えっと、
更新が遅れた言い訳というか、なんというか。
火曜日の会話。
僕「ちょっと~、母さん、ここにあったスキャナーは?」
母「ああ、職場でいるから持ってっちゃった」
母さ~~~~んッッッ!!!
まぁ、そんなこんなで。今手元にスキャナがないのです。
週末は兄ちゃんが帰ってくるので、今日はちょっと携帯借りて写真撮ったわけですが、
いかんせん携帯画像は画質が悪い。
いつか直します。今日の所はコレで我慢しといてください。
僕。主人公。名前は未設定。いや本当は設定あるんだけど結局小説内に出てこないから非公開。
性格は面倒くさがりで皮肉屋。目上の人には敬語を使う。
まぁ・・・本っ当に写り悪いな・・・
なにはともあれ、小説でも楽しんどいてくださいな。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
朝、ひんやりとした冷気で目を覚ました。
僕がギルドに入ってから3日目の朝。日除けのカーテンの隙間から、細い光の線が伸びている。僕はその光をぼんやりと眺めながら、今まで見ていた夢とこれからの現実に、区切りを付けていた。
「・・・起きるか」
なかば自分に言い聞かせるように呟き、僕は起きた。
カーテンを開いて、ベッドから飛び降りた。
ベッドから飛び降りたというのは、別に言葉のアヤではない。二段ベッドの二階から、ハシゴをおりるのが面倒くさかっただけだ。僕は、面倒くさいことが大嫌いだ。
といっても、まわりに何もない広い部屋だからできることだ。よい子はまねしてはいけない。
だが、少しばかり寝ぼけていたようだ。
僕は空中でバランスを崩してしまったのだ。それでもなんとか頭から落ちるのだけは避けようと手足をばたつかせてたら、まっさかさまに落ちるのだけはなんとか免れた。
僕は、思いっきり尻もちをついた。
幸い、下が硬い地面だったのと、僕の体重が軽かったのとで、マンガみたいに「ズシーン」とかいった音が鳴ることはなかった。もしも音がたっていたら、騒音でみんなが目を覚まして、面倒くさいことになっていたことだろう。
尻が痛いが、そこはガマンすべきところだ。
いや、ひとつ面倒くさいことがあった。僕の尻もちを見ていた者がいたのである。
このギルドのアジトは、まず、ロビー兼外来クエスト受付のまるい部屋があって、それを取り囲むように二段ベッドが設置されている。逆を言えば、ベッドから出たらそのままロビーに直結している。24時間対応を売りにしているこのギルドのロビーに出たら、誰かいることぐらい、よく考えたら分かることだった。
「やあ、少年。朝早くから座り込んでどうしたんだい?」
ロビーから男の声が聞こえた。男性としては高い爽やかなテノールで、僕はその人の顔を見ずに誰だか分かった。
「あ、なんでもありませんよ、リヒターさん」
とっさに僕が応答すると、リヒターさんは受付用のイスに座ったまま、にやりと笑った。
「おはよう、少年」
リヒター・L・マルクル。自称、副々マスター。僕がこのギルドの中でもっとも朝早くに話し、そしてもっとも面倒くさいと思っている人物である。
リヒターさんは表に感情を出さず、いつも薄笑いを浮かべている。しかも、そこには演技のようなそぶりはなく、本心から楽しそうに笑う。僕は、その不気味な笑いを見ただけで、どうも嫌な気分になってしまう。
なにか、心の中を隠されているようで。
逆に、僕の心の中を読んでいるようで。
必要もなく、気を遣ってしまう。
本当に、面倒くさい人だ。
僕は、リヒターさんの前に書類が置いてあるのに気づいた。僕はあわてて訊く。
「リヒターさん、それ、何かの依頼ですか?」
リヒターさんは相変わらず気味悪く微笑んで答えた。
「ああ。俺が起きる前からあったやつだ。中身は知らん」
リヒターさんより早く起きるとは、そうとう早起きな依頼人なんだろうな、とか考えつつ、書類に目を通す。
内容は次のようなものだった。
<名前>アマリス・フォン・ダランテ
<依頼概要>飼い猫探し
<詳細>別荘で放し飼いにしていたペットが逃げ出した。町のどこかにいると思うので、探してきてください。
ふむ。
正直、すごく読みにくかった。何度も消した跡があって、全体的に黒ずんでいた。それに、どんな猫かもまったく書かれていない。
ただ分かることは、この人が貴族の生まれで、金持ちだということだ。
貴族の名前には「フォン」が付いている。この人もそれからすると貴族なのだろう。もっとも、ダランテ公爵家はこの町の真ん中に別荘を持つ貴族として有名なのだが、それはともかく。
「金持ち」については、猫を飼っていることから分かる。気候のせいだか何のせいだか知らないが、このあたりにはネズミがいない。海も川も近くにないから、魚も無い。したがって、このあたりには猫がいない。だから猫は遠くから輸入することになる。えさも輸入しなくてはならないので、金持ちでもない限り、とても飼えない。
まったく、ブルジョアめ。
「リヒターさん、これ一緒にやりませんか?」
僕の呼びかけに、リヒターさんはフッと小さく笑った。
「なんで俺まで行くんだよ。少年、おまえ一人で十分だろう?」
「しかし、動物を探すのは、あなたの得意分野のはずです」
「そしたら、ここに来た依頼は誰が受け付けるんだ?俺はただここに座ってるんじゃないぜ」
「それは・・・」
僕は答えに詰まった。
まったく、この男はただ受付やってるだけで偉そうに。こっちがせっかく誘っているのに反発しやがる。そんなにその心地良さそうな受付のイスに座っていたいか。そんなら僕がそのイスから立たなくていいようにしてやろうか。いいぜ、ボランティアでやってやる。全身複雑骨折がいいか、両足切断がいいか、いや頭蓋骨を陥没させて両足を麻痺させてやろうか。いや、ちょっと待て。そこまでやると警察沙汰だ。もう少しゆるく、そうだ、こいつの食う飯に少しずつアブナイ薬品を混ぜてやろうか。コカイン、モルヒネ、いやいや違法行為は良くないな。うん。合法的にやるとしたら水銀か。あれ、油絵の具も麻痺効果があったよな。うん、油絵の具だ。あれなら大量に手に入るし、量を調節すれば死にもしない。おお、なんと完璧な計画だ。これならあの男はもう足腰を立てることもままならず、万年受付として生きることになるんだ。あは、想像しただけで楽しいや。あはははははは、あはははは、あひゃひゃひゃひゃ、苦怪怪怪怪(クケケケケ)、奇死死死死(キシシシシ)、氷氷氷氷氷(ヒョヒョヒョヒョヒョ)。
と、ここまで妄想が進んだとき、僕はわれにかえった。後ろから女性の声がした。
「アタシがやる」
いきなりの声に、ぼくは驚き、振り返った。ギルドメンバーのサヤさんがそこに立っていた。
サヤさんについての詳細はここではあまり関係がないのでいつか説明するとして、もとの筋に話を戻す。
「さ・・・サヤさん、起きてたんですか・・・?」
「今起きたところだよ・・・ふぁ・・・ねーむぃ」
サヤさんは、腫れぼったい目をかきながら大きくあくびをした。
正直、こんな人に受付の代理を頼んで大丈夫なのか少し不安になったが、僕としてはいい方向に話が進んでいるので、反論する気はしなかった。
僕はリヒターさんに向かって、言った。
「―――だそうですよ。いい代役が見つかって、良かったですね」
「あーあ、俺はもうちょっとのんびりしていたかったんだけどな」
まだダルそうにしているリヒターさんに対して、僕は書類の一番下を読み上げた。
「『<報酬>10万ヘペル』・・・か」
リヒターさんは、急にニヒルな笑いをやめて立ち上がり、いそいそと出発の準備を始めた。
「ああ、疲れもとれたし、行くとするか。うん?なんでそんな目で俺を見るんだね、少年。誤解の無いように言っておくが、俺は金が目当てで行くんじゃないぞ。聞くところによると、何か動物を探すんだって?おう、やってやろうじゃないか。動物探しは俺の得意分野だからな。いやなに、別に無理はしてないさ。俺は、困ってる人間を放っておけるほど冷血ではない・・・」
僕は、自分の表情筋が痙攣(けいれん)を起こすのを感じた。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
まァ、例のごとくわかりにくい文でサーセン。
あと、更新が遅れた事も含めてサーセン。
罰ゲームについて。
実行しようと思ったのですが、猥褻物陳列罪で警察行きになるのが怖かったのでやめました。あと守護っちにも言われたしね。
まぁ、そんなこんなで、
罰ゲームは違うものをやろうと思ってます。
↓何かいい案があったらこちらまで
charmingcharmy@excite.co.jp
更新が遅れた言い訳というか、なんというか。
火曜日の会話。
僕「ちょっと~、母さん、ここにあったスキャナーは?」
母「ああ、職場でいるから持ってっちゃった」
母さ~~~~んッッッ!!!
まぁ、そんなこんなで。今手元にスキャナがないのです。
週末は兄ちゃんが帰ってくるので、今日はちょっと携帯借りて写真撮ったわけですが、
いかんせん携帯画像は画質が悪い。
いつか直します。今日の所はコレで我慢しといてください。
僕。主人公。名前は未設定。いや本当は設定あるんだけど結局小説内に出てこないから非公開。
性格は面倒くさがりで皮肉屋。目上の人には敬語を使う。
まぁ・・・本っ当に写り悪いな・・・
なにはともあれ、小説でも楽しんどいてくださいな。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
朝、ひんやりとした冷気で目を覚ました。
僕がギルドに入ってから3日目の朝。日除けのカーテンの隙間から、細い光の線が伸びている。僕はその光をぼんやりと眺めながら、今まで見ていた夢とこれからの現実に、区切りを付けていた。
「・・・起きるか」
なかば自分に言い聞かせるように呟き、僕は起きた。
カーテンを開いて、ベッドから飛び降りた。
ベッドから飛び降りたというのは、別に言葉のアヤではない。二段ベッドの二階から、ハシゴをおりるのが面倒くさかっただけだ。僕は、面倒くさいことが大嫌いだ。
といっても、まわりに何もない広い部屋だからできることだ。よい子はまねしてはいけない。
だが、少しばかり寝ぼけていたようだ。
僕は空中でバランスを崩してしまったのだ。それでもなんとか頭から落ちるのだけは避けようと手足をばたつかせてたら、まっさかさまに落ちるのだけはなんとか免れた。
僕は、思いっきり尻もちをついた。
幸い、下が硬い地面だったのと、僕の体重が軽かったのとで、マンガみたいに「ズシーン」とかいった音が鳴ることはなかった。もしも音がたっていたら、騒音でみんなが目を覚まして、面倒くさいことになっていたことだろう。
尻が痛いが、そこはガマンすべきところだ。
いや、ひとつ面倒くさいことがあった。僕の尻もちを見ていた者がいたのである。
このギルドのアジトは、まず、ロビー兼外来クエスト受付のまるい部屋があって、それを取り囲むように二段ベッドが設置されている。逆を言えば、ベッドから出たらそのままロビーに直結している。24時間対応を売りにしているこのギルドのロビーに出たら、誰かいることぐらい、よく考えたら分かることだった。
「やあ、少年。朝早くから座り込んでどうしたんだい?」
ロビーから男の声が聞こえた。男性としては高い爽やかなテノールで、僕はその人の顔を見ずに誰だか分かった。
「あ、なんでもありませんよ、リヒターさん」
とっさに僕が応答すると、リヒターさんは受付用のイスに座ったまま、にやりと笑った。
「おはよう、少年」
リヒター・L・マルクル。自称、副々マスター。僕がこのギルドの中でもっとも朝早くに話し、そしてもっとも面倒くさいと思っている人物である。
リヒターさんは表に感情を出さず、いつも薄笑いを浮かべている。しかも、そこには演技のようなそぶりはなく、本心から楽しそうに笑う。僕は、その不気味な笑いを見ただけで、どうも嫌な気分になってしまう。
なにか、心の中を隠されているようで。
逆に、僕の心の中を読んでいるようで。
必要もなく、気を遣ってしまう。
本当に、面倒くさい人だ。
僕は、リヒターさんの前に書類が置いてあるのに気づいた。僕はあわてて訊く。
「リヒターさん、それ、何かの依頼ですか?」
リヒターさんは相変わらず気味悪く微笑んで答えた。
「ああ。俺が起きる前からあったやつだ。中身は知らん」
リヒターさんより早く起きるとは、そうとう早起きな依頼人なんだろうな、とか考えつつ、書類に目を通す。
内容は次のようなものだった。
<名前>アマリス・フォン・ダランテ
<依頼概要>飼い猫探し
<詳細>別荘で放し飼いにしていたペットが逃げ出した。町のどこかにいると思うので、探してきてください。
ふむ。
正直、すごく読みにくかった。何度も消した跡があって、全体的に黒ずんでいた。それに、どんな猫かもまったく書かれていない。
ただ分かることは、この人が貴族の生まれで、金持ちだということだ。
貴族の名前には「フォン」が付いている。この人もそれからすると貴族なのだろう。もっとも、ダランテ公爵家はこの町の真ん中に別荘を持つ貴族として有名なのだが、それはともかく。
「金持ち」については、猫を飼っていることから分かる。気候のせいだか何のせいだか知らないが、このあたりにはネズミがいない。海も川も近くにないから、魚も無い。したがって、このあたりには猫がいない。だから猫は遠くから輸入することになる。えさも輸入しなくてはならないので、金持ちでもない限り、とても飼えない。
まったく、ブルジョアめ。
「リヒターさん、これ一緒にやりませんか?」
僕の呼びかけに、リヒターさんはフッと小さく笑った。
「なんで俺まで行くんだよ。少年、おまえ一人で十分だろう?」
「しかし、動物を探すのは、あなたの得意分野のはずです」
「そしたら、ここに来た依頼は誰が受け付けるんだ?俺はただここに座ってるんじゃないぜ」
「それは・・・」
僕は答えに詰まった。
まったく、この男はただ受付やってるだけで偉そうに。こっちがせっかく誘っているのに反発しやがる。そんなにその心地良さそうな受付のイスに座っていたいか。そんなら僕がそのイスから立たなくていいようにしてやろうか。いいぜ、ボランティアでやってやる。全身複雑骨折がいいか、両足切断がいいか、いや頭蓋骨を陥没させて両足を麻痺させてやろうか。いや、ちょっと待て。そこまでやると警察沙汰だ。もう少しゆるく、そうだ、こいつの食う飯に少しずつアブナイ薬品を混ぜてやろうか。コカイン、モルヒネ、いやいや違法行為は良くないな。うん。合法的にやるとしたら水銀か。あれ、油絵の具も麻痺効果があったよな。うん、油絵の具だ。あれなら大量に手に入るし、量を調節すれば死にもしない。おお、なんと完璧な計画だ。これならあの男はもう足腰を立てることもままならず、万年受付として生きることになるんだ。あは、想像しただけで楽しいや。あはははははは、あはははは、あひゃひゃひゃひゃ、苦怪怪怪怪(クケケケケ)、奇死死死死(キシシシシ)、氷氷氷氷氷(ヒョヒョヒョヒョヒョ)。
と、ここまで妄想が進んだとき、僕はわれにかえった。後ろから女性の声がした。
「アタシがやる」
いきなりの声に、ぼくは驚き、振り返った。ギルドメンバーのサヤさんがそこに立っていた。
サヤさんについての詳細はここではあまり関係がないのでいつか説明するとして、もとの筋に話を戻す。
「さ・・・サヤさん、起きてたんですか・・・?」
「今起きたところだよ・・・ふぁ・・・ねーむぃ」
サヤさんは、腫れぼったい目をかきながら大きくあくびをした。
正直、こんな人に受付の代理を頼んで大丈夫なのか少し不安になったが、僕としてはいい方向に話が進んでいるので、反論する気はしなかった。
僕はリヒターさんに向かって、言った。
「―――だそうですよ。いい代役が見つかって、良かったですね」
「あーあ、俺はもうちょっとのんびりしていたかったんだけどな」
まだダルそうにしているリヒターさんに対して、僕は書類の一番下を読み上げた。
「『<報酬>10万ヘペル』・・・か」
リヒターさんは、急にニヒルな笑いをやめて立ち上がり、いそいそと出発の準備を始めた。
「ああ、疲れもとれたし、行くとするか。うん?なんでそんな目で俺を見るんだね、少年。誤解の無いように言っておくが、俺は金が目当てで行くんじゃないぞ。聞くところによると、何か動物を探すんだって?おう、やってやろうじゃないか。動物探しは俺の得意分野だからな。いやなに、別に無理はしてないさ。俺は、困ってる人間を放っておけるほど冷血ではない・・・」
僕は、自分の表情筋が痙攣(けいれん)を起こすのを感じた。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
まァ、例のごとくわかりにくい文でサーセン。
あと、更新が遅れた事も含めてサーセン。
罰ゲームについて。
実行しようと思ったのですが、猥褻物陳列罪で警察行きになるのが怖かったのでやめました。あと守護っちにも言われたしね。
まぁ、そんなこんなで、
罰ゲームは違うものをやろうと思ってます。
↓何かいい案があったらこちらまで
charmingcharmy@excite.co.jp
精巧でよく出来ていて
突っ込みどころが無い小説だと思います。
気になった事といえば
リヒター・L・マルクルの
Lって何の略?ってぐらいですかね。
・・・流石に苦しすぎるか。無理やりすぎるか。
文章力高いな、ちゃーみー。俺と比べたら遥かに高いと思うよ俺は。
しっかし、リヒターさん・・・キャラは違うんだけれどもどうしてもTOS-Rのリヒター・アーベンとを思い出してしまうんだよね・・・どうしよ?