~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「ビイィィィン・・・」
リヒターさんは弓の弦を弾いた。何か意味あってのことだろうか僕には分からないが、「うん、これはフィスの音だな」と言っているあたり、深い意味はないのだろう。
「リヒターさん・・・・・・」
僕はだんだん不安になってリヒターさんに声をかけてみた。
「畜生コノヤロウ、この前アスの音が鳴るように弦を張り直しておいたのに、もう緩んだか」
シカトされた。
ここまできれいにスルーされるとかえって清々しい。
・・・・・・いやそうじゃなくて。
「リヒターさん、あなた、僕を助けに来たんでしょう?弦の張り具合も大事かもしれないけれど、今はミーちゃんをどうにかした方がいいんじゃないですか?」
「は?」
零コンマ2秒の即答だった。
っていうか聞いていたのかよ。
即答だった。
「俺がお前を助けに?なんで?」
しかも逆に詰問された。
いやいや、僕は助けを求めたんですけど。そう答えると、リヒターさんはニヒルに笑った。
「確かに俺はお前に助けを求められた。だから俺は矢を一本放った。そこでこの契約は成立したわけだ。俺はお前にひとつ貸しを作ったんだ。この貸しはいつか返してもらうぜ。おっと、ここでもう一度お願いしたら助けるなんてそんな甘い話はないぜ。俺はふたつも他人に貸しを作るのは嫌いなんだ」
「他人事のように言いますね」
「ああ、お前が生きようが死のうが、正直どうでもいい」
「どうでもいいんですか」
「お前はどうでもいい男世界代表だ」
つまり僕は世界一どうでもいい男ってことか。
ひどい言われようだった。
「それじゃあその借りとやらを返しますよ。何でも申しつけください」
「本当だな?」
「はい。最強の弓使いのために、この最弱の少年は死にましょう」
「そうかそうか」
リヒターさんは歯茎を出して笑ってみせた。リヒターさん、その顔、すごく怖いです。
そして、少し含みを持たせた後、一言言った。
「それじゃあ、俺のために死んでもらおうか」
「え?」
僕が驚いて振り返ると、リヒターさんは踵を返して全速力で走っていた。一瞬後、僕も慌ててそれを追った。
リヒターさんがあまり足が速くなかったことが幸いして、すぐに追いつくことができた。
「ちょ、ちょっとリヒターさん!?」
「あー?なんだお前、ついてきたのか。あそこはお前、自分が犠牲になって俺を助ける場面だろうが。まったく、空気読めてねぇな」
あぅ。
ケーワイ呼ばわりされちまった。
さっき世界一どうでもいい男と呼ばれたので、あまりショックではなかったが、ともかく。
「だいたいお前・・・・・・ついてくるにしてももうちょっとうまくできただろうよ。なにも猫を連れてくるこたぁなかったぜ。」
僕が後ろを振り向くと、ミーちゃんが猛烈なスピードで追いかけてきていた。
迂闊だった。僕は完全に、ミーちゃんのことを忘れて走っていた。
僕一人ならまだしも、リヒターさんと併走してライオンから逃げ切る自信はない。
あう。
僕はどうしようもなくなってしまった。
「・・・・・・いや、あれで走らなかったら間違いなく死んでたぞ、僕」
そう自分に言い聞かせて勝手に納得することにする。
「しかし困ったな、少年」リヒターさんが息切れ混じりに話しかけてきた。息が上がるの早くねえか?「お前が逃げてきたせいで俺まで危険にさらされちまった・・・つまりさっきの契約は無効になっちまった。お前は俺に借りがひとつある状態のままだってことだ。・・・・・・この貸しはいつか返してもらうぜぇ」
そう言ってから、リヒターさんは前を向いて走ることに集中した。こんな時にしょうもないことを気にする人だった。
リヒターさんが次に口を開いたのはそれからだいぶ走った後だった。
「・・・・・・おい、少年。次の角を右だ」
ぜいぜいと肩で息をしながら、指で方向を指示した。
「大丈夫ですか、リヒターさん?」
「俺のことは、心配するな。それよりも、曲がるぞ」
そういって、リヒターさんは僕の背中を押して右に曲がるように促した。
僕は言われたとおりに右に曲がった。
リヒターさんのことを、信じて曲がった。
今思えば、僕は今まで通して、リヒターさんを信じて良かったと思えるような出来事が、なにひとつなかったのに――
僕は路地に突入した。狭い路に、足音が一人分響いた。
――いや待て、僕。今、なんて言った?
足音は、一人分だけしかなかった。
「・・・・・・リヒターさんは?」
ただ一人走りながら、疑問符を浮かべた。後ろから轟く声が、まだライオンとの追いかけっこの最中であることを教えてくれる。
立ち止まるわけにはいかない。
だが、悩まないわけにもいかない。
と、どこからともなく声がした。
「はっはっは、素晴らしくうぶな、純粋な少年よ。味方と思ったものを信じるその心、誉めておこう。だがお前は、ひとつ失敗を犯した。俺を信じてしまった。俺を信じて道を曲がってしまった。俺からしてみれば、その野良猫の狙いはお前のそのマグロ肉だけだったのだから、お前を引き離せば十分だったのだよ。俺を責めるか?いや、責められんさ。この事態になったのはお前の判断ミスだからな!俺はさっきのところで左に曲がったぜ・・・。ま、今さらこちらには来れんがな!さぁ、逃げたまえ。路地には逃げるところがいっぱいあるぞ!!」
この偉そうなテノールの声の主を今さら特筆することもないだろうが、リヒターさんの声だった。
今、もしも僕がライオンに追いかけられているという危機的なシチュエーションにいなかったら、今すぐここで振り返って「リヒター、てんめぇぇえええ、コンニャロぶっ殺す!!!」などと叫んでチキンな弓使いを追い掛け回していたところなんだろうが、まぁここで何を思ったところで後の祭りでしかない。
僕はとにかく逃げた。ミーちゃんがカーブを曲がり損ねて他人様の家の塀を壊してしまっても、すぐ近くで威嚇行為を繰り返していた犬がミーちゃんを見た瞬間尻尾を巻いて逃げてしまっても、僕はかまうことなく走り続けた。
4つ5つ目の角を曲がったときのことだった。
絶望的な光景が、路地の先にあった。
行き止まり。
そう書いてしまうとそれでおしまいで、そこから引き返してしまえばいいのだけれど、なにぶん僕は今まで全力疾走していたものだから、そのような体力が残っていなかった。
けっこう重たいんだよね、マグロ肉。
僕は道の中腹で立ち往生した。目の前にある塀は目測でも3メートルはある。よじ登るには少しつらい。かといって後ろはライオンがいる。闘って勝てる確立はゼロじゃないだろうけど、限りなくゼロに近いことには違いない。僕が保証する。
「チェックメイト、か・・・・・・」
僕は意味もなくつぶやいた。本当に意味のない、戯言。絵空言。
だいたい僕ごときが詰んでしまったぐらいでは、ゲームは終わらないだろう。何事もなかったかのようにクイーンは攻め、ナイトは飛び、ビショップは欺き、ルークは弾くのだろう。
僕は所詮、ポーンだ。
「いや、ポーンですら身に余る身分だな」
ともかく。
僕はポケットの中から小さな小瓶(日本語の乱れが僕の落胆ぶりを思わせる)を出した。
ライオンの低いうなり声がした。振り返ると、ミーちゃんが視界に入っていた。
「・・・・・・ねぇ、ミーちゃん。こんなルール知ってるかい?」
僕は、この緊急時に、いやこの緊急時だからこそ、
笑顔でミーちゃんに語りかけた。
ライオンにその言葉が通じるわけもなく、ミーちゃんは前半身を低く構え、後ろ足で地面をつかむ。何かの図鑑で見た、ライオンの狩りの構えだ。
「ポーンってさぁ、」
僕はかまわず話を続ける。3つ取り出したビンの中身を、丁寧に混ぜていく。
ミーちゃんは今にも飛び掛らんと、いっそう低く肩(というのか?)を落とす。
ゆっくりとビンを振りながら、僕はミーちゃんに笑いかける。
まるで他人事のように。まるで第三者のように。まるで観察者のように。
冷笑的に、シニカルに。
「・・・・・・終盤でクイーンになるんだ」
そう言って、僕はビンを振り上げた。
ビンの中に入っている薬品、濃硫酸、濃硝酸、グリセリン。この3つを混ぜ合わせることで、できる薬品。
それは爆薬。一般に知られうる中で、最も強力で最も危険な爆弾。
ニトログリセリン。
その危険性はたった少し揺らすだけで爆発し、その火力はたった数百グラムで建物ひとつ崩すという、究極的に極限的な殺傷兵器。
僕が作ったものはグラム単位の微々たるものだけど、それでも十二分にぶ厚いコンクリートを打ち破るだけの破壊力はある。
僕はビンを投げてみせた。
これを、ミーちゃんに投げつけたら、大爆発が起こるだろう。
大爆発。
響く奇声。燃えさかる炎。血の焦げた臭い。飛び散る肉片。
と、
僕はここで、躊躇してしまう。
ほんの一瞬のことだけど、その一瞬が命取りになってしまった。
ニトロ入りの小ビンを、後ろに投げてしまった。
「・・・・・・・・・・・・!!」
僕が焦って後ろを振り返ったとき、その時まさにビンが壁にぶつかるところだった。
ガシャンとガラスの割れる音がし、
轟音とともに炎とガラスの破片が襲ってきた。
僕は思わず両腕で顔面をカバーしたが、走り続けたせいか、爆風に対して踏ん張りきれなかった。
「ぐぁはっ!」
僕は後ろ向きに吹っ飛び、受け身も取れずに頭を地面にたたきつけられた。
さらにそれだけでは飽き足らず、そのまま二転三転して、ミーちゃんの巨体にぶつかり、止まった。
地面に倒れ伏しながら、僕は思考する。
――今度こそ、終わった。
ポーンの空しい反撃は、相手に少しのキズをつけることもなく、ただ自分が倒れるだけの結果となった。
けれど、僕は後悔していない。
どこをどうすればよかった、とか。何をなんとかすればよかった、とか。終わったことを省みることもなく、
ただ、最初からこうなるべきだったんだ。
爆弾という、相手にダメージの大きい僕の『武器』。
爆弾という、自分にリスクの大きい僕の『暗器』。
使い手によっては最強の凶器。
使い手によっては最凶の狂気。
僕は、後者。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
僕は、はっとした。
そろそろミーちゃんに食われてもいいんじゃないか・・・・・・?
僕は体を反転させて、仰向けになった。相変わらず、ミーちゃんはそこにいた。しかしその目は僕の方を見ていなかった。
その目は、壁を見ていた。
より正鵠を期すならば、僕の投げたニトロによってあけられた、壁の穴を見つめていた。
そこから見えるは、ダランテ公爵家の庭。
ミーちゃんは穴の向こうへと走っていった。そして同時に、僕は無事、ミーちゃんを公爵家へと送り届けたのである。
「・・・・・・そんなのありかよ。」
僕は薄れゆく意識の中で、抗議した。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
気まぐれ更新なのはいつものこと。
みなさんもだいたい分かってきたことでしょう?
その欠点はブログにとっては致命的だったりしますが、さてさて。
月並みながら2008年、最後の更新となりそうな今回の記事、お楽しみいただけたでしょうか。
冬休みの宿題などで手一杯でなかなか更新どころではありませんでしたが。
ちなみに宿題はあと半分以上残っています。
年明けに公開すると言っていた絵ですが、
まだ下書きができておりません。
まぁ、期待するなとは言っておりましたけども。
下書き→ペン入れ→スキャン→CG色塗り→公開
↑
いまここあたりです。
とてもじゃありませんが、終わりません。
宿題も含めて、終わりません。
まぁ、だからって自分で設定した罰は受けますが。
ところで、今回の小説第4話は「RPGの小説としてどうよ?」との罵声を浴びそうな結末で終わらせました。
狙いました。
というのも、僕は王道な小説というのがどうも嫌いなのです。
意外な展開、とでも言いましょうか。たとえガッカリさせるような終わり方であっても予測できなかったら僕は面白いと評します。
共感できない方にはできないかもしれませんが。
さて、今日はもう遅いのでこれで寝ます。
この変態が言っていることに少し手も興味を持てた方、またのご来店を。
はてさて。(′-ω-)
今週はずっと宿題に追われてました。
先週も似たようなことを言っていた気がしますが、そこらへんはご愛敬ご愛敬。
年末は忙しいんだバカヤロー
えっと。
このブログを立ち上げたのが6月12日。それから半年が経ったんですね。
「週に2~3回、気が向いたら更新。」というこの(僕が勝手に決めた)方針は1ヶ月間のブランクを除き、だいたい守れているようです。
さて、前述したようにこのブログ半年間続いてきたわけですが。
何かお祭り的な事をしようかな。
ちょうど年末ですしね。
ああ、そういえば僕、キシケイさんから「絵がうまい」と言われていながら自分の手書きの絵を公開したことがありませんでした。
たまには絵を描くかな・・・?
自分じゃ下手くそだと思ってますけど。
ン~・・・絵は・・・やっぱりこのブログのマスコット的なキャラクターの方がいいですよね。
このブログのキャラクター・・・・・・・・・・・・『Cynical Knight』?
うん、『Cynical Knight』でいこうか。
・・・・・・今のところでてきたキャラは・・・・・・
ウィル君、リヒターさん、サヤさん、夫人、ミーちゃん。
五人!!Σ(-д-;)
驚異的に少ないです。
あと夫人はマスコットと言うにはちょっと・・・・・・・・・・・・ミーちゃんはライオンだし。。。
とすると3人しかいない。。。
・・・・・・・・・・・・もう、未公開キャラも載せちゃおうかな。
ギルドメンバー全員載せれば8人いますし。
本編に出てくるまであと1年かかりそうなキャラもいますが、そんなこと気にしちゃあ何も描けないのでスルーです。
・・・・・・スルーです。
主人公の顔公開を今までやってなかったあたりもスルーです。
約1名顔を描いたことがないキャラクターがいるあたりもスルーです。
っていうか僕そもそもペンタブもスキャナも持ってなかったあたりもスルーです。
すべてにおいて、このブログにおいて、何もかもを、スルーです。
まぁ、なんとかなるでしょ。
期日は1月3日。お題は「正月」。オールカラーで。
できなかった時の罰ゲーム:小説を3日連続で書き込むこと。
・・・・・・・・・・・・なんかすごいキツイことやってる気がするけど、大丈夫なのか、僕。
○コメ返
今回ひとりしかコメントくれなかったあたりもスルーで。
というか、更新がだるかったのでみんながコメントしなさそうな話題を狙ったのですが。
○守護
なにげにこの子、皆勤賞です。
来ても何もないよっ!
>遊戯王カードのところはさらっと飛ばしたのでなんとも。
狙いました。(′-ω-)
>ちにみにひぐらし読んでません。
>そこまで読みたいとも思いません。ベルセルクのほうがまだ・・
ベルセルクって。。。そらまたコアな読み物を。。。
っていうか、おもいっきり劇画じゃねぇか。
・・・・・・劇画は『北斗の拳』と『あずみ』しか読んだことがない。。。
最近スマブラXが無性にやりたいです。
リンク使いたいです。りんく。
爆弾持ってガノンに自爆特攻したいです。弓矢とブーメランでチキンプレイしたいです。ステージの端っこでしか打てない弱小メテオでフィニッシュしたいです。
ま、けっこうブランクがあるのでうまく使えるかどうか分かりませんが。
スマブラの話題はさておき。
遊戯王カードで「勝利の導き手フレイヤ」を3枚デッキに入れました。
※フレイヤについてwikiより
《勝利の導き手フレイヤ/Freya, Spirit of Victory》
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 100/守 100
自分フィールド上に「勝利の導き手フレイヤ」以外の
天使族モンスターが表側表示で存在する場合、
このカードを攻撃対象に選択する事はできない。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上に存在する天使族モンスターの
攻撃力・守備力は400ポイントアップする。
つまり、コイツを3体召還すれば、天使族モンスターの攻撃力・守備力は1200上がると。
そして「神聖なる魂」と一緒に使えば実質攻撃力3500と。
「天空騎士パーシアス」とともに出せば攻撃力3100で守備貫通能力ありと。
フィールド魔法の「シャインスパーク」も出しちゃえば攻撃力1700アップと。
1700アップしたらこのカード自体攻撃力1800だからちょっとしたアタッカーになるな。
っていうかこのカード、「シャインエンジェル」「コーリング・ノヴァ」で特殊召還可能と。
「エンジェルリフト」の範囲内のレベルと。
強え強え。
残念なのが、このモンスターを何枚出していようと、僕のデッキのフィニッシャー「裁きを下す者―ボルテニクス」を特殊召還する時に破壊されてしまう点かな。
※ボルテニクスについてwikiより
《裁きを下す者-ボルテニス/Voltanis the Adjudicator》
効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守1400
自分のカウンター罠が発動に成功した場合、
自分フィールド上のモンスターを全て生け贄に捧げる事で特殊召喚する事ができる。
この方法で特殊召喚に成功した場合、生け贄に捧げた天使族モンスターの数まで
相手フィールド上のカードを破壊する事ができる。
まぁ、コイツは単体で十分強いし、フレイヤは「エンジェルリフト」で復活可能なので、良しとしておきますか。
さて。
この時点で何人の人間がついてきているのだろうか。
○コメ返
○トド
あ~っとですね。アレですね。
こういう長いコメントは全文コピペできないですね。
>人間についていろいろ書くとか面白そう
>てかさ、理系なら理系らしく人間について理系的に描けばいいんだよ
マジレスされたΣ(-д-;)
>いやーそれにしてもwikiって便利ですねぇ
>コピペするだけでそれっぽいこと言ってるみたいになれちゃう不思議!
しかもウィキだったΣ(-д-;)
アナログで出された宿題にコピペなんてできるわけないでしょうに!
>それにしても人間って不思議だよね
>頭脳とか精神面が必要以上に発達してる
>必要ってのは種の保存とかそういうことの話ね
>あれじゃん?生物として理解しがたい理由もなく殺人できるじゃん?(自分を殺す場合も含めて)
>戦争ならまだわかるけどさ、猫とかの縄張り争いの延長として。
>もう、意味が分からんね。(′-ω-)
本当に人間って不思議な生き物ですよ。
生物最強の称号をかけて原始人と戦ったり、
ノート一冊で人類の頂点に立とうと思ったり、
意味もなく殺人ゲームを興してみたり、
ああ、漫画の話です。
○キシケイ
宿題がんばれや~
>まあ、まず一つ・・・
>その内容で出しますかw
>まあ、あの先生は倫理の先生だし、神父さんだし温かい目で見てくれる・・・って言うかこれ・・・逆に褒められそうだな、うん
三点リーダを多用して文を書くと・・・よみにくいよ・・・うん、・・・よみにくいよ。
あと、アレは絶対怒られる内容だと思うんですが(′-ω-)
○守護
>人間って増えすぎたんじゃないですか?
>鼠だって鼠算式に増えた後勝手に「グチャっ」って逝きますし・・・
>見たいですよね、ストレスで潰れる所(物理的に)。
さらっとガクガク(((( ;゜Д゜))))ブルブルなことを言ってのける中2女子。
守護って、リアルではあまり見たくないタイプかもしれません。
いやでもグチャっっていうのは見たいような。。。
あと、守護ぜったい「ひぐらし」読んでるわww
コメ返が終わったあたりで蛇足ながら。。。
「アポロ」の動画。前回のはジャズアレンジ版しか見つからなかったのでそれで妥協したのですが、この前ちゃんとした奴を見つけたので貼っておきます。
元気の良さが全然違うよ~(′-ω-)
やっぱフィティはいいです。
いやはや、どもども。
自分の名前がちゃーみーだったか抹茶だったかやっぱりちゃーみーだったちゃーみーです。
よい子は複数ハンネを作らないように(′-ω-)混乱するよ。
さて、先週は(というよりこの土日もずっと)宿題に追われていました。
とくにキツかったのは我らがHG高等学校特有の教科、人間学。
一般に言う倫理?みたいな教科なのですが。
その人間学の宿題で、レポートを出されたのですが、
その内容が、
「これらの人間についての言葉の中から3つを選び、その言葉について自分が考えるところを書いてください」
という言葉とたくさんの人間についての名言の印刷されたプリントが。
それといっしょにB4サイズの白紙が。
つまりこれは、そうですね。
お偉いさん達の言葉を借りて、人間について語りなさいと
そういうことですね。
あのう、先生。
この17年間、理系教科を勉強してきたこのダメ男に何を期待するつもりなのかと。
その理系教科でさえも落ち始めているこのヲタク廃人に何を期待するつもりなのかと。
小一時間問い詰めたい。
いやしかし、僕はブログの管理人です。
文字のみで皆さんに笑いを提供するブログ。
たとえ紙くず同然でも、僕はそれを半年間書き続けてきた。
ブログの管理人として、それなりのプライドもある。
ここは、書かねば!
と、自分に言い聞かせ、それなりの力作を完成。
最初からブログに載せる予定で書いたことはナイショです
では、その力作を公開して後悔することにしましょう!(さらっとパクるのがコツだ)
※カッコの中は読み仮名ということでご理解ください。
※ちなみにこれ、マジで提出しましたよ。
タイトル「堕落三昧」
人間は、理性的な動物~アリストテレス~
人間とは理性を持つ、死ぬべき動物である~アウグスチヌス~
人間は堕落した動物である~ルソー~
人間は、全てを論理的に考えてきました。
全てを根拠と結論で話してきました。
論理で全てを解決しました。
人間は、恥ずべきほどに、論理的(ロジカル)な生物でした。
何も分かってないのに、悟ったふりをしてみました。
深淵にはまっているのに、浮かんだふりをしていました。
できの悪い脳みそで、神をきどってみました。
虚無と虚勢と空虚の中、めぐまれているふりをしていました。
神をきどって、無意味に動物を殺してきました。
からっぽだから、罪悪感はありませんでした。
たくさんの生物を滅ぼしてきました。
からっぽだから、罪悪感はありませんでした。
自分たちが神だから、他の神を崇める人々を攻撃しました。
からっぽだから、罪悪感はありませんでした。
論理的に、理性的に、傍観主義に、冷笑主義に。
自然を抑え、野生を抑え、本能を抑え、全てを抑え。
僕らの生まれてきたずっとずっと前にはもう、ほとんどの人類が論理を追い求めてました。
ほとんどの人間たちが論理的に思考し、言動し、生活し、政治し、貿易し、
戦争し、虐殺し、撲滅し、暴掠し、破壊しました。
人類はみな「AだからBだ」と論理的に考えました。
風が吹いたら桶屋が儲かるような、マチガイの論理にだまされて。
1たす1が2になるような、論理に沿って生きてきました。
崇める神が違うからと、力と力でぶつかりあいました。
象の牙は高く売れると、象を殺して牙を獲りました。
僕らの生まれてきたずっとずっと前にはもう、人類は論理によって谷より深く堕落していました。
戦争を終わらせようと、原子爆弾を作りました。戦争はよくないと、第9条を作りました。
生物を多く殺しました。絶滅しかけると保護しました。手遅れになってから庇護しました。
工場をたくさん造りました。CO2が発生しました。だから、削減目標を掲げました。
論理によって思考し、論理によって失敗し、論理によって堕落し。
堕落三昧、人間。救いの手は、もうない。
もう、意味が分からんね。(′-ω-)
「僕らの生まれてきたずっとずっと前にはもう」ってフレーズはポルノグラフィティの「アポロ」から。
参考資料
コメ返
●BE
>え(^0^)
>これ抹茶?
そーです(′-ω-)
>雰囲気わかった
>(*´・ω・`*)ふふふ
>宿題ガチで頑張れや(^0^)/
宿題は終わってません^p^;
泣きたいです。
●キシケイ
>いつの間に撮って・・・!って・・・あれ、この前のと違う。ってかメンバーが別人だな。
>ちゃーみー以外のメンバーもわかるんだけど・・・なんか・・・長髪の方がちょっと気になるような・・・
まぁ、写真を貼りたかったんだけども。あの日カメラも携帯も持ってなかったからね。
「僕が写ってたらなんだっていいだろ」的な考えのもと、去年の写真を使いました。
少年Eが持って無くもなかったんだけど、僕が写ってる写真にキシケイも写ってたから、
それはどうかと思ったんだよね^^;
ま、歌ってるのは僕だからいいんじゃね?
●守護
こりゃまた懐かしい名前が・・・・・・
>結構画質よくないですか?
>防犯カメラよりずっといいと思いますけど・・
ドコモと防犯カメラを比べちゃいけません(′-ω-)
>まぁ、見てたけどコメントしてませんでした。
コメントはしてくださいよ。
寂しいとオジサン泣きたくなっちゃうよ。
それじゃぁ今日はこういうところで。
明日からテストだ~(′-ω-)