ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

東京芸術劇場シリーズ「作曲家の肖像」Vol.63 <ベートーヴェン>(東京都交響楽団)

2007-02-20 11:04:55 | クラシック
2月18日(日)14時開演

 ○序曲「レオノーレ」 第3番 作品72b
 ○ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 「皇帝」 作品73
 ○交響曲第7番 イ長調 作品92

  指揮:飯守泰次郎
  ピアノ:青柳晋

                      

My Classic Year 開幕第一弾!(笑)
ベト7目当てで行って参りました。
な、なんと芸劇大ホールが完売ですよ、完売!
恐るべしのだめ効果・・・

ちゃんとしたオーケストラって実は初めてだったのですが、
いやぁ~、生っていいですね~。
まず指揮の人が面白かったです。
そこそこのお年の方だと思うのですが、
元気に動く動く
あれはかなりの運動量ですね。

オペラとかミュージカルの指揮の人っておとなしめなのですが、
オケだとやっぱり激しいですねぇ。
そしてこの方は前拍とゆーか・・・
ジャンッ!と大きく出す1拍前の動きが一番大きいので、
見慣れるまでちょっと時間がかかりました(笑)
指揮者によって色々クセとかあるんでしょうねぇ。

演奏について何となく感じたのは、
割とテンポ早め&休符をしっかり取る、でしょうか。
CDとしか聴き比べできないのですが、
休符をね、前の音の余韻が消えるぞ!
というタイミングまでしっかり取ってて、なるほど~、みたいな。

          

念願の生ベト7はやっぱり盛り上がりました
客席もとっても熱っぽくて
(前の席の人はベト7以外落ちてたし
最後ちょっとウルウルきちゃいました・・・。
クラシックの持つ力ってスゴイ。
きっとお客さんの数は通常の倍だし、拍手は2.5倍増しくらいだろうし、
バイオリンの方、カテコで泣いてらっしゃったような・・・
何せ3F席なのでよく見えないんですけどね

クラシックコンサートに普段行かないお客さんが多かったと思うのですが、
客席マナーはすこぶる良かったです。
ステージ脇の目立つバルコニー席で
寝てるお客さんは目立ってましたが
まぁ良い音楽は眠くなるって言いますし。
いびきさえかかなきゃいいのです(笑)

演奏の出来については、金管があまり好みではないとゆーか、
主旋律を演奏するとぷわーんって感じで
浮いて聴こえるのが気になったのですが、
フルート&オーボエが美しかったですねぇ
何十台ものバイオリンによる主旋律の後を、
フルート1本で受け止められるものなんだなぁ、と。
「皇帝」から音もちょっとクリアになった気がするのですが、
気のせいでしょーか。

あと、‘音が動く’感じが生ならではでしたね
主旋律を演奏するパートが奥から手前に動いてきたり、
音がどんどん重なっていったり・・・

楽しかったです、ハイ。
これからも色々聴いてみたいと思いました。
CDも色々聴いて幅を広げたいですね~。

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