先日クランプメーターが壊れて買い直した。
壊れたのは、直流電流の測定値が大きく異なるようになったから。
他にも以前から交流電流が10%程度低めに出ていたので、この際と思って新しいのを購入。
それでも、何とかDC電流が測れればそれなりに使い道があるというもの。
今回はこのクランプメーターの修理に挑戦。
まがは、本体裏側のビスを2か所ほど外して、嚙み合わせになっているのを強くひっばずした。
最近の基盤は配線にFPC (フレキシブルプリント基盤) が多用されている。
長く使うとこのFPCコネクターの所が接触不良になる場合がある。
よくあるのは、パソコンのモニターにすじがはいるようになったり、
デジタル温度計の指示値がおかしくなったりする。
FPCが刺さっているコネクターの両端の黒いところを
上側に引き上げて、ゆっくり抜くとFPCが外れる。
この状態にしてからFPCの銅箔部分の汚れや酸化した部分をきれいに掃除。
ついでに交流電流が10%程度低く表示されるので、
手持ちの測定器で校正してやろうかと思ったが、トリマーが9つもある。
ネットを調べても出てこない。
どれかを動かせば校正できるはずだが、それを探すのが大変。
下手をするとドツボにはまって二進も三進もいかなくなる。
結局下手に触らずにこのままフタをした。
直流電流は元のように測れるようになったが、交流電流は相変わらず10%低い。
修理したクランプメーターはキャンカーに積んでおけば旅先で使うこともあるだろう。
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