福岡タワーとの対話

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ミュンシュ指揮ボストン響でシューベルトの「グレート」を聴きかじる

2015年06月10日 07時38分50秒 | 音楽、聴きかじり
2015年6月10日水曜日、曇り空。午後7時半現在時外気温20℃湿度96%、南南西の風1m/s。

昨夜に引き続き「グレート」です。
今朝はシャルル・ミュンシュです。
Schubert: Symphonies #8 & 9

Charles Münch: Boston Symphony Orchestra
シューベルト作曲:
1.交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」
2.交響曲第9番ハ長調D.944「グレート」
指揮:シャルル・ミュンシュ
管弦楽:ボストン交響楽団
録音:1955年5月2日(1)、1958年11月19日(2)、ボストン、シンフォニー・ホール

この中から2番めの「グレート」を聴いとります。1958年ですから半世紀以上も前の録音とは俄に信じられません。以前も述べましたがこの「Living Stereo」というシリーズ、とにかく録音が優秀です。
以下HMV評を参考までに(スケール雄大でドラマティックなミュンシュのシューベルト。「グレート」では、冒頭のホルンから速めのテンポが採られ、力強く骨太の音楽が展開されてゆく。リズムの鋭い切り込みと躍動感に溢れ、感傷的なシューベルト像とは無縁ながら、第2楽章中間部や第3楽章トリオでの優美なロマンティシズムは、ミュンシュ=ボストンならでは。ぶっきらぼうなまでに豪胆な響きによるユニークな「未完成」にもミュンシュの個性がくっきりと刻印されています。ミュンシュのシューベルト録音はこの2曲のほかには、ボストン響時代に2回録音している交響曲第2番があるのみ。シューベルトの淡いロマンティシズムは、豪快なミュンシュの芸風とは相容れないように思えますが、実際には相性は抜群で、作品に含まれるドラマ性を見事に引き出しています。「未完成」はもともとベートーヴェン「運命」とカップリングされていたもので、この大曲2曲を1日で収録しています)と言うことですが、私の持つミュンシュのイメージはやはりパリ管とのベルリオーズの「幻想交響曲(Symphonie fantastique)な訳ですが、しかしながらもこの「グレート」聴かせてくれます。

わたしはこのシリーズ「Living Stereo」のお気に入りなところがジャケットです。発売当時のジャケットかと思いますが実に美しい。半世紀以上前の印刷技術の複製でしょうが、色合いとかデザインとかに決して古さを感じません。当時一流のデザイナー、フォトグラファー達の仕事ぶりを見ます。実に良い、流石のプロ仕事ですね。

演奏のコメントが全くありませんで恐縮です。いつもこのシリーズはジャケットを見て愉しんで、演奏を聴いとりまして、ハイ。


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