髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

【再掲】Perfume×恐怖

2012-05-24 | Perfume
※2009年5月23日にこのブログで書いた記事です。
Perfumeが世界に向けて羽ばたくので、自分が初めてPerfumeを目の当たりにした時の感覚をここにもう一度記録します。遠い国の誰かも、初めてPerfumeに触れた時に、同じような衝撃に包まれたら楽しいなあ〜と思います。

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私が初めて生でPerfumeを体験したのが、2008年6月1日だ。「GAME Tour」の横浜千秋楽。
2007年の夏にPerfumeを知ったので、彼女たちのことをまったく知らない訳ではなかったが、実際のライヴ会場で何が行われているのかは、あまり知らなかった。

知らなかった、と言うよりも、あまりにも簡単に「予測」をしていた。
なんといっても「アイドル」のライヴである。
「可愛い」が随所に凝縮されていて、皆ではしゃいで拍手喝采!で終わるだろうな、と予測をしていた。
「凄い!」「凄い!」と2chにも書き込まれていたが、所詮はアイドルに毛が生えたくらいのモンだろう、と考えていた。
正直に言うと「完全に舐めきった姿勢」で彼女たちのライヴに足を運んだのである。

今となっては「奇跡!」としか言いようのない運で(しかも、Aの70番台という神番号!)、横浜千秋楽のチケットをゲットした私は、超晴天の中、のんびりとした気持ちと、「うへぇ!三十路を越えてんのに、アイドルのライヴに来ちゃってる俺、終わってるなあw」という恥ずかしさを以って、同じくPerfume初体験の女性と共に会場に到着した。

最前列を充分に狙える良番ながら、ライヴジャンキーの友人に教えてもらったPA卓の横のバー最前列に陣を張った。
床がここから一段高くなっているので、背の低い私にとってはこの上なく好都合だった。
ライヴジャンキーの友人のチビっぷりなどを思い出してニヤニヤしていた。
もう一度書くが、そのときでも私は「完全に舐めきった姿勢」であった。

開演までのSEがGuns N' Rosesの「Sweet Child O' Mine」から、Metallicaの「EnterSandman」に変わった。
すると、「EnterSandman」が急激に爆音に変わり、暗転した。

すでにこの時点から、なんとも言いようのない「不安感」はあった。
上手く説明は出来ないが、頑張って解説すると、「ひょっとしたら、自分は逃れようのない大きな底なし沼に、今、飲み込まれようとしているのか?」といった感じか。
「これから先に起きる現象を見たら、自分の中にある地軸が崩壊してしまうのではないか?」という不安だ。

暗転した直後は「Perfume First Tour 『GAME』」を見ていただければ解ると思う。
「アレ」が目の前で繰り広げられたのである。

イントロダクションの映像が流れている間、私は必死になって「完全に舐めきった姿勢」を制御しようともがいた。
この先にどういった展開が待っているのかは解らないが、ともかく私には「覚悟」がなかった。
イントロが終われば、きっと想像を絶するものを見せられるのだろう。
そんなことは聞いてなかった。
そんなことは誰も言ってなかったはずだ。
2chで「凄い!」って書いていた奴!「凄い!」だけじゃなく、もっと具体的に書けよ!阿呆が!
さっきまでは穏やかな初夏の日差しの中でのんびりとビールを飲んでいただろう?
観光客相手の不味い料理に不満なんかを述べていただろう?
ちょっと前までは「平和」そのものだったじゃないか。
それが今は前後左右どこにも逃げられない、暗いすし詰めの箱のバーの最前列で、事前の了解も得ずに得体の知れない、想定の範囲を軽く超えた情景を見せられるのだ。
自分自身の制御は、もはや不能だった。

「何でアイドルのライヴに来てこんな恐怖心を抱かなくてはいけないんだよ!」

逃げ出したかった。
しつこく書くが、本当に「覚悟」してなかったから。
人間は、理解が出来ない現象に対して激しい恐怖感を抱く。
イントロダクションの手ごたえだけで充分にその先の「恐怖」は想像できた。
とっくに手遅れだったが、「ごめんなさいすいませんごめんなさいすいません!」と頭の中で念じ続けた。

そして、生まれて初めて現実の3人が目の前に現れる。
だけど、その姿は顔までマントに包まれていて、誰にも見ることは出来ない。

一曲目の「GAME」が始まった。

マントを翻し、私が生まれて初めて見た3人は、真っ黒な衣装に身を包み、完全な無表情だった。
無表情というより、怒りで充満しているかのように見えた。
チラリとも笑っていない。
その日の私のように、「完全に舐めきった姿勢」で見にきた観客に対して、「オメエら!舐めきった態度で見に来てくれたね!これから地獄に落としてやるよ!」と言っているように見えた。

気が付くと、私は泣いていた。
恥ずかしさのあまり、隣にいる同行の女性に見られていないかと彼女の顔を見たら、彼女もタオルで涙をぬぐっていた。
身体の中のあらゆる感情が揺さぶられ、崩壊してしまった。
完全に更地となった精神に、新しい芽がありふれたスピードを越えて発芽していく。
まだ一曲目しか体験していないのに、35年間生きてきた中で、最も素晴らしいライヴ体験だと全身全霊で言い切れた。
その後は見ての通り。
あんなにもクールに、突き放すようにスタートしたライヴが、大爆笑の場面もあり、最終的にはPerfumeの3人を含めてその場にいた全員が感動して泣いてしまう結果になった(動画サイトのどこかを探れば、あのライヴのあとの3人のMCが聴ける…はず)。
夏の怪談でよくある光景だが、スタート時点での恐怖感の煽りを受けすぎると、感情が高ぶり、ほんのちょっとしたことでも大笑いしたりする精神状態になる。
それと似ているのかもしれない。
ともかく、あんな体験は他のどこでも得られないことだろう。
そして初期に感じた不安は的中し、私は「逃れようのない大きな底なし沼」に飲み込まれ、「自分の中にある地軸が崩壊して」しまった。

と、前置きだけで2,000文字を越えてしまったというか、前置きだけで充分に言いたいことを言ってしまったが、これが私の初の「Perfume×恐怖」体験だった。

「初の」と書くからには続きがあるのだが、それはもちろん武道館公演でのオープニングの「顔が見えないライティング」から「コンピューター・シティ」にかけての「故障」であり、先日の代々木公演での「edge」の演出だ。

初の全国ツアーでは、特にこの「恐怖演出」に気合いが入っていたと思う。
先にも述べたが、私のように「どうせアイドルのライヴだろ?」と高をくくっている人間は多かったのではないか。
運営側、というか舞台演出側はそのことをしっかりと把握し、完璧な迎撃システムを構築した。
舞台上の演出は、Perfumeの振り付け演出家のMIKIKO先生の発案だと思うが(ソースは脳内)、MIKIKO先生自身も「アイドルのライヴだと思って舐めたら許さんぞ!」という気概を以って舞台をデザインしたのだと思う。

その結果が「Perfume×恐怖」演出なのだと思う。

「アイドル」と「恐怖」。
私は他のアイドルをまったく知らないので比較検討は出来ないが、こういった斬新な切り口もPerfumeを唯一無二の存在に仕立て上げている、重要な要素なのだと考える。

代々木公演ではその恐怖感がやや薄れた感はあったが、新しいアルバムを引っさげての全国ツアーでは、再び私たち(いや、俺だけか?)を恐怖のどん底に叩き落して欲しいと思う。
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Perfume かしゆかの魅力分析レポート 71「かしゆかと恐怖」について(その2)

2012-05-24 | かしゆかの魅力分析レポート
かしゆかを魅力的に感じられる要因は星の数ほど存在する。
煌めく星のようにちっちゃな魅力の集合が、かしゆかという稀有な生命体になるのだ。

さて、皆さんは『キリンチューハイ 氷結 Presents Perfume 3rd Tour「JPN」』での「JPNスペシャル(仮称)」はご覧になったであろうか。
「Perfumeの掟」に続いて、またもや我々のかしゆかが切り込み隊長のように先陣を切ったステージングだった。

かしゆかが常に先陣を切るのは何故だろう?
それは、かしゆかだけが持つ、分厚い壁を突破するための「一番硬くてとがった部分」があったからではないかと分析する。

かしゆかの魅力分析レポート第71回。テーマは「かしゆかと恐怖」について(その2)。(その1はコチラ。これまでのまとめはコチラ

「Perfumeの掟」では、あ〜ちゃんとのっちに「召還」されて「10人のかしゆか」が覚醒するが、なんと今回の「JPNスペシャル(仮称)」では、(映像の)あ〜ちゃんとのっちを弾き飛ばしてかしゆかのステージが始まる。
今これを書いている目の前に「KIRIN やさしい果実の3% スペシャルBOX!」の箱が置いてあるが、その中であ〜ちゃんとのっちに挟まれて「ニュヒヒ♪」と笑ってるかしゆかが、2人を弾き飛ばして自らのダンスパートの火ぶたを落とすのだ。

他のアイドルグループやアーティストがPerfumeに追従できない、フォロワーになれない理由は色々とあるだろうが、私は以前から言っているように、Perfumeのパフォーマンスに見え隠れする「恐怖演出」がその大きな一翼を担っているのではないかと考えている。
そして、その大きな翼の根元にいるのがかしゆかなのだ。

私がPerfumeのライブに行き、3人のパフォーマンスに触れると、いつも何処かに「畏怖の念」を抱く。
所々に残像のように気迫や明確な意思が見え隠れして、時にこちらが切り刻まれてしまうような感覚に陥る。
ただ単純に3人のパフォーマンスが「完成度が高い」という話しではなく、見ている以上の圧力を感じるのだ。
GAMEツアーでの「GAME」や、初の武道館での「コンピューターシティ〜egde」に繋がる部分や、直角二等辺三角形ツアーでの「edge」などがそれに当たる(アルバム「GAME」のジャケットでそれは覚醒したと思われる)。

あ〜ちゃんだとココロの粒子や天使成分が多すぎて可愛く見えてしまい、のっちだと単純にカッコいい!となってしまう(もちろん、それがふり幅として大きく「恐怖演出」に繋がり効果を発揮するのだが)。

そこに、冷たくて硬質な「恐怖」を身に纏い、Perfumeのステージ演出の中で、もっとも暴力的なパートを受け持ってステージに上がれるのがかしゆかだけなのだと分析しゅる。

未見の傍観者に斬り込んで行くのはのっち。

魅力の入り口に立っている観客に斬り込んで行くのはかしゆか。

中に入ってきたファンを抱きしめるのはあ〜ちゃん。

かしゆかが持つ破壊力には中々気づきにくい。
それが遺憾なく発揮されるのがライブの空間なのだろう。

世界に向けて羽ばたくPerfumeの3人。
もう一度、かしゆかが全身に「恐怖」を纏って観客に斬り込んで行く姿を見せていただきたい。

結論。
かしゆか好きっス!

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Baby cruising Love〜♪Perfumeに会いに北海道に行ってきた!(遠征旅行編)

2012-05-21 | Perfume
愛して止まないPerfumeを応援するために、東京から札幌に向かった。
往路は飛行機で、復路は寝台特急北斗星による電車の旅だ(実は新婚旅行も兼ねています)。
「Perfumeのツアーで遠征すること=その地でしか会えない人に会う」というパターンが出来つつあるが、今回も北海道でしか会えない人と会うことが出来た。

4月21日(土)
羽田空港でPerfumeのマネージャーらしき人やMIKIKO先生らしき人を見かけたり、新千歳空港であ〜ちゃんらしき人や、かしゆからしき人を見かけたりしたが、ここは「気にしないフリ男の子♪」で乗り切った(動悸息切れが激しくなったが)。


額を窓にこびりつけて地上を見つめていたら、CAさんが丁寧に田沢湖や十和田湖の場所を教えてくれた。

寝坊して朝から何も食べていない状態だったので、まずは新千歳空港で「味の時計台」に入る。


ホタテバターコーン味噌ラーメン1630円也。1000円を超えるラーメンなんて、こんな時にしか食べられない。もちろんメチャメチャ美味しかった。

そしてレンタカーを借りて、クラークさんのいる丘を見学してから札幌に向かいホテルにチェックイン。
その晩は楽しい楽しいPerfumeのライブとオフ会があった。


ちなみに、オフ会では大型観光バスがチャーターされてました。

4月22日(日)
翌日は旭川〜富良野経由で帯広まで足を伸ばして宿泊する計画でいざ出発。

ここに来るまでは車窓から「北海道らしい景色」というものを特に見なかったが、札幌を離れるにしたがってどんどんとクルマが少なくなり、ついに念願の「延々と続く一本道」に出会うことができた。


道路の両側にある「やじるし」は冬になると意味を持つものなんだろうなと想像できた。

数十分クルマで走っても、曲がることも止まることもなくずっとずっと道がまっすぐに走っている。
これが気持ちがよくてついついスピードを上げてしまう。
こういう時こそ「空気を読む」ことが重要なので、地元の皆さんのスピードを参考にして走った。
東京は汗ばむほどの気温なのに、こちらにはまだ多くの雪が残っている。
念のために冬装備で向かったが、それほど寒さは感じなかった。


こんな景色を見るとついついクルマを停めてしまうのです。

過去に仕事で訪れた時に「旭川ラーメン」の美味しさに痺れてしまったので、今回もぜひ旭川でラーメンを食べたいと思いながらもクルマはどんどんと進んで行き、旭川を華麗にスルー。

クルマは「美瑛」(びえい)の丘に到着した。

新緑の季節ではなかったが、それでも雄大な景色が広がっていて気持ちがいい。






よーく見ると中央にキタキツネがいます。その他にも普通に道路に鹿が歩いていたりと、さすがは北の大地!と思うことしばしば。


木の枝に黒く丸っこく見えるのが「宿り木」と言われるもの。この木の下でキスをすると幸せになれるとかなんとか…。







ここはCMやパッケージの写真に使われる景色が多いようで、「セブンスターの丘」とか「ケンとメリーの木」など、有名な場所には看板が立っていた。

富良野で「唯我独尊」というカレー屋さんに入り、「唯我独尊ソーセージカレー」を食す。


なんとも迫力のある店舗外観。


牛タンカレーに自家製ソーセージ。

そして夕方に帯広に到着し、かなりお安いホテル(二人で4000円だったかな?)にチェックイン。
夜の帯広を楽しもうと街に出かけたが…人が…人がいない…。
日曜日の夜と言えば東京でも人出が少なくなるとは思うが、これほどまでに人やクルマが走っていない街の景色にはちょっと驚いた。
そして、営業している居酒屋さんも少ない。
しばらく散策して、営業している居酒屋さんを発見して酒を飲んで、この日は大人しくホテルで身体を休めた。


カラオケの音が聞こえてフラッと入ったビルの廊下。

4月23日(月)

この日は帯広で昼ごろまで滞在し、阿寒湖まで足を伸ばす予定。
「帯広と言えば豚丼!」ということで、豚丼を食べる気満々でホテルをチェックアウト。
まだ早い時間だったので「糠平湖」(ぬかびらこ)の有名な「タウシュベツ橋梁」(湖の中に現れる鉄道の橋)を見に行こうとクルマを出した。
この判断で我々は「帯広の豚丼」を断念することになった…。

糠平湖が近づくにしたがって、霧が猛烈に濃くなり、引き返す気分がなくなってしまったのだ。


まだまだ序の口の段階。


たぶんここから湖が見えるのだと思う。


思い切り萎える看板。


構わずに雪の中を進軍するPTA会員。こういった場面ではやはり女性が圧倒的に強い。


たぶんここから「タウシュベツ橋梁」が見えるのだと思う。


霧の中に突然現れた山小屋で一休み。

そこから国道241号線を走り阿寒湖を目指すところを、ナビに言われるまま国道39号線を走り、驚くべきことに約90キロも遠回りして、夕方に阿寒湖に到着した。
ナビに言われるまま走り出す自分も馬鹿だが、90キロも遠回りするところがさすが北の大地でござる…。

ここ阿寒湖には、Twitterで仲良くさせていただいている「ポロンノ亭」さんがお店をやっている。ポロンノさんは「Perfumeクラスタ」の一員だ。




これらはポロンノさんが阿寒湖で作った石像。どれだけPerfume愛(中田ヤスタカ愛)に溢れた危険な人物かはすぐにお分かりいただけるだろう。

今回の旅の目的はもちろんPerfumeに会いに行くことだが、阿寒湖の友人に会うこともまた一つの目的だった。
ネットではすぐ近くに感じている存在だが、リアルに会いに行くためには1300キロもの距離を移動しなければならない。


アイヌ部落の入り口。寝ている間に嫁さんが運転してくれました。


ポロンノ亭外観。ここからもうPerfumeが聴こえてくる。


店内から見たポロンノ亭。ちょっと腰を下ろすと根が生えてきそうなくらいに落ち着く。


ポロンノ亭の奥にはヤバいブツが陳列されていた…。

こんな日本の北の外れに、と言っては失礼だが、この阿寒湖の地に、もう一人TwitterのPerfumeクラスタの「ナナロク」さんもいらっしゃる。誰も知らないかもしれないが、阿寒湖はPerfume熱で炎上しているのだ。

まずは軽い挨拶を交わし、紹介してくれた民宿「桐」さんに向かう。


民宿「桐」さんは、トドマツで作られた木風呂があり、源泉の掛け流しが楽しめる。朝食付きで一泊4000円!

サクッと温泉に浸かり、身体を温めてから近所の居酒屋に入り軽く食事をした後に、アイヌ古式舞踊のステージを見て、いざポロンノ亭へ。
東京から遠く1300キロも離れた湖のほとりで、美味い酒と料理をつまみながらのPerfume談義。
これがつまらないはずはない。


ポロンノさんが作ってくれた料理。どれもこれもメチャメチャ美味しい!とても贅沢な時間を過ごせた。

楽しい話しに花を咲かせ、泥のように酔っぱらって民宿に戻った。

4月24日(火)


翌日はあいにくの雨模様だったが、幻想的な阿寒湖の風景を見ることができた。


翌日にはナナロクさんのご案内で、阿寒湖を周遊する砕氷船にも乗せていただいた。

はっきり言います。貸し切りでした。






もう氷はあらかた溶けていたようだが、船が氷を割って入る音と、その氷がぶつかり合って弾ける音が美しかった。

「雪解け後でGW前」と言う、実に中途半端な季節に阿寒湖へ来てしまったが、生まれて初めて訪れたこの地は、とても暖かく私たちを受け入れてくれたように…思う。
今度は爽やかな夏に、または厳冬の季節に行ってみたい。

船の発着場でポロンノさんとお別れし、いざ札幌へ。
またもや猛烈な霧の中を数時間レンタカーで走り抜け、大都会札幌へ到着。
いよいよ北の大地ともお別れだ。

そしてこの旅の大きなイベント、寝台特急「北斗星」への乗車。
札幌発の平日なので、とてつもなく空いていた。
自分としては混雑しているよりは嬉しいが、やや複雑な気分だ。
旅の「移動する楽しみ」の時間はどんどんと削られていってるのだろうと思える。


颯爽と札幌駅に滑り込む北斗星。このディーゼル機関車は本当にカッコいい!


いざ夢の入り口へ!

今年で40歳になるが、乗り込んでからはまず車内の探検だ。
iPhoneを片手にパシャパシャと写真を撮りながらスキップして次々と車両を移っていく。
車内には同じように探検をしているおっさん達がいて、皆目をキラキラと輝かせているのが面白かった。


自分の今夜の寝床。「デュエット」という個室の二人部屋。1階と2階があり、こちらは2階なので星空を見ながら眠ることができる。


こちらはロビールーム。「乗り鉄」のおじさんたちはここでうっとりとした表情で車窓を眺めている。


食堂車「グランシャリオ」


廊下。


先頭には我々を引っ張るDD51形ディーゼル機関車が見える。「重連運転」と言って、札幌から函館の区間は2両のディーゼル車が連結して引っ張っている。

興奮しながら一通りの写真撮影を終えて、北斗星は登別に近づいてきた。
ここでもう一つの大きなイベントが待っている。登別在住のTwitterのフォロワーさん「まきんこ」さんに会うのだ。
まきんこさんもTwitterのPerfumeクラスタの一員で、夫婦共々ずっと前から仲良くさせていただいているのだが、中々会うことはできない人だった。
今回、我々の乗車している北斗星が自宅の近所を走り、登別に停車することを知って、駅まで会いにきてくれることになった。

北斗星が登別に到着するのは18時35分。停車時間は数十秒らしい…。
あらかじめまきんこさんには「3号車の前のほうに乗ってるよ!」と伝えて、北斗星はゆるゆると登別のホームに滑り込んだ。
誰もいないホームで、まきんこさんはお子さんを3人連れて待っていてくれた。

一瞬だけホームに降りて握手を交わし、お互いに笑顔で挨拶をしてプレゼント交換。
20〜30秒くらいだっただろうか。
本当に短い時間だったけど、温かい交流ができたと思った。インターネットが、本当にいい意味での「出会い系」として使えた。また会いたい。

そして日はとっぷりと暮れて、我々は食堂車のディナータイムが終わるのを待つ。
ディナータイムは予約制で、フランス料理や懐石料理が楽しめるが、我々は通常のパブタイムに食事をすることにしたからだ。
客が少なかったからなのか、思いのほかディナータイムが早く終了したので、さっそく食堂車へ。


夜はやっぱりムード満点。


もちろんワインなどを飲んだりする。車内の揺れは「ワイングラスがひっくり返る寸前」といったレベルか。


食べる前に写真撮れよ。シチューセットとピザを注文しました。

ガタンゴトンと揺れる電車の中で、ナイフとフォークを使ったキチンとした食事をする。
もうこれだけで贅沢な気持ちになれる。
以前にもPerfumeを追いかけてフェリーにバイクを積んで徳島まで向かったが、やはりこういったゆったりとした時間を楽しむのは最高だ。

満腹になって部屋に戻り、次のイベントに向けてビールをグイグイ飲みながらテンションヌを高める。
次のイベントは「函館での牽引機の交代」。
北斗星は、登りも下りも函館で牽引する機関車を交代する(もう一回、青森でも牽引機を交代する…ようだ…寝てた)。
その牽引機の交代作業を見学するのだ。


函館到着を待ちながらビールグイグイ。このムードがたまらんですばい。電灯を消せば星がキレイに見える。

北斗星は函館に到着し、停車時間を告げられて、いざホームへダッシュ!


今まで我々を引っ張ってくれたDD51形ディーゼル機関車。さよなら〜!ありがとう!


そして反対側には、次に我々を青森まで牽引してくれるED79形電気機関車が連結!スイッチバックします。


ドッギャァァァァァン!

ここからは車内で酒盛り。途中「これより青函トンネルに入ります」とアナウンスが流れ、また別の時刻に「旅の思い出話に花が咲くでしょうが、それはまた明日に。車内は消灯いたします」といった感じの風情溢れるアナウンスが流れた。

青函トンネルを抜けて、東京では見られない美しい星空を眺めながら眠りについた。

4月25日(水)

嫁さんが起きてこないので、一人で食堂車に。



福島あたりだと思うが、東京では散ってしまった満開の桜を見ながら朝の洋食セットをいただいた。



それからは、少しずつ少しずつ車窓は喧噪にまみれて行き、いよいよ大宮あたりになって現実社会に引き戻されて行く。
9時38分。
北斗星は約1200キロの旅を終えて上野駅に到着した。


上野駅での勇姿。

Perfumeを追いかけて北海道まで行き、北海道に住んでいるPerfumeファンと笑顔の交換をして、また会う約束をする。
Perfumeの3人が引き合わせてくれた縁と、素晴らしい旅に本当に感謝。

次は海外か?!

結論。
かしゆか好きっス!
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【ネタバレあり】JPNツアー札幌に行ってきたよかしゆか。【ご注意!】

2012-05-04 | ライヴレポート
座席はアリーナのB5ブロック。
T字型に伸びた花道の「T」の内側(下側?)の場所だった。
実際に着席してみるまで分からなかったが、3人の表情がしっかりと読み取れるこの距離だったらやってみる価値はありそうだった。

Perfumeのファン同士である自分たちが結婚したことを、どうしても直接3人に知らせて、感謝したかったのだ。

私は用意していたスケッチブックに
「結婚しました!!ありがとう!!」
と書いて、MC(客いじり)の時間を待った。



「ワンルームディスコ」が終わり、3人がゆっくりと我々の前にやってくる。
最初の接近遭遇であるT字の縦のラインでは、スケッチブックを高々と掲げ、3人ともしっかりとこちらを見ていたが見事にスルーされた。
超個人的な都合をダシにして3人とファンの時間を奪うことに後ろめたさも感じていたので、そこでボッキリと心が折れて、次に接近してきたT字の横のラインでは、やや大人しくスケッチブックを掲げていた。

そして、T字の横のラインをこちら側に向かって3人が歩いてくる。
すぐに目の前を、話しながらスルーする3人。
「あ、やっぱりムリだったかな…」
とあきらめかけた時に、のっちの鋭い眼光がこちらに注がれた。

「あっ!『結婚しました』って書いてあるよ!」

のっちがかがみながらこちらを指さし、かしゆかとあ〜ちゃんも一斉にこちらに注目した。
そして、スポットライトが私たちに集中し、カメラが回り込んでくる。

私は声を張り上げて「Perfumeのファン同士で結婚したんです!」と3人を見上げながら叫んだ。
すると驚くべきことに、かしゆかが「あっ、知っとる…!アンケートに書いとったよね…?」と嫁さんを見る。
「書きましたー!」と応える嫁さん。
前回の愛媛公演の時に、嫁さんはアンケート用紙に「結婚しました!北海道に二人で行きます!」と書いてポストしていたのだ。
「オフ会で知り合ったんだっけ…?」とかしゆかが言い、「去年のお花見で知り合ったんです!」と嫁さんは叫び返す。

もうここからはおぼろげにしか記憶が無い…。

そこそこ長い時間だったような短い時間だったような…。

私が見上げる3人の姿はスポットライトを後光に、文字通りまぶしく輝いていた。
そして、はっきりと聞き取れた
「おめでとうございます。末永くお幸せに」
と言う3人の言葉…。

私は、3人のお陰で人生の舵取りが素晴らしく良い方向に切れたことを感謝したくて、その想いを伝えたかったが、口からは「あ、ありがとー!」としか絞り出せなかった。

2007年からPerfumeを応援してきて、まさかPerfumeファンの女性と結婚するとは思っていなかったし、まさかPerfumeの3人から直接結婚を祝福されるとは、本当に夢にも思っていなかった。
どう表現していいのか分からないが、「奇跡は作り出せる」という言葉を思い出した。
最初からあきらめないで、少ない可能性に賭けて良かった。
遠い先にほんの少ししか見えない光でも、そこに向かって前進するべきなのだ。

♪結局はそう〜自分次第じゃし〜
♪サプライズを待っててもしょうがないから〜

という「Spring of Life」の歌詞がしみじみと胸に沁みる。

驚いたことはそれだけではなく、Twitterで入籍の報告をすると、Perfumeクラスタの皆さんから数百のお祝いの言葉を頂いて、東京から遠く離れた札幌の地のオフ会で、50人以上の方から祝福された(もちろんライブ会場でも多くの方に祝福されました)。
これ以上の幸せはちょっと考えられない。これから一生忘れられない思い出になることだろう。


二人の似顔絵が描かれたケーキを頂戴するなんて…夢のような…!(イラスト作成 せぷさん 色々と動いていただいた皆さまに感謝!)

翌日の朝、TVCMでグミの宣伝をしている3人を見て、「この人たちに祝ってもらったんだよね…」と夫婦二人で再び胸が一杯になった。

嫁さんがツアーのアンケートに書いた小さな一文をしっかりと覚えているかしゆかも凄いと思うが、きちんとアンケートに目を通している3人に改めて驚いた。
耳を澄ませば良いことも悪いことも、知らないほうがいいような情報も聞こえてくるだろうが、好奇心のスパイスが巡り巡って何かを起こすことを信じて、思いがけないワクワクを求めている3人。
以前にあったダンスコンテストでも、500以上の応募動画をすべて見たと言っていたし、「顧客第一」なんつって掲げているそこらの一流企業でも真似できないほどに、Perfumeの3人は顧客の声を聞こうと真摯な姿勢を保っているのだと感じた。
かつて「アイドルの意味を回復する3人」などと呼ばれていたが、もはや「回復」などと言うレベルは超越していると思う。
こんなアイドルに追従できるユニットなど存在しないだろう。


今回のツアー『キリンチューハイ 氷結 Presents Perfume 3rd Tour 「JPN」』6公演を経過して思うのは、「最新のPerfumeが最高のPerfume」という格言の再確認だった。
鉄板チューンの「ポリリズム」や「チョコレイト・ディスコ」も素晴らしいが、最新アルバム「JPN」から繰り出される楽曲陣の楽しさと「JPNスペシャル(仮)」のワクワクドキドキする感覚に、私はやはり常に「新しいPerfume」に期待を寄せているのだな、と感じた。
サラッと書いたが、ひとつのアーティストを5年も応援していて、こんな経験は生まれて初めてである。

という訳で、ここから楽曲のレポを書こうと思ったが、もう日にちも過ぎてしまったし、特に印象に残ったことだけを書こう。

始めにも書いたが、今回の座席はアリーナのB5ブロック。
アリーナの中心よりも前でステージも近いため、レーザーを使った壮大な演出を楽しむことは難しいが、 3人の姿を間近に見ることができた。
「エレクトロ・ワールド 」が終わり「ワンルーム・ディスコ」が始まる前に、衣装替えの時間が一瞬だけある。
開演時に着ていた衣装を脱ぎ捨てる3人の姿が暗闇の中にうっすらと見えた。
しかし、のっちの衣装だけが足にひっかかったようで中々脱げなかった。
「あれ?大丈夫かな」
と思った瞬間に「ワンルーム・ディスコ」のイントロが流れ、スポットライトが点いた。
「あー!ダメだ!間に合わなかった!」
と思いきや、のっちは凛々しい顔でセンターに立って天を指していた(わずかによろけながら)。
「男前」と呼ばれることが多い(?)のっちだが、こういった場面を見ると、男である私も本当に惚れてしまいそうになる。

それと対照的だったのがかしゆか。
「チョコレイト・ディスコ」が始まる直前に、かしゆかはしゃがみこんでペットボトルの水分をかなり多く口に含んだ。
「おお、けっこう飲むんだな!」
と思った瞬間に「チョコレイト・ディスコ」のイントロが流れ、スポットライトが点いた。
「あー!ダメだ!間に合わなかった!」
と思いきや、かしゆかは水分を含んだ顔でほっぺたを膨らませたまま、天を指してクルクルと回転を始めた。
恐らくクルクルと回転している間に水分を全て飲み込んだのだろう。
それからは凛々しい顔で「チョコレイト・ディスコ」を歌っていた。
実に「かしゆかしい」ことである。

そして、あ〜ちゃんは今回のツアーではこの札幌公演が一番美しく、活き活きとして見えた。

もっと書きたいことがたくさんあるが、今日はこの辺で。

札幌公演を含む旅の日記は、次回以降に記録する。
こちらも、Perfumeが繋ぐ素敵な仲間を感じた旅であった…。

結論。
かしゆか好きっス!


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Perfumeの3人がお嫁さんを連れてきてくれました。

2012-04-25 | Perfume
Perfumeファンの女性と一年の交際期間を経て、結婚することになりました。

あ〜ちゃん、かしゆか、のっち。
本当にありがとう。
Perfumeには本当に色々なものを頂いたと思う。

言いたいことはたくさんあるけど、それはこれからも気持ち悪い文章で記します!

結論。
かしゆか好きっス!
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