(画像は、安塚区にある「ほたる公園」と「ほたる橋」)
2/20付朝日新聞朝刊、総合「ひと」欄に「上越市の『無報酬議員』に選ばれたラーメン店のおかみさん」として佐藤みちよさん(56)が紹介されていた。旧安塚町(人口約3,500人)を含む13の自治区は、上越市に編入合併した際に町村議員が全て解散、地域協議会として改めて無報酬議員を公募することとなった。昨年ドイツを視察した菜の花プロジェクトネットワーク会長の藤井絢子さんによれば、ドイツの村では無報酬兼業議員が地域づくりに重要な役割を担っていると報告されている。安塚区の佐藤さんも、無報酬だからこそ立候補したし、発言すべきことが言えると考えているようだ。「(議会で)質問もせず、議案に賛成するだけの議員達に疑問を感じた」ことが発端のようだ。
兼業ということは、本業の合間を縫って意見を交わさなくてならず、議員の負担はさぞ大きかろうが、地域に本当に必要なことを発言し実施するためには、「私」を越えた「公」を考えられる人の出現と協力が何よりも必要だし、そこからしか地域や世の中は変わっていかないと私は思う。
関連ニュース↓
合併で消えた議会の代役、上越の旧町村で「無報酬議員」 (朝日新聞) - goo ニュース
ドイツにおける住民自治とまちづくり―身近なまちづくりを包括的に担う自治組織―ミュンヘンの市区委員会―(月刊地域づくり2004年6月号より)
2/20付朝日新聞朝刊、総合「ひと」欄に「上越市の『無報酬議員』に選ばれたラーメン店のおかみさん」として佐藤みちよさん(56)が紹介されていた。旧安塚町(人口約3,500人)を含む13の自治区は、上越市に編入合併した際に町村議員が全て解散、地域協議会として改めて無報酬議員を公募することとなった。昨年ドイツを視察した菜の花プロジェクトネットワーク会長の藤井絢子さんによれば、ドイツの村では無報酬兼業議員が地域づくりに重要な役割を担っていると報告されている。安塚区の佐藤さんも、無報酬だからこそ立候補したし、発言すべきことが言えると考えているようだ。「(議会で)質問もせず、議案に賛成するだけの議員達に疑問を感じた」ことが発端のようだ。
兼業ということは、本業の合間を縫って意見を交わさなくてならず、議員の負担はさぞ大きかろうが、地域に本当に必要なことを発言し実施するためには、「私」を越えた「公」を考えられる人の出現と協力が何よりも必要だし、そこからしか地域や世の中は変わっていかないと私は思う。
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高崎経済大学 地域政策学部 地域づくり学科
生涯学習・社会教育研究室櫻井ゼミナールの報告より。
http://www1.tcue.ac.jp/home1/tsaku/20041127-02.pdf