ささやかなささやき 1.01

ねこの魅力は、そのファジーさに尽きる。

四季の詩

2009-09-21 17:13:16 | 音楽
先週、Cocco のニューマキシシングル「こっこさんの台所」
が発売されたので、買って聴いていました。

曲は良いのですが、何となく歌が
パワーダウンしているような気がしないでもないです。
試しに2年ほど前のアルバム「きらきら」を引っ張り出して
ちょっと聴き比べてみたのですが、
この時の歌声のほうが伸びやかな感じがしました。
あくまで私の感覚的なものですが。

今回のプロデューサーは
SINGER SONGER の頃から共演している堀江博久。
根岸や長田とは完全に離れてしまったのでしょうか。
大村達身は今回もギターで参加。

そういえば今回は歌詞に英訳(および英詞に日本語訳)が
ついていませんでした。
ちょっとしたことではあるけれど、寂しい気がします。

1曲目の「絹ずれ」は、壮大な感じの曲です。
ただ、冒頭に書いたとおり歌が少し弱いというか、
バックの演奏に呑まれているような印象を受けました。
Mステで歌っているのを聴いたときも
同じような感想を持ったんですね。
「Cocco の力はまだまだこんなもんじゃないっ」
と個人的に思っております。

2曲目の「the end of Summer」は
うってかわっておとなしい曲。
歌詞は英語です。
どう訳せばいいのかようわからん。
重厚なピアノが効いています。
夏の終わりの写真をスライドショーで
ゆっくり見るときのBGMとして似合いそうです。

3曲目は "きらきら"ライブの時にも披露された
「バイバイパンプキンパイ」。
ライブのときより若干落ち着いた雰囲気のアレンジとなっています。
あと、「手を伸ばすのなら」の部分の音程も違ってるようです。たぶん。
メルヘンチック(?)な間奏が好きです。

4曲目、「愛について」。
穏やかな曲調なんですが、歌詞は前向きなようでいて
少し痛々しい感じもします。
途中で挟まれる沖縄民謡は、
やっぱり歌詞の意味がわからん・・・。


現在は拒食症と自傷の悪化で大変そうですが、
早く良くなってアルバムとか出してくれることを祈っております。