シュガーブログ

増田カイロプラクティックセンター勤務のカイロプラクター、NAET施術者、名ばかり鍼灸師、時々ランナーによる様々な情報発信

脳をだます

2020-04-16 21:51:00 | 健康ネタ
近頃、TVを見ればコロナコロナ、買い物に出れば皆ピリピリ、
くしゃみでもしようものなら周囲からの(冷たい)視線を浴び、自宅に子供とずっと一緒に居てイライラするetc
明るい気分になれる要素が少ないですね。

現実をしっかりと見つつ、感染しない・人にうつさないように最大限の注意を払わなくてはいけないのですが、
自分に対して・人に対してネガティブな発言をするのは避けましょう。
そしてネガティブな情報を見聞きしすぎるのも避けましょう。

脳は騙されやすいのです。
「私はできない。ダメだ。」とずっと言っていると、本当にできなくなります。
「危険だ危険だ。」と聞きすぎていると、脳は必要以上に警戒信号を出してきます。
暗示・洗脳という表現を使うと微妙かもしれませんが、「できない」という言葉を投げかけ続けることで、脳はその何かに対してどう頑張ってもできないものだと認識してしまいます。
知らぬ間にやる気までも失ってしまうかもしれません。

昨年亡くなられた陸上の小出監督が、高橋尚子選手(Qちゃん)を「いいよ、Qちゃん。君はできる子なんだ」「いいね~Qちゃん」と何度も繰り返していたのは有名な話です。
実際にそう言われると嬉しいですし、毎日そのようなことを言われ続けたら知らないうちに脳もそのように認識します。
潜在意識に働きかけ、その力を引き出して使えるようになる、脳の活性にもなります。

今は意識しないと外部から良いエネルギーが入ってきませんので、意識して自分にポジティブな言葉をかけてあげてください。
①自分を褒める
②感謝をする
③笑う

①今日の自分を褒めてあげましょう、まずは1日5つ!
何でも良いのです、脳は褒められたがっているのです。
脳は「快」を求めていて、「不快」は避けるようにできています。

例:今日も朝早起きして私エライ!朝ご飯をしっかり食べられてスゴイね。今日はお弁当を作ったエライ!今日も運動したエライ!きれいに手を洗ったスゴイ!

特別な事でなく、ごく普通のことでよいのです。
それをした自分を褒めてあげます。声に出す、心の中で、紙に書いて、どんな形式でも良いでしょう。
トイレに入りながらでも、入浴中、お布団の中で、お茶の時間に、いつでもどこでも可。

応用編:他人を褒めてみましょう。
脳は単純です。他人への悪口や不平不満ばかりを言っていると、脳はそれが自分へ向けられた言葉と勘違いしてしまいます。
他人を褒めてあげると、それも自分に向けられた誉め言葉と思って脳は大喜びです。

②常日頃から全ての物事にありがとうと感謝をしましょう、まずは1日に5つ!

例:今日も朝から良いお天気で感謝します。雨に降られなかったありがとう!電車が時間通り運行してくれて感謝します。素敵な小鳥のさえずりありがとう。今日も元気に動けることに感謝します。
今日仕事を手伝ってくれてありがとう。今日もご飯をいっぱい食べてくれてありがとう。ごみを拾ってくれてありがとう。割引券をくれたお店にありがとう。
なんでも良いので感謝してみる、①と同様にいつでもどこでもどんな形式でも可です。

③とりあえず笑顔を作りましょう。
脳が「嬉しい」「いいことがあったのかな」と勘違いし、何事にもポジティブに考え動けるようになります。
苦しい・辛い顔をすると脳の思考回路もネガティブになってしまいます。
身体もリラックスできず、全身ガチガチに力が入ってしまいます。

余談ですが、、、私は走るのが好きで時々走っています。
とある本によると、走っていて苦しい時に食いしばるような苦しい表情をすると、胸鎖乳突筋(首の前の筋肉)に力が入ってしまい肩の力が抜けず、走りが硬くなってしまうそうです。
運動で力んでいる状態で身体の力を抜く(程よくリラックスする)のは意外と難しいもの。
そんな時は口角をあげて口だけでも笑う。そうすると自然と首・肩の筋肉の緊張が解けて、走りの硬さも軽減します。
人前で緊張してガチガチになった時も同じです。
ということで、私は走っていてしんどくなったら、眉間にしわを寄せるのではなく笑顔をつくります。ズバリ怪しい人に見えるでしょう。
笑顔は人を幸せにする、と言いますが、他人だけでなく自分の脳(潜在意識)にも良い効果があります。

イライラが溜まってきたら、疲れてきたら、不安が募ってきたら、文句がたまってきたら、
「私は今日も頑張ってる。エライね~。いつもありがとね。」といって無理矢理にでも笑顔をつくって脳をだましていきましょう。

ティータイム

2020-04-08 16:41:13 | 健康ネタ
TVをつけても新型コロナウイルスの脅威にさらされ、外でリフレッシュするにも公共の場所へ出かけるのが気が引けてしまう今日この頃。

そんな時こそおうちでティータイムを楽しみましょう!!
静岡と言えばお茶、お茶、お茶です。
しかしフツーのお茶は、茶葉を育てるにあたり大量の農薬を使用しています。
自然の恵みだからこそ、上手に管理し続けなければよい子に育ってくれませんし、害虫もやってきます。
農薬を使用すれば、雑草がボウボウに生えて畑の管理が大変!ってこともなく、クモなどの虫にやられることなく、きれいな見た目の茶葉をつくりやすくなります。

私が子供のころは「果物の皮には農薬がついているから洗って(むいて)から食べなさい」とよく言われました。
しかし近年使われている農薬は水溶性のものが増えており、例えばリンゴの木に散布したら、
リンゴの木の外側(幹・葉・果実など)の害虫予防になるだけでなく、土に吸収され根っこ経由で木自身に吸収されます。
木は土の水分・栄養を吸って成長しますので、簡単に言うとその果実も農薬を含む土の栄養を吸ってできていると考えられます。恐ろしいですね。
個人的見解としては、たっぷりの果汁というのが農薬液に感じてきてしまうわけです。

という事で、自分で購入してよく使うものは農薬不使用のこだわりのものにしています。
以下、お勧めのお茶屋さんです。
杉本園
家族で頑張ってお茶をつくっており、定期的に送ってくださるお便りに癒されます。

益井さんちの茶 益井園
ワインのように繊細な味の違いに力を注いでらっしゃいます。土づくりにもこだわりが。

どちらも農薬・化学肥料一切不使用で育てています。
長年そういう取り組みをしていると、土を含め生態系バランスが整ってきますので、土・植物・虫・微生物の間で自然な循環が生まれてくるのです。
その土から作られる茶葉は自然そのもの、その抽出液を美味しくいただきます。
農作物は土が命です。
ちなみに新茶の茶葉は柔らかいですので、お茶を出した後の茶殻は食べてもよし。
そのままつまむ、青じそドレッシングやポン酢を少量垂らしてそのまま食べる、つくだ煮にするなど。
ドレッシングをかけすぎると、その味しかしなくなりますのでお気を付けください。

さらにこれらお茶農家さんでは、茶葉を発酵させて紅茶も作っています。
セイロンやアールグレイなどの紅茶も美味しいですが、和紅茶はと~~ってもまろやかで美味しいですので、是非お勧めです。

近年緑茶の消費量が減っていて、しかも茶農家さんの高齢化問題もあって、茶畑の維持も中々大変なようです。
農家さんの顔が見える地産地消で、美味しいものやその取り組みに賛同できるものには積極的に協力していきたいと思います。

日本国内でのお茶消費が減っているので、若い世代の茶農家さん達で、海外輸出向けに抹茶パウダーやグリーンティーパウダーの生産に取り組んでいるのだそう。
ヨーロッパに輸出するにあたり問題となるのが農薬の使用。
日本の農薬使用の規制は緩いので、そのままでは輸出の際に引っかかってしまうのです。
という事で輸出向けに農薬不使用(オーガニック)で栽培しているのだとか。何だかおかしな話です。


注意:
たまに「栽培期間農薬不使用」という表示があります。
これは新芽が出て以降は農薬を振りかけていませんが、オフシーズンの雑草・害虫対策には農薬使用しています。
という事は土・木は農薬を吸収しています。
茶だけでなく野菜や果物、米でも「低農薬・減農薬」という表示があります。
農薬の強さ(殺虫能力)が向上していますので、以前程大量に頻回使わなくてもよくなっていますので、こういう表示もできます。
決して残留しているであろう農薬成分が減少しているわけではないと考えられます。

この辺は消費者が賢くなり、自分で受け入れるもの止めるものを判断する必要があります。
かといって口に入れるもの全てを無農薬無肥料のものには現実的にできませんので、うまくやりくりする必要があります。

難しく考えすぎず、安心して飲める美味しいものをまずは見つけましょう。
暗いニュースが続いていますが、自宅でゆっくりとお茶でも淹れてほっこりティータイムを楽しみましょう。

引き算

2020-01-20 16:05:23 | 健康ネタ
引き算って、小学生の算数で習うアレではなくて、増田カイロ流引き算です。

定期的に通われている方は耳に何匹もタコができるくらい聞かされているかもしれませんが、
これがまた3歩あるくと忘れてしまうんですよ、私もですけど。

体調が悪いときにまずは何をしますか?
サプリを飲む?薬を飲む?病院に行く?ネット検索する?人に相談する?
色々あるかと思いますが、
何か追加で行うよりは、まずは日ごろの生活で引き算するものがないかをおさらいしてみましょう。

弱アルカリ体質では、行動も考えも前向きな元気な身体をつくってくれます。
逆に酸性の身体は様々な不調を引き起こします。

その酸性体質の因子として、
糖質過多・脂質過多・発酵食品過多・暴飲暴食・睡眠不足・化学物質暴露・電磁波過剰・オーバーワーク・ストレス過剰などが考えられます。

どれだけ食べると良くない・どれだけ使うと良くないという量や時間は人によって閾値が異なりますので、一概には言えませんが、
体調がすぐれない時は、最近の生活で何か暴走している物がないか、引き算するものがないかを確認してみてください。

特にクリスマス~忘年会~お正月~新年会~バレンタインの時期は、世の中が美味しいものに包まれて幸せいっぱいです。
普段食べつけない御ご馳走の後に体調を崩すという事は多々あります。

身体が酸性に傾けば体調がすぐれないのは当然ですので、そんな時はまず引き算すべき項目を見直してみてください。
その後に足し算をしていきます。

大学入試センター試験

2020-01-14 16:44:39 | 健康ネタ
今週末は大学入試センター試験。

受験生の皆さん!
センター試験に向けて今更焦って勉強しても手遅れです!!
偶然にもこの1週間で詰め込んだことが出題されることもあるかもしれませんが、、、。
最後はいかに体調万全で平常心で試験当日を迎えられるかが重要になってきます。

ですので、夜遅くまでの勉強、寒い部屋・乾燥しきった環境・加湿器でカビっぽくなった環境で根詰めて勉強する、
栄養をつけるために普段と違った食事を摂る(スタミナメニューなど)は止めましょう。

ボチボチ勉強して、身体を冷やさないように、早寝してしっかりと睡眠時間を確保し、いつも通りの食生活を送る。
縁起担ぎの朝食を摂って、お腹がおかしくなったり胃がもたれたりしたら試験に集中できませんから、
何よりもいつも通りが大切です。

あと、試験開始前にルーティーンがあると落ち着きますね。
私は試験開始直前にあれもこれも色々資料を見て焦ってしまうタイプでしたので、
開始直前は資料を閉じて目をつぶって深呼吸、心を落ち着けるようにしていました。
これがいつの間にか今で言う「私の試験前のルーティーン」になっていました。
ちなみに学生時代の陸上の試合前のルーティーンは、前屈をして力を抜く事でした。
緊張や不安のドキドキからなぜか解放されたる気がしたので、ドキドキしてきたらとりあえず前屈!

五郎丸選手で有名になったルーティーン。
どんな環境でも力を100%発揮できる状態に自分を持っていける、平常心を保てる、
これをすれば/これを持っていればスイッチが入る・心が落ち着く、
このような習慣事を日頃から身につけておくと良いでしょう。
これは受験生に限らずですね。

あと試験では良い成績を取って受かりたい!のですが、
「絶対に受からなくてはいけない」の気持ちが強すぎてはいけないのです。
心身ともにガッチガチに凝り固まってしまい良いパフォーマンスができません。
心はニュートラルに、「受かっても受からなくてもよい」という状態にもって行けるのがベストなのです。
スポーツのシーンなら、もちろん勝ちたいのですが、「勝っても負けても良い」というニュートラルな気持ちで臨むことが大切です。

という事で受験生の皆さん、試験前日の夜はぐっすりと寝て、朝スッキリと起きて頭が冴えている状態にできるよう、
そんな自分を強くイメージして、今からリズムを整えていって下さい。

カビ対策

2020-01-12 17:59:28 | 健康ネタ
自然の防カビ剤としてお勧めなのがミョウバン水。

インターネットで検索すると詳細が出てくるかと思いますが、
スーパーの漬物コーナーにある焼ミョウバン40グラムを水道水1.2リットルに入れて溶かします、
時々振りながら数日かけて溶け切ります。

これを原液として、10倍に薄めてスプレーボトルに入れて環境用に使います。
防カビ・消臭(衣類・寝具・靴など)・殺菌効果が期待できます。

お風呂やトイレ、台所の水場の掃除後にシュッシュ、
洗濯後の洗濯機、室内干しの洗濯物、カーテンなどにシュッシュとスプレーしておくと、
カビの予防や消臭とマルチに大活躍です。

「お父さんの枕の匂い」にも、スプレーして外で干しておけば、
ファ〇リーズやリ〇ッシュのような消臭スプレーよりも効果が持続しますし、化学物質不使用で余計な香りもつきません。
ただしスプレーしすぎると乾燥後に白い粉が残る事がありますので気を付けてください。

ついでに、ミョウバン水の原液を40~50倍に薄めることで、うがいや制汗剤など身体にも使えます。

お口の中は細菌やカビがたくさん潜んでいます。それぞれに役割がありますが、
異常に増殖したり、バランスが崩れることはよくありません。
洗口・うがいに使う事で、口腔内の環境を整えてくれます。
これから寒くなりインフルエンザなども流行するかもしれませんが、
鼻や喉の粘膜は免疫力に関わってきますので、風邪予防としても希釈したミョウバン水でのうがいっは使えるでしょう。
口に含むと少々渋みがありますが、飲み込むわけでもないですし、少し時間が経てば自然と消えていきます。

また市販の制汗剤として、デオクリスタル・ヴェルダンや薬局で買えるデオナチュレなどがありますが、
これらはアルム石を原材料としていて、この石はデオドラント成分であるミョウバンが結晶化されたものなのです。
わざわざ薬局でこれらの(高額な)商品を買わなくても、ミョウバン水で十分に代用できます。
天然物の制汗剤なので化学物質・香料もなく、匂いの原因となるい雑菌の繁殖を抑えるので、超優れモノです。

旅行に行くときにミョウバン水原液を適度に薄めたものを小さなスプレーボトルに入れていけば、
ホテルの環境(室内の臭い・カビ臭さ)対策に、歩き回った靴の消臭に、制汗剤に、足浴に、入浴剤として、
何にでも応用ができますのでとても便利です。

ちょっと話がそれていきましたが、カビ対策の続きを、、、
カビの大好物は甘いもの&酵母(発酵食品)です。
カビの影響を受けやすい時期の体調不良時は、甘いもの・果物・炭水化物や、
パン・チーズ・ヨーグルト、みそ・醤油・みりん・アルコール・甘酒などの発酵食品系を控えてみると良いでしょう。
全てを一気に制限すると食べるものに困りますので、
甘いもの・洋ものの発酵食品・和ものの発酵食品などに分けて、例えば5日~1週間ずつで体調に変化があるか見ると良いでしょう。