第5回本屋大賞受賞作 全国書店が選んだ 「いちばん売りたい本」2008本屋大賞
この帯封をみて思わず購入したのが2008年。。
それが今回映画化!興味深々で映画を観ました。
堺の演技は良かったな。。。
事件に巻き込まれる逃亡者からの視点、視聴者からの視点、そして何年か後の視点。
それぞれがテンポよく進む。
展開はちょっと飛びすぎで、漫画チックなところもあるけれど楽しく映画を観ることができました。
すべては「謎・謎・謎」ですが。。。
作品解説・紹介
首相の凱旋パレードが行われているそのすぐ近くで青柳は、大学時代の友人・森田と久しぶりに
再会していた。様子がおかしい森田。そして爆発音。首相を狙った爆弾テロが行われたのだ。
「逃げろ!オズワルドにされるぞ」。銃を構えた警官たちから、反射的に逃げ出す青柳。
本人の知らない“証拠映像”が次々に現れ、青柳は自分を犯人に仕立てる巧妙な計画が
立てられていた事を知る。
青柳は大学時代の友人たちに助けを求めるが…。
映画化が相次ぐ、ベストセラー作家、伊坂幸太郎。彼の作品の多くは仙台を舞台にしたもので、
本作もオール仙台ロケが行われた。首相暗殺。無実の罪を着せられた主人公の逃亡。
そして逃亡先になぜか先回りしている警察。冒頭から観る者を飽きさせない、たたみかけるような展開。
仕組まれた巨大犯罪から、無力な人間がいかに逃亡するかというサスペンスを軸に、かつての
友情物語がせつなく語られる。
タイトルの「ゴールデンスランバー」は、ビートルズの「アビーロード」の中の一曲。
さらに、元はマザーグースの「ゴールデンスランバー」にあるそうです
当時バラバラだったメンバーをつなぎとめようというポールの思いが、本作ではかつての友人達との
絆を象徴する存在として使われている。斉藤和義によるカバーも話題。
golden 黄金の、金の。最高の、素晴らしい。
slumber 眠る、うとうとする。眠り、まどろみ、うたた寝。
ゴールデンスランバー