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サワノのお気に入りだけで構成するブログ

楽園のカンヴァス

2014-08-26 | 日々のこと

今、なんとなくTVを見ていたら つい先日借りた本の著者さんが出ていた 

借りたのは 原田マハ 「楽園のカンヴァス」。

マハ から連想されるのは やはりゴヤ....

MoMAでの勤務経験があり その後フリーでキュレーターもしていた人物らしい。

まだ100ページほど読んだだけだけど、

岡山倉敷の大原美術館、エル グレコの「受胎告知」から始まり

物語の主軸となるであろうピカソ、ルソーから ダヴィット、ルノワール、モネ....。

MoMA 改装の際 クィーンズ地区の仮設美術館で営業していた件なども出てきて

(私はこの頃に クィーンズのMoMAに行った。が、確か休館日だった...)

個人的には もしかして私、読書イケるくち?ってくらいに すらすら読めちゃう! 

勘違いなんだけど....

たまたま見たTV番組では その原田マハさんが、天才ピカソと 

その天才ピカソが認めた天才 ルソーにについて語っていた。

(おぎやはぎさんが言うトコロの ↑↑「ヘタウマな人」笑)

 

ピカソは天才だと思う。私も。

自分なりのその理由に辿り着けたのは

世界的に有名な美術館に脚を運ぶようになってからだった。

多くの画家が その生涯を掛けて 自分オリジナルを求めて絵を描き続けるけれど

ピカソはあらゆるジャンルで 次々と画法を確立していった。

その上、他の追随を許さない。

それだけで この人はもう充分に天才だと思う  !!

 

 

 


木のうつわを塗装すること

2014-08-23 | ウッドターニング

春から通い始めた金継ぎのお教室は 静岡市内でもオシャレなパン屋の激戦区(らしい)にある。

しかし日曜定休のパン屋さんが多く お教室の日曜コースを取っている私は なかなか行けない....。

平日、免許の書き換えで随分山の方まで行った帰りに ふとそれを思い出して

気になっていた「TROTIX(トゥロティクス)」さんに寄り道してきました 

クロワッサンと イチジクとクルミのパンと バゲットを購入 ↓↓

イチジクとクルミのパンが 大きさのわりにずっしりと重くて

ハード系のパンだからかなぁ、うん?ドイツ系なのかなぁ、なんてぼんやり思っていましたが

切ってみて その重さの理由が分かりました。

切っても切っても、断面いっぱいのイチジク  と、クルミ!

これ、本当に美味しかったです  また買いに行きたいなぁー。

 

 

 

で、本題。

先日 自分で挽いたうつわをサラダボウルにしてみました ↓↓ 

今まで 自分で挽いたうつわには パンとかお菓子とか、

ビビってしまって あまり水分や油分のないモノしか置けなかったのですが

まずはサラダボウルにすることに挑戦!笑!

でもすぐに 洗わなきゃ、乾かさなきゃ、という使命感に駆られる!笑!

何しろ私達、訓練校に入ってカンナの刃を研ぎ始めた頃からずーーーーーっと

木に水は大敵だと叩き込まれてきたワケですから こんな状態 ↑↑ コワくて仕方ない、笑!

木を食器用中性洗剤で洗うとか(ちょっと大袈裟だけど)狂気の沙汰としか思えない、笑!

でも うつわを作る以上は最終的に「水も油も ぜーんぜん 大丈夫ぅ 」って言いたいのです。

ヒタヒタでギトギトな パスタくらいまでいきたいトコロ!

 

そう思って 木のうつわを扱う作家さんやお店のHPやブログで 使用される塗料を探ってみた。

が、これ、一筋縄ではいかなそうですね。

安心、安全、耐久性、耐熱性、防虫、防カビ、におい、尚かつ 個人での取り扱いやすさ....

全てにおいて完璧な塗料というモノが、存在しない(っぽい)。

これだけ木との付き合いの長い日本において、全く 不思議なことです。

いや それが日本においては 自然塗料の最高峰である「うるし」だったのでしょうけど。

もう少し 扱いがラクチンな塗料ないのかな? ←ここ、ここっ!笑!

月並みだけど、クルミやエゴマ辺りが無難かなぁ?

いずれにせよ こまめなメンテナンスは必要になってくるだろうなー 

困った時のオフコ ↑↑ しばし覗いてみる。

パソコンに移っている画面は その名も「サラダボウルフィニッシュ」、これは扱いやすそう 

でもこれも、あくまでも冷たいサラダのためのうつわ塗料。

熱々のパスタや(まだカタチにはしていないけど→)コーヒーカップなんかには向かなそう。

うーーーーん.... 

 

 

 


ふたご できました!

2014-08-18 | ウッドターニング

私は学生の頃からずっと、職業として家具に関わって行きたいと思っていたので

(今の所→)ターニングでうつわを作ることを本業にしようとは思わないのですが

それでも手を出したからにはやっぱり勉強したい。

伝統的な技法とか、最新の技術とか、そういうことよりも

自分の思い描く世界をカタチにしているヒトから 世界観を感化されたい。

好きなトコだけ追求したい。

(追求するなら 結局 好きトコだけでは無理だという矛盾!)

この感情は「職業としての仕事」では覚えにくい。

 

ふたご、できました 

ターニングを始めた頃に 大量にいただいたくるみがあるので塗装はくるみを砕いて使っています。

実はちょっと....いちいち面倒くさいデス 笑。

もう少し 細工する予定ですが それはまた別の機会で。

 

しばらく 大きさの手頃なうつわを作ってみようと思っています。

たくさん出来たら 自分だけではそんなに木のうつわばかり使い切れないので

それもまた なんらかのカタチにしていけたらいいな。

今はとにかく、作らないと。

 

 

 


ふたご に挑戦。

2014-08-15 | ウッドターニング

今までウッドターニングで同じモノを作るという余裕が無かったのですが(笑)

春の「みんター展」まで時間があることが判明致しましたし

ちょうど手頃な大きさの材料もあるので ふたごに挑戦中です 

ふたご と言わず、いつつご くらいになれば それだけでカワイイのになぁ。

 

みんター展の作品にするのをやめたので ブログに公開。

でもまだ、大事なところはしまっておきます....。

影で遊んでみる.... 

 

 

 


金継教室 8月

2014-08-10 | 金継ぎ

さて 

5回目の金継ぎのお教室で ようやく金を蒔くことができました  !!

地道な作業、嫌いじゃありませんが 目に見える変化があるのはやっぱり楽しい!

うるしにベンガラの赤い粉を混ぜたものを 研磨したパテの上に塗ります。

ベンガラって 初めて触れました。鮮やかな 日本の伝統的な「赤」ですね。

いよいよな感じが出てまいりました!

筆跡が落ち着いてから 金粉を蒔きます ↓↓ あ、先生がお手本にやってくれちゃいました 

自分でも強引に参加してみます、笑 ↓↓

金粉を蒔いている時は 万が一のコトが起こっては困る為に 息を止めてます、笑。

余分な金粉を払い、更に落ち着いてからまた筆先で補修した部分をなぞると

金がそれらしい色に変わりました。

不思議です。

次回はこれをコーティング?かな??

 

 

 

発表から10日もたってしまいましたが、みんなのウッドターニング展 の開催が決まりました 

略して「みんター展」....?

開催期間が 3日間もありますね!実行委員会の意気込みを感じてしまった、笑!

そしてまた会場が家から徒歩圏内なので もう嬉しい限りですっ 

またいろんなマジックの実演あるかな? この3日間の日程が楽しみです。

 

今年は温かくなった頃の開催の様なので 実際に作品に追われるのはストーブを持ち込む時期かしら。

今年も11月だと思っていたので 大汗かいていた私は やや拍子抜けしてしまいそうですが

作品作りに入るまでは 思うことをカタチにしていってみよう。と、思います。

カッコ良く旋盤の「部分」を撮りたいけど なかなか難しいです ↑↑

そうそう、ターニングの工房にも 金継ぎのお教室にも カメラを持ち込んで作業中に撮りまくるので

いままで木の粉まみれだったカメラに 金粉や銀粉も加わってます。

ゴージャス   ←違っ!!

 

 

 


クラロ 始めました!

2014-07-26 | ウッドターニング

髪の毛から汗がしたたり落ちるくらいの環境の中で

先日 入手したクラロの加工を始めてみました   

とりあえず いつものコトですが、バンドソーがないのでテノコなのがツライ。

ショッパナからツライ....  ....かといってもう機械は入らない。

はぁ.... 

あーこれこれ!

ウォールナットの香りです 

ウッドターニング繋がりのAさんDさんご夫妻が

なんとなくターニングフェスを意識したモノ作りを始めた感じの記事をブログに書かれていたので

そうかもうそんな時期なんだ、と思って私もなんとなく始めてみました、笑。

作品になるかウォーミングアップになるかは まだ分かりませんが

去年に比べたらだいぶ早めのスタート 

一年に一度、こんな機会があることは 現状に満足してしまいがちな私にとって

非常に有り難い(いや、今年もフェスあるはず っと仮定しての話しデスが)。

 

やりたいことは決めているので あとはイメージを固めなきゃ  楽しくなってくるね! 

 

 

 


宿題....。

2014-07-23 | 金継ぎ

まさかの二度目。

また割ったー....  !!

 

木や陶器と違って 呼吸しない材質のせいか?

3日前にお教室で作業した漆が、まだ乾いてなかった。

乾いてないんだから そりゃ割れるよね。

 

てか、もうガラス(やめても)いいか! 

 

なんて気分になるよねー.... 

凹みながらも 再度 漆を取り除いて 接着面を荒いペーパーで傷付け接着後、

湿らせたティッシュをうつわに置いて ビニール袋の中へ入れる。

 

 

 

 

 


金継教室 6月、7月

2014-07-20 | 金継ぎ

毎日 じめじめして暑いです  ねー。

もうそろそろ この地域も梅雨明けするかな。

そしたらいよいよ 夏本番... かー。

 

最近 お気に入りのカフェに立ち寄ったり

気になるパン屋さんに行ったりする度に 私が金継ぎのお教室でお世話になっている

テクラさんの名刺やDMを見掛けたりします  なんか嬉しい 

2度程 のぞかせてもらっためちゃカッコイイ古道具店のオーナーさんも

(曜日の違う)同じ金継ぎのお教室にいらしているとか...!!

テクラさん 大人気 

さて、先生から 金継ぎの工程は8割が磨き、と言われていましたが

まさにその 暗くて長いトンネルに入ってます。

漆を塗っては磨き、塗っては磨きを繰り返すので 写真に変化がありません、笑!

写真に変化はないのですが、私は この磨きの工程で失敗続き!

折角 パテを入れた所を ↓↓ 表側から磨き過ぎて めりっと ↓↓ はがしてしまったり....!!

この辺り 木工の感覚のパテとは かなり違いました。繊細です.... 

宿題にしようと持ちかえったガラスの容器の接着面を 研磨中に また割ってしまったり....!!

変わり種を持ち込んだ宿命ですね。それは仕方ない。

ガラスはやはり、ちょっと素材的に難しいかもしれませんー 

陶器は 全く問題なく順調に進んでます 

パテがはがれちゃったうつわも、先生のご指導で なんとか初めて漆をのせるところまで到達 ↑↑

コイツ、拭き漆してみよかな。時間かかるだろうけど。

 

そんなこんなで 進んでは失敗して戻ったりしているので

6月と7月は ひとつの記事にまとめてみました 

8月は そろそろ何か 劇的な変化が欲しいトコロです!

乞うご期待!笑!

 

 

今回の7月のお教室はいつもより少人数で、先生やテクラさん 先輩生徒さんと

家具や木工や建築の話しをしながらの作業でした。

家具は突き詰めていくと建築も学ばざるを得なくなる話し、

(これは過去に家具屋に身を置いた方の話しとして すごく実感できました!)

家具の地産地消の話し、高山の渋草焼きの話し、

高山と静岡の家具見本市の違いや 芹沢銈介美術館の話し、とても楽しかった。

金継ぎ自体が陶芸寄りのお教室で やや場違いな気持ちがありましたが

実は全然 そんなことなかった!

モノを作るヒトって やっぱり共通するところがありますよね 

こんな風に定期的に 違う角度から自分に風を通すことが今、

心地良い刺激....という言い方は強過ぎるかな? 気分転換....になっています 

 

 

 


最後の将軍

2014-07-13 | 日々のこと
で、最後の将軍を読む私。





223

2014-07-13 | ごはん・スウィーツ
久し振りの223カフェで、
久し振りのirodoriさんのミートパイ♪

やっぱり美味しいーっ!