8月6日(土)10365歩 5,3k
父を返せ 峠三吉
原爆許すまじ
ふるさとの街やかれ
身寄りの骨埋めしやけ土に
今は白い花咲く
ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を
われらの街に
青い空は
青い空は青いままで子供らに伝えたい
燃える8月の朝 影までの燃え尽きた
父の 母の 兄弟たちの
命の重みを
肩に背負って
胸に描いて
1本の鉛筆
あなたに聞いてもらいたい
あなたに読んでもらいたい
あなたに歌ってもらいたい
あなたに信じてもらいたい
1本の鉛筆があれば
戦争は嫌だと 私は書く
1枚のざら紙があれば
あなたをかえしてと
私は書く
折り鶴
生きていてよかった それを信じたくて
広島の町から わたしはあるいてきた
苦しみをことばに 悲しみを怒りに
傷ついた体で ここまで歩いてきた
この耳をふさいでも 聞こえる声がある
このこころとざしても あふれる愛がある
はばたけ 折鶴 わたしからあなたへ
羽ばたけ折鶴 あなたから世界へ
私が反戦の思いを歌うことで伝えるようになったのは
18歳の頃からです。
原水爆禁止の思いを「平和行進」で、日本のあちこちから、
ヒロシマ、長崎に向けて歩いた8月の暑い日。
今年は戦後71年の節目の年
アメリカのオバマ大統領が広島を訪れ、核廃絶を・・と
今後の課題として口にしました。
これは大きな一歩ではないかと思います。
語れる人は語りましょう。歌える人は歌いましょう。
歩ける人は歩きましょう。
祈れる人は祈りましょう。私たちにできることで、平和への思いを
同じ8月6日 23年前鹿児島を襲った大水害で40数名の
尊い命が奪われました。
今日の民児協の定例会では、この二つの犠牲者へ
黙とうを捧げました。
もう一つの8,6平和の巡礼「原爆の火」と共に
17:00-18:00 鹿児島市内繁華街など巡礼行進
18:00-19:00 セレモニーとコンサート
共催 鹿児島県宗教者懇話会
鹿児島県ユネスコ協会
直指庵の鎌田さんより声がかかり、この会のミニコンサート
でアコディオン伴奏をさせていただきました。
合唱団風で歌っていた橋口さんとその友人も一緒に
ふるさと 折り鶴 野に咲く花のように 四季のうた 見上げてごらん
夜の星を 今日の日はさようなら 参加者と共に歌いました。
鹿児島県宗教者懇話会は「共に生き共に和す」
の理念として5年前に設立されました。
8,6広島原爆投下の日に初めての平和行進
を計画。大谷派本願寺・ザビエル教会・照国神社
ユネスコ協会の平和の鐘を鳴らし原爆の火を
高く掲げ、政治的思惑や主義主張は排除して
安穏な地球であることを祈り願う平和の巡礼です。
このような異宗教がともに世界平和のために集うのは
世界でも初めてではないかとあいさつにありました。
鹿児島ユネスコ協会会長(鹿大名誉教授)
吉田浩己 さんが素晴らしい挨拶をされ是非その
内容を伝えたいと、メモされたものをいただきました。
後日紹介したいと思います。ゲストにも是非と・・・。
1年前のブログです
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