2024~2025シーズン(今シーズン)のインフルエンザワクチン情報です。
今シーズンのインフルエンザワクチン、2種類あります
従来の注射と点鼻の2種です。
これまでの注射ワクチンに加えて、新たな選択肢、点鼻ワクチンが増えたようにも思えますよね。でもこの点鼻ワクチン(フルミストという名前です)既に20年ほどの歴史があります。
我が坂根医院では、10数年前、2年間採用したのですが、値段が1万円程度と高かったこともあって(現在でも¥8,000程度です)一般受けしませんでした。私、痛くないし、IgA抗体が得られるから非常に効果的だと判断、結構な量を並行輸入で入手したのですが、その多くを廃棄する羽目になりました。その後、一時的に型が合わなかったのか、効かないとされた時期があり、WHOも推薦しなくなったので、坂根医院では採用を中止しました。
その後も少数の小児科医院などで並行輸入で使われて来ましたが、今シーズンから厚生労働省が認めて、日本国内で大手を振って使えるようになりました。
でも、使える年齢が2歳から18歳までです(海外では2歳から49歳まで)。価格も高いので・・・坂根医院では慎重に対応したいと思っています。通常の注射ワクチンは、予約なしで接種しますが、フルミストは要予約とします。
痛くないし、一回で済むから、悪くない選択肢だとは思っています。
坂根医院での一般対象者に対するインフルエンザワクチン接種料は、1回目:¥3,500 2回目:¥2,000です。 フルミスト、¥8,000で施行します。小児でも1回の接種で済みます。
新型コロナが5類に移行してから、インフルエンザ感染症、増える様になりました。インフルエンザワクチン、感染予防、重症化予防、いずれにも効果は見られるようです。歴史ある安定したワクチンです。特に、生ワクチンで鼻粘膜に接種するフルミストは感染予防にも有効だと思われます。可能であれば接種してくださいね!!愛する世界のために!!
マンダム CM (1970年) チャールズ・ブロンソン 男の世界