トトラの馬

元々はエコロジーやスローライフについて書いていましたが、とりとめなくなってきた。

エコプロダクツ2004で遊ぶ

2004-12-12 13:10:45 | エコ&スロー
木曜日にあまりゆっくりできなかったので、土曜日もエコプロダクツ2004に行ってきました。

エコぴょん、こどもたちに大人気。
実は土曜日に行くのは初めて。
やはり平日と比べて家族連れや私服の入場者がおおく、平日よりもリラックスした雰囲気だなあと感じました。

入り口付近の床に描かれた、それぞれのエコライフを判定するYES/NOチャートは、結構真剣に取り組んでいる人が多くて面白かったです。
このチャートで、「ハイテクエコライフ」「快適・健康エコライフ」「大江戸エコライフ」「協働型エコライフ」の4つのタイプの中から自分にあったライフスタイルがみつかる、というわけ。
そして、配られたガイドの端のシールを切り取って、自分がどのタイプだったかパネルに張っていくのです。
お昼ぐらいにわたしが見たところ、どのタイプにも平均的にシールが張ってありましたが、この結果ってあとから発表したりしないのかな・・・?

製品やマテリアル、サービスなどいろいろな展示がありましたが、わたしは中でも「ベンチャーtoサステナブル社会」のコーナーに、ちょっとしたアイディア提案やデザイナーによるエコ商品提案などがたくさん紹介されていて、面白かったです。

たとえば、新しいタイプのはがきの提案。
木(の皮?)でできたはがきに、しばらくすると消える特殊なインクで文面を書いて相手に出します。受け取った人は、インクが消えてまた書けるようになったそのはがきに、また特殊インクで書いて送ります。
こうして、一枚のはがきが二人の間を行ったり来たりしながら長い年月がたつと、はがきも汚れてくるのですが、そのはがきの汚れこそ、友人との長い付き合いを物語る汚れとなる、というもの。
文面が消えちゃって後から読めないのはさびしいけれど、ちょっと面白いアイディアだと思いませんか?

それから、東京造形大学のTシャツシェアリングの提案では、
「人はTシャツを何枚も持ち、さらに毎夏買い足したりしているけど、その必要はないんじゃないか?
いっそ、Tシャツを持ち寄ってみんなで着まわせば少ない枚数で足りるんじゃない?」
というアイディアを出していました。
実際に会社や学校でTシャツを着まわすことを考えると、カーシェアリングの方がずっとずっと敷居が低く感じますけど・・・。
でも、こういう柔らかな発想でいろんなことを考えている若い人たちが大勢いる、というのがすごく楽しく愉快に感じます。


お昼はBeGoodCafeのカレー。
他のメニューがすっかり売り切れていて、カレーしか残ってなかったのですが、揚げ野菜の乗った豆カレー&オーガニックビール、おいしかったです。

オーガニックワインも2杯飲み、仕事じゃなくて遊びで来て本当によかった~!と大満足。
(とはいえ、実はこないだも仕事中とはいえこっそりワイン3種の試飲をさせてもらったけど・・・)
売り場のお姉さんが本当に楽しそうにワインについてのお話をしながら飲ませてくれるので、リラックスムードでワインを選べるすごく良いブースでした。
ボジョレーヌーボを1本買いました。

不耕起のお米を買い、オーガニックコンシェルジュ岡村さんのブースで野菜を買って、大満足で帰宅。
今日の夜は、これらの食材でウチごはんにしようと思います。

CDの山を動かすのだ

2004-12-10 20:26:47 | できごと
飽和状態です。
エコとかスローとか言ってるくせに何事だ!という感じですが、我が家はCDと本がむちゃくちゃに多い家なのです。
(のみならず、他にも場所をとっているものがあるのですがそれは今回目をつぶっています)
どうしたら良いのでしょう・・・などと涙に暮れつつも、ロボサピアンを買ってしまったりするので収拾がつきません。
今まで気づいてませんでしたが、わたし、片付けられない女なのかも・・・。

さて、溢れ出したCDですが、忙しさにかまけて見て見ぬフリをしていた間は良かったのです。
でも、忙しさに一段落がついた今、この飽和状態が大きなストレスとなって襲ってきました。
もう、このまま年を越すなんて耐えられない!
今年ももう終わりなのに!
と妙に焦った気持になり、片付けるぞ!と意欲を固めました。

CDをしまおうと決めていた棚には、単に並べただけでは入りきらないことが明らかなので、クリアケースを使って収納することに。幸い、棚のサイズにぴったり合うケースが100円ショップに売っていました。これにCDを縦にしてアルファベット順に並べ、ケースの表にアルファベットのシールを貼り付けるというのが、今回の収納構想です。

でも・・・

知らなかった~(涙)
山のように積み重なったCDの中から、同じアルファベットのものを探し出して並べるのがこんなに大変だとは!

「お!こんなところにまだ“C”が!
 ・・・あ、Cの箱はもう1枚たりとも入る隙間がないよ~(泣)
 Fならがらがらなのに・・・」

「BOB MARLEYをBのところに置くなら、長渕剛はTに分類すべきなのか?(悩)
 きっと、探すときにNを探しちゃうだろうなあ・・・」

「LOS VAN VAN のLOSは定冠詞だからVのところに置くけど、LOS DE ABAJOのLOSは・・・ 名詞格?じゃ、Lのところ?」

とか、とにかくわけのわからない状態に。

時間ばかりが経過し、昨日は3時に就寝。
途中経過はカオスそのもの。

くじけそうな心を、ここに奮い立たせて今夜も作業に励みます・・・
これを・・・
こんな風にしたいんだけど・・・
ただいまカオス状態

環境報告書の楽しみ方

2004-12-10 19:53:45 | エコ&スロー
昨日の記事で、エコプロダクツ展に環境gooから「環境報告書情報」のブースを出展していることを書いたところ、のれんさんから

"該当している企業の担当者さんは感心高いですね。大阪の方でも。
作り慣れた会社のパンフレットとかと違って、何を作ったらいいのか解らないってのもあるでしょうし、競合他社のものよりいいものを作りたいという気持も強いみたいです。
"

というコメントを頂きました。

環境負荷や数値目標、達成率など、様々な「具体的数値」や細かい技術的な記述などが散らばる環境報告書は、なんとなくムズカシくてとっつきにくいイメージがあります。
これから初めてレポートを作成する企業にとっては、なにから手をつけていいやら分からない分野でもあるでしょうね。

でも、環境報告書の世界はいま、さまざまな新しい取り組みや工夫が行われている最もエキサイティングな時期なのじゃないかとわたしは思っているのです。データばかりで読みにくい「報告」書が、どんな変化を遂げてきているのかに注目してみると、面白いことがいっぱいあるんですよ!

そもそも、環境報告書ってなぜ作るのでしょう?
第一には、環境に対する取り組みとその成果の公開という「情報開示」の意味があるでしょう。
その目的のためには、その業種や企業独自の特性に則した詳細な取り組み内容や、具体的なデータの公開は必須です。初期の環境報告書は、この点が重視され、より正確で詳細なデータ公開を目指したものが多かったのではないでしょうか。

そしてもう一つ、近年どんどん重点が置かれるようになってきたのが、企業がどのような理想や目標を持って何に取り組んでいるのかを消費者や地域住民などにわかってもらうことで、環境を通したコミュニケーションを図っていこう、という目的です。
そのためには、正確で詳細だけれども数値を羅列して分かりにくいものより、直感的に分かりやすく読みやすいレポートが必要です。

この二つの目的をクリアするために、ぶつかる部分や難しい部分があるのは想像がつきますね。
そこで行われる各社の工夫が、いまの環境報告書の見どころだ!とオススメしたいところ。


【工夫1】 レポートを役割ごとに分ける
例えば、詳しいデータを載せた専門家向けと、分かりやすく説明や図などを使った消費者向け・・・というように、役割ごとに複数のレポートを分けて作成するところも多くなりました。また、こども向けの小冊子を作っているところもあります。
冊子は分かりやすく作り、詳細データはCD-ROMやWEB上で別配布して、必要な人だけが参照できるようにする分け方もあります。

【工夫2】 環境以外のもっといろんな事を盛り込む
企業から発信するコミュニケーションツールとしての側面に重点をおき、環境に関する報告だけではなく、人権、安全、社会活動などの情報なども盛り込んだ「CSR(企業の社会的責任)レポート」や「環境・社会報告書」というようなレポートに仕上げるところも増えてきました。

【工夫3】 信頼性を高めるために
より信頼性を高めるための工夫として、第三者の監査法人や測定機関、専門家、NPOなどに評価を依頼する方法も多く使われています。
また、環境報告書の作成を専門とする会社も出てきているようです。

【工夫4】 環境報告書からさらに進めて
消費者や地域住民といった、その企業と広い意味で利害関係を持つ多様なステークホルダーに読んでもらったり、直接意見交換を行う場を設けるミーティングなどのイベントが行われています。
わかりにくい所をより分かりやすく解説して理解してもらう機会にもなりますし、作った報告書に対する反応を直接見られる場にもなりますから、翌年以降の報告書作成にも役立ちます。


ぱっと思いつくのはこんな感じですが、他にも色々な工夫があるでしょうね。
わたしは、仕事柄もありますが、WEBを上手に活用する例に興味を持っています。

これまで、企業WEBサイト上で公開される「環境報告書」情報は、紙で配布したもののPDF版や、安直な焼き直しが多かったと思います。
でも特にこの1~2年、WEB用にきちんと構想を練って作っている企業がすごく増えてきたことには注目しています。
WEBは興味さえあれば誰でもがアクセスできるツールですから、膨大な紙データをPDF化した、クリックしたが最後・・・のような重いデータを載せておくだけではやっぱりもったいないですよね。

2005年からは省庁や政府機関などでも発行が義務付けられますから、きっと来年以降はもっと関心が高まるのではないでしょうか。

環境報告書関連のリンク
環境省:環境報告書ガイドライン
 --環境省が、環境報告書の作り方や記載項目などをまとめています

環境報告書データベース
 --日本国内で作成された環境報告書のデータベース

環境goo:環境報告書リンク集
 --各企業・団体の「環境報告書が含まれる」ページにリンクしています

環境goo:環境について調べる:「環境報告書」
 --環境用語ごとに解説やQ&Aを読むことができます

エコプロダクツ展にいってきた!

2004-12-10 01:26:37 | できごと
今日はとっても寒い一日でしたね。
わたしは、今日から始まったエコプロダクツ展に、環境gooで行ったシンポジウムの受付をしに行ってきました。

受付開始後まもなく、ブースを出展されていたhirokubo777さんがたずねて来てくださってびっくり!
夕方ごろ時間が空いたので、ブースを訪ねてみましたがすでにお帰りになった後でした。残念・・・。



環境gooも、WEBで環境報告書を公開している企業の「環境報告書リンク集」を作り、インターネット上で閲覧できるようPCを2台設置したブースを出しています。

わたしが言うのも変ですが、こーんな地味で殺風景なブースだというのに、結構中に入って環境gooのリニューアルの説明パネルを読んだり、実際にPCで閲覧してみたりしてくださる方が大勢いて、驚いてしまいました。

ただ残念なことに、今日は社に戻らなければいけない仕事があったので、ほとんど他のブースを見ることができずじまい。
今年は来場者がとても多い印象を受けました。オーガニック野菜やワインなども並び、活気に満ちた雰囲気です。土曜日に、また来ようかなと思っています。
本当は午前と夜に都内で用事があるので迷っていたのですが、今日ちょっとのぞいたことで断然行く気分が高まりました。
入場無料ですので、お暇な方は遊びに行ってみると楽しいですよ!

会場では、オーガニック・コンシェルジュの岡村さんや、健康定食の加藤さん、いつもオーガニックスマイルでコンテンツをアレンジしてくださっているBeGoodCafeの方など、顔なじみの方々もちらほら。

岡村さんと話しているうちに、ついついオーガニックワインの誘惑に負けて、3種類も試飲した上に1本買って帰ってきてしまいました。
これは、週末のお楽しみにとっておきます。

おすそ分けのゆず

2004-12-07 23:43:53 | 食べ物、飲み物
母から、ゆずのおすそ分けをもらいました。
ごつごつで、無骨な外見ですが、とってもいい香り。
仕事から帰って、部屋のドアを開けたとき、ふわっとさわやかな香りがするのがとってもうれしいのです。

大工さんが、家で取れたのを持ってきてくれたそうです。
この大工さんがはじめて我が家にやってきたのは、もう7~8年ほど前の大掛かりなリフォームのとき。

母も私も手際のよい仕事ぶりが大好きで、「ああいう風に床をはるのかあ」「壁紙は、ああやって張るとしわにならないんだね」とじいっと仕事を眺めていたものです。
私はちょうど、足を怪我して毎日家にいたものですから、いつもいつもギャラリーが二人でやりにくかったでしょうね。

「あんまり見られると若いやつが緊張しちゃうんだからさー」と苦笑いしながらも、釘の打ち方を教えてくれたり、余った木材でぱぱっと棚を作ってくれたり。
昼から急に大雨になったときは、「これじゃあ仕事になんねえんだよなあ。」とぼやきつつ、「こうなったら、お茶じゃなくてビールでもかまわねえんだよ」と一言漏らしたのをきっかけに、昼真っから酒盛りが始まったり。
改装期間中は本当に楽しかったものです。

そして、それから後も、時々こうやって家で取れた野菜なんかを玄関先に届けてくれるようになりました。
朝、玄関を開けると芋がごろっと転がっていたりするときは、たいていこの大工さん。
ごつごつのゆずを手に、しばらく会ってないなあ、と懐かしく思い出しています。

やっぱり始めちゃうのです

2004-12-07 22:28:44 | Weblog
こんにちは!ひろたです。
以前は仕事の一環として始めたブログですが、Webマスターとしてのブログに一段落がつき、ちょっと羽を伸ばしていました。

職業柄、ブログって気になってはいても、「忙しいしなぁ」と手を出せずにいたところにあのブログの開設があって、今思うと良いきっかけになったなあと思います。
で、今度は純粋に個人的に始めてみることにしました。

今までお付き合いいただいていた方々には、イメージが違う?とがっかりされたりして・・・という不安もありつつ、方向も定まりませんがとにかく始めちゃうのです。

一般ブログになって、初めてテンプレートを選びました。
サンタのテンプレート、かわいいですね。
新しい気分でリスタートします。
そのうち、このブログの方向も定まってくるでしょう。
それまで、気の向くままに、始めていきたいと思います。
みなさま、よろしくお願いします。

ちなみに「トトラの馬」にはたいした意味はありません。
トトラの馬は、葦でできた小舟のことです。
風の吹くまま、きままにブログを楽しんでいこうと思います。