トトラの馬

元々はエコロジーやスローライフについて書いていましたが、とりとめなくなってきた。

良いお年を

2004-12-31 13:21:44 | できごと
東京は雪です。
今年の冬は温かい日と寒い日の気温差が大きくて、なんだか調子が狂っています。
28日が仕事納め、29日は友達と遊んで、昨日は大掃除を済ませ、大晦日を迎えましたがなんとなく年の瀬という感じに乏しいのは、どこの店も開いていていつも通りの町並みだからでしょうか。
今日はこれから、横浜で家族と合流して中華街で年を越す予定です。
いつも遊びに来てくださる皆様も、良いお年をお迎えください。

津波のニュースに

2004-12-27 20:21:07 | できごと
昨晩遅く帰宅して、津波のニュースに目を見張りました。
地震自体の規模もさることながら、津波だけでも被害者が1万4000人とのこと。時間が経つにつれ、報道される死者の数もどんどん増えています。
津波に関しては、現地では警報システムが整っておらず、知らずに巻き込まれた人が大勢いるようです。
突然襲ってくる地震という天災は避けることができません。また、防波堤や防潮堤の不備もあったでしょう。でも、警報さえ出ていれば津波による被害者はもっと少なくて済んだのではないかと思うと、本当に胸が痛みます。

わたしの母は宮城県の塩釜市という港町で育ち、チリ津波を体験しています。こどもの頃から、津波の話は母からも、祖母からも、何度も聞きました。

小さな山の上に建った母の実家からは、港が一望できました。
その日は朝から、港の中を船がくるくると回っていて、母はお祭りのようだと思ったそうです。
お祭りの日、湾内の遊覧船がパレードをする様子にそっくりだったのです。

しかし、ふと水平線をみると、向こうの海が盛り上がって真っ黒な壁のようになっていて、お祭りではないと分かりました。「津波というけれど、あんなものが波だとは思えなかった」と言います。
記録を調べると、波の高さは日本では1mから最大でも5mとのことですから、きっと海面自体が盛り上がっていたことと、その後の被害の様子とを合わせ覚えて、より大きく高い恐ろしいものとして記憶されているのかもしれません。
ともあれ、母の記憶の中では、海の壁は近づくにつれてどんどん大きく高く見えるようになり、あっという間に港町に襲い掛かりました。

波が近づく様子も、その波が全てを押し流した様子も、山の上の家からはすべてが見えていました。やがて、人びとが山の上を目指してどんどん逃げてきました。
祖母はその頃には大慌てで家中の釜いっぱいにご飯を炊き、家族総出でおにぎりを作って登ってきた人たちに分けたそうです。

このチリ津波以降、太平洋では国際的な警報システムが整備されたとのことですが、なによりも、地震があればそれが遠い外国の話であっても津波が来る可能性があるということ、そしてその津波がどれだけ恐ろしいものなのかということを実感し、わたし達日本人も含め被害地域の人間は意識が変わったのだと思います。
同じアジアのこんなに近い国にいながら、そしてこんなに情報が伝わりやすい世の中になっているのにもかかわらず、その教訓を共有することなく新たな津波被害が出てしまったことに、悔しい思いを感じます。
日本政府も支援を惜しまないとの報道がされています。
医療、物資や復旧支援はもちろんのこと、警報システムの普及もぜひ力を入れてもらいたいです。

カエルの内臓

2004-12-26 00:01:13 | かえるグッズ
カエル飼育キットに続いて、カエルの内臓の位置がわかる教材のご紹介です。

見てのとおり透明のカエルで、内臓が色分けされています。
背中がパカッと開くので、よく眺めることができます。
説明の紙がついていて、色と形が書かれ、どれが心臓、どれが胃、とわかるようになっているんです。
なかなかキレイだし、わかりやすい教材だと思います。

ただ残念なのは、パーツがはずせないこと。
これが外れれば、パズルのように正しい位置にはめなおす、なんてこともできるんですけどね。

今回、たくさんのカエルコレクションを手放してしまいましたが、これは、手元に残してあります。
・・・。
たぶん実際に「使用する」機会はないとわかっているけど、踏ん切りがつかなかったので・・・。

寺の掲示板は「みつを」だらけ

2004-12-25 14:13:02 | できごと
今日は整体の帰り、1時間ほど歩いて帰ってきました。
途中、寺を4つ通り過ぎたのですが、そのうち3つの寺の門の掲示板にはあいだみつをの言葉が貼り出してありました。残り一つの寺には掲示板はありませんでした。

あの掲示板って、お寺の人がいろいろ書いて貼り出すスペースかと思っていましたが、昨今では自分で考えていろいろ書くより買ってきたあいだみつをのお言葉のほうが有難いってことでしょうか。

昔、住んでいた近くのお寺の掲示板に毎月さまざまな言葉が貼り出されるのが楽しみだったのですが、どこに行ってもあいだみつをじゃ、ちょっとさびしいなあ。

ちょっとうれしかったゴミ処分

2004-12-25 01:01:46 | できごと
昨日、大掃除をしていて、今まで「まだ使えるんだけど・・・」と捨てるのを躊躇していたゴミを処分したのですが、ちょっとうれしかったことがあります。

午後の早い時間に、ベッドを引き取りに来てもらったリサイクル業者の方に、古いゲーム機やかばんなどを引き取ってもらえるか効いたところ、「いやあ、そういうのは買って1年以内とか、ブランド物とかじゃないと・・・」と言われて、どうせゴミとして処分されるのなら引き取ってもらうよりはと思い、ゴミに出すことにしたのです。

でも、捨てるとは言ってもまだ使えるもの。
本当は燃えないゴミは今朝回収だったのですが、カラスや猫がつつくものでもないので、一晩早めに外に出したんです。

「古いものを処分しますが、まだ使えます。
 ・プレイステーション
 ・デジカメ(CAMEDIA 古いもの)
 ・WACOM タブレット」


といった具合に張り紙をして、紙袋に入れて中身を見えるようにして。

そうしたら、家電類も皮のカバン×3も、今朝出社のためにゴミ捨て場の前を通ったらすっかりなくなっていました。
誰か、拾ってくれた人がちゃんと使ってくれるなら、まだ寿命を全うできます。
ゴミの処分で、ちょっとうれしかった出来事でした。

イブの夜の「サンタ追跡プログラム」

2004-12-24 12:22:29 | できごと
クリスマスイブの夜、サンタさんはどんな順序で世界中の子どもにプレゼントを配っているのでしょうね。そして、わたしの家にくるのはいつごろでしょう?
サンタのイブの夜の行動を追跡して、いまどこにいるのかが分かると便利ですよね。

アメリカとカナダの航空宇宙防衛を担当するNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)が、レーダーシステムや人工衛星、ジェット戦闘機などのハイテク機器を使ってこの夢をかなえてくれるんです。

ノーラッドの第50回サンタ追跡プログラム

サンタの追跡の仕組みは、まず、北米47ヶ所に設置された強力なレーザーシステムにより、北極を出発するサンタクロースの動きを捉えます。
そして、地球の上空22,300マイルにある人工衛星でサンタを追跡するのです。
どうやって、人工衛星でサンタクロースの動きがわかるかというと、なんと、赤鼻のルドルフのおかげなんです!

"ロケットやミサイルが発射されるとき、ものすごい量の熱が放出され、サテライトはその熱を感知する事ができるのです。ルドルフの鼻は、ミサイルが発射されるときに放出するものに似た赤外線を放ちます。サテライトは、問題無くルドルフの真っ赤な鼻を感知できます。"

それから、地上からサンタクロースの映像を捉える「サンタカム」もありますよ。
なんと今年は、元ビートルズのリンゴ・スターが、イギリス上空を通りかかるサンタの様子をサンタカムで撮影してくれるそうです。

こんなハイテク機器をずらりと揃えて、50年に渡りサンタ追跡プログラムを行っているというのはすごい事です。しかも、途中で一度大きな組織変更を経ても、この伝統を受け継いで守りつづけていることは素晴らしい。

この追跡システムは、もともとは「サンタと話せるホットライン」という企画を考えた会社が、広告に載せる電話番号を間違え、中央防衛航空軍基地(CONAD)の番号を載せてしまったことから始まったそうなのです。「サンタと話せる!」と希望に弾んだ子どもの電話を受けたのが、指令長官のハリー・シャウプ大佐。事情を察して、部下にレーダーでサンタの位置を調べさせたことから、この伝統が始まったそうです。

この説明を読んで、子どもの好奇心と夢を守り育むという役割を十二分に発揮する良き大人像を感じて、ぐっときました。こんな時、私にこんな行動が取れるかなと思うと、そうありたいですけど自信ないです。

ま、とにかく今夜はサンタの位置を確かめながら、のんびりクリスマス気分にでも浸りましょうか。

カエル飼育キット

2004-12-24 00:57:12 | かえるグッズ
今日は一日、大掃除をしていました。
ベッドの処分に4万円・・・
お財布にはイタかったけれど、おかげで徹底的に片付けることができて、すっきりしました。


木彫りにブロンズ、ぬいぐるみなど各種カエルグッズ

実はわたしはカエルが大好きで、長年カエルのグッズを大量に集めていたのです。
それが、ダンボール計5個。
引越し以来、ダンボールに入れたままクローゼットに押し込んでいたのですが、ついに一部を手放し、整理することにしました。

今回、大きく場所をとるのですが使わないので処分対象としたものに、アメリカで教材として販売されている「カエル飼育キット」がありましたので、ご紹介します。



海になっている右側に水を入れ、カエルを飼育するキットです。
プラスチックの透明のカバーには、小さなドアがついていて、そこからえさを入れることができます。
海の底にはヒトデや紫色の小さなカニなどが配置され、小屋の横にはサーフボードがたてかけられていて、すごく細かいつくりになっています。

さまざまなセットはただのモチーフとして配置されているだけではなく、やしの葉の下や小屋の中はカエルが隠れる物陰になりますし、海に浮かぶオレンジのサーフボードは島の役割をします。

まあ、カエルがすむには不自然感がありますが、こどもが喜びそうなアイテムであることは確か。
日本だと、教材というともっと実用的なものが多く、こういった遊び心のある教材は面白いなあと思います。
もう一点「カエルの内臓の位置がわかるキット」もあるのですが、今日は一日片づけでくたくたなので、また明日ご紹介しますね。

冬至にゆず湯の理由

2004-12-22 00:22:29 | エコ&スロー
冬至には、柚子湯に入ってかぼちゃを食べると病気にならず健やかにすごせるといわれています。

一年中、かぼちゃも柚子も手に入る今の暮らしと違って、昔はこの時期に保存の効くかぼちゃを食べ、柚子湯で体を温めるのは理にかなっていたのでしょう。
それに、あの柚子のほんわりした香り・・・
一日の疲れがすーっと取れますよね。

この前、柚子について面白い話を聞きました。
「冬至に柚子湯」といいますが、冬至以前に採った柚子は置いておくと腐るのに、冬至より後に収穫した柚子は腐らない、というのです。

柚子は「融通」とかけているとか、柚子の薬効が冬の病気を防ぐとか、柚子湯に入るにはさまざまな理由がありますが、きっと、こんな昔の知恵も生かされているのかもしれないなあと思いました。

かく言うわたしは、きょうはちょっと調子が悪いので、柚子湯は明日にお預けにします。

魚の炭火焼

2004-12-20 23:26:00 | 食べ物、飲み物
駅の近くに、炭火焼のお店があります。
窓からのぞくと、真ん中に設置された大きな大きな囲炉裏に串に刺した魚が焼かれ、お客さんたちはそれを囲むように、ぐるりのカウンターに座っています。
いつも、「ああ、ここにいってみたい」と思っていましたが、今日はじめてそこで食べてきました。

お通しからして、白魚をトビコとシソであえたものといった感じでちょっと他では味わえない味。
風呂吹き大根はもろみの白味噌たっぷりの上に、ちょこんと赤味噌が乗せてあり色合いも美しい。
むつ、鮭、銀だらの炭火焼三種盛りの上には、いくらがたっぷりと乗せてありました。

ビール大好きのわたしですが、やっぱり魚には日本酒。
今年初めての熱燗を飲んじゃいました。

最後に頼んだのはきんきの塩焼き。
すごーくおいしくて、猫にもあげるところがないくらいきれいに食べてしまいました。
デジカメを持ってなかったので撮れなかった。残念。
大満足でした!

体のゆがみはPCの位置に注意

2004-12-19 23:31:05 | できごと
わたし、腰痛もちです。
初めてぎっくり腰になったのは高校生のとき。
以来、疲れたり姿勢を崩したり生活習慣が変わったりすると、たびたび腰を痛めています。

数年もの間、調子がいいときもあるのですが、今年は引越を皮切りに連続ダメージを受けています。一度調子が悪くなると、くしゃみとか、掃除とか、本当に些細なことでぎっくり腰になっちゃうんですよね。
そんなわけで、今年から定期的に整体に通っています。

この前の整体のとき、ちょっとハッとすることがありました。
「ひろたさんはいつも、肩から上半身が右に、骨盤から下半身が左にねじれているのに、今回はなぜか逆になっている・・・」と言われたのです。
それを聞いて「あっ!」と思いました。

実は、新しいPCを買ったのですが、いずれデュアルモニタにしようと思って以前から使っていたCRTモニタをキーボードの真正面に置いたまま、新しい液晶モニタをデスクの右側に設置したのです。メインモニタはCRTにしようという腹があったので・・・。
結果、足先と顔はモニタのある右側を向き、肩・腕を中心とした上半身はキーボードのある左側を向いて2週間ほど作業していたのです。
その、たった2週間の姿勢がこんなにはっきりと身体に出るということに驚いてしまいました。
こうやって、気付かないうちに身体のバランスを崩してるんですね。
無理な体勢で作業を行っている方は、要注意ですよ。

モニタの場所を変え、まっすぐの姿勢で座れるようにレイアウト変更するついでに、今日は午後から先ほどまで半日かかってデスクの奥にレグポスト棚を設置し、CD-ROMなどのおき場所を作りました。



あー、すっきり。すこしずつ、我が家が快適になりつつあります。
今日はそのほか、クリスマスの飾りつけと食器棚に棚板を増やして整理しました。

あとはベッドの処分に、大量の○○○グッズの処分、それから書籍の整理です。
近所のブックオフに問い合わせたら、100冊以上から取りに来てくれるそうです。
処分する本を数えたら、89冊。あと11冊、ひねり出そうと思います。

ちなみに整体の先生は、台所のガスコンロの足元に野菜を入れたダンボールを置いていてコンロの正面に立てないので、上半身だけ右に乗り出して調理しているそうです。
「もともと右に回りがちだから、ホントは気をつけないといけないのよねえ」と笑ってました。
先生、よきお手本であってくれー。