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「ノグチ」(ガーナ)

2006-04-05 21:11:36 | 良い話(アフリカ)
: 文責:名無しさん 投稿日: 02/04/15 13:53 ID:icv/DUmE

「今でも受け継がれる野口英世の意志―野口英世没後70周年記念式典」
 西アフリカのガーナ、首都アクラにある野口記念医学研究所には、
こじんまりとした日本庭園があり、「ノグチ」の胸像が静かに研究所を
見守っています。

ガーナ国民の愛称で「ノグチ」、すなわち野口英世博士は、
その生涯を研究に捧げたことで知られています。
 昨年11月9日、日本人会が主催する没後70周年記念式典で、
「ノグチ」は、世界各国から集まっている人々に取り囲まれ、称賛を浴びました。
死を覚悟して研究のためにガーナを訪れたその勇気、人類の歴史に残る業績。
黄熱病の研究中に自ら病に倒れ、この世を去りましたが、
その功績は長い年月を経た今も人々の心に深く刻まれています。

 ガーナ政府を代表して出席したグラント国家評議会委員は、
かつて訪日した際に野口博士の生家等を訪問した経験にふれて、
「恵まれない環境にあっても、不屈の意志と努力によって、
人類の歴史に残る業績を成し遂げた野口博士の例に見られるような、
日本人の勤勉さをガーナ人は見習わねばならない」と述べました。

自ら臨床医師として長年にわたり活躍したグラント女史は、
保健分野をはじめとする日本の協力に幅広く言及したうえで、
深い謝意を表明しました(*)。

 式典のあと、野口の胸像をあらためて見つめるグラント女史の胸には、
「ノグチ」の横顔が彫られた金色のペンダントが輝いていました。

(在ガーナ共和国日本大使館からの報告)

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