電車に乗って呑みに出掛ける。

車だとアレだから、たまには公共交通機関にて移動してみっぺ。
その様に思い立ち、駅までタクシーに乗ろうとしたら「贅沢だ!!」と怒られた。
なので駅まで歩いたら、案外と近かった。
途中途中でキンモクセイや風の温度、湿度や道行く人の服装。
秋の香りが辺りを包み、秋は急に訪れたのではなく、スピードを出し過ぎてて俺だけが気付いてなかっただけだと知らされた。
世界は、誰にも関係なく、ぐるぐる廻る。
自信過剰になっちゃいけない。
誰も見向きもしてねぇよ。
きっと俺以外は。
今は電車の中。
中々快適。
本が読めたり、こうしてアウトプット出来るのもならでは。
隣のボックス席の２人(恐らく先輩後輩)が、iPodについて会話をしてるが、
「iPodnanoです。」
というクダリが、
「iPodなのです。」
と急に学者口調。

なのです。っていいなぁ。
上からなんだけど、威圧ではない「決まりごと」みたいだね。
「請求書なのです。」
「下駄なのです。」
「味噌汁なのです。」
「エロチックなのです。」
デタラメな内容でした。