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テノール芹澤佳通の日常系ブログ (・∀・)

Laboratorio141-4431再【ka:i】とは(実際の演奏動画アリ!)

2021年05月16日 | クラシック音楽

更新が慎重派(遅い?)の当ブログにおいて、異例とも言える掲載回数のLaboratorio141-4431に関する投稿ですが、今回はもう少し詳しい説明をしたいと思います。

 

 


Laboratorio 141-4431 再【Ka:i】
6月4日(金)
スクエア荏原ひらつかホール
開場18時30分 開演19時00分 終演予定時刻20時25分

指揮:石井一也

ピアノ:藤井麻理 田邉紗世

打楽器:佐藤大希 大西悠斗

アルトソロ:竹嶋杏奈

テノールI
芹澤佳通 相山潤平 高梨英次郎 岸野裕貴

テノールII
森田有生 長尾隆央 雨宮正樹 伊藤颯人

バリトン
岩田健志 野村真土 西久保孝弘 寺西一真

バス
岸本大 的場正剛 鷲尾裕樹 片山将司

 

Program

三善晃 作曲 丸山薫 作詞
男声合唱とピアノのための「三つの時刻」

三善晃 作曲 木島始 作詞
男声合唱とピアノ(四手)のための「遊星ひとつ」

尾形敏幸 作曲 立原道造 作詞
「風に寄せて その1」男声合唱版(初演)

大島ミチル 作曲
男声合唱組曲「御誦」


 

まず気になる方も多いと思われるコレ→再【Ka:i】ですが、読み方は「サイカイ」です( ・∀・)

チラシデザインをするにあたって考えた結果、一度中止になったものを「再開」出来たことと、そして、志を共にする仲間と「再会」出来たことの両方を掛けてみました。

 

今回のプログラムはすべて興味深いものばかりですが、その中でも個人的に好きなのが


大島ミチル作曲

男声合唱組曲「御誦」

 

こちらは「おらしょ」と読みます。

「隠れキリシタンたちの魂の祈り」とも言われる曲で、アルトソロ・打楽器奏者2名・ピアニスト・男声合唱という演奏編成からなる神秘性と重厚感を併せ持つ、非常に珍しい作品です。

更に演奏中は柏手を打ったり、脚を踏み鳴らしたりと、儀式的な要素を含んでいます。

 

前述の通り、演奏はアルトソロと打楽器奏者2名を必要とする珍しい編成となるため、演奏の機会がそう多くはありません。

 

すこしご興味を持っていただけました?|д゚)チラッ

 

 

本日はその「御誦」より、1曲目「ガラサ道」をお聴きいただきたいと思います!

 

ガラサ道 男声合唱組曲「御誦」より 大島ミチル

 

気が付かれた方もいるかも知れませんが演奏しているのは我々です!

(僕は画面左側の更にその向こう側に居ますw)

 

当初演奏会を予定していた5月6日は緊急事態宣言の発令により中止せざるを得なかったのですが、その少し前からホールとは「現状でホールが空いている日に振り替える」ことで同意しており、延期後の演奏会が更に良いものになるよう、場所を変えて試演会を行いました。

試演会は関係者のみが集まり、実際の演奏会の流れで進みながら、音量バランス(お借りした会場の構造上、ピアノと打楽器群は後方に配置)を意識しつつ、記録を取ることで問題点を客観的に整理しました。

6月4日には更に磨かれた演奏になっていることは間違いありません。

 

6月4日 Laboratorio141-4431再【ka:i】
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1 コメント

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しびれました。 (koma@soprano)
2021-06-07 19:29:40
芹澤さん、相山さんが演奏されて、コーラスとはどんな感じかと思って観戦しました。
響きの波がこれでもかと押し寄せて、耳の奥がキラキラ状態で最高でした。
このような男性コーラスは初めて聴きました。
ありがとうございました。
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