トトラの馬

元々はエコロジーやスローライフについて書いていましたが、とりとめなくなってきた。

初めてのブログを訪問したとき、最初にどこを見るか?

2006-09-12 23:23:47 | Weblog
当初gooスローライフのBLOGとしてスタートしたこともあって、わたし自身はこれまであまりBLOGに関するエントリをしていないけれど、仕事柄、インターネットやブログ論などに関するニュースやブログは、好んで見ていたりします。

久しぶりにBLOGを再開された すちゃらかな日常 松岡美樹で、面白そうなエントリがありました。

初めてのブログを訪問したとき、「最近投稿された記事」を最初に見ますか?

実は、最近わたしも初めてのBLOGを色々訪問していて、「通常はどのような流れで見ることが想定されてるのかなあ?」というようなことを考えていたのでした。

まずは、松岡さんがご用意されているテンプレで「わたしの場合」を考えてみると。

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■何かの拍子でトップ画面にたどり着いた場合

1 まずトップにずらっと表示されている最近の何件かの投稿を流し読みする。その中で、面白そうなものがあれば読む

2 読んだ記事が面白かったら、次に「カテゴリ一覧」「タグ一覧」を眺めて、興味のあるカテゴリがあるかどうかチェックする。興味を引くものがあったらカテゴリを表示させて気になるものを読む。BLOG全体に一つの流れがありそうなら、過去記事をさかのぼって時系列で読む。

3 継続して読む価値があると感じたら、RSSリーダーに登録する

■どこかのトラックバック一覧から、任意のエントリーにたどり着いた場合

1 まず筆者がトラバしたエントリーを読む

2 トップに移動。 ⇒以下、1から繰り返し

■Google等のキーワード検索で、任意のエントリーにたどり着いた場合

1 まず検索結果に出ていたエントリーを読む

2 トップに移動。 ⇒以下、1から繰り返し

-----------------------キリトリ線--------------------------------

「最近投稿された記事」のリンク、ほとんど使ってないですね。
というのは、多くのBLOGサイトではトップに行けば、最近投稿された記事が「タイトル+写真(がある場合)+エントリ導入部分」とセットで表示されるので、一覧から一つずつクリックするより早い(&面倒くさくない)からです。
ただし、エントリから読み始めた場合、サイドバーに「最近投稿された記事一覧」があって、導入部を読むまでもなく目を引くタイトルがあったらそっちに飛んでしまいますが。

「通常どのような流れを想定しているのか?」と疑問を抱くのは、ブログの機能が多様化していることで余計なメニューが増えているせいかもしれません。
BLOGって、基本的にエントリ単位でアクセスすることの方が多いと思うのですが、一つのエントリから他のエントリに移動する方法が、あまり明示的にレイアウトされてない感じを受けるBLOGサイトが確かにあります。

わたし自身は「最近投稿された記事」をあまり使わないとはいえ、カテゴリ別に投稿された記事の集積であるBLOGの使い勝手としては、「最近投稿された記事」「年・月別投稿」「カテゴリ一覧」「カレンダ」など、そのBLOGで書かれた他の記事に移動しやすいツールが使いやすい位置に配置されるべきだと思います。
ところが、サイドバーに延々と関係のないものが貼ってあるレイアウトを多く見かけるんですよね。
広告バナー、BLOGサイト自体の記事紹介、注目あるいはトラックバックの多いニュースといったBLOGを提供しているサイト自体が表示させるものから、BLOG用のアバターやキャラクター、占い、各種アフィリエイトツールといった、BLOGの運営者が用意するものまで。Excite、Livedoorなんかのポータル系は、そういったジャマ要素が多い気がします。

また、松岡さんご指摘のように、記事やカテゴリの一覧がないものや、あるけれども「最新コメント」「最新トラックバック」の方が目立つものも多いです。
コメントの多寡で読みたい記事は決まらないし、TB一覧は他のサイトに飛ぶだけですから、これってBLOG内での回遊にはあまり役立ちませんね。
「最近投稿された記事」の一覧がないことでExciteブログへの乗り換えはやめた、とおっしゃっている松岡さんの意図は、読む側として良く分かります。

こんなことを最近考えていたのは、BLOGを再開すると同時にほったらかしだったRSSリーダーも起動することが増え、以前はあんなに沢山入っていたRSSのフィードがほとんど入ってこないことに気づいたからなのです。
一つ一つ訪ねてみて、楽しみにしてたBLOGの数々が閉鎖していることを知りました。
わたしの場合、他の人のものを読むことが自分が書く上での楽しみでもありましたから、とてもさびしい気持ちがしています。
最近は、なくなってしまったBLOGをリーダーから削除しつつ、新しいBLOGを訪問する機会が増えていました。

わたしがBLOGを放置し始めた8ヶ月前と比べて、「ホットトピックス・ニュース」の類の、BLOG外の記事へのリンクが増えたなあ、というのを感じます。(タグはいいけど)
なんだか、前よりBLOGを回りにくくなったような気がします。
その点、ポータルではありますが読む側にとってはgooブログはレイアウト的には使いやすいかな。
書く側から見ると、「TBやコメントの承認」ではなくて「言及(リンク)のないTBを受け付けない」機能は欲しいところですが。

坂東眞砂子氏の「子猫殺し」に考える対話の難しさ

2006-08-23 00:40:17 | Weblog
ここ数日ネット上で話題になっている、作家の坂東眞砂子氏の「子猫殺し」についての反響を見て、人と人との対話って難しいなあと思っています。

話の発端は、坂東氏が18日の日経新聞に寄せた猫の子殺しに関する話題。
坂東氏の記事は、
痛いニュース(ノ∀`): 作家の坂東眞砂子が18日の日経新聞で日常的に子猫を殺していると語る
に引用されています。

こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている。
世の動物愛護家には、鬼畜のように罵倒されるだろう。
動物愛護管理法に反するといわれるかもしれない。
そんなこと承知で打ち明けるが、私は子猫を殺している。
家の隣の崖の下がちょうど空地になっているので、生れ落ちるや、
そこに放り投げるのである。


子猫を殺すことにした経緯については、いろいろと考えた結果であると断った上で、以下のような思考経路を公にされています。
すでにこの話題をご存知の方は読み飛ばしていただいて結構です。

・子猫が野良猫となると、人間の生活環境を害するので、何らかの処理が必要だ。

・獣の雌にとっての「生」とは、盛りのついた時にセックスして、子供を産むこと。
その本質的な生を、「避妊手術」で奪うことに納得ができない。

・人間の都合を優先させるのであれば、避妊手術も生まれてすぐの子猫を殺すのも同じことだ。

・そもそも獣を飼うこと自体が自然に反することであり、それでも飼いたいならば飼い主が最も納得できる方法を選ぶべき。

・飼い主である自分は親猫の「生」の充実を選び、子猫殺しの痛み、悲しみも引き受けた上で社会に対する責任として子殺しを選択した。


自身も「どんなに糾弾されるかわかっている」と言うように、さまざまな意見が飛び交っています。

わたしが考えたのは、もし、これが例えば飲み屋のテーブルで、自分に投げかけられた議論だったらどうだろうか?ということ。
多くの意見やコメントの中で「倫理の線引きの問題で、優劣はつけられない」「本人が批判覚悟であることを見ても、判断は覆らないだろう」と述べる人がいるとおり、これは感情で判断しようとするとどこまでも糸口の見つけられない会話になりそうです。

人と人との対話には、接点が必要です。
もしこれが、「避妊より子猫殺しの方が可愛そう」「いや、避妊の方が可愛そう」という議論になるのなら永遠に平行線をたどり、糸口となる接点がありません。
どちらがより可愛そうかというのは感じ方の問題ですから、2人の人間がいたら感じ方が異なるのは当たり前のことです。
感情で対話することの難しい点は、ここにあります。

「ゴキブリを殺したり、牛肉を食べることはなんとも思わないのに、子猫を殺してはダメというのはおかしい」という意見も同様の難しさをはらんでいると思います。
「猫や犬は可愛いからダメ」「イルカや鯨は賢いからダメ」といっても、可愛さや賢さに対する価値観、つまり感じ方が違うのです。

もし、わたしがこうした会話に参加することになったら、何を言うだろうか?と考えます。感情では交わることのない会話に、接点を見つけるとしたら・・・?
まずは、記事を読んでの一番の疑問点をぶつけるでしょう。

「猫の生の本能は、“盛りのついた時にセックスして、子供を産むこと”ではありません。 それは、猫の本能のごく一部に過ぎない。
 猫は一時的な性の享楽や出産体験を求めているのではなく、遺伝子を残そうとしている。
 そのプロセスの中に交尾や出産が含まれているのであって、子猫を殺されたら親猫の生の本能も全うできないのです。
避妊も子猫殺しも“猫の生の充実”を蹂躙していることに変りはないのではないですか?」

と。

でも、その先、はたと行き詰ってしまうのです。

獣を飼いならすこと自体が人間のエゴと知っているならば飼わなければ良いと思います。
でも、等しく“猫の生の充実”を蹂躙するのであれば、わたしは生まれた子猫を殺すことよりも避妊を選んで欲しいと思う。

“子猫を野に増やさない”という社会的責任の意味ではどちらも同じことかもしれません。しかし、親猫を避妊手術するのは一度で、そして一匹に対するエゴの行使で済みます。猫の本能に対する制限も、一部です。
それも決して手放しで賛成できることではない、という意味では坂東氏の記事も問題提起を含んでいるといえます。
でも、もし猫を野放しにして坂東氏の言うところの“猫の生の充実”を中途半端に謳歌させ、成り行きに任せて生まれた子猫を殺すとしたら、一体何匹の猫の「生」自体を奪わなければいけないのでしょう。

でも、これも結局は感情論なのです。
人との対話となったとき、こうした会話は成立するのでしょうか?

坂東氏の行動に対する自分の意見ははっきりしています。
でも、人と人との対話の中で何かを見つけたいと思うとき、自分のどんな意見表明がその糸口となるのか、わからない気持ちがしています。

Music Baton

2005-06-20 23:24:03 | Weblog
おっとっと!さんから、Music Batonなるものを渡していただきました。
こういう、Blogっぽい企画大好き。

おっとっと!さんは
> 30半ばのおっさんに全力で走れっていうんですよ!いじめだ~(笑)
と書いてらっしゃいますが、30半ばに差し掛かるおばさんが、いじめバトンを受け取りましたよ(笑)

さて、お題。

1.今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
[0byte]
*MP3プレイヤーに入れるために一旦保存した曲を、すべて消したばっかり。

2.今聴いている曲
GOOD BY TO LOVE / CARPENTERS
*最近CDトレイに入れっぱなしになってるカーペンターズです

3.よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
HERE I GO AGAIN / WHITESNAKE
 *BEST HIT USAがやっていた頃の大好きだった曲。
 でも、ホワイトスネイクはこの一枚(サーペンス・アルバス)しか持ってない・・・。

GOOD MORNING GOOD MORNING / THE BEATLES
*ビートルズ大好き。一時期、この曲大音量で強制的に朝目覚めてた時期がありました。
 友達が来ると、いつの間にか大音量の「REVOLUTION NO.9」に曲が差し替えられていて朝からへこんだ大学時代の思い出。

GET UP STAND UP / BOB MARLEY 6 THE WAILERS
*で、ボブ・マーリィも大好き。どれが一番好きかわからないけど、ピョコピョコ飛び跳ねたくなるのでこの曲を。

VAMONOS PA'L MONTE / EDDIE PALMIERI
*知っている人は少ないと思われるこの曲、サルサなんですが、トランペットがすごく美しくて曲調もほんとに素敵なんです。なんども聴いた曲です。

SING A SONG OF SIX PENCE / ? マザー・グース
 *こどもの頃から、繰り返し繰り返しレコードで聴いていたマザー・グースの曲の中でも、大好きだった曲。パイの中に24羽の黒い鳥(くろつぐみ?)が焼きこまれていて、パイが開かれると歌いだすなんて、すごくわくわくしました。(残酷とは感じなかったなあ)
最近、友だちの家のこどものおもちゃから流れてきてすごく懐かしかったです。

思い出の曲を書いたけど、一番よく聞くのは携帯の着信メロディにしている「グラディウス」のゲームの曲だったり・・・。

4.最後に買ったCD
FUNDO DE QUINTAL "AO VIVO CONVIDA"
*最近、CD買ってないかも・・・。ブラジルに行ったときに買ったのが、これです。
 お友だちのバランサというサンバ(パゴージ)のバンドの兄貴分ということで、買ってみました。
 ちなみに、買おうと思ったら従姉妹の夫にもらったのは、オーストラリアの女性歌手、MISSY HIGGINS
 すごく歌声がいいです、機会があったらぜひ聴いてみてください。


5.バトンを渡したい5人
CLUBYYさん
 音楽といえばこの人!沢山のレパートリーの中から一体何を選ぶのか。
nemoさん
 この方は一体どんな音楽を聴くのか知りたい。ナゾ。
BROSさん
 この方の書くものってツボなので、音楽は?と思ってます
nyf1403さん
 わたしと全然違うタイプの曲を聴いていそう、と勝手に予想して・・・
うさこさん
 カラオケに行くと洋楽ばっかり、といつか読んだ気がしたので・・・


でも、いままでバトンを受け取った人たちを一覧で見たいなーと思ったのですが、たどりきれなかったので残念。
発祥はどなたなのかしら?
ぽちぽちめぐるのを楽しみにします。


やっぱり始めちゃうのです

2004-12-07 22:28:44 | Weblog
こんにちは!ひろたです。
以前は仕事の一環として始めたブログですが、Webマスターとしてのブログに一段落がつき、ちょっと羽を伸ばしていました。

職業柄、ブログって気になってはいても、「忙しいしなぁ」と手を出せずにいたところにあのブログの開設があって、今思うと良いきっかけになったなあと思います。
で、今度は純粋に個人的に始めてみることにしました。

今までお付き合いいただいていた方々には、イメージが違う?とがっかりされたりして・・・という不安もありつつ、方向も定まりませんがとにかく始めちゃうのです。

一般ブログになって、初めてテンプレートを選びました。
サンタのテンプレート、かわいいですね。
新しい気分でリスタートします。
そのうち、このブログの方向も定まってくるでしょう。
それまで、気の向くままに、始めていきたいと思います。
みなさま、よろしくお願いします。

ちなみに「トトラの馬」にはたいした意味はありません。
トトラの馬は、葦でできた小舟のことです。
風の吹くまま、きままにブログを楽しんでいこうと思います。