ザイクス伯壬旭軍帥による論壇 グローバル2000 ２/１３
フリーメイソン、フリーメイソンというのは正確ではないんで、フリーメイソンリィ。
フリーメイソンというとフリーメイソンリィ（Freemasonry）に所属している人間
の事を言いますから、フリーメイソンリィというのが正しいんですが、日本人は
普通フリーメイソン、フリーメイソンと言ってますので、それを踏襲します。
イギリスにあったフリーメイソンの組織、サー・ウィリアム.ペキーという人物が
ジャコバン党のダントンとマラーを呼んで、ロンドンで革命を起こす訓練をした。
ロンドンでというのは、ロンドンにおいて訓練を与えたという事です。
勿論革命の場所はパリです。市民革命というものを何の為にやったのか？今日の
話は本当に膨大で多岐にわたるので、色んな事を喋らなければならないです。
コールマン氏の言うところの世界支配の陰謀団の中核、これを彼は「三百人委員
会」と言っています。三百人委員会というのは・・・
イギリスに東インド会社というのがあったのは、皆さん教科書か何かで耳にしたと
思います。イギリスのインド征服、インド攻略のお先棒を担いだ組織です。この東
インド会社に「三百人評議会」というものがあった。その伝統を継いでいるのが
今の「三百人委員会」であるというふうに言ってます。
この「三百人委員会」というものが、コールマン氏は、全ての世界を・・支配して
いると言っています。例えば今お話したフランス革命も、何の為に市民革命という
ものを起こさせたか。要するにヨーロッパを滅茶苦茶にして、イギリスの支配下に
置くという事です。
コールマン氏の特徴というのは、陰謀の中心は全てイギリスに行きます。ロシア
革命に関してもレーニンとトロスキーを…当時レーニン、トロスキーはスイスに
亡命してますけども…そこからロシア、サントロベテルブルク（首都）まで秘密
列車、密閉された列車に、二人を乗せてロシアの中に入った。
五カ国をノーチェックで入ったという事です。国境がありますから、当然その中で
チェックされて検査されるわけですけども密閉列車が許される組織である。そして
勿論、レーニンとトロスキーが代表しているボルシェビキには、三百人委員会の
金が入っている。革命資金を出してきたのは、三百人委員会である。じゃあ、何の
為にやったのか。これもロシアのロマノフ王朝を潰す為である。
陰謀組織は全世界支配を狙っています。従って国家というものは邪魔でしかない。
その為にロマノフ王朝を潰した。それで共産主義を作りましたけども、別に理念に
彼等が賛成しているわけではなくて、要するに国民・国家というものを潰せばいい。
潰せばあとは自分等の意のままになるという、そういう考え方のようです。
以後「彼等」と言います。彼等の目的、目的というより「やり方」は、必ず２つの
「正と反」の形を使う。
例えば一方では民主主義を起こす、ところが一方ではそれを潰す共産主義を起こす。
必ず両方を押さえます。で、２つの勢力の間で、戦争が起こったりなんかします。
それによって世界をメチャメチャにして自分達の支配に近づけてゆくという、そう
いう大戦略をとっている。
だから、彼等の手法というのは「正、反、合」哲学者ヘーゲルの手法を使ってると
いう事です。
例えば彼等は、ほとんど金融中心に経済界を握っています。完全に握っています。
したがって、その金融機関に直結している大企業というものも、ほぼ握っている。
企業というものは当然工業ですから、環境破壊を惹起（じゃっき）する。環境破壊
する企業に金を出し、一方では環境保護の団体を立ち上げて、必ず裏と表をやります。
日本人というのは、世界の中でも類を見ないほど単純ですから、そういう複雑な
やり方というのは全く理解できない。
同じ東洋ですけれども、中国人というのは逆に彼等と同じ気性を持っている。非常
に似た気性を持っているという事が言えます。中国人の言う、表で言う言葉という
ものは、必ずある意味嘘である。本心は全く別のところにあるとよく言われています。
例えば「日中友好」と言えば「お前等を敵視しているぞ」という本意が裏にあると
いう事です。これは、だから中国人というものは、その陰謀団と非常に密接な関係
少なくても意思的な意味において密接な関係を持ってるという事です。
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