途中下車しながら、さらっと林道を流してきた。

今日の天気は曇りなのだが、山の天気は変わりやすい。

時折、パラパラと雨がこぼれたり・・・

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そうかと言ってると、晴れてみたり・・・

そうだな、撮影タイミングは、今がちょうど良いかも。

目的の場所での撮影時間がなくなるといけないので、そこへ急ぐことにした。

案の定、一発で見つけれなくて・・・

行き過ぎて戻ったりして、目的の場所に着く。

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今日は、長靴に合羽に軍手に武装し、ジャングル!?に入る。

そこには巨大シダが待ち伏せていた。

巻き込まれる!?

なんか、そんな大きさです。

っで、ジャングル!?の中を掻き分けていくと・・・

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鉄橋のところに再び・・・

見えたぁ~。

鉄橋。

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おおおぉ~

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枕木が、かろうじて残っている。

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コンクリート製の橋脚のそばの大木が、廃線後の時間を物語っている。

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橋梁の上部がだいぶ傷んでいて、内部の鉄筋が見えているところもある。

湿度が高い場所では、コンクリートが脆くなりやすいようだ。

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橋脚の下には、上部の部材が朽ちて散乱している。

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真下近くから、見てみた。

2本のⅠ型鋼をこのようにつないで平行にしていたんですね。

塗装が、しっかりしているようで、思っていたより錆びていない。

錆止めの赤ともオレンジともいえない独特の色がまだ残っている。

当時の塗装技術の高さが、うかがい知れる。

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津軽森林鉄道の鉄橋。

これを現地で組み上げてしまうには、当時の環境ではとても大変だったと思う。

この橋はいつ架け替えられたのか、推測するに軽く50年以上は経過していると思われる。

詳しい資料があれば、その記録もわかるのだろうが、私の手元にはそのような資料は無いので・・・

にしても興味が無ければ、なんでこんなところに意味不明な古い構造物があるのって、

山菜を採りに来た人は思うくらいだろうかな。

ここは災害で木橋が時折、壊れてしまう場所だったのか!?

コンクリート製の橋脚にプレートガーダーの橋桁にして、運材列車の運行を確実にするだけ、たくさん木材(丸太)が運び出されていたのでしょうね。

と、ここでも勝手な解釈をしてみたり・・・

近くで、撮影し記録することができたので、この場所の取材はこれにて糸冬 了..._〆(゜▽゜*)

あとは、10年以上前に一度見ている、津軽森林鉄道の遺構を確認したいのだ。

今では、あれが遺構であったことを確信できるものと思っている。

それを当事は興味が無かったので、スルーしてしまった。

なんで!?

という疑問符が付く光景だったので、印象が強く今でも覚えている。

しかし、どこだったのかが記憶があいまいになってしまっている。

それの探求が、しばらくの楽しみになるかもです。

今もあるかなぁ~!?

=へばまんだのぉ~=