Giants Museum ⇒⇒⇒
サインボール
2021.4.2 坂 本 勇 人。5.14西武 山 川 穂 高。5.27 大 城 卓 三。8.26岡 本 和 真100号記念バット。 9.15小 林 誠 司サイン色紙追加。10.6菅野智之 。10.8丸佳浩。10.13岡本和真。 2023.5.24重信慎之介。2023.6.3丸佳浩。2024.6.28門脇誠追加。サインボール
2021.4.2 坂 本 勇 人。5.14西武 山 川 穂 高。5.27 大 城 卓 三。8.26岡 本 和 真100号記念バット。 9.15小 林 誠 司サイン色紙追加。10.6菅野智之 。10.8丸佳浩。10.13岡本和真。 2023.5.24重信慎之介。2023.6.3丸佳浩。2024.6.28門脇誠追加。下北沢「駅前劇場」にて艶∞ポリス 第6回公演「だせえ」を観劇。。
もちろん知り合いの子が舞台に上がるので。。
脚本・演出 岸本鮎佳
出演
井上晴賀 ・ 岸本鮎佳(以上、艶∞ポリス) ・ 伊藤美穂・上田遥(ハイバイ)
小園茉奈(ナイロン100℃) ・木戸雅美 ・ 瀬尾さよ子 ・ 鳥島明(はえぎわ)
中尾ちひろ(おなかポンポンショー) ・ 松尾英太郎(劇団スパイスガーデン)
緑川大陸 ・ 谷戸亮太 ・ 若狭みなと
タイトルは「だせえ」ですが舞台は決してダサくなかった!これがまずは感想です。
小劇場の舞台に出る子を何人か知っているので良く観劇しますが、ここ最近の中では
楽しめた作品です。
セレブが集まるファッションブランドで繰り広げられる人間模様を愉快に描いた作品で、
店員たちの葛藤。超クレーマーのおばさん(よく居そう)。アイドル気取りのあほな女。
そして変わったデザイナー(浮世離れ)。自分がファッション界をリードしていると勘違い
している女編集長。。それぞれが媚びをうったり、正直に接したり・・・・・・・
売り子と友人。それぞれの憎悪と「押しのける」を取り上げたテンポの良い作品だと。
脚本を書いた岸本鮎佳さんには怒られそうだけど、こういった小劇場の舞台で演じる脚本は
奥が深くないほうが面白い!無理やりの奥深さは小劇場に合わない。
そういった意味も含めて楽しめました。
キャストたちのセリフも聞き取りやすいし、私の木戸雅美の迫力は凄い!「返金」と叫んで舞台に
登場した時には観劇していた人皆「いるいる、こういうセレブおばさん!」って思ったはず。
その俳優のインパクトってその舞台の始まりにとても大切なことなんですよね。
なんとなく、さらっと始まる最近の若い子たちの舞台。。それは、私のようなオジサンには
物足りないのであります。そして、コミカルな要素も多からず少なからず。。。
始まりから1時間の人間模様をラスト30分でフィードバックする。そして高校時代の二人のバトル
で終わる。。よくある演出ではありますが・・・・楽しめた。
私はお芝居の世界にいる人間ですが、「おしゃれになりたい!」「おしゃれな人って思われたい!」
という願望が非常に強くあります。だから、「おしゃれな演劇」を作ろうと思ったのです。
「おしゃれ」と「ださい」は紙一重ですので、「おしゃれだと思われたい人の演劇」になってしまうかも
しれません。でも、これは敗北宣言ではありません。
でも、私は一つだけ共通点を見つけたのです。私たち演劇畑の人間と、アパレル業界の人間の
共通点を。きっと私は、それを描きたくて、この脚本を書いたのだと思います。
どうか、「おしゃれな演劇」にしたくて「おしゃれだと思われたい人の演劇」になってしまうかもしれない
『だせぇ』を目撃しに来てください。
岸本鮎佳