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今ここ

2022-04-20 21:30:00 | 公認心理師
マインドフルネスストレス低減法と言う講座を受けて、修了証書が来ました。
8週間の講座でした。

公認心理師の勉強で出てきて、クリニックでも公認心理師のスタッフがマインドフルネスのプログラムを始めて、
興味があったので勉強しようとその人に聞いてみて、自分に良いタイミングで始めました。

講座を受ける前はいろんなところで何回も聞いて、読んで来たけど
結局マインドフルネスって何なのかよくわからなかったので、それが知りたいと言うのと
手仕事にマインドフルネスが応用できないかなと思って受けました。

受けてみて、大体どんなものかわかった。
思ってたのと違いました。
それと、ずっとやって来たことでもありました。

8週間で何をやったかと言うと、メインは瞑想です。
瞑想そのものも良く聞くけどわからなかった。
それをわかりやすいように、間違いのないように、少しずつ教えてもらって毎日やって行きます。
宿題は1日1時間くらいだけど、言ったら一日中マインドフルネスを行う機会に満ちているので
そのうちに食べる時、片付ける時、歩く時、何かと何かの間、お風呂に入っている時、寝る前、眠れなかったりしたら
などしょっちゅう瞑想をするようになる。
これって禅寺で修行してるお坊さんではないのか?
それでした。

瞑想って自分の生きている世界から離れて行くのでは?と思う人がいるかもしれないけど、
マインドフルネスの瞑想は「今ここに意識を向ける」ただそれだけなので、遠いところに意識が行ってしまって帰れないと言うことがありません。
至って地道で安全で安心です。

ヨガもします。ちょっときついところもあるけど、大体ゆるい動き。
自分の体に何が起こっているのかに気づいて、無理はしない
それでも毎日のようにやっていると体には影響があると思う

瞑想とヨガの組み合わせは危うい教団のことを思い起こすけど、
さっき言ったようにマインドフルネスは危うい領域に行かない安全なやり方でするので、そこが違うとわかりました。

1番面白かったのは、マインドフルネスではリラックスや特別な状態になること(痛みが治るとか)を目指さないのが特徴だって言うこと。イライラしたり退屈したりしてもただその事に気づく。肩が凝ってても足が痺れててもただそのことに気づく。
そんなことで何も起こらないんじゃないかと思うけど
毎日やってたらそれが自分に影響がありました。

その瞑想と合わせて、ストレスについての勉強を科学的に心理学的に学ぶ。
そうして8週間が終わると
同僚が言ってたように「マインドフルネスをするともうマインドレスには戻れませんよ」だった。

マインドフルネスは軽くさっと通り過ぎて手軽に効果がある、ゆるくて柔らかい何かではなかった。
ガチの修行で訓練でした。
でもその単純な訓練の繰り返しで、自分の内面や体がすっきりとしてくるのがわかると
その効果が偉大なのが感じられる
今のストレスが多い、閉塞したこの世の中にとっても大切なものだと言うことがわかる

そして私が長年やってきて注目してきたことがここで行われてることがわかってびっくりした。
いろんなことがここにつながってまとまっていた。
私が伝えたかったこと、やりたかったことがここにあった。
前にスリランカで星占いをしてもらった時に、殆どの星座の部屋が空で、「こんなのあんまりみたこと無い、こう言うのってお坊さんとかしかならない」って友達に言われて、坊さんと私がつながらなかったけど、なんだかここで繋がった笑!

それでとりあえず一年、マインドフルネスの学びを続けてみることにしました。
次はマインドフルネスでコンパッション、それから一年かけてトラウマセンシティブマインドフルネスと言うのを学びます。
私の修行は続く。

今日、習い事に行ったけど、そこの人に「今日はとっても晴れやかだった!」って言われて
そうかもって思った。私は今生きてるのが楽しいので。
本当に不思議。マインドフルネス。これからも楽しみ!










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