福岡タワーとの対話

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撮影の現場@大濠公園-II

2021年03月16日 03時58分10秒 | 撮影の現場
2021年3月16日火曜日、天候曇り。午前2時30分現在時外気温15.5℃湿度72%、南南東の風4m/s。

※以下は先日下書きした記事に、加筆訂正したものです。

2021年3月14日日曜日、天候曇のち晴れ。午前0時現在時外気温8.9℃湿度78%、南東の風1m/s。

3月13日の土曜日、中央区舞鶴公園〜大濠公園〜城内公園を移動しながら撮り歩いた際のカットです。
chimaoの独断的コメントが、読者の皆様に何らかの参考になれば幸いです。

※作例データ表記について
左から順に、シャッタースピート、絞り値、焦点距離、露出補正値、感度、ホワイトバランスを表記してます。
作例は全て絞り優先オート、三脚立てて撮ってます。

1)露出は思い切ってオーバー目に。空(の色)は飛んでしまって構わないので、露出をプラス側に補正しました。

S=1/250秒, 絞り=f/8.0, 焦点距離=104mm, 露出補正値=2.3ev, 感度=ISO100, ホワイトバランスWB=オート※1

2)ファインダーを覗きながら絞りを調整し、背景のボケ感を確認します。
このように
①何々しながら何々し、
②慎重に構図を変えながら、
③更に何々する場合など、
三脚必須です。
三脚が有れば構図決定〜シャッター押すまでの、情景との対話を十分に楽しめます。
風景写真の醍醐味の一つがそれだと、chimaoは思います。

1/200, f/8.0, 180mm, 1.3ev, 160,

3)斜め上から、ほぼフラットな感じの日差しを取り込んで。0.3ev露出補正。

1/320, f/8.0, 180mm, 0.3ev, 100,

4)花本来の色が見たくて、直射光の当たらない箇所を探しました。
背景のボケ感も欲しいので、レンズは解放値まで絞りを開けてます。

1/250, f/4.0, 105mm, 0.7ev, 100

5)これも4)同様。一部分のみ陽が当たってますね。
もっと長めの(望遠レンズ)でも良かったかな?と思います。

1/200, f/4.0, 85mm, 0.7ev, 100

6)撮影場所周辺の様子です。全体は日陰ですが、一部分、スポットのように陽が当たってます。
しかも背景はピーカンですので露出(絞り値・シャッター速度等)の難しいカットですが、
全体のバランスを保っているように見えます。良く出来たカメラですね。

1/500, f/4.0, 24mm, 0.3ev, 100

7)タイミング良く上空を航空機が通過しました。ワンポイント入るとグッと締まりますね。
城内公園の枝垂れ桜ですが、カタチがあまり良く無かったので全体は撮りませんでした。

1/200, f/8.0, 70mm, 1.0ev, 100

8)大濠公園日本庭園で。色有る花は咲いて無かったので、剪定と枝振りの良い箇所を探しました。
斜め上から陽を取り込んで幾分逆光気味に。松の葉が浮かび上がって見えれば成功です。
ここでは背景の暗い部分に露出が引きずられないよう、-2.0evまで露出補正かけました。
補正は、ファインダを覗きながら行えば変わる様が見れますので、納得出来るまでやってます。

1/2500, f/2.8, 180mm, -2.0ev, 100

9)このカットも8)同様の処理を。
紅葉と同様に、葉っぱを陽に透かして見ると鮮やかな緑色が浮き出(るように思い)ます。

1/200, f/8.0, 180mm, -0.3ev, 500

10)見上げた空に枝先の桜。1)と狙いは同様で空色は思い切って飛ばし、
花がシルエットにならないようストロボを発光しました。
反省点として、外で撮ったのかどうかが判りませんね。

1/250, f/2.8, ±0ev, 100, ストロボ同調※2
こんな感じ。


11)園内では唯一この場所のみ満開の桜でした。背景に陸上競技場の選手(鮮やか色のジャージをポイント)、しかもボケボケで。
これもファインダを覗きながら絞り値を変更すれば、その効果を見ることが出来ます。
(SDカードの残量が有る限り)撮影枚数に制限は有りませんので、絞りを色々と変えながら撮っといて、後で(PCで見て)選択すれば良いと思います。
これ(沢山撮った後、PCモニタ上で選択出来ること)がデジタルカメラ導入効果の一つかな、と思います。
フィルム時代は枚数に限りも有り、コストも嵩みましたので躊躇しました。

1/200, f/8.0, 180mm, 0.3ev, 500

追記:
今回、始まりから終いまで、三脚使っての撮影でした。
正直言って三脚、重いし荷物になるし面倒ではありますが、撮影の幅はグッと広がります。
chimao愛用の三脚はかれこれ20年以上使ってる道具で、最近のそれと比べて重いです。
重いですが、多少の風にはビクともしません。
フィルムを使ってた当時、低感度のフィルムでしたので必然、シャッター速度は遅くなるし、絞ると更に低速になります。
ですので、カメラブレを最小限に抑えなければアウトです。
取り直し出来ない場所や時季にそれやっちまうと、悔やんでも悔やみきれません。
当時の撮影は万全を期す覚悟で臨んでいました(ちょっと大袈裟ですけど)。

※1:WBは特段の記載以外はオートです。
※2:ストロボ使用の有無

photo memo
date:2021/3/13
※使用機材
α7III
Zeiss Distagon T* FE 35mm/F1.4 ZA
FE24-105/F4G OSS
TAMRON, 70-180/F2.8
ストロボ, 三脚使用

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