鶴ヶ城を出て 炎天下の中、会津松平氏庭園「御薬園」へ行って参りました
歴代の会津藩主の別荘だったそうです。
このお庭を見た瞬間、綾野容保と稲森照姫(大河ドラマ「八重の桜」)が頭に浮かんできて
いやいや ロケは東京だろうと必死に打ち消していた訳ですが
帰宅後に拝見した方のブログによると
まさに 松平容保と照姫のシーンで使ったお庭なんだそうですヨ。
そんな由緒ある松平家の庭園で 私はカモの餌付けに挑戦!
カモの餌 100円 だったかな。
すいすいすいすい....「?」(小首をかしげるカモ)↓↓
うへへ、カワイイ ↑↑ ここまで撮れれば満足だ。
途中で池の淵で 餌の入ったカップを倒してこぼしてしまったんだけど
それに食いついてきた大量の鯉がものすごく殺気立っていてコワかったです
この御薬園、戊辰戦争の時には西軍戦傷者の治療所に当てられた為に戦火を免れたそうです。
西軍の治療所が 鶴ヶ城から徒歩15分(1キロ程度です!)の所に存在したというから
会津がどれだけ追いつめられていたか よく分かります。
こちら ↓ 松平容保の孫にあたる秩父宮節子妃殿下がご成婚の際 宿泊した建物を移築したもの。
「逆賊」「朝敵」 と呼ばれた会津から 天皇家(昭和天皇の弟皇)に嫁ぐことで
「戊辰の雪辱を晴らした」として ここにようやく会津の復権が実現する。
若松市民は提灯行列を繰り出して歓喜した といわれるほど その感激は大変なものだったそうです。
これはもう、会津の人々にしか分からない感情でしょう。
余談ですが 大正天皇の四皇子のうち3人に 大物佐幕派の孫が輿入れしているそうですね。
これってすごいことですよね。なんだか時代が動いた感じを受けます。
「御薬園」の名前は園内に薬草を育てたことに由来するそうです。
中でもイチオシなのは 朝鮮人参。
当時大変高価な作物で 人参奉行所なんてものを設置し 会津から長崎港を経て
清国に輸出されたんだとか。これ、朝鮮人参の実です ↓
会津でお蕎麦を食べることは 旅行の目的のひとつでした ↓↓
東北のお蕎麦って どうしてこんなに美味しいのだろう!
色もキレイだし さらさらっと食べちゃいます
囲炉裏型のテーブル席で 横にいらした現地の方と 少しお話しが出来ました。
去年までの会津は 震災と風評被害の影響で 観光客が激減していたそうですが
今年は大河ドラマのおかげもあり 少しずつ活気を取り戻しつつあるそうです。
人が来てくれることが 本当に嬉しい、とおっしゃってました。