遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

パン切包丁を新調しました

2024年03月10日 | 故玩館日記

以前のブログで書きましたが、土、日の朝食は私の担当です。

今朝のプレートです

できるだけ自家製野菜を使うようにしています。冬野菜もそろそろ終わり。今日は、株がもう最後のサニーレタスと最後の一個になったキャベツです。特に、今年のキャベツは非常に甘い。少々硬くても、バリバリいけてします。

しかし、この半年ほど、ここからが上手くいきませんでした。

パンを切るのがままならないのです。

やむを得ず、食パン切ガイドを購入しました。

ガイドに添って包丁を走らせれば、望みの厚さに食パンがさっとスライスできる・・・というふれ込みでした。

ところが、なかなかうまくいきません。私がほしいのは、薄いカット(6~7mm)なのです。プレートの食材を挟むと、これ位の薄さでないと口にほうばれません。

ひょっとして包丁に問題あり?

そこで、柳宗理(柳宗悦の子)デザインによるという、パン切包丁を新調しました。

新包丁(上側)  旧包丁(下側)

で、使い勝手は・・・・

ガイドなしで、すいすいと薄く均一にカットできるではありませんか。

この違いはどこから来るのでしょうか。

顕微拡大してみました。

旧包丁:

新包丁:

確かに、旧包丁では、刃がガタガタです。

さらに大きな違いは、波形の山の部分が、旧包丁では丸くなっているのに対して、新包丁では鋭い稜線が走っています。パン切包丁では、やはり刃の波々が大事なのですね。

二枚の薄切りパンに具をたっぷり挟んで、おいしくイタダキました

 

コメント (10)
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