母親が飼っているシーズー犬、昨年の11月に獣医さんで診てもらった時には癌で
余命1月と言われたらしいのですが、未だに毎日散歩に行っています。もちろん
もう先は長くはないだろうと思われる足取りですけど…
汚い話ですが最近は便の状態も液状で血が混じったりしていました。ドックフード
の選択権は残念ながら私には無かったのですが、ここに至ってやっと我愛猫のお気
に入りペットフードメーカー(いなば)の缶詰を食べてもらえるようになりました。
その結果、便の状態が少し硬くなり、若干元気も取り戻してきたのです。もう目も
あまり見えず耳も遠くなっているので、完全に回復することは期待できませんが、
食べるもの(食の品質)の大切さを改めて感じました。
元気な時はビーフジャーキーのような「健康にとっては好ましくない」おやつを
欲しがってよく食べていましたが、私自身も含めて現代日本人にありがちな「食の
嗜好」を見る思いです。
ペットフードに添加物を大量添加しても、それを食べる犬や猫には「健康に悪い
から」という理由で食べることを拒否することは出来ません。人間には知性があり、
自由な選択も出来る以上、「健康に悪い」と思われること(農薬、化学肥料、合成
添加物等)に対してもっと厳しい目を持ってもいいのに。
「脳死」という、臓器移植の為にドナーの命を軽んずる風潮の一方で、自分の命
(健康)に対しての甘い認識が、私自身もそうだったように蔓延しているのかも
しれません。