ATS破壊・・・運転士が語る真相

2014-05-30 | 話題
ATS破壊・・・運転士が語る真相

(北海道)

安全運行の「最後のとりで」といわれるATS=自動列車停止装置を故意に破壊したJR北海道の運転士がSTVの取材に答えました。

あすにも国土交通省の監督命令が出される見通しの中、心境を語りました。

(運転士)「(Q.なぜATSを壊した?)てんぱってしまったんで」

「(Q.ミスをすると社内で処罰される?)そういう訳では無いですけど」

STVの取材に答えたこの運転士は去年9月、自らの操作ミスを隠すため特急列車のATSを故意に破壊するという安全の根幹を揺るがす行為を犯していました。

運転士は出勤停止15日の処分を受け現在は、運転に関わらない部署に配置転換されています。

(運転士)「(Q.最初は自分で破壊したことを黙っていた?)はい」

「(Q.どういう形で発覚した?)自分から、今回の件やってしまいましたと言いました」

「(Q.会社は何と言っていた?)そっかぁ・・・って」

JR北海道は警察に被害届を出す意向はありませんが、国交省は被害届を出すよう強く求めています。

「申し訳ない」と反省の弁を口にした運転士は…。

(運転士)「(Q.被害届を出すよう求められ不安では?)不安ではあります」

JR北海道は、処分を見直す考えは無いとしていますが、運転士は不安な日々を過ごしています。
[ 2014/1/20 20:11 ]


最新の画像もっと見る

コメントを投稿