ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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サブバッテリーについて その2

2018-01-30 |  サブバッテリー

先日、サブバッテリーには高電圧タイプと低電圧タイプがあると説明して、高電圧タイプについて少し説明した。
今日は、低電圧タイプについて少しばかり。
サブバッテリーについて その1はこちら

低電圧系のディープサイクルバッテリーの種類
殆どが 完全密閉型 AGMタイプ(電解液をスポンジ状のマットにしみ込ませてある)
価格は高い 27,000~40,000円  ライフ的には5年~10年

パワーソニック ディープサイクルバッテリー PS-121000
Xinneng ディープサイクルバッテリー
FIAMMのディープサイクルバッテリー
VARTA ディープサイクル AGM 830
オプティマ ディープサイクルバッテリー    
ジェネシス ディープサイクルバッテリー NP100-12FR (USA)
その他にも台湾製のLONGやヨーロッパ製のVARTAU等色々なディープサイクルバッテリーがある。

     


充電電圧と僕の失敗
低電圧系のディープサイクルバッテリーの充電電圧は、カタログを見ると一般的にどのバッテリーも14.3Vから14.7Vくらいが多い。
ところが、以前のバンテック社のキャンピングカーにはジェネシスが積まれていて、その充電電圧は13.9Vに設定されている。
僕は、購入時からサブバッテリーだけで、電子レンジに犬がいたので夏はフルにエアコンを使っていた。
結局、丁度2年経った1月に、旅先で夜中にサブバッテリーの電圧が下がって、プロテクターが落ちた。
その時は、3~4年くらいもつかと思ったが意外に短命で少しがっかりしたものだ。

サブバッテリーが劣化して同じジェネシスに取替られれば問題は無いが、ジェネシスが市場から姿を消した。
そのため、多くの車はXINNENGやパワーソニックに変えた。
僕も同じようにジェネシスからXINNENGに変えた。
サイズが少し違うが、そのまま載せ替えてOKとのことだった。

ところが、サブバッテリーが新しいうちは何ともなかったが、1年も経つと大した電気も使わないのにバッテリープロテクターが働くようになる。
それで充電器の電圧を14.4Vに上げて外部充電は満足するようになったが、走行充電は劣ったままだ。
この時はソーラーパネルも小さなものしか付けてなかった為、メインの充電は外部充電と走行充電に頼っていた。

ジェネシスから載せ替えた車の多くが同じ現象になって、ようやく皆がこれまでのように、走行充電では思うように充電出来ないと気付き始めた。
しかし、ジェネシスは入手出来なかったのでXINNENGやパワーソニックを使わざるを得ない。

そういうジェネシスも走行充電では入りやすいが、反面デリケートなことも確かで、過充電には弱い。
そのせいか、バンテックでもすぐれもの充電器の設定を13.9Vにしていた。
これは充電器に温度センサーを付けてない為に、夏の気温が35度でも過充電にならないようにとの配慮だろう。

ジェネシスは走行充電で確かに入りはいいが、高価で入手難だ。
最近は頼んでから数週間待てば入手可能らしく、以前から使っている人はやはりこれがいいという人も多い。
しかし、多少走行充電が足りなくても、大き目なソーラーパネルで充電すればXINNENGやパワーソニックでも十分対応は可能だと思う。
以前、キャンカー雑誌に2~3時間走行充電すればサブバッテリーは満充電されると書かれていたが、最近はそんな記事は見なくなった。走行充電で満充電出来ないというのが一般化したせいだろうか。

充電器やソーラーコントローラーには温度センサー
サブバッテリーの充電には充電電圧が重要だ。
バッテリーには個別に、温度による充電電圧が決められている。充電器の充電電圧が14.4Vとか言っているが、これはあくまでバッテリーの温度が25度のときのこと。
0度の時には14.9程度必要だし、35度のときは14.2Vと低くくなる。充電器やソーラーコントローラーで、温度センサーが付くものは充電コントロールするはずだから、しっかりした充電を行おうとすると温度センサーを取付けたほうがいい。

コントローラーに温度センサーが内蔵されたものもあるのでよく調べたほうがよい。

まだ、ジェネシスのディープサイクルバッテリーを積んだ車は多いが、サブを載せ替えるときには必ず充電電圧の切替えを行うのを忘れないようにしたい。


整備や快適化はこちらに沢山あります。

コメント (2)
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