Perfumeファンなきゆかのフラワーフェスティバル

1人だけど独りじゃない。
3泊4日の広島旅行記。そしてまだ旅の途中♪
あ、5人旅になりました!

JPNスペシャルで闘った理由

2012-05-30 19:43:22 | JPNツアー
JPNツアーの意味、それを凝縮表現をしていたのが『JPNスペシャル』だと思う。

『JPNスペシャル』に至るまでの過程から興奮する。

それまでは夢のようなLIVEだった。

『時の針』のゼンマイおもちゃ風Perfumeの完成度…
人間にはあんな表現ができるのか!
本当に人間なのだろうか…
(Perfumeを見ているとたまに思う。いい意味で。)

『微かなカオリ』のオルゴールの音で
Perfumeは恋をすることのできる女の子達に戻るのだ。
そして
『お客さん達大好きよ☆』
と投げキッスまでしてくれる…!

その平和なアイドル空気に似合わない不気味なイントロ…
そう!『スパイス』
照明も白一色。
三人の乗っているステージも威圧的に上がる。
まるで…まるで神じゃないか!
いや、宇宙人…?!
『スパイス』の不思議なダンスで暗示をかけるのか?
私達は完全にこの子達にどこかに連れていかれる…
逃げられない…!!!

私にとって『スパイス』は【扉】
何かの入り口。

『スパイス』の後、何かが起こる。
それは直感していた。



……きた。

『JPNスペシャル』だ。

なぜ闘うのか。
なぜPerfume同士が闘うのか。

私が感じたことを書きます。

震災がおきて、
日本が悲しみに包まれた。

福島出身のアーティストが福島を想う曲を出したり、
アイドルが被災地を訪問して大々的にマスコミに取り上げられたりした。

そうやって行動する人達。

しかしそれを非難する人もいた。
偽善者だとか売名行為だとか。

そんな中、Perfumeも悩んだと思う。
のっちは電気を消してラジオだけつけて布団にもぐりながら…

何ができる?
何をする?
被災地に行って元気づけることができる?
何を求められている?

あれはした方がいいのか
これはしたら迷惑か…

誰にだってわからない。

『JPNスペシャル』は
その心の葛藤を表現していると思った。
自分自身との闘い。

『今、私達にできること』

Perfumeにできること
それは歌とダンスで表現すること。

みんなPerfumeにそれを求めている。
Perfumeが歌ってダンスしなくなったら嫌だ。

『今、私達にできること』

私達…ってPerfumeだけ?
もしかしたらファンのみんなも含まれているのかもしれない。
だとしたら、

『今、わたしにできること』

私はダンスをする表現者ではない。
私は営業の仕事をしている。
それなんですよね。

Perfumeが歌とダンスを本気でやるように
私は本気で営業すること。
そうすることによって日本を元気にしていく。
小さいかもしれないけど、それが今わたしにできること。

強い意思を感じる音楽。
たくさん降りかかる嫌なこと。
それをぶん投げたりして
最後に力強いファイティングポーズで締めくくられる『JPNスペシャル』。

悩んで自分と闘って、
闘いぬいたPerfumeは
JPNツアーを走り抜けた。

日本中にPowerを振りまいて。