秋田さきがけより一部抜粋(2018年12月18日 掲載)
国の伝統的工芸品の「秋田杉桶樽(おけだる)」を製造する秋田県大館市の工場で、鏡開きなどに使う正月向けの酒だる作りがピークを迎えている。
同市釈迦内にある1930年創業の日樽(三ツ倉和雄社長)では、30~40代の職人が樹齢100年前後の秋田杉の板を材料に、かんなや木づちなどの工具を巧みに使い分けてたるに加工している。
大館市HP http://www.city.odate.akita.jp/dcity/bussan/135-7872.html
桶や樽の上手な使い方
○最初に使用されるときには、ぬるま湯を6~7時間入れて洗い、柔らかい布でふきとって下さい。
○使用後は早めにぬるま湯又は水で洗って、柔らかい布でふきとって下さい。
○直射日光や暖房器具、風通しのよいところをさけて保存してください。
桶と樽の違い
桶は柾目の材料を使い、榑(短冊状の小幅の板)を輪状に立てて並べ、これを竹たが・銅たが・真鍮たがなどで締め、木底をはめた器で、おひつ、飯切りなどのように固定した蓋のないものを桶といいます。
樽は板目の材料を使い、酒樽のように固定した蓋がついたものを樽といいます。
酒樽は中程がふくらみ、水の桶は真っすぐになっています。
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