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季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

村の羊

2015-05-20 21:12:29 | ウールクラフト WoolCraft
朝早く起きて電車に乗って北へ。
毛刈りに行きます。

東近江市の永源寺のあたり。
村で羊を飼っています。

今年生まれた子羊たち。

       

着いたら全部繋がれていました。

       

刈る前の羊。

       

今日は保育園、幼稚園の子どもたち。老人施設の方々。そしていろんなメディアの取材がたくさん来ていました。
新聞やテレビなど。
私も何度かいろいろ聞かれて名前も聞かれたので、何かに出たのかもしれない。

たくさんのギャラリーの前で毛刈りする師匠。

       

子どもたち、毎年観ているけど、とっても興味深く面白そう。
師匠もいろいろな働きかけをしながら毛刈りを元に羊や動物のことなど伝えて行くのがさすが。

私も座ってゆっくりとハサミで毛を刈る。
自分の鋏はまだ研ぎが足りない。まだまだ丁寧に研がないと。
師匠の鋏を借りて刈っていく。

担当した羊が小さい。小さいと体重が軽いのでパタパタ動きます。昔読んだ子どもの本に羊の名前を足をパタパタさせるから「パタポン」にしたと言うのがあったけど、この子はまさにパタポンだなあと思いながら毛刈りする。

去年はバリカンでこのパタパタで指を切ってしまい残念だったので今年は鋏で刈って気を付けたから大丈夫だった。
それでも小さい羊は補ていが難しい。工夫しながらするんだけど、足の間をするりと抜けてしまうのでなかなか安定しなかった。
大きいのだと自分の重みでしっかりと達磨みたいになってくれるんだけど。
それでもここの羊は住環境が綺麗で毛もきれいなので刈りやすい。スイスイとハサミが進む。気持ち良いなあと思いながら刈る。
天気は晴れで日差しはあるけれど、テントも張って貰っているし、扇風機も回っている。風も冷たさがある。
快適に毛刈りが出来た。天気や気温や湿度って毛刈りにとても関係する。
後半は手伝ってもらい。毛刈り終了。師匠は今日もたくさんの羊を丸坊主にしました。

この羊はお母さんがサフォーク。黒い斑が可愛いです。このお腹の毛のフカフカが毛刈り好きにはたまらん!

       

毛を刈られた羊。

       

毛刈りが終わって村のみなさんと会食があった。
羊との暮らしの話がとても興味深い。育ててるからこそのいろいろな習慣や実行や思いつきや疑問の数々。
敷地もこれから拡げて、住みやすさもまたまたアップするよう。
近くには大きなソーラー発電も見えた。この村は年々いろいろな事を実現していて元気だなあと思う。

美しい田植えをしたばかりの田んぼと麦の穂が金色の麦畑を観ながら帰る。滋賀県の毛刈りの季節の美しい景色。
綺麗。

       

毛刈り、数年まえから取り組んで、少しずつだけど随分慣れてきた。
前のようにグロッキーになるほど疲れなくなったなと思う。
それでもまだまだまだまだこれからなので、精進してもっと素早くうまくなりたいなあと思う。
ハサミの手入れを頑張ろうっと。



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