トスカーナのワインをいただきました。
「ロンバルド・コンフィーノ 2012」 Lombardo Confino Rosso
薀蓄
イタリア・トスカーナの銘醸ワインと言えばヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノ
やブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。
中でも注目すべきはモンテプルチャーノにある若手生産者ロンバルド。
1972年にスタートして以来、その注目度は急上昇し一気に名生産者と評価誌にて
名を連ねる造り手となりました。
ロンバルドの畑は30haとモンテプルチャーノでは大変小規模。
区画はカッジョーレ、グラッチャーノ、コンフィーノと分かれ、粘土質の肥えた土壌に
恵まれ高い糖度とタンニンを含んだ最高のぶどうが育てられています。
しかもロンバルドの収穫はこの地域でも最も遅い10月後半。もちろん全て手作業、
収穫量は極少、ワインにストレートな果実味を与えるために、畑仕事に全身全霊で
取り組む素晴らしい生産者なのです。
プル二ョロ・ジェンティーレとカベルネ・ソーヴィニヨンをバランスよくブレンドした、
スーパータスカン!
フレンチオークにて18ヶ月熟成、ビン内にて6ヶ月熟成させ出荷されるこのワインは、
熟したベリーの押し寄せる果実味と香ばしいバニラのアロマはカリフォルニアの高級
ナパワインを連想させます!
ブドウの品質、熟成期間など、どれをとってもあの"ルーチェ"や"マッセート"を凌駕
するような驚愕の味と価格には、本当に感動!
トスカーナといえば「サンジョベーゼ」を連想します。ただしスーパータスカンと呼ばれる
物は「目指せボルドー」となりカベルネ・ソービニヨンやメルローのブレンドが多いのです。
品種 プルニョーロ・ジェンティーレ60%、カネルネ・ソーヴィニヨン40%
生産国・地域 イタリア・トスカーナ州 IGPトスカーナ
蔵元名 ロンバルド
プルニョーロ・ジェンティーレという品種のブレンドは初めての経験。。
さてさて。このワイン!いつ飲みましょうか。。とても楽しみです。