本日2023年11月17日は金曜日。なので、インフルエンザ、新型コロナの感染状況が日本感染症研究所(NIID)から発表される日です。今日発表されたデータは、11月6日から12日までのデータです。それも、全数把握ではなくて定点で把握されたデータすなわち、一週間程度遅れた大雑把なデータだという事です。全数把握ではなく定点でのデータになった事には納得している私ですが、その日その日で毎日全数把握していたものを、定点であるにもかかわらず、5日以上遅れてまとめて発表するのはいかがなものか。あまりに怠慢だよねとしか思えません。
モデルナという一企業が発表している「新型コロナ・季節性インフルエンザ・RSウイルス リアルタイム流行・疫学情報 」というサイトがあります。
そのサイトでは・・・・
当サイトでは日本全国の地域別の新型コロナ陽性患者数・季節性インフルエンザ患者数・RSウイルス小児患者数の最新の推計値を毎日更新してお伝えしています。
モデルナのサイト、分かり易くて、見やすくて、そして最新のデータです。
その最新のデータで、インフルエンザは11月2日をピークとして、その後減少に転じていました。
下のグラフの青い折れ線です。黄色は新型コロナです。
上のグラフではインフルエンザはピークアウトした様に見えます。でも、今後再上昇すると私は予想しています。新型コロナも底打ちに向かっている様に見えますが、昨日も言いましたが、新型コロナは第10波に入りかけていると感じています。本日、坂根医院のではインフルエンザA型:10人、新型コロナ3人でした。インフルエンザも新型コロナも田原本周辺でだけ増えているのでしょうか??今後どうなっていくのでしょうね。これから本格的な冬に向けて、インフルエンザ感染症はこのまま減少を続けるとは思えません。まもなく再上昇し、冬が本格化する1月下旬ころには、久しぶりに(5年ぶり?)日本地図が真っ赤になると思っています。
以下、インフルエンザ感染レベルマップより転載
2023年第45週の定点当たり報告数は17.35(患者報告数85,766)となり、前週の定点当たり報告数21.13よりも減少した。都道府県別では佐賀県(36.13)、山梨県(29.78)、長野県(27.78)、愛知県(27.35)、北海道(25.78)、埼玉県(22.31)、高知県(22.27)、大分県(21.91)、鳥取県(21.45)、福島県(20.99)、徳島県(20.95)、岐阜県(20.28)、熊本県(20.16)の順となった。16都道府県では前週の報告数よりも増加し、31都道府県では前週の報告数よりも減少した。
定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約63.5万人(95%信頼区間:58.8~68.1万人)となり、前週の推計値(約73.3万人)よりも減少した。年齢別では、0~4歳が約6.4万人、5~9歳が約15万人、10~14歳が約13.7万人、15~19歳が約6.5万人、20代が約4.4万人、30代が約5.1万人、40代が約5.7万人、50代が約3.1万人、60代が約1.9万人、70歳以上が約1.6万人となっている。また、2023年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約428.3万人となった。
全国の保健所管轄区域で、警報レベルを超えている区域は146か所(37都道府県)で、注意報レベルを超えている区域は272か所(46都道府県)であった。
基幹定点から報告された、インフルエンザによる入院患者数は548例であり、前週(644例)から減少した。47都道府県から報告があり、年齢別では1歳未満(31例)、1~4歳(94例)、5~9歳(121例)、10代(66例)、20代(13例)、30代(9例)、40代(22例)、50代(25例)、60代(33例)、70代(58例)、80歳以上(76例)であった。
国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第41週~2023年第45週)ではAH3亜型が112件(58%)、AH1pdm09が79件(41%)、B型3例(2%)の順であった。
詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。
定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約63.5万人(95%信頼区間:58.8~68.1万人)となり、前週の推計値(約73.3万人)よりも減少した。年齢別では、0~4歳が約6.4万人、5~9歳が約15万人、10~14歳が約13.7万人、15~19歳が約6.5万人、20代が約4.4万人、30代が約5.1万人、40代が約5.7万人、50代が約3.1万人、60代が約1.9万人、70歳以上が約1.6万人となっている。また、2023年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約428.3万人となった。
全国の保健所管轄区域で、警報レベルを超えている区域は146か所(37都道府県)で、注意報レベルを超えている区域は272か所(46都道府県)であった。
基幹定点から報告された、インフルエンザによる入院患者数は548例であり、前週(644例)から減少した。47都道府県から報告があり、年齢別では1歳未満(31例)、1~4歳(94例)、5~9歳(121例)、10代(66例)、20代(13例)、30代(9例)、40代(22例)、50代(25例)、60代(33例)、70代(58例)、80歳以上(76例)であった。
国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第41週~2023年第45週)ではAH3亜型が112件(58%)、AH1pdm09が79件(41%)、B型3例(2%)の順であった。
詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。