まちづくりはFeel-Do Work!考えるより感じよう、みずから動き、汗をかこう!(旧“まちづくり”便利帳)

まちづくりの支援者から当事者へ。立ち位置の変化に応じて、実践で培った学びの記録。もう一人の自分へのメッセージ。

ファッション誌に見る地方の魅力

2010-06-19 11:35:32 | Personal Views
よくも悪くも時代の流行を映すファッション誌。
1999年に創刊された『ソトコト』を機に、エコでスローなライフスタイルをテーマとした雑誌『ku:nel』(2002年)、『Lingkaran』(2003年)、『Brava!』(2004年)…と相次いで創刊。今も粘り強く続くものもありますが、残念ながら休刊となったものもあります。
雑誌媒体の構造不況という側面もありますが、流行り廃りも否めません。

そんな中、ここ数年目につくのが「地方」。
『月刊 田舎暮らしの本』(1987年創刊)は別格ですが、旅行雑誌でもない普通の一般誌が「地方特集」をする傾向が、2007年頃から見られるようになりました。2008年には「日本の魅力を再発見する」をコンセプトとする雑誌『Discover JAPAN』が創刊されています。
私が知るだけでも、↓こんなにあります。
既にバックナンバーが売り切れた号でも、島・離島特集などがあったこともしばしばですし、雑誌『Pen』では地方都市マップ特集なども通例になっています。

それぞれの内容は、宿や地方土産等の個店(点)を紹介したものもあれば、エリア一帯(面)を取り上げたもの、地方の文化を束ねて日本の魅力として紹介するものなど千差万別ですが、共通点としては、大都市のような効率や合理性とは異なる論理で形勢されたリアルな魅力ということに尽きるように思います。
実体験を伴わない情報ばかりが氾濫し、短期間にライフサイクルを終えるおびただしい商品が跋扈する現代にあっては、それまで接することの少なかった未知の価値基準に新鮮な感動を見い出すのかもしれません。

だからといって地方万歳かというと、そんな甘いことは全くなく、ファッション誌で取り上げられる事例の裏には、日々の試行錯誤と人々の弛まぬ努力があることも忘れてはいけない大事なポイントだと思います。

BRUTUS 2010年03/15号
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BRUTUS ( ブルータス ) 2010年 3/15号 [雑誌]
 特集/東京にはない、東京に負けない、地方カルチャー


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BRUTUS 2009年08/15号
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BRUTUS (ブルータス) 2009年 8/15号 [雑誌]
 特集/日本再発見の旅と本


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BRUTUS 2008年11/15号
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BRUTUS (ブルータス) 2008年 11/15号 [雑誌]
 特集/ふるさと♡愛する地方都市


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 特集/ニッポンの宿、ニッポンの旅2009


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