ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「ペール・ギュントの旅」@サントリーホール小ホール

2005-09-20 15:25:53 | 観劇記&鑑賞記
市村正親さんのOne Actor's Show。
一人芝居じゃありませんよ、と念押しされていたので、
その通りに書いてみました(笑)

ペール・ギュントのストーリーと音楽に、上手く他の楽曲が組み込まれて
市村さんが芝居と歌で、ペールの一生を表現する舞台でした。
飽きさせない構成になっていて、最後まで楽しく観られました。
言うまでもなく、お客さんとの間合いの取り方が上手いですしねぇ。
やたら大声で笑うおばちゃんに、うまいことツッコミを入れてみたり。
        

市村さんお一人で、ペール、ペールの母、ソルヴェイグ、アニトラ等々
見事に演じ分け、揺らぎない歌唱力で歌い上げ、
市村さんならではの作品でした。

生演奏だったのだけど、欲を言えばもう1人管楽器の人が欲しかったなぁ、と。
有名な「朝」のあのメロディを、
フルートとキーボードで掛け合いになってたのですが、
やっぱり生楽器がいいなぁと思いました。
どんなに進歩しても所詮は電子楽器なのじゃ。。。


またカタリストを使った照明だったのですが、
前日の井上君と比べると、控えめな使い方をしている印象。
芝居とショーの違いですかね~。
撮影に苦労していた百合の花、びみょぉ
なんかね、根元の処理がきちんとされてないから
ポンッと百合が浮かんでたりして。
ソルヴェイグの象徴として使ってるのだけどね。
もう一工夫欲しいなぁ、と。
会場に元々あるシャンデリアを使った明かりがきれいでした

ちなみに、蜷川さん、鹿賀さん、篠原涼子さんがご来場でした。
天保十二年がマチネだけだったのね、みたいな。
そういえば市村さんと篠原さん、噂ありましたよね~。
どうなのかしら

来年の発表会をこの会場でやるんだよな~、と思うと
なんかドキドキしちゃいました。
お客さんと同じ高さで歌うのって緊張するし。
でも楽しみなのにゃ
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする