2015年10月5日(月) 11105歩
久保田薫さん幸子さん夫妻集大成の人生にありがとう。(薫さん通夜の夜)
いきなり飛び込んできた訃報に、わが耳を疑いました。
1週間前よいこの家30周年ありがとうの会で親しくお話
したばかりです。
何よりあの時の薫さんのうれしそうな顔誰もが思いました。
会の内容が素晴らしかったからです。
よいこの家は無認可の保育所です。認可外保育所と言わ
れ そこに措置されている子どもは認可園の子どもたちの
ように公的助成はありません。
私が始めた1969年昭和44年は、高度経済成長政策が
推し進められ働く女性が急激に増えても、その子供を預
かる保育所が圧倒的に少なかったのです。
産休明けから預かる保育所として 働く女性をしっかり支
えて来ました。保護者の負担を少しでも少なくと市への陳
情を重ねました。わずか10園ほどの協議会を作り、勉強
を重ね、保育内容ではひけを取らない努力を重ねました。
少しづつ市も助成金を出すようになり、社会的にもその存
在を認められるようになりました。
私が園を辞めた後は、久保田さんはその中心となり行政
へのたゆまぬ働きかけを重ねてきました。
それを支えた一人薫さんは政治団体役員として その進
む方向を アドバイスして来られたに違いありません。
何より素晴らしいのは、保育内容の追及を怠らない姿勢
でした。よいこの家はいつもすばらしい保育者に恵まれ、
たゆまぬ研修を続けています。
薫さん・幸子さんの集大成を感じさせたあの会は薫さん
への旅立ちのはなむけともなりました。
陽子さんもお母さんと共によいこの家で研修を続けて九州保育研修会で
も実践報告をされていました。
卒園生からのお礼のあいさつを受ける久保田さん
明日は私の園で久保田さんと一緒に労苦を共にした川岸順子夫妻が
佐賀から駆けつけてくれることになっています。
私の時代「よいこの家」33年ありがとう会の3人
今から13年前です。私・久保田さん・川岸さん
(ちょっとメイクがきついなぁ)
嬉しい電話
私のブログを時々見ている よいこの家卒園のK、Sちゃんから
妹A子ちゃんの2歳の子どもにわらべ歌を体験させたいので・・
と電話がありました。住まいが隼人方面なので「いいないいな」さん
を紹介しました。30代の3姉妹です。
卒園して27年?もなるのに、時々「チー先生」を思い出して電話を
くれます。数年前は「チー先生によんでもらった、「イチゴ畑のおば
あちゃん」の絵本が欲しいと行って来ました。