ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

キンペイに負けるな!竹田恒泰さんのXコインを皆で応援

2020-06-14 00:33:25 | 日記
キンペイに負けるな!竹田恒泰さんのXコインを皆で応援

https://youtu.be/uT_Gq1vLdfE

【DHC】2020/6/11(木) 有本香×竹田恒泰×居島一平【虎ノ門ニュース】より
01:04:33 虎ディショナル談話 紙幣はなくなるのか?

一平ちゃん:ではここでお待ちかねこちらのコーナーに移らせて頂きましょう。竹田恒泰さんの虎ディショナル談話のコーナーです




一平ちゃん:因みにですね、本日6月11日なんですが、国立銀行設立の日だそうです。1873年と言いますから、明治6年ですね。明治6年の今日、日本初の銀行、第一国立銀行が設立されました。

そこでですね、事前にこういったアンケートを取らせて頂きました。近い将来、紙幣、紙のお金ですね、紙のお金はなくなると思いますかというアンケート。無くなるんじゃないのという方は10%、無くならないんじゃないのという方は9割近い89%という事ですが



竹田:紙幣が無くなるかどうかという話は度々話題に上るんですけども、特に今、キャッシュレスをね、政府が進めようとしていますよね。


一平ちゃん:エエ、音頭をねぇ随分とってますよねぇ


竹田:で、又、コロナの関係もあって、あんまりお釣り渡されたのを触りたくないという事で、そうするとピッとね、電子的に決済出来るものだと触らなくて済むので…そんなんで、まぁ、キャシュレスが進んでいくんじゃないかと言われています。

で、これはどうなるかはよく分からないんですけども。少なくともドンドン…そもそも銀行振込って、あれキャッシュレスですからね。


一平ちゃん:アァ~アッそうですねぇ。そう仰られるとそうですね。


竹田;昔は給料って言うのは、毎月、給料日になると、社長が、封筒に現金入れて、それを一人一人に渡してったワケですから。で、これキャッシュレスになって、振込になったんですよね。

でも、これがね、家の中でのお父さんの地位をねぇ、下げたっていう分析もあるんですよ。本来であれば、毎月給料日になると、「おーい、給料持って来たぞぉ~」って。そうすっと子供たちが、お父さんがこうやってお金を家に入れてるんだって、こうやって見て分かるじゃないですか。

所がね、便利ですけれども、銀行で振り込まれると、もう、この家に誰がお金を運んできてるのか、見えない。頭では分かっていても、やっぱり迫力があるじゃないですか。「持って来たぞぉ~」バーンって。それでお父さん…お父さんの地位が下がったってあるんですけども。

やっぱり…例えばチョッとしたチップをね…千円でも…何なら1万円位のチップを渡す人も居ますけども。ねぇ、大物の方なんて十万円位バンバン、こう、幾つも渡していくっていう人が居ますけども。アレ、現金だからスマートなんですよ。「アッチョッとQRコード出して」とか言って、ピッピとかやってたらスマートじゃないですよね。


有本:それはね。


竹田:日本だとホテルでチップ渡す習慣あんまり無いですけど、ヨーロッパだと、如何にスマートにチップ渡すか、ここで、もうその人が判断されちゃうワケですよ。


一平ちゃん:心付けなんて言い方しますもんね。


竹田:用意しといて、スッとね。ハイハイ、これこれlじゃなくって、スッとこう忍ばせるっていう。そうすると、Thank you, Madam みたいな感じでですね、そんな感じなんで、「チョッとQRコード出しといてくれる」ピッピッピとか、これ格好悪いんですね。


一平ちゃん:確かにそうですね。


竹田:お相撲でさぁ、懸賞金…あれだって、横綱とかなると、もうブロックになるんで…。で、こう刀きって、手刀きって、もらってくじゃないですか。あれ、QRコードでピロリんじゃ、カッチョ悪いでしょ。やっぱり、この厚みがイイんですよ、厚みが。アッ、ヤベエあれ、スゲエって…迫力ですよね。


一平ちゃん:昔、自民党の総裁選で飛び交ってた札束もそうですよね。実弾で立たないと意味がないみたいな。


竹田:だから、籠池さんは2万円しか無いのに、98枚の模造紙に併せて、百万、百万ってやったワケですから。


一平ちゃん:懐かしいですねぇ。


竹田:あれ、2万円だけだったってワケですからね。やっぱりこの現金の迫力ってあるんですよねぇ。


一平ちゃん:確かにそうですねぇ。


竹田:だからね、全部電子的になると便利なんですけども、なんかそこにね、有難みと言うか、何か心の通ったモノが無くなっていく気がする。で、現金位が丁度良いと思うんですよ。幕末位だと、あれ、貨幣って米でしたから、お世話になっておりますって60キロの米俵をね、幾つも渡したり。

これ大変だったワケじゃないですか。だから現金って丁度良いんですヨネ。で、しかもキャッシュレスが進んでる国程、あのぉ…後進国です。


有本:確かにねぇ。


竹田:例えば中国とか。


有本:偽札が多いですからね。


竹田:だって中国なんかATMから平気で偽札出て来ますからね。で、偽札出てきても、受け取った人、何とも思わないんです。直ぐ使えば良いワケですから。


有本:他人に渡しちゃえば○○◇◇△△


竹田:そうです。ケニアなんかも、決済のほぼ全部がエムペサっていう電子決済なんですね。だからもう、ケニアでは、ほぼ国民全員が、このスマホである必要無いんです。古い方のガラ系…古い方のスマホ対応でない古い…もう、ショートメッセージが送れるだけで、あれで全部決済してるんですね。国内経済の7割以上が、決済額の7割、8割以上がそういう電子決済なんですね。


一平ちゃん:そうですかぁ。


竹田:逆に言うと、先進国程、現金を使っている。日本なんか現金主義って言われていますけども、あと、アメリカも、GDPに占める現金の流通量はドンドン増えてるんですね。


有本:アッそうなの?


竹田:アメリカもイギリスも増えています。ドイツも増えています。だから世界中ドンドン電子決済になってっていうのは、まぁ、中国と韓国がそっちに行っているだけで、


一平ちゃん:趨勢としてはそうなんですね。


竹田:後は、未開の国程、電子決済なんですね。


一平ちゃん:それは頭に入れておきたいですね。


竹田:中国なんか、固定電話が普及する前に携帯電話が普及したって感じですから。まぁ、なので、私はあのぉ、特に日本人って、このお財布に現金が入っている安心感とか、家のタンス預金、此処にお金がある安心感ってのがあるので、そういう面では、現物の強さってあると思うんですね。

ただ、現物の弱さもあるんですよ。そのぉ、盗まれる危険とかもありますけど。エー…で、やっぱり日本は、それこそSUICAとか流行ってますから、そのチョッとした小銭で払うモノはドンドンキャッシュレス化が進んでいくと思うんですけども、やっぱり現金というのは残ると思うんですヨネ。

ていう事を言っておきながらですねぇ、私はキャッシュレスの方向に向かってビジネスをやっているんですけれども。

今日はね、その中央銀行の記念日という事で、日銀の前身が出来て日という事ですよねぇ。で、4年位前ですかねぇ…3年か4年前ですけども、あのぉ、ロンドンに行った時に、イングランド銀行に行ったんですね。

イングランド銀行ったら日本の日銀と一緒なんですけど、まぁ、ロンドンシティにあるんですけれども。そこに行ったらですねぇ、貨幣の歴史っていうのを見たんですね。

その時に、勿論頭では分かっていましたけども、金本位制というのがあって、現にイングランド銀行の地下に金の延べ棒が何10万本だとか、もうとんでもないモノがダーッとあって、保管されていて、直接はそこに入れないんですけれども、カメラをスティックで動かして、覗ける様になってるんですよ。

それを見て、1本、これとんでもない金額ですからね、スゲエ~と思って、まぁ、見てたワケですけども。で、その時に買ったコレですね。カフス。これイングランド銀行の紋章なんですよ。

これを毎日つけております。金運を上げる為に。世界で最も金を持っているのは、イングランド銀行ですからね。


一平ちゃん:これは何を象徴しているんですか?人の形に見えますけども。


竹田:よく分かんないです。金運を上げる為に毎日つけているんですけども。そこで思いついてしまったんですね。ビットコインとかイーサリアムとか仮想通貨ありますけども、これ価格変動するから、皆、使えないワケであって、価格変動しない仮想通貨作ったら、これ便利だよねぇって事になって、それ思いついちゃったから、しょうがないので、会社作ったワケですよ。で、こういう事やりたいから、誰か出資して下さいって言ったら、3億円集まったんですね。

で、リースの会社作って、で、昨年の12月にリリースしたんですよぉ。で、どういう事かと言ったら、


一平ちゃん:実にサラリと仰いますけど、あぁ、そうですかとスッと聞き流すワケにはにはねぇ。なんか…


竹田:で今、次のステップでね、10億円集める段階になっているんですけども。あのぉ、それで要するにビットコインもイーサリアムも、物凄い値段が上がったり下がったりするので、使いにくいんですね。

だから常に1円の価値のコインとかね、常に1ドルの価値のコインがあったら、これは便利だと思って、で、もう私は出したんですね。Xコインっていうコインを出しまして、これ、156種類同時に出したワケですよ。世界の通貨と対応する様に。

Xコインというのは総称なんですけれども、X円とかX$とか、X€とかに156種類出しまして、それでまぁ、発行残高と同額の紙幣を発行元である我々は常にキープするっていう事で、それでまぁ、出したワケで。

1X円は常に1円。1X$は常に1$。エーこれで最初、そこの会場に有本さんも来て、記者発表の時にいらして頂いたんですけれども。あの記者発表…去年の12月ですね。あの記者発表したら、1時間半後に金融庁から電話が掛かって来まして、呼び出しですよ。


有本:何やってんだと


竹田:そうです。4ヶ月間掛けて、金融庁と合致しまして、それでつい先月、日本でのサービスをオープンしたんです。

それで、未だチョッと…未だ使い勝手はマダマダなんですけども、一応あのぉ基本機能はアップされています。

これ興味ある人はXコイン・ウォレットというのがありますので、これをダウンロードしていただければと思いますけれども。xcoinで検索して頂ければ、直ぐ検索できます。で、無料でダウンロード出来ます。

で、これ今、イーサリアム入ってますけど、カナダドルとかこれですね、XCNYこれX元。これデジタル中国元を近平より先に出しました。私今、このウォレットの中に990中国元が入っているという事ですね。

カナダドルが入って、日本円が今、13万1千円入っています。これで、ウォレットの中で、自由に各国156種類の通貨と交換出来る様になってます。で、有本さんにもこの前プレゼントしたんですけども。あのぉ…ウォレット作ってもらったら、即効送金出来るんですね。


有本:竹田さんから、ラーメン1杯分…竹田さんちでのラーメン1杯分1,100円を1,100x円を頂いて、で、竹田さんちのラーメン屋さんでは、そのX円で払えます。


竹田:で、この送金は4秒以下。地球上何処に居ても、4秒以下で、しかも送金手数料無料なんですね。


一平ちゃん:ハァー


竹田:で、これ、一応日本では、前払式支払手段という法律上の建付けなので、現金化は出来ないっていう事になって、まぁ、SUICAもそうじゃないですか。これ3千円元に戻したいって言ってもそれは出来ないじゃないですか、それと一緒で現金化は出来ないんですけれども、ただ、まぁ、私のやっている両替所に持ってきてくれれば、金、ゴールドで渡す事は出来ますと。

今、これ使える場所って、私のラーメン屋でしか使えないんですよ。これ今、金融庁に申請してまして、これで第三者型っていうのが認められると、一気に加盟店…


有本:竹田国みたいな感じですね。


竹田:で、これね、未だ、ウチの店でしか使えないのに発行残高3,300万超えたんですよ。そんな3,300万も何使うんだと思うんですけど、これから使える場所がドンドン増えていきます。

で、あとそれから、Xコインカードというのが、年内位に出せるんですけども、そうすると何処で使えるんですかっていった時に、勿論、加盟店では使えるんですけれども、まぁ、これデビットカードになるので、此処(スマホ内)に入っている分、デビットカードで切れるという。

だから、マスターカードが使える店で、世界中で使えるって話になるんですね。でぇ、ドルから円の交換も銀行の電子ネットより浅くしているので、要するに、最初に企画書作った時に、今チョッと過激だからタイトル変えてるんですけど、「中央銀行をぶっ潰せ」っていうタイトルの企画書です。これで3億円集まったんですよ。


有本:それはやっぱり、呼び出し喰うわね。


竹田:呼び出し喰らいますかねぇ。だからチョッと今、波風が立つので、チョッとそのタイトルは、今、変えているんですけど。これで最初思いついた時に、これは世界で最初に思いついたなぁと思ったんですよ。

ところが、調べてみたら、あれもう、3年前ですけれども、既にやってる奴が居て、テザーっていう、1テザーが1$っていうヤツだったんですね。で、発行した分、受け取った$を全部キープしているってまぁ、私たちと同じアイデアだったんですけれども、エーッとスタートして10ヶ月で、発行残高が1千億円位だったんですよ。

で、クソ―やられたぁ~と思って。待てよ、1千億かよと。だったらウチら$だ円だウォンだって全部出せばいいジャンって言って、だから、ヤフーをグーグルが乗り越えていったみたいに、テザーが先だったけど、Xコインの方が次、乗り越えていけばいいジャンっていう事で。

それで始めたんですよね。で…今、テザーなんて1兆円以上ですよ、発行残高。で、そうすると、まぁ、チョッと世界中で使ってもらえるように、もってこうと言う事で、今やってるんですけど、まぁ、でも、まぁ、このXコインって、イコール現金と一緒ですから。

電子上に移転出来るようにしたっていうだけなんで、まぁ、チョッとこれから、日本と国際送金とか、世界にも使えるようにもっていって、まぁ、「中央銀行をぶっ潰せ」っていう。

で、来月、Xゴールド出るんですね。1Xゴールドが金1gと同じ価格で推移出来て、で、いつでも金のゴールドバーと交換出来るって事で、そうすると、このウォレットを操作する事によって、金が売買出来ると。

これはもう、来月スタートします。あと、もう1個考えたのはXソーラーっていう発電機…発電所の権利をこのXコインで売買出来る様になって、買うと、毎月売電収入が、このウォレットに入ってくる、そういうのにすると。

あっあとそれから、加盟店募集するんですけれども、加盟店自身、お店は受け取ったXコインは現金化出来ます。ユーザーは現金化出来ないけども、加盟店は売上金Xコイン


有本:決済システムとして使うって事ですね。


竹田:キャシュレスで、お店が困っているんですよ。キャッシュレスって負担結構お店なんですね。クレジットカードだってねぇ、5%位取られますし、しかも売上金入ってくるの1ヶ月後ですからね。


有本:そこのタイムラグが非常に厳しいんですよね。


竹田:キャッシュレス、キャッシュレスって言うけど、これトップから5%差し引かれちゃう様な話になっちゃってるんで、結構、キャッシュレス倒産とかが出てきてるんですよ。

Xコインって現金と一緒だから、手数料0%なんですね。だって1万円払いますよって払ったら日銀が出てきて、じゃあ0.5%貰いますって無いじゃないですか。だから、Xコインは現金と一緒なので、手数料は掛からない。

寧ろ現金と一緒だから、毎日でも換金出来るんですよね。そういう風にしたら、負担無しで企業が導入出来るんじゃないかなぁという事でね。

まぁ、とにかくチョッと今、そんなんで世界を取りにいくぞって事で。アッ興味ある方は、X coinで。XはXでc、o、i、nで、検索して頂くと1番上に出て来ます。そこでダウンロードできますので。

今ねダウンロード数が、私の番組で言っているだけなんですけど、1万ダウンロード超えまして、出発行残高が今、3,300万かなぁ。

で、これ沢山の人が使う様になると、何十億円、何百億円、もっとね発行残高いくかもしれませんけど。まぁとにかく、これをステーブルコイン(Stable Coin)と言いまして、多分ね、今後、中国がね、デジタル・マネー出すって言ってますけど、そういう風に世界中の公定通貨…ドルとかユーロとか、そういうモノがドンドン、デジタルに変わってくると思うんですね。

それは多分進むと思うんですよ。それで送金とかしたら、もう、銀行送金なんか使うアホは居なくなる


有本:まぁ、そういう事でしょうねぇ。


竹田:これで不動産の証券化とか出来てきたら、信託銀行とかかませる必要が無くなるんですね。私が狙っているのは、証券会社と組んでやろうとしてるんですけれども、そのぉ、日経平均だとかニューヨークダウとか、後、個別の株なんかもコインにしちゃって、このウォレットの中で、やれダウを買うとか、ハンセン指数を売るとか、不動産買うとか。

あと競馬馬もコインにする。重賞レース勝つ度にチャリンチャリン入ってくるってイイじゃないですか。


一平ちゃん:勝てばの話ですよね。


竹田:勝てば。


一平ちゃん:なかなか勝てないんだけどね。


竹田:あらゆる金融資産を、このウォレットの中で自由に売買出来る、そういう金融プラットホームを作るのが目的なんですね。なので、それの第一幕として、通貨156種類の通貨をもうリリースしましたけど。次はゴールドだ、不動産だ、こういう風にいきますので、そういう金融界のAmazonを目指すぞと。


一平ちゃん:壮大ですね。


竹田:まぁ、元々ステーブルコインというのは、手立てはそうですけども、1兆円以上発行残高があって、結構、仮想通貨の界隈では、相当使われているんですよね。だから取引所から取引所…国境を跨いで移動する時に、キャッシュアウトして現金にして、それを国際送金して入金してとか、そんな面倒臭い事しないんですね。

皆コインをうったらテザーにして、テザーをパーンと送っちゃうんですよ。国境関係無いんで。そんな風にして、エエ…まぁ、使ってる人多いんですけれども。只、これ迄、…しかもテザーも…あれは…あのぉ、ビットコインのシステムで動いているので、やっぱり着金迄1~2時間掛かったりするんですけどね。

そうすると「お会計」って言って、ハイ1,500円ってピッとやった時に、1時間承認掛かったら、これ誰も使わないんですよね。だからコレ、4秒にしたんですよ。世界中何処でも4秒で決済出来る。だからそういう風にして、このステーブルコインが…それを今中国がやろうとしている…私、今、近平と競ってるんですねぇ。

日本はマダマダ、日銀も具体的にやろうとしないので、今、私、近平と競ってて、どっちが…近平が世界の通貨を抑えるか、私が世界の通貨を抑えるか。どっちかだっていう。そういう事になって


一平ちゃん:闘いがねぇ、密かに進行している


有本:これはね、竹田さんが言うと、ホラ、全然生臭く聞こえないじゃないですか、不思議な事に。ねぇ、何でも生臭くなくお話になるんだけども、実はこの前、ある方がねぇ、仰ってたんだけども、PayPayってあるでしょう、今。あれはまぁ、中国系じゃないですか。ねぇ、PayPayと殆ど同じ事を十数年前にもう、システム作っちゃってた日本人が居るんですよ。

ところが…でね、それ役所とか色んな所にも提案したんですって。でも、銀行を取り敢えず守りたいからという事で、全く。当時は未だスマホじゃなかったんですけれども、i-modeとかありましたでしょ。その一環で使えるシステムなのを考えたんだって。

但し、スマホがドンドン普及してきて、スマホに切り替えるのは、そんなに難しい話じゃないのでっていう…今になって振り返ってみてもですよ。でも、その当時やっぱり、全然お役所はとにかく銀行を守らないといけないからと。それで乗り遅れちゃったんだって言ってるんですよ。


竹田:ステーブルコインが普及したら、銀行も証券会社も、信託銀行も要らないって話


有本:今の機能の侭ならね。


竹田:中央銀行すら要らないかもしれない。証券会社も要らないかもしれない。だから一人一人が取引所を持つような話になるんですよ、この中に(スマホの中に)。で、銀行決済から、証券から、不動産から、あらゆる取引がこの中で出来るという事になりますから。

だから既得権益を守る為に、必死になってたんでしょうね。だから、私が変な死に方したら、絶対自殺じゃないです。


一平ちゃん:縁起でもないですから。


竹田:私自殺しませんから。怖くて出社も出来ない位ですから。ましてや自分で死ぬ…絶対にしません。私が変な死に方したら、これ暗殺です。


一平ちゃん:で、しかも、その業界が絡んでいるかなと考えた方がよろしいでしょうか?


竹田:私を殺すとしたら、中国当局か、世界金融利権でしょうね。それ以外…そこが1番です。私注射も嫌いなんですよ。


一平ちゃん:もう、宜しいから。


有本:誰だって注射好きじゃないですよ。そんなぁ。


一平ちゃん:もう、ラーメンは召し上がられたんですか?そのお金を使って。


有本:未だです。Xコインでは未だです。


一平ちゃん:ラーメン繋がりなら、ミャンマーの井本勝幸さんの店でもね、使えればね。
(※タイのチェンマイにあるラーメン居酒屋「憩い」)

有本:そうですよね。


竹田:今は自家型と言って、自分たちのモノしか売れない資格なんです。そこ迄とれただけでもすごい…4ヶ月掛かって交渉したんですが。第三者型っていうと加盟店を募集出来るんですね。多分数ヶ月位掛かるんですけど、それが認定金融庁からとれれば、一気に加盟…だから色々な店で使える。だからPayPayよりも安心して使えるモノになるんですよね。


有本:日本はね、いつも、そういうモノの覇権が取れないじゃないですか。ねぇ、なんだか知らないけれど。


竹田:それねぇ、あのぉ、大会社がやっちゃおうとするとダメなんですね。私も去年の12月に発起をした時に、有本さんにいらして頂きましたけども、金融庁とか政府に一言も言わずにいきなり発表して、先ず香港からリリースしちゃったんですね。

そこで、もう出ちゃったモノですから、そこで話は進みましたけども、0から金融庁にこんな構想あるんですみたいな話をしてたら、何年かかるか分からないです。しかもFace Bookがリブラってステーブルコイン出そうとしてますけども、私もう、ズッと前から、1年前から大コケすると言い続けてきたんですが、やっぱりコケましたよね。

だってG20とかから潰されてんですもん。だから大企業がやると絶対に出来ないです、こういうのは。だってもしね、そのぉ、ウーバーとかエアビーとかいうモノをグーグルが発表したら、即効潰されたと思うんですね。

高校生が作って、ワーって拡がっちゃって、もう何万人、何百万人が使う様になったら、今更潰せなくなっちゃったので、法律が変わって合法化していったワケですよ。


一平ちゃん:最初、高校生ですか?


竹田:そうですよ。れグーグルが発表したら、発表段階で潰されて終わりですよ。だって、物凄い利権を壊す話ですから。だから、こういう事って、ベンチャーじゃなきゃ出来ないんですね。大企業がやったら、話になんない。そんなんで先ず、近平が勝つか、私が勝つか…このXコイン


一平ちゃん:闘いの行方を見守りたいと思います。


竹田:まだ、使い勝手悪いですけど、ご興味ある方、是非いじって頂きたいので、Xコインで検索して頂いて、是非、ダウンロードだけでも

だからダウンロード数が上がると、ホラ、資金集めもし易くなるワケ。ダウンロードだけで良いから。試してみて欲しいんです。


一平ちゃん:段々、さっきから番組のムードがお茶の間ショッピングみたいになってきましたね。


竹田:今ならなんとみたいな。これ無料ですからね。


有本:形の無いモノ売っているテレビ・ショッピングみたいになってますからね。


竹田:これアップルだったら何だっけ…全部公式サイトからダウンロード出来ますから。


有本:でも、結論としてそうなんだけど、紙幣はなくならない。


竹田:紙幣はなくならないと思いますね。


有本:そうした現金の重みというモノが必要になる場面があるからと。


竹田:そういう事です。


一平ちゃん:では改めてね、竹田さんのお話をお伺いした所で、再びアンケートもご協力頂ければと思います。因みに視聴者の方からメールを頂戴しましたが、先程のカフスボタン、あのデザインは英国を象徴する女神のブリタニアのデザインされたカフスボタン。成程ね。グレートブリテンのブリタニアという事です。


一平ちゃん:先程のアンケートの再調査の結果が出ました。紙の紙幣…近い将来無くなると思いますか?無くなると思う方減りましたねぇ。5.5%



竹田:元々ねぇ、殆どが無くならないと言ってましたが、更にチョッと増えましたね。


一平ちゃん:先程は90対10位でしたが、今度は95対5位迄 拡がりましたね。やはり94%以上の方が「なくならないんじゃないの」とご回答を頂きました。ご協力ありがとうございました。以上虎ディショナルのコーナーでした。


※以前、竹田恒泰さんがご紹介された際に、このブログでもご紹介させて抱きました。その時のXコインのリンクです。


拉致問題と対中共問題 足引っ張られても頑張ってる安倍さん 虎8有本香さんの解説で

2020-06-14 00:16:12 | 日記
拉致問題と対中共問題 足引っ張られても頑張ってる安倍さん 虎8有本香さんの解説で

https://youtu.be/uT_Gq1vLdfE

【DHC】2020/6/11(木) 有本香×竹田恒泰×居島一平【虎ノ門ニュース】より
00:11:38 「めぐみへの手紙」で質問 首相 拉致解決に決意新た
00:40:41 中国外務省 香港に関する安倍首相の見解に懸念
00:45:41 首相 G7共同声明の発出目指す

一平ちゃん:産経新聞の記事の概要です。横田めぐみさんの父、滋さんの死去を受け、日本維新の会の森夏江議員が、10日の衆議院予算委員会で、横田早紀江さんが産経新聞で連載中の「めぐみへの手紙」に触れながら、安倍総理に質問しました。

森議員は2月4日付の一部を紹介し、必ず取り戻すという早紀江さんの思いに対して、改めて総理の決意をと答弁を求めると、安倍総理は「残念乍ら、未だ実現出来ていない事は本当に痛恨の極みで、大変申し訳ない。有本恵子さんのお母様も逝去された。1日も早く被害者の皆さんの帰国を実現する為に全力を傾けていきたい」と答えました。

北朝鮮に対しては、「今迄の中で最も高い圧力を掛けている。トランプ大統領、或いは習近平国家主席、文在寅大統領から直接金正恩朝鮮労働党委員長に拉致問題に対する私の考え方を伝えて頂いている。あらゆるチャンスを逃す事なく、果断に行動していきたい」と言ったという事ですという記事になっております。


有本:ハイ。あのぉ、これはVTRも有るんですよね。(という事で安倍総理答弁の映像)


安倍総理:先程、横田さんのお話をさせて頂きましたが、あのぉ、めぐみさんがですね、拉致をされたという事についてですね、これは未だ北朝鮮が認定する前でありますが、実名を出して…実名を出してですね、その事を訴えるかどうか、大変ご夫妻も悩んでおられた時期があるワケでございますが、しかし、前年ながら、この侭ではですね、打開されない。相当…そんな中で覚悟を決めて、決意をされて、めぐみさんの実名を出された。

その事によってですね、この問題は全国的な関心を呼びですね、多くの方々が支援をして頂いたと、こう思っております。まぁ、大切な事は北朝鮮に対して日本の声を一つにして、気持ちを一つにして、強く訴えていく事が大切であり、それが大きな力になっていく、こう思う次第でございます。  

まぁ、小泉総理が訪朝された時にもですね、国民的な大きな声もあったワケでございます。そういった国民の皆様の声が力になるんだろうと、こう思う次第でございます。


有本:それとですね、今日、チョッともう1つ見て頂きたい…(あの、3番目の)VTRが有りまして、チョッと、横田滋さんが亡くなってですね、ご家族の皆さんが、記者会見をされたんんですね。その中で、チョッと私たちも、あのぉ、真摯に聞かないといけないなぁというご発言がありました。


横田哲也氏:一番悪いのは北朝鮮であることは間違いないわけですが、この拉致問題が解決しないことに対して、あるやはりジャーナリストやメディアの方々が、安倍総理は何をやっているんだというようなことをおっしゃる方もいます。
 北朝鮮問題が一丁目一番地で考えていたのに、何も動いていないじゃないかというような発言を、ここ2~3日のメディアを私も見て耳にしておりますけれども、安倍総理、安倍政権が問題なんではなくて、40年以上も何もしてこなかった政治家や、「北朝鮮なんて拉致なんかしてる筈ないでしょ」と言ってきたメディアがあったから、ここまで安倍総理、安倍政権が苦しんでいるんです。
 安倍総理、安倍政権は動いてやって下さっています。なので、何もやってない方が、政権批判するのは卑怯だと思います。拉致問題に協力して、様々な角度で協力して動いてきた方がおっしゃるならまだわかりますが、ちょっと的を射ていない発言をするのは、これからやめて欲しいと思っております。


有本:で、これはチョッと異例の発言なんですけども、まぁ、そういう事を仰ったという事なんです。コレに対してですね、ある人がですね、Twitterで反論しているんですけれども。


一平ちゃん:なんでですか?


有本:イヤ、分からないんですよ。この人別に日朝交渉に関わっても全然いないのに、なんでそんな事分かるのって言ったら、恐らく北朝鮮側の動きをよくご存知なんですかねぇ?


一平ちゃん:ハァ~、今の発言が政治的発言なんですか?


竹田:政治的も何も、政治的じゃなくて、どういう要素でね、メディアの報道姿勢について…過去のね、報道姿勢について批判しているワケで、政治発言でも何でもないですよ。


有本:ですよね。


竹田:寧ろそれを、政治発言をしている人たちに対して、およしなさいって言ってるんですよ。


有本:そうですよねぇ。で、40年以上放置されてきた事は事実でしょ、ある意味。で、今日、私、有田さんがね、政治発言だっていう風に言って、このツイート意外にも、実はそのぉ、哲也さんの発言を随分非難する様なツイートやリツイートをしてるんですよ。

ですから、これがホントに政治発言であるのか、或いは、それこそね、的を射た事を仰ったのかっていのを、チョッと皆さんと一緒に検証したいなと思いまして、北朝鮮の拉致と思われる

このぉ、昔アベックって言い方してましたけど、アベック3組の謎の蒸発っていうね、産経新聞の報道、これが恐らく、北朝鮮の拉致を最初に報道した記事だと思うんですね。


一平ちゃん:昭和55年、1980年の…この紙面なんですけど。ここにですね、今はもう北朝鮮からお帰りになっている地村さんご夫妻も出ていますね。

それから未だお帰りになっていない市村さんと松本さんがお顔写真も出ているんですけど、ここにですね、外国情報機関が関与したかっていう事が書いてあって、で、外国製の遺留品があるって事迄書いてあるんですよ。

北朝鮮だという風には断定してないんですけれども、まぁ、これは殆ど北朝鮮だという事を…地元の人たちは朝鮮半島だという事を随分言ってたと言うんですよ。

で、産経がこういう報道してたんですけれども、産経しか、殆ど報道していなかった。後…一部朝日系でいうと、今のテレビ朝日じゃなくって、朝日放送ですかねぇ、そこで結構頑張って北朝鮮の拉致を追いかけてた方はいらっしゃるんですけれどもね。早い時期から。

で、じゃあ80年代ですね。どんな事を朝日新聞は…まぁ、朝日新聞だけを取り上げては、あのぉ、申し訳ないんですけれども。目立つのだけです。80年代、じゃあ朝日新聞どんな事を北朝鮮について言ってたかと言いますと、これ1984年なんです。さっきの産経の記事から3年経っているんですけど。

金正日時代に着々と。で、解放体制徐々にとかね。或いはそのぉ非常に…とにかく外国人専用のゴルフ場が出来たとかですね。対外交流ドンドン進めていくとかですね、もうかなり北朝鮮はイイぞという事を一生懸命書いてるワケですよ。

で、まぁ、拉致の拉の字も全然ないわけですね。それでぇ…有名な話なんですけどぉ、1999年の8月31日の朝日の社説ですねぇ。これテポドンの発射から1年がたったという、そういう事をテポドン1年の教訓として書いているんですけど、此処で朝日は何を言っているかですが。

とにかくそのぉ、北朝鮮は今は食料危機を凌ぐ為、ミサイル等で外貨を稼ぐ一方、ミサイル技術や核を交渉の武器に、アメリカから援助を取り付けようとしているという、その瀬戸際外交の事等を書いているんですけれども、あのぉ、まぁ、じゃあ、日本はどうなんですかという話の中でですね。


この人たちが言っているのは、日朝の国交正常化交渉の事を言ってんですね。で、日朝国交正常化交渉には、北朝鮮の変化を捉えて、機敏で大胆な決断を躊躇うべきではないという風に言って、その後ですよ。日朝の国交正常化交渉には日本人拉致疑惑を初め、障害がいくつもあると。障害扱いですよ。

だからもう、とにかく、日朝国交正常化有りきで、その為の何か邪魔な要素だっていう風に言っちゃってるんですね。それでそのぉ、その後ですよ。

障害がいくつもある。しかし、植民地支配の清算を済ませる意味でも朝鮮半島の平和が、日本の利益に直結するという意味でも、正常化交渉を急ぎ、緊張緩和に寄与する事が日本の国際的な責務と言っても良いと迄言ってんですね。

だから、もう、こういう事をズッと言ってきた結果が…で、北朝鮮の状況を考えてやれ。慮(おもんばか)ってやれ。向こうの面子を立てろ。こういう事をズッと言ってきた結果が今ですよね。


一平ちゃん:そして常に、大本の罪は日本の過去の歴史にあるという論法ですね。


有本:そうなんです。で、要するに、今になったら何だかわからないけど。全く何もやって来なかった人たちが、「イヤァ、安倍総理は」とか「イヤ、安倍政権は」とかね、全然進んでないとか言うんだけれども。確かに進んでないんですよ、安倍政権になってからも。 しかし、お前が言うなどころの話じゃないでしょ、これ。


竹田:でねぇ、有田さんなんて、あんたが言われてんだよって話ですよね。


有本:そういう事ですねぇ。


竹田「お前の事だよって話ですから。


有本:だから痛かったでしょうね。


竹田:刺さったんでしょうね。だから何か言い返さないといけないってね、何かてんで見当違いな事を言ってますけど。でも、基本的に、有田さんの様な人の事を言ってるんですよ。あんた言われてんだよって話なんで。多分、何かブスッと刺さったんじゃないですか。チャンとした有効な反論になってないもん。


有本:この人ね、やたらと今になったら、実はご自分は横田ご夫妻と、非常に親交が厚かったとかですね。手紙を読み返しているとかですね。あのぉ、滋さんは実はこういう事を言っていたんだとか、考えていたんだとかですね、色んな事をtweetしてるんですよ。それもどうなのかなぁ~と言う様に思いますけどね。


竹田:この人何か役に立ったんですかねぇ。有田さんは。


有本:モンゴルでねぇ、民主党政権時代にモンゴルであのぉ、横田めぐみさんのお嬢さんとされるねぇ、あのぉ、ウンギョンさんですか、あの人が、小さなお子さんを連れて…つまりお孫さんに当たるんでしょうかねぇ。その…皆さんで会ったっていうのがありましたね。面会をセットしたと。

その時に、写真をね、向こうで撮ってるんですけれども。その面会っていうか一緒に過ごした時にですね。それを確か週刊文春か何かに出して…で横田家はそれを承知してないとか何とかで、少し揉め事があった様に記憶してますけどねぇ。

勿論横田さんご夫妻としてはですね、それはその野党の政治家であれ、何であれ、関心向けてくれるんだったら、別に悪い事を言うってことはないけれど、当たり障りなくと思うでしょう。

だけど…だからと言って、この人ね、あのぉ、一体なんでこういうそのぉ…理屈になって、息子さんを攻撃しようみたいな事になるのかなという話なんですねぇ。


一平ちゃん:何処に屋を向けているのか、全く理解不能ですね。70代男性の視聴者の方からメールを頂戴しましたので、読ませて頂きますね。

この度の横田滋さんのご不幸、残念でなりませんが、横田家の記者会見は素晴らしかったです。記者の質問で、息子さんの返答に胸を打たれました。安倍首相の足を引っ張る者が首相を責めるのは止めて欲しいという、あのご返答に胸を打たれました。

有本さんは、有本香チャンネルで、よく横田ご夫妻との思いでを話されていましたが、会見のご感想をお聞かせ下さいというメールでした。


有本:スイマセン。私のチャンネルも見て頂いて。あのぉ、私思い出っていっても、そんな大した事があるワケじゃないんですけど、エー、今からですね…チョッとこの前、確認をしたら記憶違いがチョッと、私も一部あったんですが、エー16年前ですね。

16年前に横田ご夫妻と…まぁ、今迄、時々この話をする時に、ある方の家のホームパーティって言ってたんですけど、実は、金美齢先生のサロンでですね、やったホームパーティなんですね。

そこに横田ご夫妻をお招きしようと、ある編集者が企画して、で、私たち二十数人位集まったんです。そこで、私よりも年配の方が多かったんですね。そこに参加した人がね。

で、私の座ったテーブルのはす向かいに、横田滋さんがお座りになったんですけど、会が始まったら直ぐにですね、私にいきなり話しかけて来られて、そのぉ…最初に話掛けてきたのが、「ひょっとして、失礼ですけど、ウチのめぐみと同じ位のお年ですか」?と、言ってこられたんですよ。

で、「めぐみさんは私より2つお若いです」という風に言ったら、もう、パッと顔が明るくなって、「あっそう、こんなに若いんだ。まだ」と。私その時40位だったんですけど、「まだ、こんなに若いんだぁ」と。だから今直ぐ帰ってきたら、めぐみもまだまだ、十分人生を楽しめますよね。色んなチャンスありますよね。イヤァ、勇気づけられました」って仰ったんですよ。

そん時にね、やっぱり13歳で忽然とお嬢さんが帰って来なくなっちゃったって事は、その時点で止まってるから、今の姿がどんなだろうという事を、恐らく、毎日考えておられるんですよね。

それでまぁ、早紀江さんは別のテーブルにいらっしゃったんですけども、チョッと座がばらけてきた時に、早紀江さんをワザワザ呼んでですね、「いやこのかた、めぐみより2つ年上なんだって」って言うんですよ。もう奥様の方が「スミマセン。主人はいつも、取材に来る記者さんでも、誰でもね、めぐみと同じ位のご年配の方に必ず年を聞いてしまうんです。ホント失礼な事して、ゴメンナサイと奥様が謝ってらしたんですけどね。


一平ちゃん:辛いですよねぇ。


有本:その時に私も色んないい話を聞かせて頂いて、いい話というかですね、ホント辛いを聞かせて頂いて、非常に有意義だったんです。でも、まぁ、その時から、私たちも何も出来なくて。

で、去年…2年前にですね、横田さんの弟さんの拓也さんの方とラジオでご一緒させて頂いたんですよね。その時に、まぁ、お父様の話もしましたし、色んなマイクオフの時もお話をさせて頂きましたけど、チョッとねぇ、すごく気に掛かったのは、拓也さん、こう仰ったんですよね。

一緒にいつもワシントンにいらっしゃってるんですよね。これも変な話でねぇ、アメリカ政府に拉致被害者の家族が頼みに行かなきゃいけないっていうのも、何なんだと思うんですけど。

その時にね、同じ部屋で寝泊まりしたらしいんですよ。そしたらまぁ、普段は、お母様のそういう所…多分一緒に住んでいらっしゃらないのか、その見る事はないんだけれども。その時、夜ですねぇ、寝てる時に身体が痛くて、そのぉ…痛い、痛いって呻くらしいんですよ。

そん時に、いやホントに両親は年だという事を自分も思い知って、勿論、段々衰えていくのは見ているんだけども、改めて、この寝る時に身体が痛い痛いってね、呻いてるのを聞いた時に、もう何とか1日も早くと思いますという風に仰ってたんですね。

ホントにねぇ…そういう中でね、振り絞っていってるワケじゃないですか。なんでこんな反応が出来るのと思うんですね。


一平ちゃん:こういう人が国会議員なんですからねぇ。


有本:そうなんですよ。もうねぇ、許せないのはね、確かにね、そのぉ…メディアがじゃあ、今迄どう取り扱ってきたかっていう事と、安倍総理っていうのは、この問題で非常に因縁が深くて、これも朝日新聞ですけどねぇ。2003年の…2002年に小泉訪朝があるワケです。

それで拉致被害者5人の方々が帰って来られました。その翌年の1月1日、元日の社説でですねぇ、朝日新聞が一体何を書いているかなんですけれども。

ここでですねぇ、朝日新聞は又、そのぉ北朝鮮拉致の事を扱っているワケですよぉ。まぁ、扱うのはいいんですけれどもね。

年の初めに考える、千と千尋の精神でっていう社説を掲げてですね、一体何を言ってるのかというと、まぁ、そのぉ、アメリカがイラクに攻め入るぞとかですねぇ、色んなまぁ、不穏な年明けですよという話で、9.11と9.17という小見出しを立ててですねぇ…。

だいたい9.11と 9.17ってねぇ、9.11ってあのテロですよ。9.17っていうのは小泉訪朝ですよ。なんか並べる事自体が変でしょって話だったりするんですけど。此処でですねぇ、変に並べてですね。

で、何を言っているかというと、その後ですよ。気になるナショナリズムとして日本にも…このアメリカはテロでやられたから、やりかえせっていう世論が高まっていたワケですね。

それを受けて、日本にも米国の熱狂を笑えぬ現実が頭をもたげている。拉致の被害者に寄せる同情や、北朝鮮への怒りが溢れたのは自然として、そうした感情を煽るばかりの報道が毎日繰り返される。

雑誌には、北朝鮮の断末魔、ガタガタ抜かすなら締上げろ等の見出しが躍る。日朝交渉を進めた外交官を国賊と呼んだり、勇ましく戦争を口にしたり。それなら日本だってと核武装論をぶったりする政治家も現れる。

同胞の悲劇に対して、これ程豊かに同情を寄せる事が出来るのに、虐げられる北朝鮮民衆への思いは乏しい。翻って日本による植民地時代の蛮行を問う声は、拉致問題と相殺するなの一言で封じ込めようとする。日本も又、敵に似てきているとすれば危険な事である。これ、どういう社説ですか?


一平ちゃん:1ミリも変わってないですね。


有本:イヤァ、もうチョッと私ねぇ、何回読み返してもコレねぇ、ホントに言葉を失うんですけど、竹田さん…。


竹田:イヤァ、これね、暴力団より酷いんですよ。もう反社…1番の反社は中国ですけど、2番目の反社が北朝鮮ですからね。そこを持ち上げる事自体が。じゃぁ、例えばね、暴力団の具体的に何とか組って。いやぁ、この人たちもねぇ…とか言って、


有本:組員の一人一人はとかね。


竹田:この人たち悪くないんで、あんまり叩かないでとか。それ叩くと日本の嘗ての蛮行がとか言って…なんないじゃないですか。だから、極悪非道の限りを尽くしてきたワケですから。そこに…。

例えばですよ、ナチスに対してとか、そういうモノの対してシンパシーを寄せると言う事は社会悪なんですよ。ですから、北朝鮮に歩み寄ってね、あのぉ庇うっていうのは、解決した後の話であって、今、こうやって日本人がですね、沢山連れ去られた現状で、北朝鮮寄りの発言をするっていうのは、もう、これはですね、社会悪です。


有本:そうですよね。要するにこのぉ…確かに、私も組員がって言いましたけど、北朝鮮の一般民衆は組員じゃないかもしれませんよ。だけど竹田さんが仰る様に、順序が違うと思うんですよ。やっぱり今、今現在、日本の同胞が、もう何百人拉致されてるか分かんないワケでしょう。

これを解決する方向付けが出来ない以上、あちらの民衆の心配をしてる場合じゃないワケですよ。

そういう風に、全然本来、一緒に並べるべきでないモノを並べて、話をうやむやにしようとすると。誤魔化そうとすると。

これに対してですね、この1日の社説に対して、安倍総理が、当時ですね、まだ官房副長官だったんですけれども。ある所で、この朝日の社説を取り上げて、朝日新聞はとんでもない事を言ってるという風に、講演で批判するんですよ。

そしたらですね、その講演で批判したというのを、まぁ、朝日が聞いてですね、1月27日の、又、社説で、安倍さんよく読んでっていう社説を掲げてんです、今度。


これも異例な事で、要するに総理が何処で…総理って言っても、当時は官房長官ですから。何処で講演したにせよですよ、そうい外で喋ってる事に対して、この安倍さんが言っている事は違うと反論してんです。

朝日のこうした論調が、北朝鮮の拉致問題を巡る交渉の妨げになっているという風に安倍総理が言ったんだけども、朝日はこう言ってんですよ。

批判は大いに歓迎だが、誤解や曲解によるものなら迷惑である。まして官房副長官の重職にある人が、公衆の面前で語ったのだ。

安倍氏に真意をただす一方、私たちの考えを、改めて述べておきたい。社説をチャンと読んでいないんじゃないか等々の事で、もう1回同じ事を言ってるんですね。

で、勿論非は北朝鮮にある。しかし居丈高に追い込むだけでは、危険が高まる一方だったいう朝日の得意の論調ですよ。まぁ、それを言って、安倍さんは此処で、まぁ普通だったら、名指しで社説で政治家批判されたらですね、まぁ、その侭になって黙り込んでしまうっていうのが普通のパターンなんですけれども。

この時、実は、チョッと異例の現象が起きてですね、週刊文春に安倍さんがこの様に5頁かな…6頁かな…よく見て下さい。

友人の忠告を振り切って、朝日新聞を徹底批判という事なんですよね。


一平ちゃん:これが17年前の?


有本:そうですね。で、まぁ、今のですねぇ、週刊文春は結構、安倍批判の色も強いんですけれども、でもね、この時はそのぉ、この朝日の1月27日の社説に対してもう、徹底反論しているんですね。

で、この徹底反論した内容っていうのは非常に面白くて、昔からの朝日がどの様に北朝鮮を伝えてきたか。さっき私が見せた一例の様なですね、北朝鮮を称揚したとかですね、それからそのぉ、…さっきの1日の社説にあった様に、勇ましく核武装論をする政治家が居るという風に言ってるんですけれども。私が知る限り、そんな政治家は居ないと。いう様な事も全部反論しているんですよね。

これは、当時としては、相当異例の事だった。あのぉ、当時、インターネットはありましたけれども、私も記憶していますが、2003年位は、インターネット結構、それなりに北朝鮮の事やなんかを、例えば当時の2チャンネルとかですね、色んな所で取り上げてましたよ。

で、そこでは、矢張り北朝鮮に対する怒りとかですね、今迄の日本の政治家何やったんだっていう怒りが結構書き込まれていたんですけれども。でも、矢張り、今の様に、SNSなんかがこんなに発達している時代ではないし、虎ノ門ニュースも無いしと言う事で、ホントに一部のね、小さなネット上のコミュニティに過ぎなかったワケですよ。

ですから反論するとしたら、雑誌メディアしか無かったし、当時は、今みたいにですね、新聞も、週刊文春も皆「反安倍」っていう事はなく、どちらかというと、雑誌は、新聞に対するカウンターでもあったんですよね。

まぁ、そういう所でこの批判をしたんですけれども。この友人の忠告を振り切ってやったと。つまり友人と言うのは、政界の内外…それからお身内も含めて、大分反対があったという風に私も聞いているんですよ。

で、その反対というか、心配をした1人の方に話を聞いたらですね、イエもう…そんな下手に、此処で朝日と本気でコト構えたら、もう、あなた将来無いよという事を言ったんだけど、イヤ、どうしてもこれは反論しておくと。だから、それ位、拉致問題に対しては、思いがあると言う事を、横田さん一家が1番よくご存知なんですよ。だから、止めてくれという話なワケですよね。


竹田:有田芳生あたりが、一体何をやったんだとって話で。


有本:そうなんですよ。この為に闘いましたかって話でしょう。


竹田:危険を負って、リスクを負って何か働いたのかって話ですよ。


有本:そうなんですよ。北朝鮮の代弁みたいな事しか言ってないじゃないですか。だからそういうねぇ、何なんだろうと…だからその意味でね、日本ってホントにズーッとオカシクなった侭だと思う。


竹田:倫理観が崩壊していると見ないといけないんですよ。泥棒のカタを担ぐっていうだけで、アウトですよ。たかが泥棒でですよ。泥棒のカタを担ぐのがアウトなワケですから、北朝鮮のカタを担ぐっていうのは、もうこれ、倫理観崩壊しています。


一平ちゃん:そのレベルの話ですね。


有本:まぁ、安倍さんと、北朝鮮そのものではあるけれど、この北朝鮮のシンパみたいな人たちですよ。あのぉ、政界の中にも居るし、それから外にもね。メディア関係者でも居るワケじゃないですか。

今週は火曜日に、西岡力さんがねぇ、お出になって、随分、そこでも詳しいお話をしていらっしゃいましたけれども、そういう北朝鮮シンパとの凄い闘いなんですよねぇ。

でぇ、あのぉ、もう1つ言うとですね、先週、この木曜日に李宗哲さんがお越しになって、結局そのぉ、慰安婦問題をずっとこじらせる中心的役割を担ってきた旧挺対協から今正義連って言ってる人たちですね、今、韓国で揉めてますけど。

あれもそのぉ、日韓の関係を悪くする為に、北朝鮮が仕組んだモノだという証言が出てきてますよねぇ。だから、そういう意味でも、そのまぁ、日本の歴史的な問題…日本が未だ解決していないとわれる…この人たちが言うね、そういう問題をズッとグチャグチャ言い続け、で、日本の名誉を棄損するだけじゃなくてね、虚偽の内容でもって名誉を棄損するだけじゃなくって。

その…要するに、北朝鮮とのこの問題を解決させない様な雑音をたてて、で、まぁ、そういう政治家の足を引っ張る。つまり北朝鮮に対して、解決を迫ろうとする政治家の足を引っ張るという様な事を延々とやってきてるワケですよねぇ。

だから、この構図というモノを全部、私たちは今、整理してですね、処断しなければいけないと思いますね。


一平ちゃん:火に炙り出されるべきですね。も臨界点超えてるんじゃないですか。


有本:そう思いますねぇ。




一平ちゃん:中国外務省 香港に関する安倍首相の見解に懸念という本日視聴者の注目度が3番目に高いニュースに深入り参りましょう。

ロイター通信の概要です。安倍総理が10日、衆議院予選委員会で、中国が国家安全法を香港に導入する方針を決定した事を巡り、G7としての声明発表に向けて、日本が主導的役割を果たしたいとの意向を示しました。

これを受け、中国外務省の華春瑩報道官は定例会見で、日本側に深刻な懸念を表明したと述べました。

華報道官は、香港は中国国内の問題であり、外国が介入する権利は無いと指摘したという事ですと記事にはなっておりますけれども。


竹田:まぁ、いつもの事ですけれどもね。だいたい中国では外交部、日本で言うところの外務省ですけど、外交部ってもう、三流省庁なんですよね。ホントもう、中国国内でも馬鹿にされていて、まともな情報が降りて来ないんですよ。


有本:なんか1番最後ちゅう話がありますよ。


竹田:そうですね。日本だと、財務省、外務省あたりがね、チョッと省庁としては格が上の様なイメージがありますけれども。中国では、外交部は三流部署。だからまぁ、中国共産党の中央とどれだけ密接にリンクしているかも、よく分からないですし、彼らが持ってる情報って、中国の中では少なかったりするんですヨネ。

まぁ、これ結局ですね、中国は対外的にどう見せるかという所で、相当困ってると思うんですよ。中国の香港に対する行いを支持する国って言うのは、基本的に無いじゃないですか。で、中国の金にね、シャブ漬けになっている様な所は別ですけれどもね。

そうじゃない限り、普通の国が中国の香港に対して指示するなんて有り得ないワケなんで。これ…如何に国内を抑えつつ、しかも対外的にも。

で、今、中国の危険性っていうのは、ファーウェイもそうですし、コロナもそうですし、更に、ウイグルと香港ときてるワケですから。もう、世界、ハッキリ言って怒っているんですよね。

で、それに対して、もし中国のイメージがドンドン悪くなると、いよいよ取引もなくなり、経済大国であるという基盤も揺らぐワケですから、何とか印象を良くしようと必死なんですよね。

そこで鴨として使えるのが日本なワケですよ。中国ってホントに困った時、最後に日本に助けを求めるってのは歴史的にね、まぁ、そうなってますので。

で、その日本が中国に対して、チョッとでも強行的な立場を取ろうとすると、猛反発するワケですよね。それがまぁ、焦り、この報道官の焦りに繋がってんのかなぁって思いますけど。元々ですね、内政干渉だって言いますけども、そもそも、これ国際条約…イギリスと中国との条約によって、50年間は1国2制度でやるって事で約束しているワケですから。

それを破っているのに対し、イヤ、守れよって言うのは、内政干渉じゃないんですね。国際社会の一員として、国と国との間で条約を守るっていうのは、これは正義なので、それをやれと。そうじゃなかったら、今後中国とね、どんな条約を結んだって、紙ぺらになっちゃうぞと。

国際的な一員としてチャンと約束守れっていうのは、これ内政干渉でも何でもないんですよ。言うなれば、靖国に首相が参拝するかどうななんて、これは内政問題なんですよね。


有本:内政問題っていうか、政治でもないかもしれないっていうねぇ…。


竹田:個人の信仰によるものですからね。それを内政って言うんだったら、二度と靖国についてコメントすんなよって言うんですよ。


一平ちゃん:教科書の事もねぇ、


竹田:教科書の事もそうですよ。だから中国は自分たちは何の躊躇もなく日本の内政に関与して、突っ込んできますけども、日本が中国の事に関して何か言うのをお気に召さない様ですね。

だからこうやって強く反発…なんですか言葉が結構強いですよね。深刻な懸念を表明するという事ですからね。これは中国の焦りだと思うんですね。だから、これに臆せず、安倍総理はガンガンやって欲しいと思います。関連しますよね。1番。


一平ちゃん:首相G7の共同声明発出目指すとありますけどね。こちらも併せて流れで深入り参りましょう。共同通信によりますと、安倍総理は10日の衆議院ヨ参院会で、中国による香港への国家安全法制決定により、G7で共同声明の発出を目指す意向を表明しました。

日本政府は憂慮をしめした経緯に触れ、1国2制度を前提に声明を発出する考えのもとに、G7の中で日本がリードしていきたいと述べました。又、G7に関し、自由、民主主義、法の支配といった普遍的な価値を共有する国々が集まり、世界の世論をリードする使命があると指摘しました。

香港情勢を巡り、日本政府は先月、中国側に深い憂慮を伝達しましたが、その一方で、アメリカ等4ヶ国は中国を強く批判する共同声明を発表。日本も参加を打診されましたが、見送っています。共同は未だこんな事書いてますねぇ。


竹田:G7というのは、なんで中国が招かれないかという事なんですね。だから反中国包囲網も何も中国の様な国はダメよっていうのが、そもそもG7の主旨なんですよ。今、記事の中にありましたけれども、自由とか民主主義とかあとまぁ、人権尊重ですね。人権尊重と民主主義と…それから法の支配、それと世界平和ですね、まぁ、国際秩序ですけれども。

こういった4項目っていうのは先進国としての、大前提なんですよ。だから、その価値観を共有する、そこそこ経済力のある先進国の首脳が集まって、話をするのが意味があるワケですよ。

何故、近平がそこに呼ばれないかと言うと、世界平和を愛している人たちの中に、世界平和とかどうでもイイ近平が入って、何の会話が成り立つんだって話ですよ。

どうやって世界の秩序をったって、秩序なんかどうでもイイ人がが入ってて、会話が成り立たないんですよ。だから呼ばれないんですよ。

ロシアがなんでG8からパージされたかって言ったら、クリミア進攻したからですよ。エー、世界の平和とか秩序とか尊重しないんだぁ~って事になってバレちゃったんで、じゃぁ出てってくれとなっただけですよね。いやいや、そういうモノなんです。

国際秩序を乱す様な連中に対して、どうね、先進国が世界の秩序を守っていけるかでね。まぁ、話し合いをするのがG7なんで、だからハナから、対中国包囲網なんですよ、G7は。今更何を言ってんだって話。


一平ちゃん:裏の意図とかそういうのじゃなくて、表なんですね。


竹田:だからね、中国が参加する事よりも、そもそもイタリア来なく手良いんじゃないのって話なんですよ。ドイツももう、たいがいにして。フランスも別に来なくてイインジャネェって話なんですね。


有本:なんでそんな…


竹田:そもそもイタリア要ります?


有本:またぁ、私たちを巻き込まないでよぉ。


一平ちゃん:要ります?ってお中元の品じゃないんですからねぇ。


竹田:イタリア多分、居たって居なくったって、あんまり関係ないんですよ。だってそもそもEUなんだから。だってね、EUでイタリア・ドイツ・フランス…これ参加する意味無いっしょ。


一平ちゃん:無いっしょと言われましても。


竹田:EUなんて全然固まっていない。…イイ感じでイギリスが外に出たから。もう、イギリスさえ来れば良いんですよ。ハッキリ言って。イタリアなんかね、中国に買収されているんですからね、国ごと。


有本:今、ホントにねぇ、イタリア大変な状況ですからね。嘗て独立国だった頃はまだしも、今EUですからね。EUの1パートになってしまったんですね。何の決定件も無いし。しかも経済破綻してて。もう中国に買収されてんですよ。で、G7に来て、何か意味有ります?


有本:でもまぁね、遺産になっているとは言えですよ、ヨーロッパは近代の出発点ですからね。


竹田:それを言うんだったら、ポルトガルとスペインですよ。


有本:まぁ、それはそうなんですけど。


一平ちゃん:そうなるとウチを忘れるなってギリシャが手を上げますから


有本:そうれはそうなんですけどね。だから何て言うか、私自分がイタリア結構好きだから。


竹田:私もイタリアは好きです。でもG7には要らないって言ってるんです。


有本:まぁね、それはそうなんですよ。只ね、チョッとね、政治的な事で言うと、G7の、これ安倍総理がね、香港問題も含めて、G7が発出するであろう声明については、日本がリードしますよと。これは全くね、なんかこう…自分の力を大きく見せようと思って言ってんじゃなくって、これはホントの事なんですよ。

だってどうしてかって言うと、G7の首脳の中で、最早、1番キャリアが長いのは、メルケルさんの次は安倍さんなんです。で、メルケルさんは、ハッキリ言って、トランプさんとも話出来ないし、多分、ボリス・ジョンソンとも話出来ないし、コミュニケーション全然出来ない人なんですよ。だからじゃぁ、メルケルさんが纏め役とか言ったって、それは無理な話でね。


竹田:今回来ないでしょ。


有本:来ないって言ってたんですけど、それは6月に予定通りやるんだったら来ないって話だったんですけど、9月は国連総会もあるので、多分…あのぉ、行く筈なんですよね。でも、その全然コミュニケーションの中心に座るという事が出来ない。

で、そのぉ、去年の前回のG7もそうだったんですけど、もう、ここ2~3年は、安倍総理が纏め役なんですね。で、あのぉ、勿論そのぉ、トランプさんとメルケルさんが、全然コミュニケーションが出来ないだけではなく、例えば、トランプさんとお隣の国のカナダのトルドー首相も、殆ど口をきかないみたいな。

ある場面ではですね、なんかアイツ嫌いだからさぁ~ってハッキリ聞えよがしにトランプさんが言ったという…。


一平ちゃん:漏れちゃったっていうねぇ。


有本:まぁ、そういう事もあったりするので、皆の間を取り持たないと共同声明自体が成立しないワケですよ。だから、それを多分、日本が纏め役になるんだろうと思いますよ。だから、それは全然間違ってなくて、そこに、ホントにG7としての、そして勿論、日本としての香港問題に対するホントの考え方っていうモノをチャンと練り込むと。まぁ、こういう事だと思いますので。是非、期待したいと思いますけどね。


竹田:私もね、G7自体、あんまり意味無いかなと思うんですね。


有本:段々、なんかこう…セレモニーになってますよね。


竹田:そもそもG7にドイツすら要らないと思うんですよ。フランスも要らないと思うんですよ。


有本:じゃあ、どうすりゃイイの?


竹田:日米英のG3で良いと思うんですよ。Super Ground 3で、SG3でも良いですよ。わざわざイタリアの首相とか呼んで…あんまり意味ないじゃん。


有本:こんなに何度も言う?


竹田:日米英で、後はカスみたいなモンですから。


有本:イタリア大使館から文句来るわよ。あんまり言い過ぎると


竹田:だったら中国と縁を切れって言うんですよ。


有本:まぁ、それはそうなんですよね。


竹田:そんなね、世界平和を何とも思って無い中国のね、シャブ漬けになってて、誰が信用するんですか。だからもう、SG3で行きましょう。日米英でイイんです。だからね、今折角イギリスは、ブレグジットで、どうする、ウチら世界とどう繋がるという事で、今、凄い大問題になってますから、日本がスーッと行って、日英同盟を結べば良いんですよ。

そうすると日米英のトライアングルはこれもうゴールデン・トライアングルになるんですね。プラチナ・トライアングルと言っても良いかもしれません。日米英がシッカリ連携しておけば、世界の秩序は守られるんですよ。そこに台湾とかオブザーバーで入れれば良いんです。もうね、G7って枠組はもうもう、あんま拘らない方がいいすよ。


一平ちゃん:トランプ大統領がインド・オーストラリア・ロシアそれから韓国もね…というのは?


竹田:それはそれでやれば。韓国は踏み絵を踏まされる様な感じですから、面白いと言えば面白いんですよ。でも、所詮オブザーバーで、チョッと見学に来る?って。だって、国会だってね、ホラ、あのぉ、観覧でしたっけ居ますよね。


有本:観覧?観覧車と一緒に○○◇◇△△


竹田:よくホラ、朝まで生テレビで観覧に来ている人にフッとマイク向けたりするじゃないですか。そんな感じですから。だからマイク、フッとふられるかもしれないけど、観覧席作るから来て良いよってだけの話なんで。G7のメンバーになるワケじゃないですから、韓国は。観覧しに来て良いよと。

中国は観覧にも呼ばれないんですよ。だからG7はG7でやりゃあイイけど、ホントに世界のね、ホントの世界の秩序を真剣にね、話合っていって、意味があるとしたら日米英ですわ。だからね、日英同盟を結ぶべきです。


有本:それはホントにそう思いますね。只、日本とイギリスは、5年位前から、この第2次安倍政権がスタートしてからですけれどもね。

あのぉ、例えば海軍のですねぇ…イギリス海軍と日本の海上自衛隊で、非常にこう強力関係を強めたり、或いはその、色んな情報共有ですね。情報共有の点でも、以前よりレベルアップするという様な約束事を首脳同士したりという様な事がありますから、事実上の日英同盟を目指していく、そういう方向付けは出来たと思うんですよ。

で、それプラス、イギリス・アメリカに関して言うと、あのぉ、この番組では色んな方が何回も触れていらっしゃいますけど、そのぉ、ファイブアイズというね、繋がりがあるじゃないですか。旧英連邦の国…オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、それからアメリカ・イギリスですね。

この国々というのは皆そのぉ、諜報機関全部連携していますから、情報が全部共有されているワケですよね。ここに日本が入って、そのぉシックスアイズとなるのかどうかっていう事を随分言われていて、そこはチョッと、そのレベル迄は難しいんだけども、でも日本が特定秘密保護法とかですねぇ、ああいうモノをドンドン通していく…或いはテロ等準備罪ですね。

こういうモノを通していく事で、少し日本のレベルというのが上がってきて、このファイブアイズと共用出来る部分も増えてきているんですよ。今迄蚊帳の外だったんですけどね。

ですから、そういう点では、竹田さん仰る様にですね、アメリカとの同盟関係と、それからイギリスとの同盟関係というのを…まぁ、準同盟でも良いですわ。強くしていって、日米英という形で、そこにオーストラリアに入ってもらうとか、或いはオブザーバーとしてインドに来てもらう。台湾に来てもらう。こういう構図を1日も早く、ハッキリと作った方がイイと思います。


竹田:ファイブアイズに日本が入る時にですね、台湾もオブザーバーでっていう風に思いますけども、でもねぇ、台湾が正式メンバーに簡単になれる方法がありまして、それは、日本と台湾で連邦を組む事なんですね。


有本:それは私も考えた方がイイと思いますねぇ。


竹田:連邦名は日本連邦です。はい。で、日本連邦がファイブアイズに加わって、シックスアイズになればイイんですよ。


有本:なるほどね。フン


竹田:で、ファイブアイズに日本が加わる為には、先ずはそのぉ、スパイ防止法とか、あとチャンとした日本版CIA作らないとダメだし。そういうですね、国家機密をシッカリ守る…という、そういう体制をして、日本に国家機密渡しても、まぁ、漏洩しないだろうという風に米英が信頼する所迄もってかなきゃいけないんですよね。

だからこそ、最近の防衛情報がチョロチョロ流れたりとかいうNTTコミュニケーションズとかね、あと三菱電機とかありますけれども。まぁお粗末です。そういう事やってたら、ファイブアイズには入れないですよね。

あの、一般私企業のデータじゃなくて、防衛機密…まぁ機密のレベルは色々あるんでしょうけれども、防衛に関する情報が意図せずに流れちゃうっていうですね、これじゃあですね、ファイブアイズに入る事は出来ないですよ。

まぁ、そこら辺はチョッと時間は掛かるでしょうけど、先ず、英連邦目指してですね、動いていくべき。だから、結局そのぉ…ファーウェイなんか絶対危険だって分かってるじゃないですか。で、イギリスは排除を決めましたよね。でもEUは決められないんです。

それはドイツが中国といいビジネスしてるからなんですね。そういうEUだったら、もう、駄目ですよ。だったらもう、イギリスとやりましょう。


有本:ヨーロッパって私たちザクッと言うけれども、もう1つザクッと言うと、ドイツを取るのかイギリスを取るのかですからね。で、ドイツを取って、前回負けたんですから、やっぱり験(ゲン)の悪い所と組んじゃいけまんしね。

それからドイツはある意味、まぁ、所謂反日工作的なモノの一つの拠点になっているじゃないですか。あのぉ、ドイツ政府がそれをね、主導しているワケではないけれど、でも、そういう人たちが、巣を作ってますよね。

そういう意味でもドイツっていうのは、やっぱり日本にとっては、チョッとあんまり近づいても、メリットの無い国ですね。


竹田:日本がイギリスと組むと、やっぱり縁起がいいんですね。イギリスと組んだ時、先ず、第一次世界大戦、日本勝ちました。イギリスと組んだ事によって、前ですよね、日露戦争も勝ったんです。日英同盟があったからですよ。

で、イギリスとシッカリ組めてる時って、やっぱイイ成果が出ているので、縁起がいいんですよ。ハイ。しかも第一次世界大戦で日本はドイツを叩いているワケですから。それでイギリスと組んでドイツを叩いて、チャンとイイ結果が出てるんですよ。

それから薩英戦争があったじゃないですか。あの時、薩摩とイギリス闘いましたけど、薩摩藩は勿論ぼろ負けでしたけども、それによって、イギリスと日本の縁が又深まったりしてるんですよね。まぁ、生麦事件ですけどね。薩英戦争は。

なので日本とイギリスの関係…チョッと先の大戦に於いてはね、不幸にお互い逆に立ちましたけど、でも日本とイギリスがシッカリしている時は、日本にとってすごくイイ事ばかり起きているんで、やっぱり験を担ぐっていうのも大切で、ドイツと一緒になるっていのは、縁起が悪いんですよ。そもそも。

だからその前に先ずイタリア…も縁起が悪いんです。別に敵対して潰す必要はないけれども、少なくともホントに信頼してい組む相手としては、ドイツでもイタリアでもないんですよ。イギリスなんです。


有本:日本人はね、協力関係とか同盟とか言った時に、勘違いし易いんですけれども、何かこう、親戚付き合いしないといけないみたいな。相手を徹底的に好きにならないといけないみたいなね、事を考えがちなんですけど、そんな事迄する必要はなくて。

あのぉ、アメリカとイギリスは親戚みたいな要素はありますけどね。別に日本はアメリカやイギリスと親戚になる必要はなく、但し、日本は日本のサバイバルを考える時に、誰と組めば生き残れるかって事ですよ。

もう、日本という国を未来に残すという観点から、誰と組むべきなのかっていう事を考えればいいだけの話なんですね。


竹田:これもう、簡単な事です。それはね。そのぉ、日本の敵は、中国とロシアなんですね。中国とロシアの脅威から国を守る為にどうしたらイイかって言った時に、米英と組むのが一番良いんです。で、そん時に日本連邦が出来ていたら、尚いいワケですね。


一平ちゃん:やっぱり忘れちゃいけないのは、皇室との結びつきという意味でもね。イギリスは今上陛下も皇后陛下もご留学はイギリスですもんね。ドイツは行きませんもんね。


竹田:まぁ、別に国としては素敵だと思いますよ。私もねぇ、ドイツに行ってねぇ、ソーセージも食べるし、ビールも飲みますし。フランスに私、年に1度はフランス料理を食べに行きますし。


有本:フランス料理を食べに行くんですか?


竹田:毎年


有本:その為にわざわざ?


竹田:そうです。最先端の…日本とは違うね、地元のパリの…このフランス料理の最先端を探る為にですね、フランス料理を食べる為に年に1回フランスに行きます。


一平ちゃん:それがラーメンの味にも生かされるという…研究のね。


竹田:ラーメンの味に生きているかどうかはチョッと分かんないですけれども。


有本:それとは別で、敵対する必要はないんだけど、だから…でもやっぱり、誰と組んで日本の生命線を維持するかっていうところなんですね。


一平ちゃん:戦略的なね


竹田:顔見知りとかお友達のレベルならイイんですけれども、ホントに信頼関係を結ぶのは誰かという事ですよね。だからそのG7なんて、あんまり意味無くなってますよ。何故意味がないかって言ったら、ヨーロッパの面々が入っているからです…アッ、EUの面々が入っているからです。


一平ちゃん:もうG7ではなく、G3に絞れというね。


竹田:G20なんか糞の役にも立たない


有本:だからそうなのよ。前々からね、このG7に中国を入れろ入れろって言ってる人たちが居るワケですよ。やっぱりそのぉ、朝日新聞的な人たちですね。要するに、中国を入れなければ、世界をどうこうするね。


一平ちゃん:現実に対応していく


有本:問題解決に繋がらないじゃないかって。イヤ、だってさ、国連だって何の問題解決も出来てないですから。G20だってましてやでしょ。だったら、そんなモノ入れてもしょうがないし。それこそ価値観の違う人をねぇ、入れてどうするんですかって話ですよ。


竹田:会話が成立しないんだから。


有本:まぁ、ねぇ。


竹田:平和を愛する人と愛せない人と。人権尊重する人と、人権どうでもいい人が。何の会話が成り立つのか。だからビジネスの話は出来るかもしれませんよ。世界の秩序の話は出来ないですよ。だから、何故国連が機能しなのかってのと一緒ですよ。中国が入っているからですわ。ロシアが入っているからです。

あれ中国とロシアが居なければ、国連は素晴らしく機能すると思うんですよ。そしたらチャンと、中国とロシアを御する事も出来る様になると思うんですよ。だからもう


有本:G3


竹田:G3…SuperG3


一平ちゃん:寧ろ絞るという方向で、ご提案ありがとうございました。


平和を乱したい近隣諸国民には公正も信義もなく、信頼出来ない。われらの安全と生存を保持するのは難しいのがよ~く分かる、本日の篠原常一郎氏のお話

2020-06-10 22:40:35 | 日記
平和を乱したい近隣諸国民には公正も信義もなく、信頼出来ない。われらの安全と生存を保持するのは難しいのがよ~く分かる、本日の篠原常一郎氏のお話

https://youtu.be/qflGQqleVjo

J WAVE JAM WORLDさんのおはよう寺ちゃん活動中 6月10日 篠原常一郎を拝借しています。

寺ちゃん:ある話題を篠原さんがTwitterで取り上げています。れいわ新選組の山本太郎氏が本部職員不当解雇したのではないかという話題なんです。篠原さん、これ教えて頂けますか?


篠原:これねぇ、色々ねぇ、社民党のね、関係者がね、言ってる事とやってる事が違うじゃないのってSNS上でね、山本さんの対応を批判しているんですけどね、色んなね所が協力して、山本さんのサポートグループに入っているんですよ。

これ簡単に言うとね、山本さん、最近チョッと保守化しましてね、憲法改正を言いだしたんですよ。だからそういう路線転換に対して反発があって、内紛があったんじゃないかなぁって思うんですね。そういう背景だと思います。


寺ちゃん:そういう背景ですか。それまでと、考えが少し変わってきた。


篠原:そうなんですねぇ。普通の常識だと、皆さんね、山本さんってどっちかっていうと、リベラル…左派の主張してたと思いわれるんですけどね。例えば憲法9条はね、自衛隊が専守防衛やる上でもね、変える必要があるって演説で言われてるんですよ。

これに対して、やっぱり反発が出てるって聞いてますんでね。そういう何て言うか路線上の変更に対してね、山本さんの思いとサポータ―の思いが変わって来たんじゃないかという気がしますね。


寺ちゃん:となると…考え違うから、お引き取り願えませんかとなる。


篠原:まぁ、最後、喧嘩してね。


寺ちゃん:あれ、以前言ってた事と違うじゃないですかとなって、そういう諍い(いさかい)から、今、篠原さんが仰ったみたいな、山本太郎氏の考えが変化してきたってのもあるんですね。


篠原:もう一方でね、この間のコロナの話で、彼は表出てドンドン街頭演説をやって、それでカンパを集めるって事をやってますが、それが出来なくて、財政上もチョッと厳しいのかもしれません。


寺ちゃん:とにかく、何れにしても、この令和新撰組山本太郎氏の下で今、変化が起きつつあると。色んな意味でのっていう事なんですねぇ。こういう見方も出来るって事なんですね。となると他の議員でも、そういう可能性は無いとは言えない。


篠原:無いとは言えないけど、山本さんについては、僕、チョッと内情を知ってるんでね。あんまり突っ込むと個人的なアレになっちゃうんでね。この範囲なんですけれども。まぁ、そういう事が起きてますよと言う事です。


★ ★ ★ ニュース目玉焼き・コーナー ★ ★ ★

寺ちゃん:日本経済新聞。地方の財源不足、最大規模。新型コロナウイルス対応で地方の財政難が深刻になりそうだという記事です。

財政不足、財源不足は過去最大だったリーマンショックの後の18兆円を超える恐れがあります。自治体の貯金に当たります基金の取り崩し額既に都道府県の総額の7割1兆円に及びます。東京都は9千億円を超える残高の9割以上。大阪府も1千億円を超える7割を取り崩しました。

秋田県は80億円余りの基金を5月末迄に全て補正予算に繰り入れています。感染再拡大のリスクがある以上、対策は持久戦になります。地方財政に詳しい専門家はリーマン危機を超える税収減や財源不足に陥るという覚悟が必要と話しています。地方財政…篠原さん、相当悪化している様ですねぇ。


篠原:あのぉ、よくリーマン危機にねぇ、比べる方いらっしゃいますけど、安倍総理は「世界大恐慌だ」って言ってるんですよ。だからそれをもう、遥かに超えているワケでね。これは悪化せざるを得ないしね、だいち国民が困っている時にね、貯金だけ、こう、取り崩しませんって言うのはね、成り立たないんでね。これはしょうがないですよね。


寺ちゃん:こうした事態に対して、総務省は自治体の借金であります地方債の運用を弾力化して、柔軟に対応します。ただ、柔軟な対応で、目先の財源不足がカバー出来ても、地方財政の悪化という構造的な問題が残ります。リーマン危機の前、国から地方交付税を貰わずに、財政運営出来る自治体…不交付…交付しない不交付団体は140を超えていました。

足下で不交付団体、コロナ前でも86に留まっています。自治体運営の基盤を強化する抜本的な税の財政改革…これも中長期の課題となります。まぁ、この動きですが、篠原さん、如何でしょう。


篠原:これはもっと言うとですね、市町村合併っていう形で財政基盤を強めるって政策が失敗したって事なんですよ。市町村合併が失敗して、結局ですね、この間、実は、このコロナの問題以前に、台風が何遍も来た地域でね、十分な対応も出来ない。お金も掛けられないってねぇ弱点が露呈されたんでね。

これは先ず、自主財源が全く整ってないと。要するにリストラやらしといてね、でも、渡すモン渡してないって事なんですよ。ですから、今後はですね、このぉ地域の振興と自主財源を創るという事と、後、今、緊急にそれでも間に合わないんでね、緊急に交付する仕組みをね、創らないとマズイですよね。

起債を認めると、これとんでもない暴走が起こって例えば夕張みたいに破綻するという事も起き得ますんで、ここは慎重にね、今迄の政策を見直してね、あのぉ、抜本策を考えた方が良いと思います。


寺ちゃん:地方債の運用の弾力化なぁ~んていう場合じゃないという事


篠原:じゃないですねぇ。そんな事では解決出来ないですね。元々疲弊してんだからね。疲弊してるとこに借金したら大変な事になります。


寺ちゃん:そうですねぇ。返せる宛が無いって事ですもんねぇ。ハイ、続いてはこちら。産経新聞。習近平国家主席来日、調整段階にない。 安倍総理は昨日、衆議院予算委員会で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期した中国の習近平国家主席国賓来日について、「終息させる事が重要だ。新型コロナウイルス感染拡大を終息させる事が重要だ。今は具体的な日程調整をする段階には無い」と述べました。

日本と中国の両政府は年内の実施を見送る方向で事実上、白紙となる公算が大きくなっています。これ、篠原さん、白紙となる…。恐らくラジオをお聞きの方の多くもですね、こんなご時世で招けるワケ無いだろうという方、多いと思うんですが、一方で白紙となると、どういう影響が出て来るのか。


篠原:要するにもう、関係改善が止まるという事ですね。で、実はね、もう、この国賓来日については、2年以上前から調整していたんですよ。その時は、まだ安倍総理も関係回復出来ましたよって言ってたのが、今、とてもじゃないですけどね、香港の事態も含めて、日本は態度も表明しなければならない。まぁ、尖閣の問題もある。又、国内的には色んな土地の爆買いも含めてね。

後…ウイグル民族のね、弾圧の問題も含めて、相当反発が強まっている。これね、日本側の問題だけんじゃなくて、中国側も諦めたって所があるんですよ。そういう風に聞いてます、僕は中国筋から。

ですから、これはね、下手すればもう、習近平さん任期がもうあんまり無いかもしれないんで。彼は来ない侭、この侭ね、来ない侭終わる主席になる可能性も無いワケじゃないですよ。

巧くいったらね、かなり長い事主席をやるって話があったけど、これかなりね、国内的には行き詰まってますから。


寺ちゃん:あっ、そうですか。表面的には何かね、体制強化…これを上積みしている様なイメージもあるんですが。


篠原:でもね、要するにね、香港は50年1国2制度でやるって言ってて20年でこの騒ぎって事は、もう、余裕が無いって事なんですよね。だからそういう点ではねぇ、あのぉ、今、香港の方も諦めないという事で闘ってますしね。かなり追い詰められている反映ではありますね。


寺ちゃん:そうですか。その香港ですが、香港の高度な自治を称する1国2制度…先程篠原さんからもお話ありましたが、これを骨抜きにしようとする中国政府と香港当局の動きに対して、香港で百万人規模の反政府デモが起きてから1年を迎えました。

香港にとって、事態は改善されるどころかですね、中国が市民の基本的人権を制限する国家安全法制を今月にも導入する為、絶望的なムードが拡がっているという事なんですが。篠原さん、この香港の問題は如何ですか?


篠原:絶望させるっていうのは、中国の狙いです。絶望はしてません。あのぉ、そもそもね、1国2制度って何がね、思惑だったかって言うとね、中国も段々民主化するという事が本来の筋だったのが、全然民主化しないで、香港の民主主義をね、後退させるっていうんじゃオカシイじゃないかっていうのがね、香港の人ならず、世界中が思ってる事なんですよ。

ですから、これがね、そうそう易々とね、法律を決めてもね、しかも香港の人が決めたんじゃない、北京が決めたモノです。ですから、そういう点ではね、そう簡単に香港っていうのはね、民主主義っていう点ではね、民主主義の窓なんですけどね。これをね、飲み込ませる様な受け身な態度は取らないと思います。


寺ちゃん:となると、その…1年前に香港で百万人規模の反政府デモが起きた。これで焦った中国政府が国家安全法を作ったっていう事ですもんねぇ。


篠原:ハイ、まぁ、だから、色んな形でね、もう既に移住者が出ている台湾も移住者を受け入れますと言ってますけどね。今度は台湾が香港の様にね、しかも海に囲まれて…なるワケですしね。

香港っていうのは香港のね、歴史ってのは残ってくワケですからね。これは相変わらず中国のね、なんか全体主義を強める方向に対して、棘として刺さり続けるっていうのは変わらないのでね。そこはね、中国にとっても、諸刃の剣って所がありますね。


寺ちゃん:その香港の林鄭月娥行政長官は記者会見で、デモや新型ウイルスの影響で経済が大きな打撃を受けたとして、香港はもう、混乱に耐えられない。政府や議員、そして市民1人1人が教訓を汲み取らなければならないと述べ、抗議活動の停止を求めたという事ですが、これで収まるワケはない。


篠原:収まらないし、香港の力ってのは、香港の市民の自発的なね、自主、民主の力でね、あのぉ、イイ関係ね、秩序も守られていたんでね。

それをもう、抑えつける形で、絶対にイイ香港にはならないワケですよ。だからこれはねぇ、今後ですね、こういう方向の声もないワケじゃないんだけど…現地もね…林鄭月娥さんが言う様な方向ではね、収束しないと思いますね。


寺ちゃん:ハイ、続いてはこちら。産経新聞。北朝鮮、韓国との通信遮断。北朝鮮は昨日、首脳間のホットラインを含む韓国との通信回線を日本時間の正午から完全遮断する事を決めたと明らかにしました。

韓国国内の脱北者による金正恩委員長を非難するビラの散布とそれを放置した韓国政府への報復措置第1段階と位置付けています。

金正恩委員長のですね、金与正第一副部長と党第1副部長と金英哲(ヨンチョル)党副委員長が8日の韓国問題を総括する会議で「対韓国事業を徹底して敵対事業に転換すべきだ」と強調しました。「段階別の敵対事業計画」を審議し、韓国との「一切の接触空間を完全に閉鎖」する最初の措置として、通信遮断を指示したと言います。遮断なんですね。


篠原:遮断ですね。要するに電話に出ないという事です。


寺ちゃん:遮断って別に回線をカチッと切っちゃうとか、そういう事じゃないんですね。


篠原:要するにもう、アレですよ。あのぉ、すねて見せてるワケだけども、もう、僕から言わせると、相当お金が無くなったなという事ですね。


寺ちゃん:お金ですか?


篠原:お金が無いんですよ。だから、お金下さいって言ってんですよ、これは。一貫してそうです。今、アメリカに行ってもくれない、日本に言ってもくれないから、韓国はね、基本的には、こう…じゃぁ一緒に色々やって、平和を作りましょって弱腰なワケですよ。

ですからね、焦ってるワケですしね。切欠になったのは風船ですよ。風船でビラ飛ばしてる脱北者の人たちが憎くてね。アイツ等人でなしだ、野生動物だって凄い事を言ってるワケですよ。

これねぇ、僕の知り合いのテイヨンホさんね、この人が国会議員当選したシソンホさんって若者をね、エー片足を失っている方なんですが、これも当選して、この人たちはですね、当選したら直ぐにね、金正恩さんは死んでいるんだなんて言っちゃったんですよね。

向こうのね、非難の仕方は最高尊厳って言うんですよ。私たちの命より大切なね、最高尊厳を傷つけるヤツは許せないってやってるんですね、報道でね。で、「それを野放しにしている韓国は、何なんだ」って言うんだけど、民主国家ですからね、韓国は。一応ね、まだね。

だからそういう点がね、かなり効いてるんですね。効いてるってのは、これね、ドンドン、こういう事はやった方が良いんですね。それがこういう動きになってる。戦争はもう、する能力は無いですから。


寺ちゃん:あっ、そうなんですねぇ。その遮断の対象としてはですね、平壌の党本部と韓国大統領府を結ぶ直通電話の他に、北朝鮮開城(ケソン)の南北共同連絡事務所の回線、軍当局間の回線を挙げました。

韓国側は昨日、連絡事務所、軍同士の定期連絡を試みましたが、北朝鮮は応じなかったと言います。あっ、篠原さんの仰る通り、電話に出なかった。


篠原:そうなんです。掛けたけど、出なかったよって話ですよ。


寺ちゃん:菅官房長官ですが、北朝鮮が韓国との間の全ての通信連絡線の完全遮断を決めた事について、北朝鮮を巡る動向について、重大な関心を持って常日頃から、情報収集や分析に努めており、引き続き状況を注視していると述べました。これ、日本はどうすればイイんですかね。


篠原:これね、日本はね、オロオロしない事です。今、1番大事なのは、よくね、皆さん、又後のニュースでも話しますけどね、政府が何をって、そうではなくて、国民が何をすべきかである。これねぇ、やっぱりねぇ、この動きって、脱北者のね、韓国国民が作った動きなんですよ。

日本もね、やっぱり、拉致被害者をね、取り返すって問題あるんだから、そういう事忘れてないよって事でね、国民も声を挙げるような形ね。まぁ、署名運動なんかは私もやってますけどね。或いは短波放送でね、潮風ってやってます。こういうモノをね、大いに強めてね、北を揺さぶるべきですね。

こういう動きが出てんのは、国際社会が一致してですね、制裁した結果なんですよ。そういう中でね、向こうが対話を求めてくるんです、必ず。そういう事でね、引き続き厳しい態度で。国民が特にね、意思表示をする必要があると思います。


寺ちゃん:北朝鮮拉致問題、今後の展開は。北朝鮮に拉致された、横田めぐみさんの父親、横田滋さんが亡くなりました。安倍総理は参議院本会議で、安倍内閣で拉致問題を解決するとの決意は全く変わりないと述べ、あらゆる機会を捉えて拉致問題の解決に取り組む考えを強調しました。

安倍総理は「安倍内閣で拉致問題を解決するとの決意は今も全く変わりない」と話していますが、横田滋さんがお亡くなりになりました。拉致問題の進展、改めて篠原さん、如何ですか?


篠原:これはですね、北朝鮮と言う国の体制の問題でもあるのでね、こっちが例えば詰将棋でこういう手を打ったから、直ぐね、即効性が出るワケじゃないです。ただ、かなり数十年に渡るね、詰将棋の中でね、制裁を強調してやっていると。そういう中でかなり体制も動揺しています。

そういう中でね、日本側が変わらずですね、この問題の解決を求めていくという事の中で、道が開かれると思います。


寺ちゃん:ハイ、その拉致被害者の家族の皆さんですが、肉親と生きて再会出来なければ、解決とは言えないとして、日本政府に被害者全員の帰国に向けた具体的な取り組みを求めています。まぁ、それと共に、北朝鮮の金正恩委員長に対し、決断を呼び掛けていく事にしています。拉致被害者の家族の皆さんは、こうした主張をされていますが、篠原さん、如何ですか?


篠原:私もこれ、全く同感でね、あのぉ、もっとね、説明すべき所はあると思うんですね。ただ政府の中には悪いけど、与党の中って言いたいかなぁ…あのぉ、やっぱり北朝鮮にね、何て言うか凄く譲歩的な態度をとってる人たちが居ないワケじゃないんで、そういうトコで、足並みの乱れはありますけどね。

そこはやっぱり拉致被害者を取り返すですね、議員連盟とか頑張ってもらってね、ドンドン強行的な措置も含めてね、又、国民が出来る事をもっと運動として提起して頂きたいと思いますよね。


寺ちゃん:あのぉ、先日お亡くなりになった横田滋さんですが、昭和52年、中学1年の時に、新潟市の学校から帰る途中に、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのお父さんで、40年余りに渡って、お嬢さんの救出を訴えてきました。平成9年に拉致被害者の家族会が結成されてから、会の代表として、妻の早紀江さんと共に、全ての都道府県を回って、救出を求める署名活動ですとか、1400回を超える講演を重ねてきた、こうした経緯があるワケですが。ねぇ…


篠原:私もねぇ、横田滋さんご夫妻にお会いした事ございますけどね、ホントに穏やかな人柄で、それこそ申し訳ないですけど、北朝鮮に凄く容認的な立場の人も含めてね、落ち着いて話をして、色々意見を聞くっていう素晴らしい方だったんですけどね。

でも、ホントにね、僕自身も父親ですけどね、中学1年生でさらわれた娘に会えないでねっていうのはホントに無念だったと思います。これからはね、私たちが横田めぐみさんが自分たちの家族だっていう位の思いで、ホントに取り返す為に仕事をねぇ…早く成し遂げる様、努力する必要があると思いますね。


寺ちゃん:ハイ。当時、社会党や共産党はですね、「拉致は無かった」って発言していたと記憶していますが、この言葉、今振り返ると篠原さん、如何ですか?


篠原:これね、社会党は「拉致は無かった」って言ってたんですけどね、寧ろ、拉致問題をね、掘り起こしたのは共産党なんですよ。共産党で最大の問題はね、そういう風な追及する姿勢に立ってね、私の国会秘書時代の先輩であるね、俵本達樹さんがですね。

自分が付いて行った議員の橋本敦参議院議員…もう亡くなってますけど。拉致疑惑が実は北朝鮮の犯罪だっていうね可能性が高いっていう事をね、梶山清六ってい当時のね、国家公安委員長に認めさせてるんですね。

それから家族会って言うか、寧ろ家族の人たちにね、そうなんだよって励ましたのは共産党だったのに、ある時から後退してね、現在はもう、何て言うか、北朝鮮寄りの態度になってるワケなんですよ。これ自体が問題ですね。


寺ちゃん:ハイ。そしてその北朝鮮ですが、金正恩委員長の健康問題も以前から言われています。で、今後、実の妹である金与正体制になっていくのかどうか、この辺りも注目ですが、篠原さん、この辺り、如何ですか?


篠原:今、金与正体制になっていると思って頂いて間違い無い。只、あのぉ、綱引きが色々権力機構の中であってね、安定してないんですね。例えば中国派、或いはアメリカともっと仲良くしていこうよというグループとかね、そういう争いがあってね、報道を見てもね、公式報道で、出て来方が足んないんですよね。金与正さんも。

或いは、金与正さんも出てきたり、出て来なかったりって事は、不安定な状態が続いています。ですから、体制が危機に落ちたのは間違い無いんでね、これを見ながらね、こっちはね、もし本当に困っている事があんだったら、何でも話し合うけど、拉致被害者の問題、話せなきゃ話になんないよっていうのは、日本は日本政府はそういう態度は最低とるべきですよね。


寺ちゃん:ハァー、最低それはとるべきだという事なんですねぇ。やぁ、北朝鮮、先程篠原さんのお話ですと、今、韓国とねぇ、その電話遮断して、これはもう、お金が大分無くなってきてんだろうと。今後の動きっていう事なんですが、北朝鮮、これ…どう出てくるんでしょう。


篠原:こういうのって一転して変わる可能性があるんですよ。いつもそうでしたから。突然日本と会ってですね、拉致被害者何人か返すとかですね。あのぉ、ホント困った時って一転して変わる可能性があるんでね。これはもう、こっちが変わらない事が大事なんですよ。


寺ちゃん:変わらない事


篠原:それはねぇ、もうね、今の事態を引き起こしたのはね、自由北韓連合っていうね、韓国で脱北者が作ってるトコなんでね。そういう所もチョッと学んでいく必要があると思います。



寺ちゃん:朝刊各紙を見ると、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのお父さんで5日に87歳で死去した滋さんの妻、早紀江さん84歳が、昨日東京都内で記者会見を開きました。早紀江さんは、滋さんについて、いつも穏やかで笑顔で持って全身全霊で打ち込んで頑張ったと思う。強い人。イイお父さんだったと話し、救出活動に半生を捧げた夫を讃えました。

又、滋さんと最後に交わした言葉について、耳の近く迄顔を寄せて、「お父さん、気持ちよく眠って下さい。私が行く時迄、忘れないで待っていてね。」と声を掛けると、片目を少し開けて、涙を流した様な気がしました。それから眠るように亡くなっていきました。とお話ししました。

何年経っても、時間が掛かっても、子供を取り戻すとも述べまして、今後も活動を継続していく決意を示しました。篠原さん、如何でしょう。


篠原:私たちがこの想いを受け継がねばなんないと思うんですね。今年は2月にはね、有本恵子さんのお母様もね、有本佳代子さんも亡くなっていますしね。親の方が亡くなるっていう点では、もう、かなりね、時間が無いという事なんでね、あのぉ、本当に国民がこの想いを受け継ぐっていう事ね。受け継ぐって、伝えるんじゃなくて、ホントに取り返すって決意でね、やらなイカンと思います。


寺ちゃん:世界の覇権を狙う中国。その狙いとは。 香港では大規模な抗議活動が始まってから昨日で1年でした。香港政府のトップ、林鄭月娥行政長官は「社会の安定を取り戻す為、市民への協力を呼び掛けました。

しかし中国による国家安全法制の導入が迫る中、民主派等反発を強めています。香港には憲法に当たります香港基本法というのがありますが、その例外規定に盛り込むという強硬手段によって、今後、中国が香港の治安維持を管理して、香港で直接取締に着手する事が出来る様にするという事なんですが。篠原さん、改めてこちら、如何でしょうか?


篠原:ともかくもう、1国2制度を投げ捨てるという事ですよね。これはもう、中国国内のね、矛盾が高まって居てね、まぁ、1種、民主主義の窓だったワケですよ。


寺ちゃん:香港が


篠原:ですからね、中国国内の批判も香港という場所を通じて出るし、逆に西側の批判も香港を通じて入っていくというね。これをもう、閉じないと、国内もたないって事なんですよ。


寺ちゃん:国内がもたない⁈


篠原:そうなんですよ。そういう事もね、あるんだって事も考えて頂きたいですね。特にね、この国家への批判を封じ込めるという事は、国家安全部という所の仕事なんでね。これがまぁ、実は進出してくるんです。そうしますとね、これ、外国人も取り締まられる、反スパイ法っていう法律が根拠法なんでね。

そこはね、我々対岸の火事ではなくて、私たちの香港旅行したら、いつでもこういう事があり得るんだって事は、覚悟した方が良いと思うんですよ。


寺ちゃん:そうなんですね。で、中国はその国家安全法の先に何を見据えているんでしょう。


篠原:まぁ、これはですね、ともかく中国のね、中国の特色を持った社会主義って言ってんですけど、まぁ、本土と一緒に、1色で塗りつぶすって事ですね。その上でね、まぁ、香港っていうモノがね、本当に140年前の阿片戦争でなくなったと。

それが本格的に中国と一体化になったという事で、中国のね、夢の実現って言ってるんですけれども。その一歩だってしたいワケですヨ。


寺ちゃん:それはもう、国内向け


篠原:そうですね、そういう役割を果たしているんですね。これからチョッと心配なのはね、失地回復っていう議論がありましてね、それは朝鮮半島、琉球、台湾は全部ね、中国領土だって主張なんですよ。ホント言うとね。ここ迄覇権を及ぼしてくるという事の切欠になるって言う事が1番恐ろしい事ではあります。


寺ちゃん:その世界の覇権を握ろうとする中国にですね、アメリカは対決姿勢を見せていますが、この米中の対立を篠原さん、どうご覧になりますか?


篠原:これはですね、アメリカでもね、近年言われた様に、中国は中華人民共和国建国からね、百年を見据えた百年マラソンをやっているんだと。つまりねぇ、2049年ですよね。これ迄に世界の覇権を完全にね、中国のモノにしようと言う事になっているんでね。

これを何とか阻止したいという事でね、これから少なくとも20年以上の長い冷戦を覚悟していると思います。これはまぁ、ソ連とアメリカが過去やったのと同じですよね。それ位厳しい闘いに臨む決意に立ってるって事ですね。


寺ちゃん:そしてG7、先進7か国の外務大臣が中国に制度導入の再考…考え直せという、この意見をですね、求める共同声明を出す方向で調整しています。で、日本政府はこれを主導する考えです。この動き如何ですか?


篠原:これは、そうせざるを得ないですしね、日本ってのが、アメリカより近いワケですよ。そういう意味ではね、この問題の影響を最も受けるワケですし、経済的にはね、例えばもう、四国と同じ面積だけ、中国のモノになってるワケです、土地として。

そういう形でジワジワね、中国の仕組みの侵透って始まってるんでね。これは深刻に受け止めてやっていくしかないなぁ、と思いますよ。


寺ちゃん:さて、一方で尖閣諸島です。尖閣諸島のある東シナ海で監視活動を行う中国海警局…海の警察と書きますね。海警局が人民武装警察部隊に編入され、軍の指揮下に置かれると中国国営メディア新華社通信が伝えました。篠原さん、この中国海警局が人民武装警察部隊…軍の指揮下に置かれる…これ何を意味するんでしょう。

篠原:これはですね、元々海警っていうよりはね、こういう海のね、海上保安庁みたいな仕事やる部門って5系統に分かれていたんです。

それを1つにまとめて、海警にして、しかも人民武装警察っていうのはね、準軍…要するに人民解放軍から警察にした部隊でしてね、これは有事になると人民解放軍の指揮下に入るという事ですからね、これに準じるとなりますとね、有事が起こればいつでも自動的に海軍になると。

これでも、殆どの国がそうなんですけどね。これでも従来混乱してた系統を纏めたという点ではね、軍に直結だと。つまり戦争にも繋がるという事は覚悟しておいた方が良いと思いますね。


寺ちゃん:となると、これは、日本からしてみると、由々しき問題ですか


篠原:由々しき問題ですねぇ。で、まぁ、海上保安庁っていうのはね、国土交通省の指揮下なんですよ。そういう点で自衛隊とは別れていますからね。自衛隊と…もう何て言うのかなぁ…良い関係を作ったね、連携体制をキチッととる必要が今後は求められると思いますよ。


寺ちゃん:更に自衛隊と海上保安庁が連携を深めないといけない。


篠原:そうなんです。その辺はね、連絡は取っているけど、指揮系統が違いますから。国土交通大臣が指揮とってますからね。そこをどうするかっていのは、今後の検討課題だし、特にね、人員の充実がね、必要ですよね。独立性が少ないんで1万2千人しか居ないんですよ。

これでね、世界の6位のね、海域を守ると。海上保安庁は難しいんですよね。あのぉ、広いんですよ。日本の国境線に当たる海上国境線はね、世界でも有数に広いんでね。もっと…本来だったら、5万人位居なけりゃ、僕はダメだと思いますよ。


寺ちゃん:周り全部海ですからねぇ。


篠原:そうです。


寺ちゃん:となると、尖閣諸島周辺でパトロールを行う海上保安庁は厳しい対応を迫られると。


篠原:そうなんです。かなりねぇ、船舶も大型化して、新型にしてるんですけど、ともかく人員不足がねぇ、かなり慢性化してますんでね。それを今、補って、警察の人間迄乗ってる状況なんですよ。これあんまり知られてないけれど。


寺ちゃん:そうなんですねぇ。


篠原:だからそういう所をね、やっぱりどう見るかね。自衛隊、防衛費の手当てもって話ありますけどね、海上保安庁の手当てを本当にねぇ、変えないとマズイと思います。


寺ちゃん:さて、そうした中、日本と中国の両政府、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期した中国の習近平国家主席、国賓としての来日について、年内の実施、見送る事が分かりました。習近平国家主席の来日、来年以降も無期延期状態が継続すると見られ、事実上、白紙となる公算が大きくなっています。篠原さん、この判断はこれはまぁ、もう、致し方ないというか、至極当然


篠原:これは先程も述べましたが、中国側の判断でもあるワケなんです。現状で、例えばアメリカとこう対決姿勢を強めている中でね、アメリカに最も近い同盟国である日本とね、そんな話が進むワケがないっていう向こうの判断ですから。

これはもう、淡々と進めてね、大人のゲームでですね、チャンと中国に言うべき事は言うという方向にキチンと方向転換した方が良いと思いますね。


寺ちゃん:何かこの事によって、例えばですが、短絡的過ぎるかもしれませんが、尖閣諸島でもっと激しいなにか中国側が仕掛けてくるとか…そういう事は無いんでしょうか


篠原:それは逆にですね、今、日米協力を深めてですね、尖閣諸島にはアメリカに施設提供した射爆場もあるんですが、そこに基地を作るという話も具体的に浮上しております。そういう協力を強める中でね、そういう横暴は抑え込むという方向に動くしかないと思います。


寺ちゃん:ハイ、そして中国、中国の広東省の個人が3月日本の特許庁にAINUアイヌを商標登録出願していた事が特許庁の開示資料等で分かりました。アイヌの文化施設の開業が、今年予定される等、アイヌ民族への関心が高まりつつある中、一部のアイヌの人たちからは、便乗商法ではないか等と反発の声が挙がっているという事ですねぇ。こちら、篠原さん、如何ですか?


篠原:便乗商法どころか、乗っ取りやってるんですよ。これはね、変な話ですけどね、アイヌ新法作ってね、アイヌが先住民族だなんて言うねぇ、チョッともう、歴史的事実からとち狂った事をやってきた事が、便乗される切欠となって、もうズーッと狙って、中国の幹部が日本に来る度にね、李克強首相もそうでしたけど、来て、アイヌから土地を借りて、IRを作るという事迄言ってるんですよ。

そういう中で起きている事。しかも北朝鮮勢力との…まぁ、朝鮮総連ですけどね、連携して、かなり乗り出してきてるんですよ、北海道の特にアイヌの土地にね。そういう事が背景になってこういう事になってるんで、便乗どころかね、アイヌ自体も乗っ取られますよ、これ。


寺ちゃん:あっそうですか、今の侭でいくと。この所、よく言われるのがね、その日本の土地を結構買い求めているという様な事も言われてますよね。


篠原:これはだって、北海道の面積の1割位は中国の名義ですよ。それはやっぱりねぇ、軽視しちゃダメですしね、特にこれねぇ、商標登録の話はね、日本もね、キチンとね、抗議したら良いしね、当事者でこうやって侵害されたと思うんだったら、日本政府にね、キチンとね、働きかけて、やらさないとダメですね。


寺ちゃん:日本政府はこれ、どうすれば良いんでしょうか?


篠原:イヤ、これ何もやってないですよね。だから国際的にWTOに提訴するとかね、そこ迄考えた対応が必要ですね、これ。


寺ちゃん:まぁ、でも、もう少し大きい目で見ると、篠原さん、この新型コロナウイルス、中国の武漢から出てね、世界がもう、大混乱になっている。そんな中で香港の問題があり、色んな問題が


篠原:混乱を利用して拡大したのが中国の歴史でございますから。これはもう、ワザと起こしたとは言わないけどね、そういうしたたかさがあるのが中国なんでね、日本はあんまり油断しない方が良いと思いますよ。


寺ちゃん:そうですねぇ。よく歴史は繰り返すって言いますけど、歴史から学ばないといけない事も沢山あるワケですよねぇ。今、だから歴史から学ばなきゃいけないのは、過去こういう事があったんだから、具体的に気を付けないといけない


篠原:今正に大きな変動が起きてるんでね、これはもう、大丈夫なんて言わないでね、キチンと対応する方が良いと思います。


寺ちゃん:又、先程の篠原さんのお話の中でも、中国国内でも変動の兆しは無い事はない


篠原:そうなんです。だからね、中国の対応と中国人は区別した方がイイと思うんです。コレに批判的な中国の人たちの居て、かなり圧力受けてる事もあるんでね。そういう人たちをチョッとね、味方につける事をね、努力した方がイイですね。


横田滋さんのご協力で作成されたアニメ「めぐみ」(音声と字幕:日本語)北朝鮮による拉致問題啓発

2020-06-09 17:45:10 | 日記
横田滋さんのご協力で作成されたアニメ「めぐみ」(音声と字幕:日本語)北朝鮮による拉致問題啓発

https://youtu.be/GCV6ysI1T34


このアニメ「めぐみ」は、昭和52年、当時中学1年生だった横田めぐみさんが、学校からの帰宅途中に北朝鮮当局により拉致された事件を題材に、残された家族の苦悩や、懸命な救出活動の模様を描いたドキュメンタリー・アニメです。
制作に当たっては、日本俳優連合の多大なご協力をいただき、また、声優の方々もボランティアで出演してくださっています。
なお、このアニメはコピーフリーであり、政府・拉致問題対策本部HPより自由にダウンロードできます。

キャスト :
山寺宏一(横田滋役)
深見梨加(横田早紀江役)
高山みなみ(横田めぐみ役)
羽佐間道夫(ナレーション)
三木眞一郎(横田滋の同僚役)
田野恵(横田拓也・哲也(小学生)役)
島田敏(横田拓也・哲也(成人)役)
赤池祐美子(看護婦役)
川中子雅人(事務員役)
田原アルノ(政府職員役)ほか

協力 : 横田滋、横田早紀江、本そういち、双葉社、日本俳優連合
企画・制作 : 政府 拉致問題対策本部


【ノーカット】横田早紀江さん 記者会見



横田滋さん死去うけ安倍総理「断腸の思い」(20/06/05)


【有本香】 2020年6月9日 飯田浩司のOK! Cozy up! 今朝のニュースより



17:35~「教えてニュースキーワード」のコーナー

飯田:拉致問題解決への決意 今月5日、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父、滋さんが亡くなった事に関し、安倍総理大臣は昨日の参議院本会議で「安倍内閣で拉致問題を解決するとの決意は今も全く変わりない。ご家族の切実な思い、積年の思いを胸になんとしても解決する。滋さんが存命の間にめぐみさんとの再開を実現出来なかったのは断腸の思いで申し訳ない。最早一刻の猶予も無い。あらゆるチャンスを逃す事なく、果断に行動していく。」と述べました。

金曜日に訃報の一報が入って、非常に衝撃を受けたと。イヤァ~ご無念でいらっしゃったとも思いますし、有本さん、どうお感じになりました?


有本:あのぉ、以前、この番組にね、横田めぐみさんの弟さんが


飯田:ハイ、拓也さんがね。


有本:拓也さんがお越し頂いて、その時も私、拓也さんにお話を…放送外だったかなぁ…したかもしれないんですけれどもね。

私あのぉ、お父様の滋さんにお目に掛かったのは17年前。ある方のお宅での会食の席でお目に掛かったんですけどね。そん時に、もう、私直ぐ…はす向かいに座っていらっしゃったんですよね。

いきなり会が始まったら、直ぐさま、私に話掛けて来られて、まぁ、周りはもうチョッと年配の方が多かったんですけれども。で、私に「そのぉ、大変失礼ですけれども、あのぉ、ウチのめぐみと同じ位のご年齢じゃないですか?」と、いきなり言われてですねぇ。

「イヤ、めぐみさんは私より2つお若いです」と言ったら、ホント嬉しそうなお顔をなさって、「未だ、こんなに若いんだ」と、「今すぐ帰って来たら、まだまだ人生を楽しめますよね。」という風に仰った時に、あぁそうか、やっぱり13歳で居なくなってしまってるから、ご自分の娘さんが今、どんなだろうっていう事を常にこうね、周りを見て、同じ位の年代の人を探してしまわれるんだろうなぁという風に思いました。

ホントにその時に、親心っていうんですかねぇ。そういうの私も…ホントに深く、この記憶があるんですよね。で、拓也さんが、この番組でご一緒した時も仰ってましたけれども、やはりもう、これは北朝鮮による許せない犯罪なんだけどもね。だから1番悪いのは北朝鮮なんだけれども、やっぱりこの日本っていう豊かな国が、これに対して何もしてこなかったという時間が余りにも長過ぎると。

これホントに私たち国民全員に突き付けられている、まぁ反省すべき事だなぁという風に思います。で、まぁ、安倍総理がですね、この断腸の思いって言ったのは、これは私は本当だと思うんですよね。

やっぱり安倍さんにとっては、そのぉ、安倍さん自身がお父さんの秘書だった時から、まぁ、この問題、1番早くから取り組んできたし、それから自民党の中にも、正直もう、北朝鮮とベタベタの政治家いっぱい居たワケですよね。90年代なんかはね。

まぁ、そういう人たちの暗闘の日々というのもあったワケだから、安倍さんにしてみても、もう、これ解決するというのは悲願ですよねぇ。

それが、やはり、この安倍内閣で7年半、全く進んでいないという事は、本当に断腸の思いであろうと言う事は想像出来ます。

只ですねぇ、まぁ、言葉尻を捉えるワケじゃないんですけれども、あらゆるチャンスを逃す事なく果断にと。私、この考え方自体も、もうチョッと考え直した方が良いと思いますねぇ。

つまりね、このチャンスを見て、北朝鮮の動きを見て、それに対してすかさず対応するというのでは、もう足りなくて、やっぱりチャンスを作るべきだと思う。


飯田:自分たちから?


有本:ハイ。その為には、やはり今迄、踏み込んでいなかった所に踏み込むべきで、これもまぁ、色んな形で具体的に提言されてる方がいらっしゃるけれども。自民党の中でも何度となく検討されてるんですが。

私はやっぱり朝鮮総連を解体するという方向にもっていくべきだろうと思いますね。それによって分かる事実というのは、随分有るという風に思う。

それから日本国内に於いて、まだまだやるべき制裁ってのがあると思いますね。個人に対しても。

それと…日本国内で拉致の実行に関わった人、或いは機関…これは警察は情報を持っている筈ですね。こういうモノについて、もう時効になっているモノなんかは特にですね、国民の前に情報を明らかにすべきだという風に思います。

それによって、又更に、国民の側から出て来る情報もあるでしょうし。で、そういう事で、北朝鮮に対してもう一歩日本がプレッシャーをかけるという行動に出ない限り、新たなチャンスというのは生まれないと思いますね。


飯田:まぁ、ねぇ…あのぉ、拉致事件に関しては、ホント、日本人の中にも協力者がかなり居たという様な事を、相当、言われてますよね。


有本:それは、結構具体的な情報も聞こえてきてましたからね。もう20年も前から。で、特に民間で調査をしている人たちが居るじゃないですか。手弁当でねぇ。

例えば特定失踪者調査会とか、あの辺りには相当な情報が集まってますよね。で、その情報収集に、私も…今から17~8年…もうチョッと前かな…20年近く前、協力した事ありますけれども。

だから、そういう事は、警察で裏付けの出来てると部分ってのは、沢山あるワケですよね。そこを、やっぱり、もうソロソロ公表すべき情報ってのが、あるんじゃないかという風に思います。


飯田:親世代は、このめぐみさんのお母様の早紀江さんと、そして有本恵子さんのお父様の明弘さん…お二人を残すのみと。


有本:ですから、今もう、世代を…次の世代にバトンタッチしていっているワケですね。弟さんとか。


飯田:ご兄弟、姉妹の方々。


有本:飯塚さんなんかは、息子さんになるワケですけど、被害者の方の。ですから、そういう風になってしまって、これ、なんか活動として、何か常態化するっていうのは全然良い事じゃありませんから。国民の側からも政府に対してですねぇ、今迄とは違う対応をすべきだという事を突きつけていく局面に来ていると思います。


飯田:エー、拉致問題に絡んでですねぇ、メールを頂きました。今週金曜日は、2年前、この日初めて米朝首脳会談が行われた日ですよね。あれから2年が経ちましたと。


有本:そうだぁ、シンガポールから飯田さんと…


飯田:放送しましたね。


有本:放送しましたねぇ~。あの時は、チョッと未来が開けるかと思いましたけどね。


飯田:でも、直前ねぇ、それこそめぐみさんの弟さんの拓也さんに、これも二人でインタビューさせて頂いた時に、「全く油断してはイケマセンよ。」ってズッと仰ってましたねぇ。


有本:そうですねぇ。やっぱり横田さんご一家は、ホントに何度もね、騙されてきているから。あの時は本当に、全然楽観視していないっていうねぇ、状況でしたねぇ。







自前資源のメタンハイドレートが数年後には実用化される?青山繁晴議員の国会質疑です

2020-06-08 21:19:57 | 日記
自前資源のメタンハイドレートが数年後には実用化される?青山繁晴議員の国会質疑です

https://youtu.be/64XKspSJLl0

Kチャンネルさんの令和2年6月2日 参議院経済産業委員会--青山繁晴議員をお借りしています。


青山繁晴:皆様おはようございます。自由民主党の青山繁晴です。党利党略の為ではなく、只、国益の為にこそ、質問します。

今、傍聴の条件が非常に限られているワケですけれども、その限定された条件の中、傍聴に来て下さった主権者の方、ありがとうございます。

では早速、1問目に入りたいと思います。今回電気事業法を何故改正するかと言えば、国際紛争や自然災害が多発していますから、要は電気を起こす為の燃料、つまり資源を輸入出来なくなる事態に備える意味が込められていると思います。

だから法案の名前にも、強靭且つ持続可能な電気供給体制の確立という言葉がわざわざ入っているワケです。普通の敢えて言いますと、普通の国でありましたら、では、自前資源の開発をシッカリやりましょうとなる筈ですが、あの分厚い法案…隅々迄、拝読致しましたけれども、1字もありません。

未だに日本は資源のない国であるという思い込みが残念乍ら、官民共にあるのではないかと懸念致します。

実際は大臣もよくご存知の通り、槇原副大臣もよくご存知の通り、日本は母なる海に、マンガン団塊、コバルトリッチクラスト、レアアース、海底熱水鉱床、そしてメタンハイドレートを豊かに多様に包容しております。

こうした我が国の自前資源開発の促進を法改正に盛り込んでいないのは、何故なんでしょうか?槇原副大臣にお尋ねしたいと思います。


議長:経済産業省・槇原副大臣


槇原副大臣:あの、委員には大変大切なご指摘を賜りまして、ありがとうございます。あのぉ、「国内資源が乏しい日本に於いて」と言われる中に於いて、日本の周辺海域に豊富に存在する、このメタンハイドレートを始めとする国産資源開発というのは、極めて重要だと思っております。

実は私個人も、このメタンハイドレートの早期の商業化を目指す議員連盟を…これエネルギー化学振興議員連盟というんですけれども、まぁ、事務局長として立ち上げまして、この事を支援してきた議員の1人でございます。

まぁ、そうした中、今回のこの国際資源開発に於きましては、JOGMEC法に於いて、JOGMECが技術開発や地質構造調査等の業務を行う事となっており、政府はこれ迄JOGMECを通じ、積極的に国産資源開発を推進してきましたけれども、今回の法改正に於いては、制度的に変更がありませんので、法律事項にはなっていませんが、この国際資源開発の重要性には全く変わりが無く、引き続きシッカリと取り組んでいきたいと思っております。


議長:青山君


青山繁晴:ハイ、あのぉ、槇原副大臣が議連で活躍されている事も承知しておりまして、今後とも、宜しくお願いしたいと思います。

で、今仰った制度変更が無いからっていう事は…スイマセン、それも承知しているんですけれども、実はそのぉ、私が申し上げたいのは、その制度変更も必要であるという事でありますし、これは意見ですけれども、人間の資源開発というのは、当然、採り易い陸から始まって、そして段々、未知の海にこれから進んでいく所です。

ここにいらっしゃる方、皆さんご存知の通り、日本は国土はやや狭くとも、海は面積で言うと、世界で6位ですから。それを考えれば、この流れを…もう1度言います、これは意見ですけれども…政府、なかんずく経産省に、よく理解して頂きたいと思うんですね。

で、梶山大臣に於かれても、よく理解されていると思いますので、次は大臣にお聞きしたいんですけれども、この自前資源の内、槇原副大臣にも触れて頂いた、メタンハイドレート。

エー、もう大分人々に知られる様になってきましたけれども、メタンというのは天然ガスの主な成分でハイドレートっていうのは…スイマセン、チョッと…議事録に残りにくいでしょうけれども、(右手で握りこぶしを作り)これがメタンの分子だとすると、周りに水が取り囲んで、籠状になっているCH4…それがメタンハイドレートですから、簡単に言うと、海の中で、冷たくて、圧力を受けて、凍っている天然ガスという事であります。

従って、天然ガスとして、そのまま資源で使えるワケです。で、2種類ありまして、太平洋側に多い砂層型、スナソウガタと言わずに、正しく日本語でサソウガタと呼んで頂きたいのですが、要は海底の砂の中に埋まっていますから、取り出すのが大変で、漁場保障も大変な問題となります。

ところが過疎に苦しんでいる日本海側に多く存するところの、表層型メタンハイドレート。この表層型というのは、最近についた名前ですけれども、要するに海底の海の底の…海面じゃなくて、海の底の表面に現れてしまってるモノが多い。従って、採り易いだけではなくてですね、さっき言いました通り、ガスが凍っているワケですから、当然軽いので、比重が軽いですから、上に上がっていきます。

従って、私自身も含めて、海洋調査を行ってきた研究者は、この日本海にスカイツリー…だいたい平均の高さ…僕らが見つけた奴は平均650mですから、調度スカイツリーが…の様な高い柱がですね、日本海の海底からワサワサと立ち上がってところも沢山あると言う事なんですね。

で、前者の砂層型は当然手間が掛かりますけれども、今、未だ、僕は東京大学で教鞭もとっていますが、ハッキリ言うと、東京大学を中心にした学者の取り組みが太平洋側に集中した事もあって、政府の取り組みは表層型について遅れていました。

ところが表層型こそ、過疎に苦しんでいる日本海側を、日本海沿岸を救う事になりますから、一瞬、私の事を申して恐縮なんですが、民間専門家の端くれとして、22年間、自費も投じまして、海洋調査船をリースして、さっきのメタンプルームも研究者と一緒にやってきたワケです。

で、それが実は、この数年間画期的な進展を見せていまして、特に今、梶山大臣の下でですね、今年度から、これはホントは万歳したくなる様な話なんですけれども、やっと…やっとと申して申し訳ないですが、政府がキチンと国民から頂いている、お預かりしている予算を使って、実用化の為の…つまり今迄は、どれ位あるかっていう調査…これは絶対必要ですけれども…ズッとそれをやっている印象があったんですけれども、そっから一歩踏み出して、実用化の為の技術開発が始まっています。

エー、これは世界のトップランナーとして、物凄く有意義なんですが、殆ど誰にも知られてないです。メディア…僕、敢えてオールドメディアと呼んでますけど、殆ど報じない事もあって、知られていないんです。

従って、先ずですね、大臣御自ら、今、今年度から取り組んでいる中身とですね、それから、その志についてお答頂けますでしょうか?


議長:梶山経済産業大臣


梶山経済産業大臣:あのぉ、先ず、資源の少ない我が国に取りまして、国産資源開発というのは大変重要な課題であるという事で、これは一貫した考え方であります。

委員ご指摘の表層型メタンハイドレート…これ日本海側に存在するワケですが、我が国への安定的エネルギー供給の観点から、極めて重要な国産資源としてのポテンシャルを有する一方で、既存の天然ガスの生産技術が活用できないという事で、新しい生産技術が必要との課題があります。

それは分離して、シッカリ取り出すという事ですね。その為、エネルギー基本計画に基づいて、2016年から4年間に渡って回収技術に関する調査研究を行って参りました。

昨年度生産に必要な有望技術を特定を致しました。そして、委員ご指摘の通り、本年度から、本格的な生産技術の開始をするという新たなステージを迎えております。エネルギー基本計画等で掲げました2023年から、2027年度の間に民間企業が主導する商業化に向けたプロジェクトが開始される事を目指して、技術開発を行うと。

目標の実現に向けて引き続き、計画に、国としても、シッカリと取り組んで参りたいと考えております。


議長:ハイ、青山君


青山繁晴:ありがとうございます。実際の進捗、始まっている事も併せて、まぁ、梶山大臣、僕は社交辞令は申しませんので、実際に意欲をお持ちの大臣の下で始まった事をホントに喜んで居ります。

その上で、もう1度申しますが、国民に、主権者に、この進展が殆ど知られていないという事は実は重大な課題だと持ってます。これは槇原副大臣にお尋ねしたいんですけれども、これについては、表層型だけではなくて、砂層型も含めてですね、そもそもメタンハイドレートを実用化していく上で、こういう取り組みやっているんですという事をね、或いは将来展望を、近未来についての展望を、それぞれ専門のホームページを立ち上げて頂き、それから大臣に於かれても、大臣は勿論、閣議後の定例会見も有りますし、槇原副大臣に於かれても、会見なさる事もあると思うんですけど。

あのぉ、記者に聞かれる事は期待出来ないので、僕は共同通信出身ですが、あのぉ、こういう話は殆ど聞きませんから。従って、大臣や副大臣、或いは政務官も含めてですね、そのぉ、政治の側から積極的に紹介して頂いてという発信の努力をお願いしたいと思います。これは槇原副大臣、もう1度お願い出来ます?


議長:槇原副大臣


槇原副大臣:ホントに委員ご指摘の通り、活動についての発信をして、国民の理解を得てくというのは大変重要だと思います。あのぉ、思い起こしますと、三河沖で初めてフレアが成功した時などは、1番分かり易い映像なので、結構ニュースになったんですけども。

その後あまりそうしたニュースが少ないというのは実感が私もございますので、是非、力を入れていきたいと思います。あのぉ、昨年の2月に改訂をしました海洋エネルギー鉱物資源開発計画に於いても、研究活動を分かり易く伝え、効率的に理解を増進していく事を目的とした成果の普及情報公開を推進するって事を明示しておりますので、一応、スタンスとしては、それを重要であると位置づけておりますんで。

それで既に開設されております砂層型に加えて表層型のメタンハイドレートについても、今年度委託事業者の産総研がホームページを開設して、分かり易く発信をする予定でございますので。又、ご指導も賜りたいと思います。

又、実証実験等で大きな進展があった場合には、大臣の会見やニュースリリースで国民にタイムリーに発信する等、より、この重要性について、ご理解頂ける様に、積極的に広報をして参りたいと思います。


議長:青山君


青山繁晴:今、槇原副大臣が仰って頂いた産業技術総合研究所、略称、産総研がホームページを作りつつあるという事は側聞しているんですけど、遅いと思います。もう始まって居るんですから、あのぉ…なんか格好がついてから、お知らせをするっていう考え方自体はやめて頂きたいと思うんですね。

主権者と共に、言わば、共に歩むっていうホームページの有り方にして頂きたいと切に願います。これも意見でありますが。じゃあ…更にお聞きしたいのはですねぇ、私は3年10ヶ月前に国会に来てしまって、研究の現場から、残念乍ら、来てしまって…本音ですが…残念ながら、研究の現場…利害関係をもらってはいけませんから、もう、距離を置いております。

しかし、そのぉ、大学の研究には関わっていますから、非常に痛感しているのが、若手研究者の育成が、本当に巧くいってないって言いますか、あのぉ今日、冒頭にお聞きしました通り、自前資源っていうモノは日本の海に大量にあるんだという概念があまり無いので、せっかくメタンハイドレートならハイドレートを志をもって、男女の学生がやってきても、実はその受入先が無かったり、或いは企業に行っても、未だ、その部門が育ってなかったりって事があります。

で、当然今、大臣、副大臣共、仰っているのが、「新しい取り組みである」って事ですから、当然初期にはこういう問題は生じます。で、特に若手の研究者の育成が非常に大事だと思いますので、その予算をですね、予算が無いと育成出来ませんので、大学におりていく予算も含めて、計画的に積んで頂きたいんですけれども。この答弁をお願いします。これは政府参考人ですね。ハイ。


議長:資源エネルギー庁・南資源エネルギー部長


南資源エネルギー部長:お答え申し上げます。委員正にご指摘の通りですが、国際資源を開発する上で、専門的な知見や経験を有する若手研究者の育成が不可欠であると認識をしております。その為、JOGMECに於きましても、若手も含めました国内技術者を対象とした、石油天然ガスの炭鉱開発等の技術者研修を毎年実施しておりまして、昨年も2百名以上が参加しております。

取り分け、メタンハイドレートのつきましては、2023年度から2027年度の間に民間が主導する商業化に向けたプロジェクトが開始される事を目指して、技術開発を行うという事を目標として掲げておりまして、将来の商業化を支える若手研究者をですね、今からシッカリと育成していく事が重要だと考えております。

その為、例えば、表層型メタンハイドレートの研究開発に於いては、現在6つの大学に参画して頂きまして、若手研究者も参加して頂いていおります。今後共ですね、若手研究者の育成という先生ご指摘のポイントも意識しまして、日本の石油開発会社や大学JOGMECとも産学間で連携しまして、国際資源開発の取り組みをシッカリと進めて参りたいと思っております。


議長:青山君


青山繁晴:あのぉ、今、南部長が仰った通り、そのぉ、大学の数も増えまして、自前資源の専門の学部を置く大学も出来るようになりました。国立大学で。で、そういう所と巧くかみ合って、育てていって頂きたいと願います。

エー次に非常に高度な政治判断に関わる問題ですので、再び梶山経産大臣に、ご答弁願いたいんですけれども。

実は、予てからですね、あのぉ、民間の専門家の端くれの時から主張しているのが、資源エネルギー庁は、本来役所を作った目的、或いはその任務がですね、海外の権益の確保が中心です。安定的に輸入出来るようにという事が中心で、そのエネルギー資源を巡る言わば公的な商社としては世界屈指の実力だと、これも社交辞令抜きで思うんですが。

そこに集中しているだけでは、もう、自前資源の開発はなかなか進まない。で、エネ庁にとってはご不満でしょうが、資源開発の実績は矢張り乏しいです。

で、それを考えますと、やっぱり組織で人は動きますから、先ず本当は経済産業省…これ嘗て、橋本内閣の時にですね、通商産業省から変わったワケですけど、経済って大きな言葉が付いて、あのぉ、言わばイイカッコは出来る様になったけど、チョッと焦点ぼやけたと、これは個人的意見ですけれども…ここに答弁求めたりしませんが…あのぉ、その様に考えておりまして、これは敢えてですね、産業エネルギー省に改組する方が良いと思っているんですが、今日はですね、今の件は且つて予算委員会でも聞きましたが、今日は、それを踏まえた上で、先ずは、資源エネルギー庁を提案しますと、総合資源エネルギー開発庁に改組して、自前部門の資源の開発を強化して頂けないかと。

その際に、今迄エネ庁、エネ庁と私も含めて言ってきたんですけども、そうではなくて、資源庁という風に、国民の間でもメディアの中でもオールドメディアのオーダーであっても、伝わる様にして頂きたいと思います。

これ、あのぉ、産業エネルギー庁に改組って言ったら、大変なエネルギ―必要ですけれども、先ず、足下のエネ庁の改組、梶山経産大臣がいらっしゃる間に取り掛かって頂きたいと願いますが、如何でしょうか?


議長:梶山大臣


梶山大臣:再程も冒頭申し上げました様に、国産資源開発の重要性っていうのは十分に認識しております。そして、時代と共に、その重要性ってのは増してきていると、私自身も思っております。エネ庁が出来たのは昭和48年だと思いますけども、石油ショック等もあり、シッカリとエネルギーを確保していこうと。そして電力を確保していこうという中で、出来たモノだと思っております。

そうした中で、今度は、やはり自前のエネルギーを持たないと安全保障上大変だという中で色んな取り組みをしているワケであります。国際情勢に左右されない国産資源の開発を推進していく。国内外から資源を確保出来る環境の整備が必要と考えております。

具体的には今迄国主導で国産資源の生産技術の研究開発や探査等を実施してきておりますけれども、近年は、委員ご指摘の通り、メタンハイドレート研究開発の予算措置の拡充という事でs苦年度より今年度、かなりの額を増額しております。

又、国内石油天然ガスの探査能力向上に関する三次元物理探査船の探査の導入と、私もこれに乗りましたけれども、非常に素晴らしい装置が有って、非常に…間隔を刻んで色んな探査が出来るという事でもあり、それらと連動して、どう開発していくかっていう事が国の大きな仕事であると思っております。

エーこの国産資源開発への取り組みを強化をしていく事は現実にあるワケであります。資源エネルギー政策の責任者である私としても、思いは同じでありまして、委員からのご意見を激励として拝聴させて頂き、海外は元より、国産資源開発にも重点を置きながら、まぁ、総合的な視点を持って、資源エネルギーの安定供給の確保、特に現実の話として目の前にあるメタンハイドレートの実用化という事も含めて、予算もシッカリ確保し、体制も整えて参りたいと思っています。


議長:青山君


青山繁晴:あのぉ、今迄より踏み込んだ答弁頂いたと思っていますので。勿論、あのぉ、私が仮提案した名称とか組織の在り方に必ずしも拘るワケではなくて、今、大臣の仰った通り、実質的な予算をキッチリつけて頂いて、焦点を絞って取り組んで頂きたいと切に願います。

さて、次も、非常に高度な政治的な話になるんですけど、海の資源を開発しようとすると、沢山渉外が当然あります。水そのものが障害です。人間は呼吸できませんから。それから水圧という恐ろしい敵もあります。

同時に特に日本に於いては、漁家の方々が非常に優れたお仕事をなさっていて、日本の海の隅々に至る迄、漁家の方々がキチンと漁場を築いておられます。で、メタンハイドレートの開発は、例えば砂層型ですと、やっぱり掘りますので、当然、漁業補償の問題が出て来ます。

で、日本海側も、技術手法に依っては、同じ事が起きますけれども、例えば、例えば、一例ですけど、さっき申しました、又、手を出して申し訳ないんですけれども、海底からプルームが立ち上がっている。柱ですね、プルームっていうのは。

で、実はこのプルーム自体が資源の塊です。従って、そのプルームに言わば「幕」を被せて、そこに溜まるモノを上に上げれば、船の上か陸上に上げれば、これは下で冷たかったモノが、陸上温度になり、それから気圧も1気圧になりますと、これはほっといても、天然ガスになりますから、要は下を掘らなくてもですね、その侭資源化出来るって事が、大臣が仰った今年度の計画の目標の1つにも入っているワケですね。

で、それを考えますと、逆に言うとですね、漁家の方々と話していますと、やっぱり漁業補償という考え方は必要だと仰る方も多くて。それは激しく同意するモノなんですね。あのぉ、漁業の、漁労の在り方が変わる事は有り得ますから。沢山…メタンプルームであっても、沢山船が出たりすれば、漁家の方々の動きを制限しますから。

ところがですね、このプルームを見つける機械…私自身も、国会に出てしまう迄は、触っていたモノは、軽量魚探と言いまして、要は魚群探知機で、軽量ってついてるのは、感度が鋭くて、値段もやや高くて、研究用っていう意味です。

で、しかし普通の漁船でも日本の漁家のレベル高いですから、だいたい魚群探知機、しかも精度のかなり高いモノを積んでいらっしゃいます。で、何と僕らが実際に海で研究を始めた時に驚いたのは、日本の漁家の方々はデータを持っていらっしゃるんです。

つまり、これはメタンハイドレートの柱だとは、勿論分からずに、何か白い柱の様なモノがモヤモヤと立ち上がっていて、そこにカニがイッパイ居ると。

で、これはメタンハイドレートに食いつくバクテリアとかですね、微生物をこのカニが食べる為に、カニの漁場になっているワケですね。従って、データが山の様にあって、そして梶山大臣の指導力の下、予算を頂いて…予算を付けられていってもですね、研究調査船は新しい能力のある調査船が出来ましたけど、やっぱり限られますよね。

これ隅々にまでいらっしゃる漁家の方に協力を得て、そしてデータを頂き、連携を進めれば、嘗て無い、漁家と政府或いは研究者の連携が出来ます。従って、当然データに十分な対価を払って頂く事も含めてですね、正しく政治の出番だと思うんですけど。漁家の方々との連携について、槇原副大臣にお尋ねします。


議長:槇原副大臣


槇原副大臣:あのぉ、私もメタンハイドレートの開発に関わってきたつもりでございましたが、委員の様な、大変詳しい情報を伺ったのは初めてでして、本当に貴重なご経験そして、ご知見をこうしてお知らせ頂くことに本当に感謝申し上げます。

勿論経済産業省としても、この様な海洋調査や実証実験をやるに当たっては、漁業組合の皆様との調整というのは必要不可欠で、極めて大事だと、こう思っておりまして、まぁ、漁業組合が主催する定例海洋打ち合わせ会等の参加をさせて頂いて、こちらの海洋調査や実証実験に関する儀容を説明すると共に、その実行に当たっては、詳細な実施場所や実施時期を調整させて頂いております。

そして同時に、仰って頂いた様に、漁業組合の皆様、大変なご知見がございますので、実施場所に関する水生生物や環境等について、必要な情報を頂いてきたところでもございます。まぁ、こうした事は、具体的には、事業実施者であるJOGMECや産総研等がやっておりますけれども。

これからも、地元の漁業従事者の方との意見交換も伺いながら、シッカリと連携を図っていきたいと、こう思っております。


議長:青山君


青山繁晴:では、このメタンハイドレート関連は時間も無くなってきましたので、あと1問だけにしたいと思いますけれども。あのぉ、特に表層型のメタンハイドレートを考える時に、課題になり得るのが、その保存量ですね。

つまり表に出てしまっているという事は、そのぉ砂の中に沢山あったり、或いは旧来型の天然ガスよりも少ないかもしれないですね。そん時に、考えの切り替えが非常に大事になるのは、地産地消です。

地産地消については、自由民主党でも議連もありますけど、メタンハイドレートについて地産地消っていうのは、僕も議連に参加していますけど、全然議論が今迄、出ていませんでした。

ところがですね、日本海の実情を考えると、やがて太平洋側にエネルギーを送れる事も大切ですけども、目の前の資源を目の前の海で賄う事が出来る様になると、産業の誘致にも非常に大きく関わってくると思います。

従って、この地産地消で考える為にですね、例えば1つの例としてはね、新潟の歴代知事にズッと提案してきたんですけれども、既に天然ガスで走るバスは有るんで、それを、その内の1台でいいですから、メタンハイドレートは実は天然ガスなんで、メタハイバスを例えば新潟走せると、地元の方々にとっては、あぁ、自前資源で走る公共バスがあるんだって事がよく分かると思うんですね。

で、先ず、チョッと質問を分けますけど、先ず地元でメタハイバスは如何でしょうっていうのを槇原副大臣にお答え願えますか?


議長:槇原副大臣


槇原副大臣:あのぉ、ホントに委員がご指摘の地産地消の前提となる小規模開発というのを含めて大変大切な事として検討していきたいですが、今の天然ガスバスというのについても、あのぉ、自治体や、或いは天然ガスバス等について、既に国交省が仕組みをもっておりますので、まぁ、こうした国交省等ともシッカリ意見交換を行っていきたいという風に考えております。


議長:青山君


青山繁晴:今の件でもう1点ですねぇ。あのぉ、実は兵庫県と京都府の取り組み、そこに私も民間専門家の端くれとして参画してきたんですけれども、若狭湾からですね、京阪神の工業地帯迄、実はとっても短いです。そこに構想汲道路も走ってますから、そこにパイプラインを乗っけて、まぁ、下に埋設するんですけど、入れて、そして大阪ガスの兵庫県の所迄繋ぐと。

そっから、あっと言う間に優れた導管のネットによって、やがてメタンハイドレートが使えるという事も有り得るワケですね。

じゃあ兵庫県や京都府で一生懸命努力してるんですけど、国の…国が非常に弱いので、この点、この点も槇原副大臣、如何でしょう。


議長:槇原副大臣


槇原副大臣:あのぉ、今のパイプラインって話ですけれども、まぁ、供給安定性向上等の観点から、意義があるという風に考えておりまして、民間事業者の皆様や、或いは自治体等の関係者が、経済性等、様々な要素を考慮しながら、検討されておりますので、国としても、こうした検討に積極的に参加をして、ニーズに応じて対応して参りたいと思います。


議長:青山君


青山繁晴:何とかあと2問やりたいと思うんですが、後2分ですが。エ~と、全く話は変わるんですが、自前資源の一環として、高温ガス炉ですね。或いは超高温ガス炉…原子力の第4世代と言われていますけれども、実は日本が、梶山大臣の地元を含めてですね、50年間取り組んできて、非常に進んでいるんですけれども、安い高温ガス炉を中国が開発して、取って代わろうとする動きもあるやに聞きます。これについて現況を教えて下さい。政府参考人如何でしょうか?


議長:文部科学省千原文部科学審議官


千原文部科学審議官:お答えいたします。高温ガス炉でございますけども、冷却材に水を使わない事で、水素爆発が起きない等、優れた安全性を有し、又、出口温度950度という高温の熱を取り出せる事から、発電のみならず、多様な熱量が期待される次世代炉でございまして、エネルギー基本計画の下で、国際協力の下で研究開発を推進するとされてございます。

我が国では、ご指摘の通り、日本原子力開発機構に於いて研究開発を進めてきておりまして、1998年に運転を開始した実験炉であります高温工学試験研究炉HTPRを活用した研究開発を通じて、高温ガス炉の安全性や水素製造等の多様な熱量に関する治験を獲得して参りました。

又、近年ではポーランド等との国際協力を積極的に推進しております。あのぉ、委員ご指摘の通り、海外に後れを取らない様に、シッカリ文科省としても、あのぉ、他国に遅れをとる事なく、高温ガス炉の技術の研究開発を進める必要があると考えておりまして、新型炉開発の産業支援を進める経済産業省とも連携しながら、シッカリ取り組んで参ります。


議長:青山君


青山繁晴:あの最後、物凄く短く言います。あのぉ、この法改正には自然エネルギーの活用の促進が盛り込まれているんですけれども、光だけじゃなくて、蔭も見つめて頂きたいと思います。

例えば、風力発電について。僕はデンマークや国内の調査で歩きましたけれども、低周波の騒音による妊婦らへの影響、環境破壊、或いは立地の為の環境影響等、課題のあると思います。最後に槇原副大臣、スイマセン。恐縮ですがお願いします。


議長:槇原副大臣、お時間ですので、お答え簡潔にお願いします。


槇原副大臣:おっしゃる通り、環境への配慮や地元住民の皆様の理解が大切でございますので、此処は環境省とも連携をしつつ、そうした影の部分というか、チャンと見ないといけない所も見ながら再エネの開発が地域と共生している様に引き続きシッカリと取り組んで参りたいと思います。