抹茶味の珈琲店

ここにあるのはしょうもない戯言・・・それでも来てくれた皆様に感謝。
どうぞ、風変わりな文章をお楽しみください。

木へんに冬で柊。だからどうというわけではありませんが。

2008-11-28 20:48:42 | リアル

最近更新がなかったのは、3連休に調子に乗って遊びまくってたら連休明けに貯まった宿題を泣きながら消費していたからです。

ま、反省するつもりはないんだけどね(′-ω-)


連休中の課題を、まだ2,3教科残したまま土日を迎えることになりました。

まぁ、それはどうでもいいんだけど。



どうでもいいんだよ。




うん、どうでもいいんだ。



この前の月曜日は、友達を5人ほど誘って(というより僕は誘われた側なんだけど)カラオケに行きました。

いやはや、普段メッタに歌うことないから、自分の歌唱力の低さにびっくりですよ。

んまぁ、そこそこ楽しみましたけど。


なんてったって、メンバーがキャラの濃い奴ばかりですからね。


一応メンバーを並べますと、

①ロビン
 中学まで僕らと同じ学校だった奴。しかし、高校に上がってからもしょっちゅう会っている。
 歌っている歌の9割はアニソン。

②少年A
 ドM。メンバー1の超ドM。自分を低く見せる癖がある。ただし、そのレベルは謙遜の美徳というよりも自己否定の領域までいっている。太鼓の達人を全クリするほどの実力を持つ。

③少年E
 ぷよぷよの達人。というより、ぷよぷよを無くしたらほとんど残りそうにないほどの廃人。
 ぷよぷよ攻略専用のノートを作っている。
 よくこのメンバーでカラオケ会を主催するが、歌は一番ヘタだったり。

④なひ
 情報屋。ネット上からさまざまな情報を収集し、食卓の話題を彩ることに長けている。
 僕と遊戯王カードでよく遊ぶ。絵がすごく上手い。

⑤キシケイ
 廃人。話すことの8割がゲームとマンガで占められている。
 上記のことから予想できると思うが、遊戯王カードでよく遊ぶ。
 歌う歌はほとんどがゲームのオープニング。

⑥ちゃーみー
 変人。この人の変態度合いについては今さら特筆する必要もあるまい。(代筆・夜勤No.820)


んまぁ、このメンバーだったわけですけれども。

ほとんどはロビンが仕切ってくれました。っていうか予約曲リストの半分が彼の曲で埋まってました。

僕はなひとキシケイと3人で遊戯王カードでも遊んで・・・


いや、歌ったことは歌ったんですけども。


ロビンがたくさん予約するせいで歌いたい歌がなかなか来なくって。


なんかもう、待合室ゲームみたいな。

ま、色々と楽しかったんですけどね。


さて、カラオケで思い出したのですが、

僕が歌っている写真を撮ったので、素顔公開と洒落込みましょうと。


さて、僕が歌っている写真が、こちらです。





はははははははは

予想ははしていたでしょうが、写メなので写りがものすごく悪いです


素顔公開などしてなるものかっっっ



コメ返

○BE

>コメント入れやがった人です(^0^)ノ

コメント嫌がった人です(′-ω-)


>ホントは物凄く嬉しいくせに
>素直じゃないな(*´・ω・`*)ふふふ


いや、え・そ。そんなこと、、、ば、バカッッ、////

べ、別に嬉しがってなんかいないんだからねっ!!


>いーちゃんだいぶいいキャラしてるww
>こういう無茶振りする人
>クラスに1人はいるよね^p^ww
>いいコンビだと思うで



新コンビ「いーちゃんまっちゃん」

・・・・・・くだらね

○トド

>どうも。「常連さんのはず」がやってまいりました。

おひさしぶりです。
最近見かけなかったのは「全身の穴という穴から味噌汁がとめどなく噴出す病」にかかったせいだろうと思ってました。


>1回更新が止まってた?ころの3ヶ月くらい前はよく見てたんだけどなぁ・・
>そっから存在忘r・・・・なんでもない


なんだとこのy・・・・いやなんでもない。


>でもまぁ今日から見るよ!いややっぱ昨日から!




>ガソリンの無料配布はおれも期待してます。


更新が遅れたのはネタがなかったからで、べ、別に忙しかったんじゃないんだからねっ!

2008-11-22 00:43:02 | ノンジャンル

ある日のリア友・いーちゃんとの会話。


いーちゃん「おい、ちゃーみー、『しりとり』しようぜ。『しりとり』。」

僕「え?いきなりだなぁ。」

いーちゃん「じゃ、俺からだ。『しりとり』。」

僕「え?・・・・・・『リンカーン』。」

いーちゃん「リンカーン・・・・・・ん・・・・・・ちょっとまて・・・・・・『ん』だろ・・・・・・えーっと、えーっと、って、おわっとるやないかい!」

僕「ノリツッコミまでは期待してなかったけどね・・・・・・。」

いーちゃん「ゆるいな。相当にユルい。こんなんじゃ、R-1グランプリで勝てへんで!」

僕「大阪弁からつっこもうか、R-1はピン芸大会という点からつっこもうか、はたまた勝手に芸人にされているところからつっこもうか・・・・・・。」

いーちゃん「だめや。僕ら、コンビ解散や。」

僕「いつからコンビ組んでたんやねん!」

いーちゃん「おお!今のや!今のノリでつっこんだらええんちゃう?」

僕「知らんよ。」

いーちゃん「ちょ、急に冷めすぎ。。。」

僕「知らんよ。」


なんか打ち合わせなしでコントができたこの奇跡。



すごくね?

すごくね? 


すごさで言うと『世界一高いタワーを建設!ただし部品はメイド・イン・チャイナ』ぐらいなレヴェルで、もう世界中の宗教家、貴族、大富豪、大統領、誰を敵に回そうと怖くないという凄まじさ。その気になったらハリケーンや大津波、もしくは今世界で話題になっている地球温暖化さえも抑制できる能力を持つことができ、もはやこの太陽系には




さて、最近ガソリンの値段が安くなってますね。

114円/Lなんて、もう値上げ騒動が始まる前じゃないですか。

このままの値下げペースでいくと1年後にはガソリンが無料配給されるようになりますな。













え?ならんの?





ならないようです。


そっかぁ・・・・・・ガソリン無料にならないのかぁ・・・・・・


・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・べ、別に泣いてなんかいないんだからねっ!


コメ返

○BE

>カロロロ
>一人ノリつっこみ?
>ウケた(^0^)


ついこの前までコメント入ってなかったからコメ返なんていらんやろー、とユルくかまえていたら、一昨日いきなりコメント入れやがった。

いやまぁ、コメントがないよりはあった方がいいんですけど、いやそれにしてもすんごい過去の記事にいきなりコメント書かれるとどうにも対処のしようがなく、いやでも書いてもらったものはもらったものですごくありがたいのですけども、しかし僕個人としては・・・・・・・・・・・・





一人ノリつっこみなんて言うなァァァァァァア!!!

リヒターさんとウィル君は実在するんです!少なくともこのブログ内では実在するんです!

そんな少年の夢を壊すような・・・・・・ひどい!ひどすぎる!!

ディズニーランドで「ミッキーの中身はむさいオッサンなんだよ」と言いふらすぐらいひどすぎる!!!

もう泣くしかない。泣いて鳴いて啼いてないて泣いてやる!!!

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





軍人さんもあきれた模様。


はて、今日もこんなところで。

最近チャットでBEとすれ違ってばかりいるちゃーみーがお送りしました。

僕が入った時にBEがいない。。。


「抹茶味の珈琲店」要出典用語集

2008-11-16 00:03:48 | 用語集

「抹茶味の珈琲店」における要出典用語集。

一部小説のネタバレあり。

たまに増えてたりします。







<い>

板垣恵介<いたがきけいすけ>

僕が尊敬する漫画家のひとり。『バキ』の作者。


<う>

ウィル<うぃる>

このブログにある小説、『Cynical Knight』の主人公。
ただし本編で名前が出るのは10話あたりの予定。
都合によりくり上がるおそれあり。

裏ちゃーみー<うらちゃーみー>

抹茶味の珈琲店店長・ちゃーみーの裏人格(らしい)。
不条理な悪口で周りを不快にさせる能力を持つ。
一度ブログに出したら不評だったので封印中。


<き>

キシケイ<きしけい>

リア友の1人。
中2のころからの付き合いである。


the King of Fighters<ざ・きんぐおぶふぁいたーず>

SNK社が作り、現在はプレイモア社と合併したSNKプレイモア社が作っている格闘ゲームシリーズ。
ストーリー重視のため、人気キャラが急に消失してしまうことも多い。
しかし、本当に人気のキャラは死んでもなお登場してたりする。もう意味が分からん。
眼鏡の女忍者がいたり、清純派アイドルの女子高生がいたりと、萌えキャラが多い。


さ>

酢酸
<さくさん>

1.化学式CH3COOHの弱酸。俗に言う「お酢」のことである。
2.我らが「天下のH学園」の生徒会長(に、僕が勝手に付けた名前)。テニス部所属。


深夜さん
<さやさん>

このブログに置いてある小説、『Cynical Knight』の盗賊様。
深夜と書いてサヤと読ませるムチャクチャ設定があるが、決して気にしてはいけない。
今のところ出番は一度、しかも寝起きで髪ボサボサのシーンしかない。


<し>

Cynical Knight<しにかるないと>

このブログに置いてある小説。更新頻度は遅め。


<と>

守護<しゅご>

このブログの常連さん。最近姿を見ない。
「守護のnoodle note」の管理人。
中学生の女子。一人称は「俺」


<た>

大乱闘スマッシュブラザーズ<だいらんとうすまっしゅぶらざーず>

任天堂を代表する格闘ゲーム。
マリオのような世界的有名なキャラからピットのような誰だよそいつ?というようなキャラクターまで登場する。
最近はスネークやソニックといった他社のキャラまで使えるようになったとか。



<ち>

ちゃーみー<ちゃーみー>

正式名称、抹茶味の珈琲店店長・ちゃーみー。



<て>

テイルズ・オブ~

おそらくは日本で初めて作られたリアルタイムRPGシリーズ。
ドラクエやFFには及ばないものの、そこそこの人気を得ているゲーム。
中でも「テイルズ・オブ・シンフォニア」は名作(らしい)。

ちなみに僕は「テイルズ・オブ・ファンタジア」と「テイルズ・オブ・ジアビス」しか持ってない。


<と>

トド
<とど>

「トド缶を蹴る」の管理人。
このブログの常連さんの1人。。。のはず。。。
最近は多忙のためか、来ない。


<は>

バキ<ばき>

週刊少年チャンピオンに連載中のバトルマンガ。リアルな描写と超人的なキャラクターで有名。
同シリーズに「グラップラーバキ」「範馬刃牙」がある。
順番的には「グラップラーバキ」→「バキ」→「範馬刃牙」なのだが、バキを単体で読んでも面白いから不思議なものである(もっとも、その方法ではキャラ設定があまり分からないが)。


<ふ>

藤島康介<ふじしまこうすけ>

僕が尊敬する漫画家の一人。現在は『テイルズ・オブ~』という続き物のRPGのキャラ作画を担当。
代表作に「ああっ女神さまっ」 「逮捕しちゃうぞ」等があるが、『テイルズ』ファンは見ない方がいい。


<へ>

BE<べ もしくは びーいー>

このブログの常連さん。僕とはチャットで知り合った。
18歳未満のガキは嫌いらしい。


ヘペル<へぺる>

このブログの小説『Cynical Knight』の中に出てくる通貨単位。
1ヘペル=約4円。


<ま>

魔人探偵脳噛ネウロ<まじんたんていのうがみねうろ>

週刊少年ジャンプに連載中のコメディー漫画。決して探偵モノではない。
随所に描かれている時事ネタとギャグは秀逸。
ストーリーもなかなか面白く、個性的な絵が人気なのだが「雑な絵」との悪評もある。


松井優征<まついゆうせい>

『魔人探偵脳噛ネウロ』の作者。ネウロの説明と並んでいるのは狙ったわけではない。


<や>

夜勤No.820<やきんなんばーはちにーまる>

抹茶味の珈琲店店長・ちゃーみーが倒れた時に、代行してテキトウな文章を書く人。
ただし、今のところ出番は一度しかない。


<り>

リヒター・L・マルクル(りひたー・える・まるくる)

このブログの小説、『Cynical Knight』に登場する≪最強の弓使い≫。
いつも薄ら笑いをしている。
英語綴りはLihitor Laungeberr Marquel。多少ムリがある気もするが、深夜さんに比べればまだ大丈夫。


裏話(その3)

2008-11-14 19:03:50 | Cynical Knight 裏話
ダメ作者「は~い、やってまいりました。ラジオ形式でみなさんの“?”にお答えする裏話のコーナーですぅ。拍手~~」
ウィル「え~っ?このコーナーまだ続けるんですか?」
リヒター「あきらめろ、少年。この作者は力量不足をこのコーナーでごまかしてるんだ。」
ダメ作者「はい、そこのキミ黙ろうか。」

Q.ライオンって「カロロロ」って鳴くんですか?

ダメ作者「うん鳴くよ。」
ウィル「えっ!?なんでそんなこと知ってるんですか!?(汗)」
ダメ作者「だってマンガにそう書いてあったんだもん。」
ウィル「え?それって・・・・・・」
ダメ作者「マンガは絶対なの!!!

Q.ライオンが脱走したあと、けが人は出なかったんですか?

ダメ作者「・・・・・・・・・・・・(何も考えてなかった)。」
ウィル「・・・・・・・・・・・・(知るよしもない)。」
リヒター「・・・・・・・・・・・・(どうでもいい)。」
ダメ作者「・・・・・・・・・・・・。」
ウィル「・・・・・・・・・・・・。」
リヒター「・・・・・・・・・・・・。」
ダメ作者「・・・・・・・・・・・・。」
ウィル「・・・・・・ブルジョアだったから、人肉なんか口に合わなかったんじゃないんですか?」
ダメ作者「・・・・・・あ、それ採用。」

Q.このあとミーちゃんは死んじゃうんですか?死んじゃうんですか??

リヒター「とりあえずお前、落ち着け。」
ウィル「・・・・・・どうなんですか?作者さん。」
ダメ作者「・・・・・・それについてはまだ伏せておきましょうよ。」
ウィル「そ、そうですね。それじゃ、次いきましょうか。」

Q.≪不可視の可視≫って二つ名、誰が付けたんですか?

ダメ作者「えーっと、僕が♪」
ウィル「こら(汗)もちろん小説内の話でしょうが。」
ダメ作者「・・・・・・知らない。」
ウィル「・・・・・・は?」
リヒター「もういいだろう?・・・ギルドに入る前からそう呼ばれてたってことで。」
ダメ作者「はい、それ採用。」


ダメ作者「いやー、今回も厳しい質問が多かったねー」
リヒター「お前は答えてないけどな。」
ウィル「そうですよ。あなたは作者なんだからもうちょっと考えとかないと。」
ダメ作者「んじゃ、このままコメ返いきましょうかー」
リヒター&ウィル((聞いてねぇ!!))

○BE

>長え\(^0^)/!

リヒター&ウィル「「同意。」」
ダメ作者「えー?そうかなー。」
ウィル「長いですよ。たとえて言えば、運動会のあとの校長先生の話ぐらい。」
ダメ作者「・・・・・・長いな。」

>暇つぶしには
>持ってこいな感じで
>読ませてもらいましたw


リヒター「す、すげぇ・・・・・・。」
ウィル「全部読んだ人いたんだ・・・・・・。」
リヒター「まさに勇者だな・・・・・・。」

>あ、ちなみに専門生の
>BEであります(・∀・)
>どうぞお見知りおきをw


ウィル「はい、どーもーっ。」
ダメ作者「どうでもいいけどだんだん絵文字の使い方がうまくなってる気がする(汗)」

○キシケイ

>リヒターさん・・・
>いいセンスだ


ダメ作者「何がいいセンスなんだろ。」
ウィル「≪最強の弓使い≫ってあたりじゃないですか?」
ダメ作者「いや、≪黄鷹≫ってあたりじゃない?」
リヒター「いや、俺がとってみせたあのポーズだろ。」
ダメ作者&ウィル「「それはない。」」


ダメ作者「ふいー、今日もどうにか終わったねぇ。おつかれちゃーん」
ウィル「お疲れちゃんはどうでもいいですから、早く続き書いてくださいよ。」
ダメ作者「えー・・・?・・・・・・・・・・・・わかったよ12月までには書くよ。」
リヒター「本当だな?本当なんだな??」
ダメ作者「・・・・・・来年の。」
リヒター「は?」
ウィル「ハァ?」
リヒター「はぁぁあああああ!?」

ダメ作者「いやそんなアイシールド風に脅されても。。。僕様ちゃんも暇じゃないのよ。。。」
ウィル「よし、年内には書くってことでいいですね?」
ダメ作者「え?いやそれはちょっと・・・・・・。」
リヒター「選択肢:1.『はい』 2.『よい』」
ダメ作者「んじゃー1で。。。ってなんでだよっ!?選択肢があって選択権が無いじゃないの!」
リヒター「ンじゃ、年内で決定だな。」
ウィル「そうですね。早く書いてくださいよ。」
ダメ作者「いやちょっと待って。。。拒否権もないの?これ。」
リヒター「ないな。」
ウィル「ないですね。」
ダメ作者「いやちょっと待ってよ。ちょっとでいいから。ねぇ。なんで2人とも聞いてくれないの?」
ウィル「それじゃ、次回、『リヒター、ライオンに食われる』お楽しみに!」
リヒター「おい!俺は食われる役かよ!」
ダメ作者「いやだから聞いてくれよ。僕様ちゃんの選択権は・・・・・・」
ウィル「また会える日まで、さようなら~~~!!」

小説第三話「獅子狩り」

2008-11-11 00:40:22 | Cynical Knight
気付けば第二話って8月に書いたんだよなぁ・・・
みんな忘れてるんじゃね?

まぁ、前回までのあらすじをかくのもだるいので
これでも読んでやがれ
ずいぶんとタイムラグがあったなぁ・・・

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 僕が最後に猫を見たのはいつだったっけか。
 僕は憶えていない。
 本物の猫を、僕は久しく見ていない。
 あるいは、見たことがないのか。残念なことに、僕の微弱な記憶力はその真偽を憶えていない。
 しかし、僕にとってそんなことはどうでもいい。
 そんなこと、ここではまったく重要でない。
 ここで重要なのは、
 僕が猫を知っているってことさ。



「カロロロロ・・・・・・」
 ミーちゃんは一歩一歩と間合いを詰めてくる。このペースでいけばあと100歩分ぐらいのスペースがあるけれど、仮にでも百獣の王が、何の加速もなしに100歩歩くとも思えない。
 恐らく、あと2・3歩踏み込まないうちに突進してくるだろう。それまでのあとわずかな猶予で、僕は次の手を考えなくてはならない。

 と、考え事をしている僕の肩に、リヒターさんがぽんと手をのせた。
「考え事かい?少年」相も変わらずニヒルな笑いを見せつけながら、リヒターさんが言う。「それで、何か思いついた?」
「いいえ」僕は率直に答える。っていうか、僕にどうしろというのだ?「リヒターさんは、何か思いつきましたか?」
「ああ。この状況から抜け出すための、いい作戦がね。」
「それは、興味がありますね。」
「そうだろうそうだろう。だから俺は、今からそれを実行に移そうと思う。」

 ぐい、と。
 リヒターさんは僕の肩を前に押した。急なことだったので、僕はそれに抵抗することができずに、なすがままに倒れてしまう。
 そして、リヒターさんは自分の背中のマグロ肉をはずし、力一杯投げた。伏した僕の目の前に、肉がドサリと落ちる。
 なるほど。僕とマグロを犠牲に、自分は助かろうというアイデアか。なるほど。
「って、感心している場合かよ、僕。」
 っていうか、肉と同列に扱われたぞ、僕。

 いやいや、文句を言っている場合じゃない。このままではライオンからマウントタックルをくらって一巻の終わりである。なにがなんでもそれだけは避けたい。
 とりあえず視野を確保するため、僕は頭を上げる。真っ先に見えたのは、マグロだった。おお、なんとうまそうな大トロだ。絶食後のライオンでなくとも食べたくなる。うーん、一口つまんでおけばよかった。
 と、マグロを観賞してみたが、やはり危機的な状況に変わりなかった。というのも、マグロの向こうからミーちゃんが覗いていたからだ。


(・・・・・・ひょっとして、ピンチ?)
 と、僕が気付くのと同時に、ミーちゃんは右手(いや右前足か)を僕の頭めがけて振り下ろした。
 まったく無駄のない、おそらくは生物最速にして最強の動作。食物連鎖の頂点に立つ者として身についた、隙のない動き。
 僕は避ける術(スベ)もなく、地面に頭を押しつけられてしまう。
「ぐぇ。」
 情けない声を出して、情けなく右頬を地面にこすりつける僕。それだけならいいのだが、僕の頭にすこしずつ体重がかけられていく。それに合わせるように、僕の頭が悲鳴を上げる。
 みしみしみしっ。
 人の頭は100キロ程度まで耐えられるそうだけど、このライオンの体重はどう見ても100キロの4倍以上はある。このままだと僕は本格的にヤバいのかもしれない。
 しかし。
 しかし、僕は不思議と冷静でいられた。当然と言えば当然かもしれない。僕には旧知の友なんていないし、両親だって僕は会ったことがない。今のギルドのみんなともあまり知り合っていないし、すると僕ひとりが死んだところで誰も悲しまない。
 それよりも、なんと強い力だろうか。僕の頭は動きそうもないし(動かそうとも思わないが)、手足で抵抗しようにも、右手は僕の体の下。左手一本でどうにかなるものでもなし、足なんか届くわけがない。
 なんだ、わざわざマウントタックルなんぞくらわなくとも、僕はもうこれだけで立派に行動不能じゃないか。僕はどうやら百獣の王を見くびっていたようだ。

 などと考えながら、僕がいよいよ死を覚悟したとき、急に頭が軽くなった。
「・・・・・・?」
 僕は鈍った頭で何が起こったのかを理解しようとした。感覚がなくなったわけではないようだ。その証拠に、僕の頭はまだずきずきと痛い。
 すると、何だろう。僕は必至に考える。
 そういえば、ミーちゃんが僕の頭を踏んだのは僕の頭が上がってからだった。とするとアレか。動くものを見ると捕まえたくなるっていうネコの習性か。
 とすれば、僕は失敗をした。
 僕はミーちゃんを見上げるために、頭を動かしてしまったからである。

「ゴガァアッ!!」
 ミーちゃんは僕の頭めがけて、今度は左足を振り下ろした。それは一発目同様、全く無駄のない素早い攻撃だった。
 だが僕は、たとえ時速100キロでトラックが走ってきても、それを10秒前に知らされていたら、避けることができる自信がある。
 いかに速い打撃も、それを一瞬早く見切れば、避けられる。
 僕は、その攻撃を生まれる前から知っていた。

 頭を右に振り、その一撃をかわす。
 目の前に振ってきた足に驚くまもなく、僕は右手右足で地面を押し、後ろに転がる。
 一瞬前に僕のあったところに、ミーちゃんの爪が空振った。

 そのまま一回転して、僕はなんとか起き上がる。たかが体一回転分だが、背負っているマグロの分もあって、十分な間合いを稼ぐことができた。
 問題はこれからだ。
 僕はこれからこのライオンを殺さずに、極力無傷で捕まえなくてはならない。
 そうなると武器を使うわけにはいくまい。
 つまり素手か・・・・・・?

「・・・・・・・・・・・・いや、ナンセンスだ。」
 ヒトが素手で闘って勝てる動物は体重60キロまでだそうです。
 そして僕は男としては小柄で力もあまりなく、相手は腹を空かせたライオンです。
 さて、そのココロとは・・・・・・?
「勝てるわけがねぇ。」

 ―――いや待て僕。あきらめるなよ僕。頭が痛くて出血してるけど、あきらめたら終わりだぞ僕。
 頭がくらくらする。視界がはっきりしない。それでも、思考することはできる。
 1+1=2 2+2=4 ほら、論理的思考もばっちりさ。
 だから、考えるんだ。
 この状況を打破する方法を。

「・・・・・・リヒターさん」
 僕はたったひとつ可能性が残っているのを思い出す。「助けてください、リヒターさん」
 返事はない。あるいは、もうこの場にいないのかもしれない。
 いや、たとえそうだとしても。
「聞こえてるんでしょう・・・?≪不可視の可視アンチイビジブル≫リヒター・L・マルクルさん?」

 僕は、待つ。
 あの男を信じて、待つ。
 だから、次のミーちゃんの突進を、僕は避けない。
 百獣の王が放つ威圧。生物最強が匂わす重圧。
 それを、全身で感じながら、待つ。

「フシャアアーーーッ!」
 ミーちゃんが僕に向かってくる。今度こそ、死ぬのかもしれない。まだずきずきと痛むこの頭が、次の一撃を耐えきれるとは思えない。
 それでも、僕は動かない。

「ガァアアアアッッッッ!!」
 ミーちゃんが地面を蹴る。巨体が勢いをつけて接近してくる。圧巻にして壮観。激しい風圧が僕の体を押し、僕はよろめきそうになる。
 僕は動かない。
 ミーちゃんが牙をむく。びっしりと生えそろった鋭い歯。こいつらが僕の肉をかじるのだ。冷笑ではすまない恐怖感。ひしひしとこみ上げてくる絶望感。なぜか感じる悲壮感。諦観。
 僕は動かない。
 なぜ動かないかって?
―――必要がないからさ。


 ミーちゃんの動きがぴたりと止まる。ほんの一瞬だけ、止まる。まるで、ビデオの一時停止のように。
 そして、ミーちゃんは大きく飛び退いた。刹那、ミーちゃんのいた所に矢が刺さる。
 僕は驚かない。
 僕は動じない。
 なぜって、それはもとから予定されていたことだから。

「来てくれたんですね、≪不可視の可視≫さん。」
「その呼び方はやめてくれ。」不機嫌そうな声が後ろからした。「助けに来てやったんだ。お礼ぐらいしろよ。」
「僕を置いて逃げた人に、お礼なんて言いませんよ。」
「逃げたんじゃねぇよ。・・・武器を取りに帰っただけさ。この≪最強の弓使い≫リヒター様の愛弓をな!」
 そう言ってリヒターさんは、黄金に輝く弓を前につき出し、ビシッとキメた。
 いや、ポーズが古いんですけど。
「って、さっきまで置いてきてたんですか。」
「・・・・・・だってほら、猫ってのがどんなのか知らなかったしさぁ。もし凶暴なやつだったらこの≪黄鷹~サンダー・イーグル~≫が傷つきかねんからな。しかし、思ったよりもおとなしそうだな、猫ってのは。」
 ・・・・・・助けてもらったのでツッコミは無し。

 ちなみに、≪黄鷹≫ってのはリヒターさんが持っている弓で、鉄製の型に金箔が貼ってあるシロモノだ。そして随所に黒いスジを入れることで、虎のような縞模様をつけている。弓の中心部分には名前通り鷹が彫金してあって、リアルにくちばしまでつけてある。これで殴られたら相当痛いだろうが、リヒターさん曰く、愛弓を傷つけるわけにはいかないので、やらないそうだ。この人はどうも弓使いらしくない。
 ・・・・・・この人が来てくれたところで、勝てるのか?これ。

<続く^p^>

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

・・・・・・長い。

長すぎるよこれ。みんな読み飛ばすよこれ。
っていうか4000文字超えてるよこれ。原稿用紙10枚ってどんだけだよこれ。

コメ返

●BE

>来ちゃった(*´・ω・`*)ふふふ
>とか言ってみたり^p^


今日キシケイから「BEって誰?」みたいなことを聞かれたので一応。

BEは僕のチャット友達です。チャットでは僕の名前は「抹茶」なのでBEは僕のことを抹茶と呼びます。
関東在住の女子大生。。。ということしか分かってませんが。。。

まぁ、そんなところで次。

>ちゃっかりコメ返期待して書き
>きちゃってる人が一名←笑


期待に応えて書いてますよー^p^

>抹茶のブログ好きですねw

光栄です^^
来年になったらゆきさんも呼びたいもんです
逆流は・・・放置で。。。(ヒド
あいつあまりこういうのは好きそうじゃない気が。。。

>ここってタグ使えるようになってるん?
>たぶんこの顔文字使ったから消えたと思うb
>ちなみにこれw→(*ノω


はい、しっかり消えております。

よくわかんないんですよね。。。ブログと同じようにタグを書いてもフォント変わらなかったし。。。

まぁ、(*ノω<*)こんなのでしたよね?
半角だとやはり消えるので全角の不等号を代用してます。

うん。。。その顔文字使わない方がええわ。。。


んじゃま、そう言うことで。

明日は6時おきなのに夜更かしして更新してるちゃーみーがお送りいたしました。

「僕はいったいいつダメになったんだ!?」「自分をダメだと思ったときからさ。」

2008-11-09 15:28:11 | ノンジャンル

最近、遊戯王カードにはまってしまいました ちゃーみーです

まぁ、「深くのめりこまずにほどほどに」というのを意識しながらやってます。


天使族を中心とした除外デッキを構築中。。。

一匹だけ「かわいいから」と言う理由で悪魔族のクリボーを入れてるのはナイショです。




さて、と 本題。


今日はみなさんに質問があります。



「ロリコン」と「子供好き」の境界線とはどこにあるのでしょう?




変態の度合いでしょうか?




続いて質問です。



「マザコン」と「親孝行」の境界線とはどこにあるのでしょう?



母さんと並んで買い物に行くと、マザコンなのでしょうか?




3つめの質問です。



TVの中のアイドルに熱狂する人と、2次元に萌えるヲタクと、その間に差異はあるのでしょうか?




どちらも叶わぬ愛情を注いでいます。



今まで挙げた例の中で、根本的な違いがあるものはありません。

しかし、現実は違います。

ロリコンもマザコンもヲタクも、世の中では悪い意味なのに、

子供好きも親孝行もアイドルファンもいい意味で使います。


世間は異端に厳しいです。

世界は異論に厳しいです。

世論は少数に厳しいです。


理解できない者を除外します。

わけわからん者を削除します。

不可解な難解を無視します。




少しぐらい、理解しようとは思わないのか―――?




僕は、難しい言葉を並べて詩人ぶるつもりはありません。

僕は、その異端たちに含まれていて、いじめられているなどということはありません。

けれども。



けれども、最近は排他的な人が多いのです。

僕は違うとはいいません。

僕だって変な人を変な人と思うことはあります。



でも、理解しようという努力ぐらいはします。

みんながそういう人であって欲しい、と思います。





・・・・・・ん?何か視線を感じる





なんかすげーむかつく視線で見られてる・・・・・・


・・・・・・だめだ、説教なんてガラじゃないや。

戯言も限界か。


コメ返

●BE

>コメ返あざす。ふふふ(*´・ω・`*)

コメントあざす。ふふふ(*´・ω・`*)


>もう常連^p^つかね。
>まえのコメもっと書いてあったんだけど
>顔文字のせいで消えてたみたいねw

・・・・・・どんな顔文字使ったんだろ?

僕は基本顔文字を使わない人間ですからね。
っていうか使いたい顔文字はコピペばかりしてますからね。


>またちょいちょい覗ききますわw

いつでも来てください^p^

この珈琲店は来る者を拒みませんから


●キシケイ

お前は人のブログにコメントしている場合じゃないと何回言ったら(ry

>大丈夫なのか?
>大丈夫なのか総理!?
>日本のトップ大丈夫ですか!?
>っていうか、こんなこと許可したのかニコニコ動画!?
>え?あ??え???
>うわああああああああ!!!!


その後、キシケイの行方を知るものは誰もいなかった。。。。





やはり、誰もいなかった。。。。。


っていうか自分のブログ更新したらどうなんだっ!!

まぁ、麻生さんに関しては、あれですよ。

おさき真っ暗ってことですよ。

まぁ、小沢さんの机上の空論に付き合う気もないですけどね。。。


ま、沈む船の舵取りなんか、誰がやったところで一緒なんです。

そしたら、沈む寸前に少しでも楽しい人が舵を取ったらいいんじゃないですか?



まぁ、今日もこんなところで。

またのご来店を。ふふふ(*´・ω・`*)


ネタはない!だがそれでも記事を書く!

2008-11-06 00:38:38 | ノンジャンル

最近ネタ切れです。


っていうかこの時期高校生にとっては忙しいわけで。

ネタ探しもままならないわけで。


この前ニコニコ動画にてすごいものを見つけましたので、適当に見てくださいや。

そういうのはこのブログの趣旨じゃないんだけどね。


えっとね、

麻生総理がニコニコ動画の皆さんへメッセージを送る動画ってのを見つけましてね。

びっくりです。いかにマンガ総理として有名な麻生さんであろうと、

まさかニコ動にうpしてくるなんて。




その問題の動画が

コレだ。











CGじゃないよね?

CGじゃないんだよね?


まったくもう、この派遣会社とか少子化とか問題が多い時期に、

国のトップが何をやってるんですかwwww


それともアレですか。

「貴方たちとは違うんです」ってか。


まったくもぅ、

愉快な人ですwwwww


コメ返

○BE

>>おかゆとかw
>>ウケた(*ノω


このブログについてたコメントはこの2行だったんですが、

これって僕の返事によってBEがこのブログに常連してくれるかどうかが決まってくるんですよね?

うはぁ・・・すんげぇプレッシャーだ・・・


うん、えっと、おかゆね。面白いっしょ?おかゆ。

えっと、うんと、あれだ、えっとーーーー

だめだ、何も浮かばないよ


うん、まぁ、えっと。

また来てくれたらうれしいです。BE。


えっと、うん、以上。

ぐだぐだになっちゃったのぅ(´・p・`)