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季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ほっこりパクパクくるくる

2017-06-10 20:58:29 | 手仕事 Handicraft
箕面の大人のサードプレイス「のんの」にて仲間内でカフェごっこ。
ごっこと言ってもちゃんとメニュー版まであります。

       

丁寧に作られたやさしいグルテンフリーの食事。

       

このトマトのシェーキが驚きの美味しさ。これ、真夏にすごく良いと思う。
他の料理もどれもとっても美味しい。白和えにナンプラーを使ってるって聞いてびっくり。

美味しくお腹いっぱい食べたら、私のスピンドルの紡ぎ教室。たくさんのスピンドルを用意しました。
それと日本の羊毛。

       

有志だけにと思ってたんだけど、全員が糸紡ぎにチャレンジしました。
糸紡ぎ。自転車に乗る事に例えられる。乗れるようになるまで大変だけど、一回覚えたら一生乗れる。
糸紡ぎもそんな風。
あっちこっち、いろいろ気を付けながら、自分の良いと思う糸を作るために工夫する。
合わない人はすぐにやめて良いと思っていたんだけど、結局みんなずっと一生懸命紡いでいました。
だんだんずんずんうまくなるみんな。
すごい。
双糸へのアンデスプライも見せて、休憩。
また美味しいお菓子がたくさん。

       

美味しく楽しく、新しい事にもチャレンジして。
ほんとに楽しいねって。
言いながらニコニコ。

こうやってこの場が少しずつ美味しいものと仲間と手仕事で育って来ているのを感じます。
ゆっくりとしっかりと準備が進んでいて、ここでは幼児のお話会や保育も始まるよう。
どんな形になるのかゆっくりと観ながら進めて行きましょう。
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包丁を研ぐこと

2017-05-04 22:52:37 | 手仕事 Handicraft
この頃知った。
包丁を砥石で研ぐ人ってあんまり居ないんだなあと。

料理の講習をしたときもその中で砥石を持ってる人が私だけだった。
この前話した人たちもそうだった。
敷居が高いって2回も言われた。
どこに売ってるの?って聞かれる。
当たり前のようにしてたけど、そんなにレアとは知らなかった。

コーナンなどホームセンター、イオンなど普通にスーパーに売っています。娘に買ったのがこれ。
2000円を高いと思うか安いと思うか。でもこれ買ったら普通の家庭だったらたぶん一生使える。

       

youtubeで探したらいろいろあると思うけどとりあえず



始めに、砥石は十分に水に浸しておくのが大事だと思うけど、なかなかそれが面倒だったり砥石が入る容器がなかったり。
私は牛乳パックに入れて水を注いで浸します。大きさがちょうど良い。泡が出てこなくなってしっかりと水が浸みこむまで浸します。
研ごうと思うちょっと前に浸けて、何かしている間に浸みこませたら良い。

台が付いてるのは台に乗せてその牛乳パックの水は捨てないで横に置いておく。
そして上の動画の持ち方と角度で研ぎます。
水が少なくなったら牛乳パックに貯まってるのを手で取ってちょっと足す。
研ぐのは石だけじゃなくて水とそこに出てくる黒い粉が大事なので、それが出て来たら流したりしないようにしてそのどろどろの黒いところを使うようにして研ぐ。
裏も研ぎます。(両刃のもの。普通の三得包丁は両刃です)
研げたかどうかは親指の爪に刃を軽く当ててみたらわかります。
つるっと滑ったらまだ研げてません。カッと止まったら研げています。
そうやって刃の全体が研げるまで研ぎます。
私は元々切れる包丁なので、細かい目の砥石しか使いません。
それでこまめに研ぐのが良いと聞きました。
って言っても一週間に一回も研ぐかどうかです。

鶏肉は皮まですっと切れます。トマトもするっと切れます。
野菜も肉も気持ち良く薄く切れます。
みんな当たり前と思ってると思うけど、こう言う包丁は日本に特徴的です。世界中の人は全然違うタイプの包丁を使っている、または包丁を使っていない所もあるみたい。
日本の包丁はとってもシャープにきれいに切れます。さすが日本刀の歴史ある国。ジャパニーズスウォード!
それを研いできれいに切って料理を作ると言うのは大切な日本の文化だと思うから、まだやった事ない人はやってみたら良いと思う。

あと、包丁はなんでもいいと思って買ってる人も居ると思うけど、やっぱり良いものは本当に良く切れます。
今使ってるのは高かったけど、すごく良く切れる。神戸の元町の「切れ味の店」って所で買いました。
一万円以上するけど、良い。
包丁って捨てるの大変そう。だからずっと使うんだから買うなら良いのを一つ買った方が良いと思います。

私はなんで研げるようになったんだろう?
たぶん料理人の知り合いに教えて貰ったんだろう。
当たり前のようにやってるけど、すごい良い先生に習ったんだと思う。(たぶん鰹の大将とヌマっち)
教えてくれた人に感謝したい。
料理は包丁で変わります。良い包丁を大切に研いで使って、美味しく料理しましょう。

私がここでこうやって書いてるのが面白い。そんなに特別ってほんとに知らなかった。あまりに暮らしに当たり前になってて。
もし参考になったら幸いです。



包丁の話でついでに。
最近気付いたけど、人間にとって刃物と火を使う事がとても大事なのでは?
その二つは今の時代にかなり暮らしから遠ざけられている。どんなに小さな刃物でも持って飛行機に乗れないし、持って歩いてたら危ないって言われる。焚き火は厳格に禁止されていますよ人の住むところでは。
それが残念だなあと思ってたら、自分が毎日結構使ってると気付いた。
それが料理。包丁は刃物だし、コンロは火だ。
その二つを使うことが人間の生きる力を保ち育むのでは?
だから料理が好きなのかも。とさえ。

それで料理するお母さんで良かったなあと思う。
私は両方とも節度を持って使うのが好きですよ。






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麦と羊毛の下ごしらえ

2017-05-02 22:26:05 | 手仕事 Handicraft
毛刈りの時に友達から譲って貰った麦わら

       

それを綺麗に掃除します。節で切って葉っぱを取り除く。結構な手間です。
綺麗にしたものは麦わら細工に使えます。クリスマスのヒンメリにできるように。

       

そして刈り取った原毛を洗う。
まず去年のものを1キロ洗った。お尻の周りの太い毛を500g。そして胸や背中の細い毛を500g。
それから刈り取ったばかりの毛を400g。どんどん洗う。

       

一番上が新しい細い毛。白くてきらきらです。
真ん中が一年前の細い毛。黄色く変色しているところがあります。
下が一年前の太い毛。弾力があります。
こんなにも白さが違うんだから、早く洗った方が良いに決まってる。それがなかなか出来ない。
でもやって行こう。それが作品になって行くんだから。

一日こんな風にたくさんの仕事をしていたんだけど、肝心のうちの片付けが全くできてない。
明日はお客さんが来るのになあと思いながら。でもしっかり仕事が出来て良かった。
コツコツとちまちまとそして力仕事で下ごしらえをしてこその私たちの作品。
梅雨が来るまでに出来るだけ洗いたい。
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イースターの飾り出来た

2017-04-09 20:46:25 | 手仕事 Handicraft
やっと出来た。
イースターの飾り。

       

玉子を吊るす紐は買おうかと思ってたんだけど、色を合わせようと思ったら結構な額になるなあと思って、色の羊毛を紡いで作った。
良い感じ。
枝はサクラの古い木の根元からたくさん出てるのをちょっと貰った。あの枝は将来活躍する感じしなかったので。
それとこれも剪定されるなあと思ったレンギョウの枝も少し。

形式はオーストリアのを使ってるけど、色や模様、それとやっぱり桜を使っている所が日本だと思う。
やっぱり生命力がありすぎかも。
まあ出来た。

これ、作るの楽しい。飾るのも楽しい。
うちに小さな子どもがいないのが残念。子どもたちとこれしたら楽しかったなあと思う。
子どもが小さい時はこの季節はなんだか余裕がなくてしてやれなかったな。作り方知ってたのに。
まあでもすぐ割れるから、今の方が良かったかな。

紐の付け方とかいろいろ開発したから、これから心配なく作れる。
流行ったら良いな。
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クルミの赤ちゃんに再会

2017-03-22 22:12:25 | 手仕事 Handicraft
うちでやりたい事とやらなくちゃいけないことがたくさん。それで一歩も出ないでうちに居る一日。

玉子を塗るのに絵の具が欲しいなと息子の部屋の森をかき分けて押し入れに入ってる画材道具を探してたら、何か見つけた。
クルミが一つ。新聞紙に包まれて。なんだろ?
それで開けてみたら、すっごい懐かしい可愛いものが出てきた!

       

赤ちゃん入ってました。それと小さなプレゼント。
これ、もう20年近く前に大阪オイリュトミーの会でクリスマス会したときに、子どもたちへのプレゼントで作ったんだった。
蜜蝋粘土のハートが今でも可愛く残ってるなんてびっくり。
あんまり可愛くて嬉しくなる。この秋のクリスマスマーケットに出せたら良いなあ。

パステルを見つけたのでそれを使う事にした。
少しずつ色を重ねて付けて行く。

イースターと言えば、ウサギ。

       

春の花。

       

玉子増えました。まだいろいろやってみたい。

              


うちのやりたかったこと。それは吹き溜まりへの着手。
仕事から帰って来たり、何か作ってたりして「あ、ごはん作らなくちゃ」って時にとりあえず物をそこにおいて、ってのを繰り返してると
うちに「吹き溜まり」ができる。できませんか?
貯まってくると動きにくいし見た目は悪いし、探してるものも見つからないから何とか片づけないとって感じになってくる。
そしてなって来てました。なんとかしないと。
それで片づけた。もともと「あとで」って思ってて面倒くさくなってた物ばっかりだから、なかなか進まない。それでもえいやっとやる。
ベランダの段ボールをまとめたり。
でもそうしたらクルミが出てきた。前に買ったやつ。ちょうどクルミの赤ちゃんが作りたかったから割ろうと。和栗です。
まず水に浸ける。半日くらい。

       

フライパンで炒る。

       

そうすると割れ目ができる。

       

そこにマイナスドライバーを入れてひねって開けます。

       

開いた。綺麗だな。でも実を取りだすのがなかなか大変。「たこやきひっくり返すやつ」で取るんだけど、なかなか入り組んでる。

       

しかもこのクルミ。中が複雑で狭くて赤ちゃん入れへんやん。
西洋のクルミを手に入れて、殻を確保しないと。
これはこれできれいで可愛いから何かに使おうと思う。

今日は一日居たお蔭で、甘酒作れた。ヨーグルトも出来た。
パンも焼けました。今回はライムギ粉入れたからちょっと風味が違うだろうな。
今度はこのクルミを入れて焼いてみよう。

       

暮らしの土台作りに一日。
そして可愛いサプライズや季節のクラフトの試行錯誤も出来た。
私が真剣に仕事をすればするほど、遊んでるように見えるって言うのがやっぱり面白いなと思いながら。
さあ、これでまた外に出てしっかり働ける。
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新しいミシンが来ました。

2017-03-20 22:22:53 | 手仕事 Handicraft
今使っているミシンは、私がお嫁入りの時に持って来たもの。
何年も前でも、修理に出したときに「そろそろ買い替え考えた方が良い」って言われたくらいの古いもの。
でも良いものを買ったのでずっと大事に使っていました。
それでも、ミシン売り場に行くといろいろとどんなのが良いのかずっと観ていて、欲しいなあと思っていた。

そしたら今日、不意にものすごい上等な新品のミシンがうちにやってきた。
伯母さまから。
義母のところに来ると聞いてたんだけど、車に乗ってうちにやって来ました。お義母さんは使わないからって。
開けてみたら、一回も使ってない「サラ(大阪弁で新しいってこと)!」なんてこと!
しかも使ってみたらものすごく上等な事がわかる。
カバーがビニールでちゃちだったので作ったんだけど、なんのストレスもない。
すごく便利な楽な機能がたくさん。
しかも私が要らないと思っている機能はない。
シンプルで使いやすい素晴らしいミシンです。

       

説明書を読んだら、なんと繕いもの専門の縫い方まで出来る。素晴らしい!繕いものすること多いから助かる。

       

すぐに手芸屋に行ってボビンとキルティングを買ってきた。カバー作りました。
小物を入れるポケットも内蔵されています。

       

こんな事あるんだなあ。不意にこんなずっと欲しかった宝物が来るって事。
凄いなあと思う。

つくづく私は幸運だなあと。
時々こうやってもたらされる富。
人にやってあげる事がだいたい多いんだけど、私の場合はこうやって誰かからその分の良い事が廻って還ってくる。
どうしてかな?って思うほどラッキーな事がちゃんと起こる。

だから心配しないで、しようと思った事は見返りを期待しないでやって行ったら良いんだなとやっぱり思う。
まっすぐ今までどおり生きて行こう。
そしてこのミシンでまた役に立つ事どんどんしよう。
伯母さま、本当にありがとうございます。
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撮影ボックス

2017-03-19 20:01:13 | 手仕事 Handicraft
作品の写真を撮る時に綺麗に撮れないかなあと考えて、スタジオを作ることにした。(大げさ)
インターネットで探して見つけた作り方。

コーナンに材料を買いに行く。目当てのPPボードは白しかない。
それで養生用の半透明のを買う。大きいのにめっちゃ安い。170円。
薄くて心もとないけどしかたない。
それを寸法に切ってつなぐ。

       

こんな感じです。部屋にある適当なものを並べてみる。

       

撮影したら結構良い感じ。

       

板が余ったので、もう一つ小さなのも作った。
照明もLEDのを買ったので使ってみる。
右側から当てたの。

       

自然光。

       

簡単に安く作ったけど、使うとなるとなかなか奥が深そう。
照明の当て具合とか研究しないとな。
そして背景の模造紙に皺が寄らないようにするのが大変。ビニールかなんかで出来ないか考えてる。

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山茶花の木の持ち手バッグ

2017-03-05 21:14:02 | 手仕事 Handicraft
この前、熊本の久留米で手に入れた久留米絣の布。
絣の技法の手間と美しさ。その中でもこれがひときわ綺麗だった。
椿か山茶花の花の模様。母娘でやっている工房だそう。オリジナルな花の模様を追求していますと。
ちょうど行った時に何度も大きな山茶花の木に花が満開に咲いているのを観ていたので、余計に印象的だった。
布は1mあります。

       

これでカバンを作ろうと。
ここしばらく朝ドラに出てきている。木の持ち手のカバン。
トト姉ちゃんの時に「あら?」と思って、べっぴんさんにも出て来てて「わあ!」って思って。
昔あったなあ。使ってみたいな、作ってみたいなと思っていたもの。

木の持ち手の良いのがなかなか見つからない。それでもやっと思うのに近いのを見つけた。
このタイプのカバンの気になる所は、閉じてない開放の形なので、大事なものを落したり取られたりしないかと。
それで内側にポケットをしっかりとつける事にした。

内側の布を選んで、どんなふうにポケットを付けるか考えに考えて、寸法を決めて布を裁断して、
ファスナーやダーツを縫い付けて形作って行く。それだけでまる一日かかった。
表の布を縫い合わせて取っ手をつけるのにはそんなに時間がかからなかった。
そして要の良く見えるところはやっぱり手で縫って柔らかさを出す。
マチもとって使いやすいようにする。
こんな感じです。

       

この取っ手は穴が少し大きくて、肩にもかけられる。
1メートルの布を半分に折って作ったので、結構細長なシルエット。思ってたのとちょっと違う。
それでもA4がちゃんと入るし、しっかりしてるのでまあ良いかと。
ポケットの一部。たくさんいろいろ入るようにしています。

       

必要なものいろいろと水筒とお弁当も入りそう。
重くなるだろうから長い紐もつけられるようにしようかなと考えています。
カバン作りは好き。小学生の頃からずっとやってる。
実用に合わせて工夫するのが面白い。

久留米絣と木の持ち手。憧れが形になった。大切なカバン。使ってさらにカスタマイズして行こう。
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絶対色感

2017-02-26 22:08:36 | 手仕事 Handicraft
昨日、お気に入りのカーディガンを繕って欲しいと頼まれた。
どうしても諦められないと。
私も好きな色、素敵な着やすそうな形。

どうやって直そうかな?と考えて体が先に動く。

羊毛の引きだしから次々と羊毛を引きだして集めた。

       

それをハンドカーダーで梳く。
自分でもびっくりなんだけど、そしたらカーディガンとまったく同じ色になった。

       

今までもずっとそうなんだけど、私の作品の特徴は色を混ぜると言う事、そしていつも自然に全く考えないでやってたけど、
私は欲しい色をいろんな色を混ぜて作るのに失敗したことがない。
恐ろしいほどピッタリになります。
犬のフィギュアも一頭一頭の色を違えて作ってるんだけどそれも大丈夫。

今までずっと気付かなかったけど、もしかしてこれ、結構特別な能力かも。
つい最近、音楽って音の聴き分けが私は出来ないなと思っていて、曲を聴いて楽譜に音符で落とせる人がすごいなと思ってたし、
オーケストラの指揮者がそれぞれの楽器の音を聴き分けて指揮してるなんて信じられないと思ってたんだった。
でも私は色の聴き分けが出来る。どんな色がどんな割合で混ざってその色になるのか。
それに今日気付きました。絶対音感ならぬ絶対色感。
自分ながらすげー!

カーディガンの事。梳いた毛をスピンドルで紡いだら、もっと同じ色になりました。

       

光にすかしたらわかる、確かに糸が細くなって穴があいてる。

       

この箇所に寄り止めをした糸で繕って行きます。穴のところだけじゃなくて弱ってる所を透かして見つけていろいろ補強する。

       

穴があいてたのがまったくわからなくなった。

       

全体に毛玉も付いていたのでそれもブラシで丁寧に取る。
そして癖がついてたところも治す。
これがスチームアイロンかけないとなと思ってたんだけど、手で触るとスーッと伸びる。
羊毛が私の手の言う事を素直に聞いてくれて整列してくれる感じだ。
羊毛使いやな。
長年ものすごい濃度で羊毛と付き合ってる成果だなあと思う。

お気に入りのカーディガン。まだまだ何十年も着れることでしょう。
直って良かった。羊毛と色彩の魔術師で良かった。

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スミレプルオーバー

2017-02-04 23:04:17 | 手仕事 Handicraft
ずっと着ている紫のカーディガンがもう古くなって薄くなって、そしてここ数年の成長で少しきつくて。
でも色が好きだから着てて。
同じ色のをずっとずっと探してるんだけどなくて。

そしたらこの前、布屋さんでその色の布を見つけた。それで被るものを作ろうと。
型紙を取って作り始めた。
前後の身頃が繋がっていて、後ろがバイアスになるから良さそうだなと。

袖付けなどはミシンでやったんだけど、やっぱり大事な所は手で縫った方が気持ち良いし綺麗。
そして私はやっぱり手で縫うのが好き。ここをミシンで縫っちゃったらシルエットが台無しです。

       

少し衿が柔らかく広め。

       

後ろ姿にワンポイント。

       

本はこれです。

リネンの服 ウールの服 おしゃれなのに簡単な7つのソーイングテクニックで
香田 あおい
文化出版局


でも、私は背が高いので、袖と裾の長さを少し長めにして、そして前身頃の方を少し短くしています。
今は少し硬い感じがするけど、着ているうちに体に沿うでしょう。良いのが出来た。嬉しい!

晩御飯はこの前買ったポーランドの器でキッシュ(台は敷いていません。ご飯あるから中身だけで良いなと思って)。
これって西洋の茶碗蒸しだなあと思う。具は何を入れてもいいし。玉子とクリームの味。
以外とあっさり。

       



前に作ったベレーが少し被りにくかったので修正した。良い感じ。
ベレーは普通は周囲の長さを同じに作るけど、これは前を少し短めにしています。

       

私には休みが必要だなと思うけど、それは自分の手仕事をしたいから。
仕事でも休みでも手を動かしているのが幸せだなあと思う。
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