ザイクス伯壬旭軍帥による論壇 グローバル2000 4/13
クリントンが大統領になって、まあ選挙に勝ったという時に、ハリマン夫人という
人のもとにお礼参りに行った。このハリマン家というのはアメリカにおける相当な
三百人委員会の実力者。
クリントンはそのパメラ・ハリマン(1920~1997)、夫人の方に気に入られて育て
られて大統領になった、なった途端にお礼参り。この間も我が国、安部首相は(首
相に)なった途端に池田大作氏のところにお礼参りに行ってます。つまり似たよう
なものです。
その陰謀という事を、具体的な例でいうと幾らでも出てくる。時間ばっかり食って
しまう。だけど、具体的な事を言いましょう。
例えば日本に関してのものであれば第二次大戦がある。日本がアメリカを卑怯な
不意打ちを食らわしたと。パールハーバーはスニーキーアタックだと。スネイクと
一緒ですよね、蛇のようにずるい狡猾なやり方で、宣戦布告前にアメリカ軍を叩い
たという事が大宣伝されました。
あの宣戦布告に関しては日本側の不手際がありましてね、ワシントンの日本大使館
に不手際があって一時間遅れてしまったんです。これは日本の咎(とが)です。
だけども基本的に彼等は全て知っていた。日本の暗号文は全部解読されていた。
従ってルーズベルト大統領は勿論知っていたという事です。
何故ルーズベルトが、知っていながらハワイの太平洋艦隊の司令官にその事を教え
てない(のか)基本的にアメリカというのは憲法で海外派兵を禁止されてる。今の
アメリカの状態を見ていると「そんな憲法の条文があるか」という全く不思議な
感じがしますけど、あれは憲法違反。アメリカという国はもう憲法がズタズタに
されてます。
別のところで言いましたけども、憲法が蹂躙(じゅうりん)されたらその国家は
終わりです。少なくともその国家体制は正当性を失うわけです。憲法は目茶目茶に
蹂躙しながら勝手に法律を作る。大統領令というもの、こんなものはアメリカの
憲法に、そういうものが権威を持つとは書いていない。ところが全部それ(大統領令)
が法律としての力を持ってくるわけ。
第二次大戦に戻りますと、ルーズベルトも当然彼等の手先です。ヘッドクォーター
司令部は何を言ってきたかと言えば、とにかくヨーロッパに参戦しろと。ところが
ルーズベルト大統領は選挙演説の時に「皆さんの息子さんは絶対に戦場にやりません」
と約束していたわけです。
どうやって国民を納得させるかという事を側近ともども考えた。それが、日本を
そそのかして最初の攻撃を自分達にさせること以外には無いという結論になった。
したがってハルノートという、日本が絶対に承服しようがない無理難題(を突き
つけた)要するに満州、中国から全部、兵を日本に戻せという通告ですよね。
日本にとってはとんでもない。日清日露、それから満州事変から日支(支那)事変
すべて日本人の将兵の血で築いた大陸の権利、利権といえば利権、権利と言えば
権利、それを全て捨てて日本列島に戻れというハルノートの通告を承諾できるわけ
は無い。
わざと承諾出来ないような事を突きつけて、日本を誘発させたという事ですね。
まあ日本はしょうがなかったでしょう、それ以外方法は有りません。(誘発に)
乗るほかなかった。で、破れました。
日本に関して言えば最近のバブルのことがあります。経済的なものですね。バブル
仕掛けたのは勿論アメリカです。バブルを潰したのもアメリカというか彼等です。
で、結局日本が経済的に銀行を中心にガタガタになった時に、例えば長銀、これを
外資に日本政府は譲りました。
橋本内閣の時に金融ビッグバンというものを、行った。金融ビックバンというのは
要するに日本の(銀行を潰す目的だった)日本というのはやはり特異な国で金融に
関して彼等と対抗できるのは日本しかない。彼等にとって日本の金融は目障りです
から潰そうと(した)
最近こう見ていますと、テレビコマーシャルでもやたらと外国証券のカタカナ文字
ばっかりです。あれは橋本が行った結果です。日本は金融的に明け渡した、破れた。
要するに橋本は犬だったと。その前から宮沢喜一、これが日本バブルを仕掛けて
潰した張本人。これも犬です。宮沢は日米欧三極委員会というものに入っている。
日本とアメリカとヨーロッパが三極を作っているような格好の名前ですけど、この
三極委員会というのも完全に彼等の機関です。だから宮沢も彼等の犬です。
http://www.youtube.com/watch?v=og8WcisbJtw&NR=1