まちづくりはFeel-Do Work!考えるより感じよう、みずから動き、汗をかこう!(旧“まちづくり”便利帳)

まちづくりの支援者から当事者へ。立ち位置の変化に応じて、実践で培った学びの記録。もう一人の自分へのメッセージ。

地域経営と人材

2008-10-14 07:41:26 | Personal Views
マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]
P・F. ドラッカー,上田 惇生
ダイヤモンド社

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マネジメントの父、ピーター・ドラッカーの本に、次のようなくだりがあります。

200年も前から経済学者が言ってきたように、経済活動には三つの資源が必要である。土地つまり物的資源、労働つまり人材、資本つまり明日のための資金である。これら三つの経営資源を確保しなければならない。
 特に良質の人材と資金を引き寄せることができなければ、企業は永続できない。産業全体として見ても、その衰退の最初の徴候は、有能でやる気のある人間に訴えるものを失うことである。(同書p.32)

これは企業経営の話として書かれていますが、地域経営に置き換えても全く同じことが言えます。地域経営の危機に瀕している街は、例外なく人材の流失が起きていますが、逆に、地域経営が上手くいっている地域を考えると、有能でやる気ある人材が引き寄せられていることがわかます。長野県の小布施や島根県の海士町は、その代表例と言えるかもしれません。
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