思い出すバレテ峠～

バレテ峠は第二次世界大戦の日米激戦の地であった・・・・

バレテ峠はヌエバエシア州とヌエバビスカヤ州の境にある峠である・・・・
車でマニラから５時間ぐらいのところにある。
フィリピン滞在中は何度もこの峠を越えて最北端のカガヤン州の町々まで往来した～



バレテ峠は１９４５年１月から半年にわたって日本軍と米軍が死闘を続けたところである。
マッカーサーがリンガエン湾に上陸して、首都マニラに迫る中、マニラに住む
一般人含めてルソン島の山岳地帯を目指してこのバレテ峠に向かったのである・・・・




この峠の決戦では祖国のために一万七千人余の両軍兵士が散ったのである・・・・
そして、この峠に平和を願って日本人戦没者への追悼の碑がが建てられたのです。














バレテ峠から北に向かってヌエバ ビスカヤ州のSta.Fe(サンタ・フェ)の町へは、曲がりくねった坂道が続く・・・
たくさんの積荷を載せた大型トラックや長距離バスが行き交う峠の道です。




バレテ峠付近の休憩所には飲み物、果物、野菜、お土産等を売る露店が並んでいる・・・



峠から遠く眺める山岳地帯は、米軍に追われた日本人の最後の集結地である
ベンゲット州の山々である・・・・