大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

都江堰 その④二王廟

2017年11月06日 | 中国の旅

二王廟は都江堰を開削した秦の蜀郡太守、李冰(りひょう)とその息子
李二郎を祭っている。

南北朝時代の創建で、興廃を繰り返している。
初めは「崇徳祠」といったが、宋代になると李冰父子が王に封じられ、
清代に二王廟と改称されたらしい。
現存するものは清代のものと中国名勝辞典には書いてあるが、
四川大地震で結構被害を受けた模様。

▼安瀾橋を渡ると二王廟の門。

▼門を入って左手の階段を上がる

▼「王廟」と書かれた山門

▼山門の先も階段。階段を上りきると左に更に上り階段。

▼踊り場の壁にある「深く灘を淘(さら)い、低く堰を作る」は
 治水三字経といわれ、治水の経験則を後世に伝えている。

▼上りきった、と思ったら、またまた階段を上がって「二王廟」
 以前はここの階段脇に諸葛亮像を作っていたが…。
 地震でなくなったのか、改装されてなくなったのか。 

▼二王廟の境内

▼屋根の上のオブジェ。神獣(?)、妖怪(?)、鬼(?)、今度調べてみよう。