桜区図書館新聞より。
以下hpより。
(http://www.huffingtonpost.jp/takaaki-teramura/poster-supercomputer_b_7466224.html)
4月に新しくなった算数の教科書を見ると、5年生で「円周率」を3.14と習います。これはおおよその数で、本当は3.1415926535......と限りなく続きます。今わかっているだけで、12兆けたを超えています。どうやって、何のために計算しているのでしょうか。
昔懐かしのコンパスをくるっと回してできる、まるい形が円です。コンパスの針をさした円の中心を通り、円のはしとはしを結んだ線が直径。円の周りの長さが直径の長さの何倍になっているかを表す数字を「円周率」といいます。算数や数学では、円の面積や球の体積などを求めるときに使う数字です。
中学以上ではπ(パイ)という文字で表します。その数はどこまでも続くことが証明されています。
東京大学で教授をつとめ、3月で退職した金田康正(かなだ・やすまさ)さんは、スーパーコンピューターの研究をしていたとき、その性能を確かめるために円周率を計算しました。2002年には数百時間をかけ、小数点以下1兆2400億けたまで計算。当時の記録を作りました。
1兆とは、百、千、万、億に続く位です。1のあとに0が12個も続くと考えると、その大きさがわかると思います。
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