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石炭列車「さよならセレモニー」①

2019年04月08日 | 釧路市・白糠町

ずっと 石炭列車を撮りに行きたくていたのに

その願いが叶わないうちに

2019年3月30日をもって運休した

石炭輸送専用鉄道「太平洋石炭販売輸送臨港線」

 

 

もう会えないんだな・・・

もう撮り収めるのは無理なんだろうな・・・と

諦めていたところへ

「さよならセレモニー」開催の情報を得た 

 

 

しかもナント!

この石炭列車を鉄道雑誌に載せ ここの存在を世に広め

30年以上ここで撮り続けていた 小さな鉄道博物館 十勝晴駅館長 穂積規氏

とっておきの撮影スポットを案内してくださるという

夢のようなお誘いを受けました!^^ (ヤッター💛)

 

 

セレモニーの詳細は 二日前の夜遅くに流されました

それまで本当に極秘で進んでいたそうです

その二日前にようやく明かされた詳細を

記録までに残しておきます

【4/6(土)さよなら運転関係情報】

9:00ころ発の「保安列車」は通常編成で、前後に1両ずつ機関車が付きます

(知人向きDE601、春採向きD801の予定)

(時刻の目安)春採9:00ころ-知人-春採9:30ころ

11:30ころ発の「さよなら列車」は特別編成で知人向きは1両(DE601)

春採向きはDD13タイプ凸型3重連で予定しています。

(時刻の目安)春採11:30ころ-知人-春採12:00ころ

*「保安列車」「さよなら列車」とも、両方向の機関車先頭にヘッドマークが付きます

  知人向き、春採向きで異なるデザインで、2往復とも同じ組合せで走ります

*「さよなら列車」は通常に比べ若干減速して運転します。

 

 

 

AM7:30  待ち合わせ場所へ行くと

穂積さんは 札幌から来た3名とともにすでに合流し 

AM7時には現地に到着していたそうです

(もう意気込みが違います)

 

 

 

石炭輸送専用鉄道「太平洋石炭販売輸送臨港線」は

太平洋炭礦(たんこう)の石炭を釧路港まで運ぶため1925年に開業

当初は旅客も担い「石炭列車」と呼ばれ釧路市民に親しまれてきましたが

トラックによる石炭の輸送を進めていることなどから

3月30日が石炭列車の最後の営業運行となり 94年の歴史に幕を閉じた

 

 

構内で撮影をしてると

セレモニーに向けて会場が騒がしくなってきました

 

 

 

 丸いものを持ってきた男性が歩いてくる

 

 

今回のセレモニー用に作られた

ヘッドマークを取り付ける作業が始まった

 

 

 慎重に慎重に作業が進められていく

 

 

 保護シートがようやく剥がされる時が来たーーーーー! 

 

 

 

 「ありがとう」の文字が見えて来た~~

  

 

「ありがとう 石炭列車」

ほぼ文字が見えてきたよ^^ 

 

 

 ヘッドマークの全体像が見えました!^^ 

 

 

セレモニー用のヘッドマークを付け

本当に最後の走りを待つだけです 

 

 

 AM9:00 発の「保安列車」に向けエンジン始動

 

 

車両群は見てるだけでも圧巻!

カッコいいなぁ~♪

 

知人向き、春採向きで異なるデザインのヘッドマーク

知人向きは ひし形のヘッドマーク☆

 

 

さぁ~間もなく 保安列車の出発です

動く列車を撮る前に私が穂積さんに 

「カメラはどんな設定で撮ってるの?」とたずねると

「マニュアルですよ」・・・だった

アチャー マニュアルとは恐れ入りました💦

しかも大切な写真は今でも必ず「フィルム」で撮るのだそうです!

ひゃ~~~~ 私のように連射で

「下手な鉄砲 数うち当たる」とは全然違いました(アッパレ!)

さぁ~ ではいよいよ私たちは

穂積さんの案内で 次の撮影スポットへ移動です 

さよならセレモニー②へ つづく

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