素敵で美味しいワインを飲みました。
Chateau Gloria 1989
シャトー・グロリア (メドック地区サン・ジュリアン村)
サン・ジュリアン村の尊重で、「ボンタン騎士団」の会長でもあった
故アンリ・マルタン氏のシャトーです。
グラン・クリュに十分匹敵し、スパイシーで香り高く、まろやかで
口当たりのよいワインです。
2003年にボルドー商工会議所にて、ブルジョワ級の見直しが行われた際に、
シャトー・ソシアンド・マレと同様に申請をしなかったために現在はブルジョワ級
から選外に格下げされています。
グロリアのワインは、果実味が主導権を握っており、しなやかで、常に健全に
つくられており、いつも信頼がおける。格付けシャトーではないため価格は以前
としてリーズナブルだが(設立は1940年代で、1855年と1932年の後だったのだ)、
ヴィンテージによっては四級や五級に匹敵する品質のものとなる。
ほとんどのサン=ジュリアンよりもはるかに安いため、メドック全体とは言えなくても、
このアペラシオンにおいては最良のお買い得品の1つとなっている。
平均年間生産量:20万本
畑 面積:48ha
平均樹齢:42年
密植度:1万本
平均収量:50hl/ha
育成:発酵とマセレーションは温度管理されたタンクでポンピングオーバー とビジャージュを
しながら長期間。
熟成は毎年3分の1づつ更新される樽で14ヶ月。真空蒸発法による凝縮。
清澄も濾過も行う。
ブレンド比率:カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロー25%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%
所有者:フランソワーズ・トリオー