総社市職員逮捕で市長陳謝 捜査見極め厳正処分へ 岡山

2013-11-28 | 事件
総社市職員逮捕で市長陳謝 捜査見極め厳正処分へ

総社市が10月に発注した公共工事をめぐり、同市土木課主幹の松重秀治容疑者(53)が事前に設計価格に近い金額を建設業者に漏らしたとして官製談合防止法違反容疑で逮捕されたことを受け、
総社市の片岡聡一市長が19日、市役所で取材に応じ「あるまじきこと。市民の信頼を失ったことを深くおわびする」と陳謝した。

片岡市長は、今夏に談合防止のため指名入札制度について最低制限価格の算出方法を変え、指名業者が価格を割り出しにくくしたことを明らかにした上で「制度を厳しくしても職員が漏らしたら意味がない。二度とないよう徹底する」と釈明。

今後、捜査の状況を見極めて松重容疑者を厳正に処分する方針を示した。

市長に先立ち、風早俊昭・市総務部長が記者会見し、松重容疑者について「着実に業務を進めるタイプで事件に関わったことに驚いている」と説明。

他の職員が関与したかどうかは「当然聞き取り調査を進めるが、ありえない」とし、再発防止に向け「外部有識者を招いた研修などを通じ全職員に法令順守を徹底したい」と述べた。

市総務部によると、松重容疑者は1987年にJR(旧国鉄)から同市に派遣され、90年に採用。

土木課や都市計画課などで長く工事設計に携わっており「他に関わった入札についても不正がなかったか調べる」という。
(2013/11/19 12:44)








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