「4年前 香取さんは初めて阪本監督の撮影現場を体験。強烈な不安に襲われたそうですが…」
【孤独な撮影現場】
座頭市ん時、あきらか怖い空気だったんですよ
監督「ん？」
香取「言ってしまえば “映画の中にアイドルやってきたっ”ていう。
で、そこで怖い感じとかって有りそうな話じゃないですか？」
監督「座頭市に入る前に…僕はあの～自分のルールっていうか主役の人とはマネージャーさんにもご遠慮いただいて２人っきりでお酒を呑むって決めてるわけね」
うなずく
監督「(香取と呑んだ時に)ひとつだけお願いかありますって言って…
それはまぁ極寒の地で着流しで暖房とかしにくい状況でも
“絶対僕には気を使わないで欲しい”っていうのが彼の頼みだった」
佐藤「うん」
監督「それを言われて実際に現場に入ると…ジーと目をつぶって座ってるわけよね」
佐藤「うん」
・・・
監督「…か、居なくなったなぁと思ったら山菜摘みに行ってる…杖を持って」
(。・ｗ・。 ) ププッ
監督「わらびとかさぁ…春のシーズンになったら。
まぁこの人(香取)の見せてない暗部っていうかシャドーっていうか…」
・・・
香取「他のお仕事でもそうですが、“本気でぶつかってボロボロになってもいいからやってみよう！”って思ってやっていたところ、１人２人とどんどんどんどん分かりやす～い感じに…」
香取「雪が吹雪いてきた時に１人ジーと居たら温かいお茶を持って来たり“ほら 飲めよ！”って。
“ありがとうございます”って言った瞬間に“あっ！この人は認めてくれた”っていう。
…“でもあの人はまだ(認めてくれない)挨拶しても挨拶してくれない”みたいな」
佐藤「あはははっ」(笑)
(それはツライ (T_T))
。・゜(＞ェ＜)゜・。
監督「…で出演してないのに(佐藤さんが)現場に来たよね？」
香取「そーなんですよ あの雪の中の…庄内まで来てるっていうのと、自分の事をカメラの奥から見てくれてるっていうのも嬉しいですしぃ…」
「あと阪本監督との２人の関係性も…あ～凄いなぁと…熱いものを感じたものがありました」
【監督と俳優】
監督と佐藤浩市さんは30代で出会って、20年来の友人
佐藤「現場で“阪本さぁ”って言っていたらあるスタッフから“浩市 一応監督だから皆の前ではさんをつけてくれるか？監督って呼んでくれよ！”って言われて」
香取 へ～～
佐藤「まぁそれは正しい。確かに俺が間違ってたゴメンナサイって」
香取「雑誌のインタビューをさっき一緒にしてて、“阪本監督が～”って浩市さんが言いながら
“監督がこうこうこうで～でもアイツはこういうの作りたかってんじゃないかな”ってアイツに最後にはなってましたよ」
監督 ウフフッ(笑)
香取「でもアイツって言ったあと…“ん～監督は”って(言い直してた)」
【人類資金】
「今回阪本監督が手掛ける映画【人類資金】
佐藤浩市さん香取慎吾さん森山未來さんをはじめ豪華キャストが出演するエコノミックサスペンス。
撮影はニューヨークをはじめ4ヶ国で行われました。」
香取「去年の年末ですかね新選組の忘年会があって、そこで浩市さんに“お前 スケジュール大変だぞ”って聞いたの初めて(笑)
ジャニーズ事務所から聞く前に“お前 大変になるよ”って」
佐藤「まぁねえ分かってる事だからね(早めに教えたんだよ)」
監督「ニューヨークに来る前に(香取に)メールで“(役が)捕らわれの身になってるようなものだから…やつれてきてくれ”ってメールした。で観月ありさにに聞いたけど飛行機の料理も全部断って…」
はい！
佐藤「食べてなかったね」
【信頼関係】
佐藤「僕は何人かの監督は…
物(脚本)が無くてもちょっと浩市コレやるからと言われたらば(二つ返事で)分かった、絶対行くっていう人が何人かいる。(阪本監督は)その中の１人ではある」
監督 うなずく
(確か“神様のベレー帽”も本当は休みにしようと思ってた時期だけど剛君のドラマなら出るっていって出ていただいたんだよね)(泣)
佐藤「何故そうかって言うとお芝居中心で見てくれるから…」
香取「うん」
佐藤「今言った言い方だと誤解を招きやすい言い方なんだけど、やっぱり芝居を見るって難しいんですよ」
香取「うん」
監督「映画は役者の顔で持っていくっていう…だからまぁ芝居を見るっていうより
顔を見てる方が近いんだけど」
佐藤「もうねテンパり方がハンパじゃないんですよ。(撮影中は)まず3食 食わない。飯が食えないんだな考えちゃうと」
監督「俺も結構偏食だけどこの人(香取)も相当偏食ですよ」
佐藤「この人が偏食なのは知ってるよ」
【不規則な食生活】
監督「(食事を)抜く時はものすごく抜いてるでしょ？」
香取「そーですね」
監督「である日の夜食で4日分くらい食うんですよ」
香取「昼ご飯を食べる時間が入ってないじゃんっていうスケジュールが昔はあったんですけど、
そこからはもう考えない世界が始まった」
佐藤 うなずく
香取「何も食べてないまま１日が終わる事があって…でも人によってだと思います。SMAPの皆がっていうわけじゃなく…草彅とかは逆に決まった時間にスケジュールをちょっと空けてでも食事の時間をとらないと…もう皆の知ってるつよぽんでは居られない状況になっちゃうくらいに必要なんですけど」
佐藤「う～ん」
香取「僕は食べる仕事が多い」
監督「ナハハハッ(笑)」
香取「計算の中で今日１日食べてないな、でも明日(食べる仕事だなと計算する)
それこそ明日朝6時位の新幹線で名古屋行って20合食べますよご飯」
監督「20合？」
香取「20合食べにおじゃマップで明日名古屋に行くんで昨日位から食べてないですよ」
(しんつよおじゃマップの前日に撮ったんだね
「宇宙兄弟！」(笑))
佐藤「そしたら逆に胃袋が小さくなっちゃうんじゃないの？」
香取「食べようと思ったら本当に(いくらでも食べられる)…ボク、あの、SMAPじゃなかったらこの位になってると思います」
(僕の胃袋は宇宙ですから(笑))
監督「あはははっ(笑)」
佐藤「確かに体重の増減って我々の仕事だからやるけど…
慎吾の見ると極端だなぁっと思って」
香取「体重・体脂肪は…こんなに太ったり痩せたりしてるながらも日々毎日朝全部つけてます」
佐藤「じゃ今は抑えてるの？」
香取「今は抑えられてないけど抑えなきゃいけない時期に入ってきています」
佐藤「きている？」
香取「はい」
佐藤「すいませ～ん(お店の方に)ビール二つと赤ワイン一つ下さい」
いいんですか？
佐藤「いいよ！」
監督「いやっ 自分のタイミングだろ？今」
ニッコリ(笑)
つづく